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2024年5月の読書メーターまとめ

鉄之助
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感想・レビュー
14
ナイス
2247ナイス

2024年5月に読んだ本
14

2024年5月のお気に入り登録
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2024年5月のお気に入られ登録
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2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

鉄之助
ネタバレ持ち金が55円しか無くて、メンチコロッケを70円負けてもらった。「砂町銀座」の惣菜屋での奇跡の出会いから、グイグイ物語に引き込まれた。ひと、との出会いや別れ、関わり合いが、温かかったり、つらかったり、憎らしかったり…派手ではないが心にじわっと沁みる。そして、結末。最後のページを開いた瞬間。あったのは、たった1行。このフレーズで、心が一気に解放された。まるで、歌舞伎の「落とし幕」が切られ、明るい夏の陽光が射してきたような感じがした。ひと、は人との関わりでのみ、成長できる! 見事なエンディングでございました。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

鉄之助

2024年4月の読書メーター 読んだ本の数:16冊 読んだページ数:4381ページ ナイス数:2269ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/753469/summary/monthly/2024/4

レモングラス
2024/05/01 08:46

鉄之助さん、いつもありがとうございます😊今月もよろしくお願いします。

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
14

鉄之助
「女を買うくせに、売る女を馬鹿にする男」。その通りで耳が痛い。代理母も男の身勝手の極地のような気もする。男にも、身につまされるフレーズが多くあって、あっという間に読み切った。
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鉄之助
探検家・角幡唯介が「裸の大地」を求め犬橇に挑んだ顛末記。裸の大地とは、測量地図には載っていない獲物が豊富な「いい土地」のこと。カラー口絵に掲げられた、飼っていたイヌイット犬の名鑑に心が惹かれた。「プールギ(犬の名前)はジャニーズ系の顔立ち」だという。目元がキムタクに見えてきた。「メス犬カコットは圧倒的に美しく妖艶」、女狐のような怪しい目つき。登場する人間より、大切な犬たち。極北にもコロナの影響もあり、角幡の奮戦記が次第にリアルに迫ってきた。
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鉄之助
お笑い芸人・シソンヌじろう、初のエッセイ集。元は地元・青森の新聞連載をまとめただけあって、1話3ページ程度で読みやすい。が、つかみ・場面転換・落ちが秀逸で、ぐいぐい読ませる。各話共通のフレーズが「そのルーツは弘前で過ごした少年時代にある」。じろうの自分探しが、共感を呼ぶ。本人もよく、おばさん役で女装するが、なぜおばさん好き?の回で大笑いした。「携帯を捨てよ おばさんに触れよう」その通り!と思わず手を叩いた。
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鉄之助
神経内科医、兼作家の著者がコーヒーに関わる「ちょっといい話」を語るエッセイ集。私がたまに行くカフェに「読書ブレンド」なるメニューがある。冷めても美味しく、本を読みながらゆっくり変化するそのアロマを味わうことが出来る。読書とコーヒーは相性が良い。40~69才の9万人を20年間追跡した疫学調査から「1日4杯までのコーヒーは体に良い」という。
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鉄之助
表紙の著者の似顔絵、インパクトありすぎ! でも鈴木さんは、けっしてヤクザじゃありません。ヤクザ関係のノン・フィクションに定評のあるルポ・ライター。『サカナとヤクザ』も面白かったが、この本もグッと読み応えあり。ピアノの歴史を紐解いたり、日本の音楽教育とヤクザ組織の教育の比較論あり…バラエティーに富んだ中身。50歳過ぎての”手習い”で、全くのピアノ初心者がABBAの『ダンシング・クィーン』を発表会でお披露目するまでを、悲喜こもごもに紹介している。素人の新鮮な目で発見する、ピアノの奥深さ、も十分伝わってきた
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鉄之助
「日本の歴史を書き換えた男」藤原不比等が主人公。当時の王朝の正当性、天皇を「神」とするため『古事記』『日本書紀』を編纂させた。聖徳太子の事跡もその時書き加えられた、という。元々は「史(ふひと)」だったが天皇から「不比等(等しくならぶ者なし)」この名を賜った。それがこの本のタイトルにもなっている。他の者と比べられない唯一無二の存在。藤原不比等の壮大な物語に圧倒された。天皇を一気に神格化すると、臣下たちに抵抗されると想定されるため、柿本人麻呂の歌で民衆に浸透させた、との筋立てが面白かった。
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鉄之助
「この作品はフィクションです」との断り書きがあっても、あるブラック企業とされる会社をイメージしてしまった。店の赤字を出すことを「テンプク」と呼び、その店長は親会社に呼び出され、「ドック入り」という追求会議でやり玉となる。カリスマ創業者が、会社のことを「大きな船」に例えていることからきている。結果、過労による自殺。今や英語やフランス語の辞書にも載っている「Karoshi」。これが、現代の闇なのだろう。そんな会社には、こちらからおさらばして、生き生きとして暮らせる道を行きたい。
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鉄之助
ネタバレ持ち金が55円しか無くて、メンチコロッケを70円負けてもらった。「砂町銀座」の惣菜屋での奇跡の出会いから、グイグイ物語に引き込まれた。ひと、との出会いや別れ、関わり合いが、温かかったり、つらかったり、憎らしかったり…派手ではないが心にじわっと沁みる。そして、結末。最後のページを開いた瞬間。あったのは、たった1行。このフレーズで、心が一気に解放された。まるで、歌舞伎の「落とし幕」が切られ、明るい夏の陽光が射してきたような感じがした。ひと、は人との関わりでのみ、成長できる! 見事なエンディングでございました。
が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
日本語を「音象徴」で分析。聞きなれない面倒くさい話かと思いきや、ゴジラの強さや、ピカチュウの進化のヒミツ、オムツの商品名など身近な話題につい引き込まれた。ピコ太郎の頭韻を踏む作詞の手法は、シェークスピアに遡る! も興味深かった
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鉄之助
中村うさぎの文庫本・解説が良かった。美容整形は「ゴールのないゲームを延々と続けるようなもの」。自身が何度も美容整形を繰り返した体験からリアルに迫る美への分析が、大いに腑に落ちた。主人公は、町一番のブスで「モンスター」というあだ名までつけられていたが、総額1000万円もかけた整形の結果、絶世の美女に変身。貶められた男たちに復讐するため、故郷へ帰る。この本リアルさは、整形術の描写が、実に詳しい。1ミリ目をいじっただけで印象が大きく変わったり、口だけで500万円もの「大手術」になったり。図解があった方が良かった
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鉄之助
今までモヤモヤしていた歴史の謎が、すっきり。 三種の神器は3セットあった!や、中世日本史で「将軍二元論」を知らなければモグリなど、キャッチーなフレーズが目白押し。壬申の乱(672年)の時代、都・京都から見て「関東」とは関ケ原より東側で今の中部地方からが「異国」だった。歴史への興味が2割増しになった、好著。
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鉄之助
ドラマチックな展開は少ないものの、「祈り」と「星」が散りばめられた短編集だった。特に、最後の「沈下橋」が心に残る。高知の四万十川に47カ所あるというこの橋。「嵐のときには水に沈み、じっと耐える橋。空が晴れ渡れば、再び姿を現す」。不器用だが、健気に生きる母と娘が心に引っかかった。
鉄之助
2022/07/25 08:35

MIさん、同感です。マハさんの短編にも、それぞれの凝縮された味があって面白いですね。

MI
2022/07/25 12:38

鉄之介さん、コメントありがとうございます😊原田マハさんの短編もいいですが、キュレーターの美術作品も面白いですね😊私はたゆたえども沈まずが好きです😊またお願いします

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鉄之助
タイトルに惑わされるな! これは「金の亡者」の話ではない。著者の赤裸々な生き方をさらけ出し、金を稼ぐ本質を鋭くえぐる。しかも、力まずユーモアたっぷりに語られるから、呼吸をするように自然にこちらに入ってきた。貧しかった中学時代、シンナーは不良のお兄さんお姉さんたちの「たしなみ」で、彼らの卒業式の「餞別」はシンナー一斗缶。西原さんにとって、「才能」がある=それでちゃんとカネが稼げるか、だという。「どうしたら夢がかなうのか?」で迷っている人には、「どうしたら夢で稼げるか」を考えればよい!やるべきことが見えてくる
いちっと
2019/03/29 23:47

鉄之助さん、ナイスありがとうございます。 お金に困らないために最も有効なことは働きつづけることですよね。年をとっても働けるよう、健康的な生活を維持したいです。

鉄之助
2019/03/29 23:56

いちっと さんに全く同感。「才能って、人から教えられるもの」だから、これから一層、人と会って若い感性を保ちたいって、思ってます。

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鉄之助
「いのちの水」ウィスキーを科学的に分析した、初心者にもわかりやすい1冊だ。樽の中の小宇宙で起こる、不思議な発酵の世界が興味をそそる。連続式蒸留器を発明したイーニアス・コフィは、税吏でありながら「税金逃れ」をする蒸留器を開発したところが面白かった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/03/18(2838日経過)
記録初日
2015/03/18(3569日経過)
読んだ本
857冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
247122ページ(1日平均69ページ)
感想・レビュー
673件(投稿率78.5%)
本棚
8棚
性別
血液型
O型
職業
専門職
現住所
青森県
自己紹介

 野山獄での1年2か月に618冊読み倒した吉田松陰、無実の罪で勾留された大阪拘置所での5か月半に164冊読んだ元・厚労省の村木厚子さんには、遠~く遠~く及びもつかないが、「本の虫」です。次に読む本が、手元にないと落ち着きません。
 宮沢賢治『注文の多い料理店』の「序」、に命救われた経験を持つ歴史小説マニア。特に、幕末から明治維新が大好物!!

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