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2024年4月の読書メーターまとめ

さーくる・けー
読んだ本
40
読んだページ
12235ページ
感想・レビュー
40
ナイス
2556ナイス

2024年4月に読んだ本
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2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

さーくる・けー
ネタバレ冒頭から自然と、しかし容赦なく物語に引き摺り込まれていった。恩田さんの情景をイメージさせる喚起力に秀でた描写により、登場人物たちをフラットな視線で捉えながら、彼らの気持ちが否応なく伝わってきました。バレエの世界をほとんど知らない自分でも、何の抵抗もなく読み進めることができたのは、作者の凄まじい筆力のおかげです。この内容には、もしかしたら賛否はあるかもしれませんが、自分は帯コピーの「恩田陸の新たな代表作、誕生」に賛同します!
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

さーくる・けー

3月は、良い本に出会う確率がやや低めでした。そんな中でも、阿部暁子「カラフル」は多様性時代の青春小説としてキラリと光る作品でした。2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:37冊 読んだページ数:11397ページ ナイス数:2726ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/788372/summary/monthly/2024/3

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2024年4月の感想・レビュー一覧
40

さーくる・けー
ネタバレ地方の小さな警察署・御津雲署に勤務する警察官たちの6篇の物語。元警察官の経験を活かして、警察署における様々な物事を細やかに表すとともに、労働者としての警察職員の姿を分かりやすく描いています。正直、最終話の「署長官署」はやや作り込み過ぎのきらいはありましたが、他の5篇は現実味に溢れていて、心に染みる佳作たちでした。
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さーくる・けー
ネタバレ坪田侑也さんのデビュー2作目は、バレー部に所属する男子高校生が主人公の青春部活小説。といっても、競技が主体でライバルとの戦いが描かれるのではなく、やや冷めた心を持つ男子がケガを負ってから、もどかしさを抱えた中で自分を見つめていくところに、リアリティを感じました。爽快さに溢れているのではないけど、普通の高校生が自然と自分の大切なものに立ち向かう姿には、若者にしかない眩しさを感じます。まだ21歳で現役医大生の坪田さん、今後がますます楽しみです!
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さーくる・けー
ネタバレ【辛口】ゴミ問題をテーマにした若者小説。これまでの朝倉さんの作品は、心にスッと入り込む物語が殆どでしたが、今回は合わなかったですね。清潔症の男性と汚部屋の女性はじめ主要登場人物には、いずれも共感できなかった。また、ストーリーも生活目線ではあるものの、頭で考えたゴミ問題のように思えてしまった。残念です。
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さーくる・けー
ネタバレ知念さんによる親子で楽しめる本格ミステリ児童書シリーズ第3弾。今回は校庭の隅にあるカメの銅像が動く事件。謎の部分は分かる人も多いと思いますが、犯行動機については唸らされました。言われてみればという伏線が散りばめられていましたね。夏に刊行される第4弾も楽しみです。
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さーくる・けー
ネタバレ前作『月ぞ流るる』に続く、藤原道長に関連する平安宮廷ロマン。藤原家傍流で父・致忠が咎人であるために不遇をかこつ小紅を主人公に、まるで大河ドラマの裏側を描いたようなストーリー。いつもの澤田さんよりエンタメ寄りで、ミステリ要素もあり、後半になるにつれて引き込まれていくお話でした。
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さーくる・けー
ネタバレ【辛口】読み終えてシリーズの第3弾ということを知り、少しは腑に落ちましたが、星野警部がスーパーすぎると思った。どうして真相に気づけたのか(彼だけしか気づけなかったのか)納得いかず、またキーマンである大学生の人物像にもしっくりとこなかった。五十嵐さんの他の作品は概ね面白く読んでおり、ただ単に本作と相性が悪かっただけかもしれません。
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さーくる・けー
ネタバレブレイディみかこさんが英国保育士の視点から見た、保育・労働などに関する日本の姿。総中流意識に覆われた日本社会を「おとぎの国」と評しています。英国をはじめとした欧州社会が良い面ばかりではないと思いますが、欧州では「人権」が普通の生活の中にあるというのは印象的でした。
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さーくる・けー
ネタバレ青春弓道小説シリーズの第3弾。派手さはなかったけれど、王道的な展開の中でつなぎの巻なのかな。少しずつ成長していく主人公たちの今後が楽しみです。
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さーくる・けー
ネタバレいいひと過ぎてモテない40歳独身男性がサイテー男を目指すお話。”いいひと”を辞めるのはアリだけれども、軽蔑されるような人間になろうとするのはどうかと思う。せめて一定程度の許容枠に収まるような”サイテー男”像を見せて欲しかったですね。ギャグマンガ的に受け取るなら、読みやすくて面白くはありました。
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さーくる・けー
ネタバレ戦国大名を呪い殺した過去を持つ日本人形・お梅が500年の眠りから蘇り、現代人を呪い殺そうとするという設定が面白い。お梅の気持ちとは逆に、冴えない暮らしを送っていた人たちが、呪いによって幸せへと導かれていく、ちょっぴり感動をもたらしてくれるハートフル・コメディです。
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さーくる・けー
ネタバレAIが人を裁くことをテーマにしたリーガル・ミステリ。裁判官の多忙さを考えると、一定程度の有効活用は進めていくべきだと思うけれど、判断自体は人間が悩み考えて下してほしいですね。
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さーくる・けー
ネタバレ売れないお笑い芸人がTV企画のアスリート芸人として棒高跳びのマスターズ日本記録に挑むスポーツ・エンターテインメント。上手くいき過ぎ感もありますが、ワクワクドキドキさせてくれて、単純に面白い。額賀さんのスポーツ小説にはハズレがありませんね。
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さーくる・けー
ネタバレ阿津川さんの館シリーズ第3弾。大がかりな仕掛けと意外な犯行方法は、凡人で空間把握が苦手な自分にはとても思いつきませんが、登場人物一覧(年齢あり)からすると犯人自体は推測できてしまった。偶然がもたらした結果が多かったのもミステリとしてはマイナス点でした。しかし、絶賛成長中の主人公たちの魅力もあり、600頁超を一気読みさせる面白さは十分ありました。<館四重奏>シリーズ最終巻となる次作では、彼らの探偵ぶりはどうなるのか?
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さーくる・けー
ネタバレ元泥棒・蓮野と売れな画家・井口のコンビによる大正本格探偵小説シリーズ。井口の作品の盗作疑惑を端に発して、戯曲「サロメ」を見立てた連続殺人に遭遇することに・・・・。中盤までのやや冗長気味から一転して、終盤に一気にロジックの積み上げられるのはお見事ですが、犯行に都合の良さを感じるとともに、その動機が連続殺人に繋がるかが腹落ちできなかった。しかし、結末の「断頭台」シーンは戦慄を覚えました。
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さーくる・けー
ネタバレダイバーシティやSDGsという言葉が躍っている現代で、その前提となるような家事の役割分担について、十分に理解しているオジサンはどれだけいるのでしょうか?かく言う自分もほんの少しの手伝い程度しかできていませんが、この作品を読んで、これまで見えていなかったものがないか、気を付けていきたいと思いました。男女を問わず、それぞれの立場を尊重できるような気持ちを持ち続けていきたいし、皆さんが少しでも幸せを感じる暮らしができますように
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さーくる・けー
ネタバレ白虎隊の死ねなかった主人公がアメリカにわたり、偶然たすけた先住民の娘を、離れてしまった部族の元へ届けにいくアクション・ロードノベル。アメリカ軍に執拗に追われる理由に弱さを感じたことに加え、銃弾が飛び交う中で体術と刀で戦うことは非現実的に思えましたが、サムライの生き残りが先住民とともに戦う設定には新鮮さがありました。
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さーくる・けー
ネタバレビブリア古書堂事件手帖の扉子バージョン第4弾。昭和、平成、令和と3つの時代をまたいで、17歳の智恵子、栞子、扉子が、夏目漱石の蔵書に纏わる謎に挑みます。悪役のイメージが強い智恵子ですが、若かりし時期の初々しさは新鮮ですね。
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さーくる・けー
ネタバレ毎日新聞を端緒に、サンデー毎日で連載されたコラムの単行本化。あるある話をはじめとした校閲に携わっている方々の様々なエピソードが紹介されています。普段何気なく使っている言葉が、それを見た人によって色んな意味に取られてしますので、大切にし負ければいけないという戒めの心とともに、言葉には力があることを改めて気づかされます。
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さーくる・けー
ネタバレ他者に特ダネをリークしている犯人を捜す、整理部に所属する記者のお仕事×ミステリ小説。リズミカルで途切れなく繋がっていく展開は小気味よく、読みやすい文体なので一気であった。ただし、ストーリ内容は深みに欠けており、やや漫画チックでもあった。整理部の仕事に関しては元日経新聞勤務という経験を活かしたリアリティがあったので、他の部分も精度の高さが欲しかった。今後に期待したい。
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さーくる・けー
ネタバレ契約を切られて無職となったデザイナーと気分屋の天才装丁家のコンビによる、お仕事バディ小説。タイプの異なる二人が織りなすエピソードが楽しく、本のデザイン・装丁に関して学びにもなります。悪い人が全く出てこないお話で、軽く読むことができるので、物足りなさを感じる人もいるかもしれませんが、気軽に楽しむのにうってつけの佳作です。
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さーくる・けー
ネタバレ9年ぶりに最新刊が出るとの情報を得て、魔女シリーズを最初から再読することにしました。相手の本性を外見から見抜くことができる能力を持つ、裏社会のコンサルタント・水原。足抜け不可能と言われた”地獄島”から抜け出した唯一の存在である彼女が、精算したはずの過去の悪夢と戦うハードボイルド・ノワール。発表されたのが20年以上前なので、風俗にやや古臭さを感じるものの、炸裂する大沢節を楽しみました。新刊に向けてシリーズを順次読んでいきます。
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さーくる・けー
ネタバレ冒頭から自然と、しかし容赦なく物語に引き摺り込まれていった。恩田さんの情景をイメージさせる喚起力に秀でた描写により、登場人物たちをフラットな視線で捉えながら、彼らの気持ちが否応なく伝わってきました。バレエの世界をほとんど知らない自分でも、何の抵抗もなく読み進めることができたのは、作者の凄まじい筆力のおかげです。この内容には、もしかしたら賛否はあるかもしれませんが、自分は帯コピーの「恩田陸の新たな代表作、誕生」に賛同します!
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さーくる・けー
ネタバレ真保裕一による音楽業界のお仕事小説×ミステリ。レコード会社の新人A&R(=昔のディレクター)が自分で見出した無名のバンドを売り出すために力を注ぐが、彼らには何か隠し事があるのか・・・・。終盤の展開に外連味は感じたものの、しっかりとした内容にいつも通りのリーダビリティで面白く読みました。不満があるとしたら、曲に触れてはいるのだけれども、このバンドの魅力について今一つ伝わってこなかったことですね。
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さーくる・けー
ネタバレZ世代の意識高い若者の働き方をテーマにした作品。その世代より少しだけ年上の作者が、彼らの生態をリアルに描いています。「Z世代は理解できない」とよく聞きますが、どの時代においても社会や教育へのカウンターパートとして、若者は存在するものであり、自分が若い頃も同じように言われていたことを思い出した。しかしながら、それは決して同じものではなく、時代は回っていく。
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さーくる・けー
ネタバレ第6回大藪春彦新人賞受賞した天羽恵さんのデビュー作。剣劇×仇討ち×恋愛の爽快なエンターテインメントです。ライトな感じの時代小説で、視覚的なイメージが湧きやすくて、とても面白く読めた。主人公二人のキャラクターも分かりやすくて好感が持てた。また一人今後が楽しみな作家さんに出会えました!
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さーくる・けー
ネタバレ燃え殻さんのコロナ禍における日常生活の風景が書かれたエッセイ。緩い雰囲気が漂う中で直面する元も子もない現実。ヘタレ的な視線により、穏やかに受け入れることができます。不思議と心癒される燃え殻ワールドを、今回も楽しみました。
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さーくる・けー
ネタバレ社長の炎上発言である「スマイルコンプライアンス」を具現化するために、会社組織の中で不毛な上司たちへ相手に奮闘するサラリーマン小説。いくつか面でのリアリティや、都合良すぎ上手くいきすぎなベタな展開などの気になる点はあるものの、共感できる面もあり、シンプルな面白さもありました。ブルシット・ジョブに疲れ果てている会社員たちへの応援歌です。
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さーくる・けー
ネタバレ三越創業350年企画本。6人の名手による老舗デパート・三越がキーポイントとなる物語。どの短編もそれぞれの作家の個性が楽しめました。一番のお気に入りは、伊坂さん特有のソフト・ファンタジーの世界に浸ることができた「Have a nice day!」です。
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さーくる・けー
ネタバレ楽園の孤島に集められた7人のミスコン・ファイナリストたち。最終選考を待つ間に、次々と殺人が起きて・・・・。「無人島ロワイヤル」に続く、ややライト秋吉な孤島クローズド・ミステリ。B級映画的にサクサクと読み進めました。真相は無理筋とは思いましたが、この作風ならこれもアリかも。それぞれの女性の本性が明かされていくのが一番の醍醐味でした。
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さーくる・けー
ネタバレ自分の生き方に満足を得ていない23歳の青年が、虐待されている子供たちを目撃したことをきっかけに、自分の意義を見出すために彼らを救助を画策する青春ハードボイルド。なぜ主人公のスイッチが入ったのかや、そこまで虐待から救うことにこだわるのかを、詳細には説明していないところが、乾いたノワールさを醸し出し、ヘタレな素人探偵の情けなさとの絶妙なバランスを取っている気がします。海外作品でしか味わえないような魅力を感じました。
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さーくる・けー
ネタバレ近すぎるがゆえに気持ちが見えなくなる家族のすれ違いを描いたヒューマンドラマ。親が子を想う気持ちの正しさの方向が一つだけでないことは、客観的になれば気付くのでしょうが当事者には分かりにくいですね。いずれにしても、今の世の中では、よく話し合って互いの気持ちを確認することが必要だと思います。柚月さんにしては珍しい、心からのハッピーエンドでした。個人的には派手さはないけど良心的な佳作だと思いますが、ある意味ありふれたストーリーなので、柚月ファンには賛否両論がありそう。
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さーくる・けー
ネタバレショービズの世界の光と影を描いた7篇の短編集。染井さんが元芸能マネージャーとは知りませんでしたが、その経験を活かして、過去作よりもややライトな風味でありながら、最終話以外はスパイスが効いたお話でした。最終話だけは主人公が女優を目指す娘の父親と、直接は業界とは関わりがない立場であり、内容もややしっとりとしていたので、いちばん心に残りました。
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さーくる・けー
ネタバレ子供たちにミステリの魅力を知ってもらうための児童ミステリ第2弾。今回も学校生活の中に謎を解決するヒントが隠されていたり、他人への思いやりが犯行の動機であったりと、児童向けにふさわしい内容でした。それでありながら、大人でも十分に楽しむことができるレベルのミステリなのがスゴイですね。またあとがきの作者によるメッセージも良いですね。
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さーくる・けー
ネタバレNHKドラマ「舟を編む」で少し出てきたことで、懐かしさを覚えて高校生以来の再読です。殆ど読書をしたことがなかった当時と、多くの読書体験を重ねた現在では、読了後の印象がかなり異なりました。あの時代の方々が抱える自尊心とは、現代の我々の感覚とは大きく異なるのだろうと思いました。
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さーくる・けー
ネタバレ「なにゅなにゅ」コレクターの主人公、髪フェチクレーンゲームオタク、縮毛矯正マニアの美容師、仕事フリークの先輩。それぞれに歪んだ愛が表層に現れるとき、思わずおぞけを振るってしまう。穏やかな微笑ましさと、ちょっとした狂気のコントラストに衝撃を受けました。村雲菜月さん、今後も注目していきたい!
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さーくる・けー
ネタバレ前半から中盤までは、ドタバタ逃亡ミステリ的で疾走感がありましたが、残り1/3の真相解明パートに入ってからはトーンダウンしてしまった。読みやすさもあり、伏線回収はいつもどおりの手腕でしたが、やや強引さも見えた。一番残念だったのは、真相の核となる「家族」の在り方について、自分としては腹落ちできなかったことです。面白くなくはないんですけどね。
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さーくる・けー
ネタバレ多崎礼さんのデビュー作の新装版。冬至の夜、語り部たちによって開かれる「煌夜祭」。架空の十八諸島で構成される世界を舞台にした、愛と哀しみのファンタジーです。レーエンデも含めて、多崎さんの作品には、正直、都合の良さをはじめとした瑕疵が感じられる面もあるのだけれども、主要人物の過酷とも言える最後が描かれているので、心に響くのではないかと思います。本作も「かなわなかった夢の物語」が、語り部たちによって紡がれていきます。
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さーくる・けー
ネタバレ鬼才・浅生鴨が贈る、世界観に繋がりのある50のショート・ストーリー。シュールで破天荒で風刺なスパイスのあるファンタジーが生み出す不思議な魅力を味わいました。
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さーくる・けー
ネタバレハウスクリーニングでの起業から「開運お掃除サービス」へと変転して、オンラインサロンを中心としたカリスマとなった主人公。評判が高まる中で、暴走した会員を行動がきっかけにジワジワと転落し始めて、巻き返しを期したプランによってすべてが瓦解していく。・・・・ 仕事を軌道に乗せるためのはずが嘘で固めた誤った道へと進んでいく過程や次第に堕ちていく姿に引き込まれていった。惜しむらくは完全に予想どおりの展開だったので、もう少し意外性のスパイスがあったなら傑作だったかも。
が「ナイス!」と言っています。
さーくる・けー
ネタバレ古今東西の名作を、滝沢カレンがタイトルと少しのヒントをもとに、自由奔放に料理した15篇のエピソード。カレンさんのユニークな感性と独特な言い回しが際立っています。元の作品が好きな人も、1週回って苦笑いして受け止めてしまうような、シュールでありつつも温かい物語たちです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/08/26(2614日経過)
記録初日
2017/07/01(2670日経過)
読んだ本
2927冊(1日平均1.10冊)
読んだページ
960677ページ(1日平均359ページ)
感想・レビュー
2641件(投稿率90.2%)
本棚
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