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2024年9月の読書メーターまとめ

さーくる・けー
読んだ本
40
読んだページ
13074ページ
感想・レビュー
40
ナイス
2687ナイス

2024年9月に読んだ本
40

2024年9月のお気に入り登録
2

  • みい坊
  • misa*

2024年9月のお気に入られ登録
3

  • みい坊
  • misa*
  • maachan

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

さーくる・けー
ネタバレ続篇を読む前に、イメージだけが残っていたので、少しおさらいをしようと思って本を開いた。読み始めて「あ~これが、スズキタゴサクだ!」と思い出して、やっぱり最後まで読んでしまった。けっこう複雑な頭脳心理戦だと思うが、これをノンストップで読む気にさせるのは、素晴らしいリーダビリティだと再確認した。第2弾の評判は概ね良好そうだけれど、1作目を超えられるのか?
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

さーくる・けー

8月は、町田そのこ「わたしの知る花」で愛の成就に感動し、中田永一「彼女が生きてる世界戦!」で面白さが大切だと再確認し、平戸萌「私が鳥のときは」で眩い青春を感じました。2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:40冊 読んだページ数:12646ページ ナイス数:2568ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/788372/summary/monthly/2024/8

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2024年9月の感想・レビュー一覧
40

さーくる・けー
ネタバレこの作者の作品は「さようならの向う側」シリーズに続いて3作目ですが、同じような系統の話だと思ったし、ドラマ性がやや深みに欠けるのも同様でした。さらっと読める悪くはない物語ではありますが
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さーくる・けー
ネタバレ別々の家に引き取られた四姉妹の猫が、それぞれの飼い主を助けるために奮闘するファンタジー要素のある猫小説。ごろごろと喉を鳴らすことにより、テレパシーで姉妹が自由に交信するのは面白いアイデアですね。どのお話もちょっぴりの切なさとほっこりとする温かさがあるドラマです。猫に興味がない自分でも愛しさを感じるので、猫好きな方には堪らないのでは?
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さーくる・けー
ネタバレ平成初期の若い時に名探偵として解決した数々の事件を振り返るための旅に出る探偵&助手のノード・ノベル。名探偵とは何かを問いかけながら、アラフィフのふたりがアイデンティティ探しをするコメディ・エンターテイメントでした。
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さーくる・けー
ネタバレ幕末期の仙台藩士で奥羽越列藩同盟の成立に尽力した玉虫サ左太夫の一生を描いた物語。名前を見たことがあるような気がしますがほとんど知らない人物でした。ややドラマチックに乏しく、全体的には地味な印象ではありますが、読み応えのある歴史小説です。特に、蝦夷地巡検や条約批准の遣米使節団に記録係として参加したエピソードは、この時代の中級役人としての仕事ぶりがリアルに感じました。
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さーくる・けー
ネタバレ「愛じゃないならこれは何」、「君の地球が平らになりますように」に続く、斜線堂さんの恋愛小説集第3弾。一般ピープルとは異なる、アイドル達のままにならない恋と生き様に、思わず心が揺さぶられます。「愛じゃないならこれは何」の『ミニカーだって一生推していろ』の続編としての位置づけなので、未読の方はそちらから入ってください。”ばねるり”のことがもっと愛しくなります。
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さーくる・けー
ネタバレナゾトキ・ジパング・シリーズ第2弾。日本に造詣が深いロサンゼルスから留学生が探偵役で、学生寮のルームメイトがワトソン役の連作コメディ・ミステリです。今回も、KATANA、 SUSHI、HANABI、KWAIDAN、KAMAKURAと、日本の名所名物をめぐる事件に遭遇します。ミステリとしては、動機面や犯行方法などにアバウトさを感じながらも、趣向としては面白く、ウザさはあるが楽しいキャラクターが揃っていることもあり、楽しく読みました。2巻目でまだ夏なので、まだシリーズは続きますね。
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さーくる・けー
ネタバレ信長の命により光秀が武田の金山と毛利の銀山に潜入して調査するというお話。着原点は面白いのだけれども、ある程度立身した光秀がこうした調査をやるとは思えず、そこがしっくりこなかった。信長の切れ味は良かったので、やや残念な感じです。垣根さんだからこそ、期待が大きくなってしまうので。「光秀の定理」や「信長の原理」には及ばなかったですね。
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さーくる・けー
ネタバレ比嘉姉妹シリーズの短編集。すべてに姉妹が出てくるのではないけれど、野崎をはじめ、いずれも関係者が登場します。一番のお気に入りは、短編としての切れ味を感じた「火曜夕方の客」です。どれも読みやすく、怖さや哀しさがあった佳作ですが、このシリーズの長編作のような絶対的な恐怖感まではありませんでした。早く「ばくうどの悪夢」の続きが読みたいですね。
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さーくる・けー
ネタバレ創元ホラー長編賞受賞作。映画宣伝会社に勤務する上司部下のコンビが、本業外で依頼を受けて「あしや超常現象調査」として活動を行うが、本人たちは何ら特殊な能力を持たないという設定がホラー小説らしくなくて面白い。そして怪奇現象は、正統派ホラーとしての怖さがあるのに対して、調査側は真面目に取り組んでいるにもかかわらずユーモア感があるというコントラストも良いですね。読みやすいエンタメ・ホラーとして楽しませてもらいました。続編がありそうなので、楽しみにしています。
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さーくる・けー
ネタバレ第70回江戸川乱歩賞受賞作。短期間でボディビル大会で入賞した人気アイドルのドーピングを指摘する声があがり、週刊誌のポンコツ新人記者が潜入取材で疑惑を追うユーモア色のあるややライトなミステリ。こなれた文章とテンポが良い展開により心地よく読めた。主人公の人物造形が浅いことや麻取の捜査の杜撰なことなど、ツッコミどころはあるものの、娯楽性のあるエンタメとして楽しむことができました。
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さーくる・けー
ネタバレなでし子物語シリーズ最終巻。このシリーズを見守った誰もが待ち望んだ幸せに満ちた結末でした。「どうして」から「どうしたら」そして「どうしたい」へ、30年もの時を経て耀子の気持ちが報われたことに心が震えました。「つつましくともゆるぎなく、一輪一輪が堂々と天に向かって咲く」撫子の花に彩られた素敵な物語に出会えたことに感謝します。
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さーくる・けー
ネタバレなでし子物語シリーズ第3巻。前作と1作目のちょうど中間の時期、耀子がどのように龍治の元へ嫁ぐようになったかが明かされるお話。子供は無力であるとともに限定された幸せな時期でもあることを痛切に感じさせられます。耀子と立海の切なさが心に染みました。そして、いよいよ最終巻へ進みます!
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さーくる・けー
ネタバレなでし子物語シリーズ第2巻。前作から18年の時が流れて、先代「おあんさん」の息子と結婚して9歳の子の母となった耀子が、常夏荘消滅の危機に立ち向かうため、本当の自立と自律を果たす成長の物語。耀子が立海ではなく(前作では未登場の)龍治と結婚して「おあんさん」となっていることには、再読でもやはり驚いてしまいました。彼女の10歳と18歳をつなぐ3作目「天の花」に早速進みます。
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さーくる・けー
ネタバレシリーズ最終話を読む前に再読しました。祖父の元で暮らし学校ではイジメに遭っている耀子、資産家の若い愛人の母から捨てられた立海、生まれた若くして亡くなった夫のの思い出を偲んで生きている照子。幼いふたりの恋愛に似た友情と、それを見守る「常夏荘」の女主人も含めた3人の交流の物語。「どうして」は「どうしたら」に言い換える、そして前を見つめるための「やらまいか」、シンプルで良い言葉ですね。
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さーくる・けー
ネタバレ東京オリンピック・スケートボードの金メダリストで現在はストリートスケーターと、不祥事で仕事を干されたカメラマンのコンビが織りなす、スポーツ・エンタメ青春小説。10代後半のクールさと、アラフォーの真面目な暑苦しさのコントラストが際立っており、疾走感があるストーリ展開も相俟って、爽快な気分で楽しく読ませてもらった。表紙がラノベっぽいのが珠にキズかも。予定されている第2弾も楽しみです。
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さーくる・けー
ネタバレ「図書室のはこぶね」に続く、県立野亜高校図書室シリーズの2作目。図書室で宮沢賢治を研究する弱小同好会「イーハトー部」の部員たちが、不登校になってしまった部長の謎を探るため、「銀河鉄道の夜」をはじめとして賢治が残した作品を読み解いていく青春小説です。宮沢賢治にも文芸部的な活動にもあまり興味がないので、やや入り込めない面もありましたが、高校生たちの真っすぐで爽やかな青春譚を楽しみました。でも、少しキレイすぎた気もします。
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さーくる・けー
ネタバレ得体のしれない不安を遠ざけるため、とにかくなにも考えずに夜道を歩く主人公が、ある日、少女を連れた会社の同僚女性と偶然出会ったことから始まり、元カノ、元カノが墨マンションの管理人と、なぜか増えていく深夜の散歩メンバー。真面目でまっすぐ過ぎるほど正直で、でも普通の感覚を持った穏やかな性格の主人公が、散歩メンバーたちが抱える事情に一定の距離を考えつつ、関わっていくのが現代的だと思いました。きれいな月が出ている夜空を見たような気持ちにさせてくれる佳作です。
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さーくる・けー
ネタバレ分かり合えないシングルマザーの母親との暮らしの中で、誰とも関わらずひとりで生きたいと考えている主人公・碧は、小学校4年生の時に同級生から教えられた「夜間街光調査官」という仕事に魅了されて生きてきた。そして高校生になった彼女は小学生時代の同級生と再会して・・・・。ひりつくような感情を抱えながら、自分なりの方法で世の中へと歩みだそうとする主人公にエールを送りたくなります。乾さんは、少し尖った10代の信条を描くのが上手ですね。
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さーくる・けー
ネタバレ幽世の薬剤師シリーズ第2部開幕!今回は新章のプロローグ的な位置づけで、これまでより捻りが少なかったのはやや残念でした。ラヴコメ要素もほとんどなく、異世界×和風ファンタジー×医療ミステリーでしたね。今後の空洞淵と綺翠の活躍に期待したい!
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さーくる・けー
ネタバレスーパーの「おしゃべりレジ」での会話をきっかけに、うまくいかないことに悩んでいる5人の男女が、自分を見つめ直す連作短編集。面識がない人と対話する場面が少しずつ減ってきている世の中で、こうした交流を無意識に求めている人は多いかもしれませんね。真下さんは、これまでエモーシャルな青春小説を書く作家というイメージでしたが、今回はヴァラエティ豊かな年齢層の人間模様を描いており、新境地となる佳作だと思います。
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さーくる・けー
ネタバレ欠陥製品による死亡事故が明らかになったメーカーの社長が不審死した。それに関わるメンバーが7人ある廃墟に閉じ込められ、犯人以外は全員毒ガスで殺すと脅されたことから、命をかけた自供合戦が始める・・・・。前半の間接的殺人までは、全員が被害者であり、犯人であり、探偵であるということに不自然はなかったけれど、後半の直接殺人になるといろいろと穴が多すぎて、しかも結末は整合性はあるかもしれないが少し拍子抜けでした。殺し合わないデスゲームという趣向はとても面白かったので、着地点にもっと納得性が欲しかったですね。
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さーくる・けー
ネタバレ字とも在住の作家さんで、少し前に映画化で話題となっていたので手に取ってみました。主人公の女子中学生が太平洋戦争の終戦間近にタイムスリップする戦争&恋愛ファンタジーです。すごく読みやすくてエモーシャルでしたが、ストーリーの内容・展開ともにコミック的で、まるで少女漫画のノベライズ版を読んだみたいでした。ティーンエイジャーへ戦争の悲惨さや無意味さ知ってもらうには、とても良い作品だと思います。
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さーくる・けー
ネタバレ平安時代初期、富士山の噴火により、大災害に見舞われた人々の苦悩と奮闘の日々を迫真ある筆致で描いた歴史小説。様々な知見や技術がある現代でさえ災害からの復旧は困難を極めるのに、1200年前の人々がいかに苦労したか想像できます。家人、牧子、遊女、盗賊など、人間味のあるキャラクターは物語としては楽しめましたが、時代観からすると考え方や行動に違和感がありました。それにしても「全冊サイン」とは、澤田瞳子さんスゴイですね。
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さーくる・けー
ネタバレヤクザの親から虐待されて幼少期を過ごした少年二人が、片や検察官、片やヤクザになって、暴力団の壊滅させる将来を目指すノワール小説。都合の良すぎる展開はご愛嬌と受け止めて、まるでコミックを読んでいるみたいな感じで、小気味よく一気読みしてしまいました。ラスボス以外にキャラクターが強い敵がいると、もっと面白かった気もします。
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さーくる・けー
ネタバレ河崎秋子さんが競走馬の世界に真正面から挑んで丁寧に紡いだ物語。生産牧場のスタッフと馬を預かる調教助手を中心に、競走馬に携わる人々が一頭の馬に対してどのように向き合っているかの日常が分かりやすく描かれています。サラブレット小説では、馬にロマンを求めて全身全霊を捧げるようなエピソードがよく見られますが、本作では職業人としてのプロフェッショナルな熱意は感じるものの、過剰さがないことにリアリティがあってとても良かった。これまでにない爽やかさを感じる河崎さんの会心作です。
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さーくる・けー
ネタバレ日本文化が大好きで「ミョーデス」が口癖の留学生が探偵役の連作ミステリ。SAKURA、FUJISAN、CHA、SUKIYAKI、KYOTOと、多くの外国人が思い浮かべる日本のイメージをテーマにした事件が起こります。ライトコメディ・ミステリとして楽しみました。個人的には、殺人が起こらない「SUKIYAKI」が一番好きですね。
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さーくる・けー
ネタバレ今村さんのデビュー作「屍人荘の殺人」の序盤で衝撃的な最期を遂げた神紅大学ミステリ愛好会会長・明智恭介が遭遇した事件の短編集。名探偵を目指しながら暴走気味の明智と、2年後輩のでブレーキ役の助手・葉村のコンビがとても楽しい。また「とある日常の謎について」で、五十円玉二十枚の謎の新たな解釈が示されたのは、懐かしくも嬉しくもありました。明智恭介シリーズ第一短編集とのことですが、二人の掛け合いが見られるのはわずか4か月余りなので、次巻以降は誰か別の助手が登場するのか?楽しみです。
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さーくる・けー
ネタバレ安倍元総理暗殺事件をモチーフにして、令和年代の主要なトピックスを盛り込んだリアリティー・フィクション。赤報隊事件と旧統一教会を絡めながら、事実と架空が入り混じっていましたが、真相として据えた部分がお粗末に感じられ、パロディ小説として受け止めました。ノンフィクション風なので、淡々として堅苦しさがあるのは仕方がないけれど、もう少しサスペンス寄りで、登場人物に共感できるようにした方が面白かったと思う。
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さーくる・けー
ネタバレ閉じ込められた333人の石井姓の人々が、失敗すれば即爆発されるデス・ゲームに強制参加させられるという設定。読み始めは作中にも出てくる、懐かしの高見広春さん「バトル・ロワイアル」を思い浮かべていた。どんな風に着地するのかと思っていたら、夢落ち的な真相だったので個人的にちょっと物足りなさを感じてしまった。でも、この発想力は独特なものがあるように思われるので、次作の「死んだ」シリーズも楽しみにしています。
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さーくる・けー
ネタバレ明治時代の八丈島出身の実業家で、南方諸島の開発を目指していた玉置半右衛門の物語。八丈島の住民の繁栄を求めていた人物として描かれているが、絶滅にも繋がる鳥島でのアホウドリ撲殺事業や、鳥島や南大東島において開拓に勤しむ人々への対応を考えると、ややキレイすぎる気もする。
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さーくる・けー
ネタバレNetflixにてドラマ化された「地面師たち」の続編。前作に引き続き、テンポの良くスリルのある展開のクライムノベルで、テレビドラマを見てるように一気読みさせられました。地面師・ハリソン山中の存在が際立っています。けれど、前作でも感じましたが、物語にはやや深みに欠ける面があり、主要人物たちの人間像をもう少し掘り下げてほしいですね。
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さーくる・けー
ネタバレ友人に誘われて試飲イベントに行き、その世界の奥深さに興味を持ったので手に取りました。ウイスキーの歴史、製造プロセス、5大ウイスキー産地(スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本)の特徴や歴史などを学ぶことができる、ウイスキー・ビギナーにうってつけのガイドブック。
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さーくる・けー
ネタバレ東京、大阪に次ぐ3番目の都市ながら、排他的な面があり、田舎的な大都市・名古屋の風土や、ドラゴンズ・ファンの気質、それに加えて星野、高木、落合、立浪の4人の監督の比較は分かりやすかった。しかし、愛知県に住んでいても中日ファンではない自分には「ドラゴンズは優勝できなくても愛されるのか?」という理由が、弱い時代の阪神ファンと同じにしか思えなかった。また、プロフェッショナルな意識が高い落合への評価がイマイチなのが気になりました。
が「ナイス!」と言っています。
さーくる・けー
ネタバレ東京モノレールで働く4人の社員を描いたお仕事小説。淡々としてソフトに感じる人間模様は、小野寺さんらしさが味わえました。しかし、モノレールに興味がなくて東京の地理も良く知らないので、やや入り込めなかったのが残念でした。いつもながらのトートロジー的な文章表現も、この作品には合わないような気がした。それなりには面白かったのですが。
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さーくる・けー
ネタバレ戦国足軽出世物語、三河雑兵心得シリーズ第14巻。今回は、前半は重病の大久保忠世の見舞いに小田原まで行く途中で北条家の残党の風魔一族に襲われるエピソード、後半は豊臣秀次の失脚に絡んで若殿秀忠と於江の方の救出するエピソードがメイン。家康や秀吉といった権力者に右往左往させられながら、何とか切り抜けていく中間管理職ぶりは相変わらずです。そんな茂兵衛もアラフィフで、本人も衰えを感じているところ、このシリーズはいつまで続き、彼はどこまで出世できるのか?
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さーくる・けー
ネタバレ未曾有の連続爆破犯”あの”スズキタゴサクの裁判で法廷ジャックされた。犯人は拳銃と爆弾を持った遺族の青年で、傍聴人など100人の人質。犯人vs警察の息詰まる攻防に加えて、スズキタゴサクはどうなるのか・・・・。取調室内の閉じた空間での攻防であった前作とは異なり、映像配信を利用した劇場型なので、こちらの方が分かりやすさはありましたが、頭脳心理戦という面ではそれほどではなかった。結末からすると、スズキタゴサクと類家の最終決戦に向けた繋ぎの話のような気もします。いずれにしても、第3弾を楽しみにしています!
が「ナイス!」と言っています。
さーくる・けー
ネタバレ続篇を読む前に、イメージだけが残っていたので、少しおさらいをしようと思って本を開いた。読み始めて「あ~これが、スズキタゴサクだ!」と思い出して、やっぱり最後まで読んでしまった。けっこう複雑な頭脳心理戦だと思うが、これをノンストップで読む気にさせるのは、素晴らしいリーダビリティだと再確認した。第2弾の評判は概ね良好そうだけれど、1作目を超えられるのか?
が「ナイス!」と言っています。
さーくる・けー
ネタバレ後半の途中まではページターナーぶりは相変わらずだけど少し敵方が物足りないと思いながら読んでいたけれど、事件の動機&黒幕が二転三転とツイストしていくことに期待通りに心地よく翻弄されるとともに、ちりばめられた伏線が見事に回収されることに唸らされました。そして、最後は永遠のライバルの影が見えてきて、間もなく真の最終決戦なのか?やっと既刊分に追いつきそうなので、なるべく早めに読みます!
が「ナイス!」と言っています。
さーくる・けー
リンカーン・ライムシリーズ第14弾。今回の犯人はイカれたダイヤモンド原理主義者?ストーリーの中でのダイヤモンドに関する蘊蓄も興味深い。内容に関する感想は下巻を読んでから。それにしても、証拠物件の整理表はなくなってしまったのか?少し淋しい気がする。
が「ナイス!」と言っています。
さーくる・けー
ネタバレ何とも評価が難しい。離島の屋敷パート、現在進行形の誘拐パート、2年前の事件を回想するパートの3つに分かれて進行していき、どのように繋がっていくのかワクワクしながら読み進めたが・・・・。終盤になって雲行きが怪しくなり、ラストは衝撃的ではあったものの、途中で何となく予想がついたかな。でも、屋敷パートの「完全なる密室」はアンフェアではないのか?見取り図も用意されていたのに・・・・。因果応報をテーマとした、あっけにとられる変化球で勝負するミステリでした。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/08/26(2733日経過)
記録初日
2017/07/01(2789日経過)
読んだ本
3091冊(1日平均1.11冊)
読んだページ
1012331ページ(1日平均362ページ)
感想・レビュー
2805件(投稿率90.7%)
本棚
15棚
性別
現住所
愛知県
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