でもやると言っている。自由民主党とは「国民の自由と民主を奪う党」の略だと理解した。国民総ナンバー制は米国が先行したがカードを持ち歩いて盗まれて財産を無くすと言う事故が頻繁したので今はカードは持ち歩かず番号は覚えろと言う事らしい。それを分かっていて推進している。国民を馬鹿にした政策だ。②がコロナワクチンの問題。③が再生可能エネルギーのFIT制。いずれの政策にもぬれ手に粟の企業と官僚の天下りがセットで彼らにだけお得な政策だと良く分かった。「ショック・ドクトリン」は10年前のナオミ・クラインの本。読むべし。
1月のまとめが遅くなってしまいました。フローベル『ゴリオ爺さん』は成る程古典は面白い、です。キーンさん『黄犬交遊録抄』はキーン先生の入口です。秋本英一『世界大恐慌1929年、、、』は経済の失速は戦争の元だと言う教訓です。今月もよろしくお願いします。2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3596ページ ナイス数:1710ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/815148/summary/monthly/2024/1
インドに出張すると言うのが主因。母親は彼を出産した直後に亡くなっている。従って母親の実家に預けられる事になった。後から考えるとこの母親の実家と言うのが曲者であった訳だが。夜見山北中学校の3年3組に26年前から宿命付けられた物語。実は前半は前振りで後半から物凄く面白くなる。
性格からしてノーベル賞を強く望んでいた事。そして同じ分野でのノーベル文学賞は20年に一回である事に絶望した三島由紀夫があの様な死を遂げたのではないか、と言うのがキーン先生の見立てだ。つまり三島由紀夫がノーベル文学賞を取っていれば二人の自殺は無かったのではないかと書いている。その後の文士として開高健、司馬遼太郎、大江健三郎、安部公房などの名前が上がっているが何故か遠藤周作や北杜夫が無い。庄司薫とは知り合いだった様だが。
何故なのか。この本の最後の方で70歳になったら新しい友達は出来ない、むしろ古い知り合いの作品を深く読みたいと言っていた。元々は日本古典の研究者から始まって近世の近松門左衛門や少し古い能や謡曲が専門と言う日本人でも珍しい分野の研究者。戦後日本近代文学が英文に翻訳されて行く先駆けを担ってくれた人として感謝したい。村上春樹は出てこなかった(笑)
作者の面目躍如。きっと凡ちゃんの営業話と恋話に違いないと思ったがそこは作者にスルッとかわされた。色んな人達が出演する。神も出てくるんだがなんだか神も万能ではない様で一神教の神ではなくヤオロズの神の1人。凡の前任者の雉島氏は48歳で早期退職して親の介護に専念すると言う事であったがこの神が化けた親坂さんと言うホームセンターのレジのおばちゃんと懇意になりおばちゃんの仲間に入れてもらう。中高年男性はおばちゃんの仲間に入れて貰えると幸せに過ごせると言うお話でした。てな訳ないんだが(笑)
も近未来的なSFであるが製薬会社と政府の思惑の元にとんでもない新薬の実験台にされる罪人の物語。人間の尊厳とは何かを語る。「わが騎士道轟沈せり」も近未来的な薬に託して会社社会を風刺する。表題作については黙っておきます。本書のレビューがネタバレ気遣いが多いのは宜なるかな。
面白さプラス町田康の語りの面白さが重なり合ってフュージョンって言うんですかね。アホンダラ、ボケ、いてこましたろかと義経さんや頼朝さんが言うんだからその面白みたるや豈図らんや。気づいたんですけどねこの物語は義経さんの一人語りになっている。義経記もそうなのか違うのかてな事も考えた。さて落ち延びた義経一行は僧兵をかわすと単独で落ち延びよと義経が言う。義経が行ったのは興福寺の僧得業(とくご)の所。この得業は身分、教養共に高く義経に潜伏して後の再起を促す。→
この時点では義経の再起は充分あり得た話の様に書いてある。もしかするとと言う気分が京都側にも有ったかも知れない。後白河法皇はたぬき。頼朝も義経もたぬき。たぬきとたぬきの化かしあい。さあお立会い、と言う所で止めておきます。静御前のその後も書いてあり〼
を絞った生クリームから始まる晩餐会はフランスに住む徳子さんの娘の1人が送って来たシャトー・マルゴーとペトリュスを飲みながら鴨料理と仔羊鞍下肉のロースト。そしてデザートはラ・フランスのケーキ。食テロ小説か。女性達の関西弁がまたよろしい。「〜やのん」の「ん」が良い。して四合院の方はどうかと言うとこれにはこれの物語がある。作者が作家として成功して上等なものに接して来た結果出来た小説ですな。だから少しだけ成り上がり感がある。仕方がない。三島由紀夫とは生まれが違う、と思わせる小説。
賃金の上がらない失われた30年を作った。賃金が安いので企業はあえて火中の栗を拾う様なチャレンジングな技術開発をしなくても利益は上げられた。日本の技術力の凋落は彼らのせいでは無いかと思っている。作者が挙げる身近なショック・ドクトリン(政策)は①コロナパンデミックの影で進めたマイナンバーカード。法律には「強制しない」と書いてある。しかし健康保険証の廃止をいきなり言い出していやでも今年中にカードの取得と保険情報とのリンクをせよという。政府の究極の目的は国民の個人情報を丸裸にする事。中国で行われている事を日本→
でもやると言っている。自由民主党とは「国民の自由と民主を奪う党」の略だと理解した。国民総ナンバー制は米国が先行したがカードを持ち歩いて盗まれて財産を無くすと言う事故が頻繁したので今はカードは持ち歩かず番号は覚えろと言う事らしい。それを分かっていて推進している。国民を馬鹿にした政策だ。②がコロナワクチンの問題。③が再生可能エネルギーのFIT制。いずれの政策にもぬれ手に粟の企業と官僚の天下りがセットで彼らにだけお得な政策だと良く分かった。「ショック・ドクトリン」は10年前のナオミ・クラインの本。読むべし。
ガラスの文鎮というニックネームですが文房具フェチな所があってそういう意味の文鎮です。文鎮と呼んでください。嫌いな作家は百田尚樹なのでそのレビューだけはナイスをパスします。悪しからずご了承ください。
(好きな作家、敬称略、順不同)
岸本佐知子、絲山秋子、津村記久子、宮本輝、平安寿子、奥田英朗、原田マハ、山田宗樹、山田太一、椎名誠、群ようこ、宮部みゆき、篠田節子、角田光代、白石一文、小川洋子、橋本治、真保裕一、姫野カオルコ、向田邦子、本多孝好、笹本稜平、幸田文、高野悦子、高野文子、高村薫、森絵都、湊かなえ、貫井徳郎、宮脇俊三、関川夏央、佐藤多佳子、ドウス昌代、真山仁、楡周平、池澤夏樹、村上春樹、恩田陸、東野圭吾、永島慎二、庄司薫、佐々木譲、柴田翔、寺田寅彦、中山七里、川上弘美、江國香織、西加奈子、桜木紫乃、竹内薫、瀬尾まいこ、川上未映子、安部公房、北杜夫、遠藤周作、開高健、塩野七生、多和田葉子、朝永振一郎、、稲垣みえ子、太宰治、楊逸、川端康成、夏目漱石、堤未果、斎藤美奈子、矢作俊作、大江健三郎、伊藤比呂美、佐野洋子、小山田浩子、町田康、小池真理子、橋本治、瀬戸内寂聴、ジョングリシャム、パトリシアコーンウエル、フィリパピアス、マイケルクライトン、ロビンクック、トムクランシー、エミリーブロンテ、イアンマキューアン、リチャードファインマン、フィリップマーロウ、アンソニー・ドーア、ベルンハルト・シュリンク、フランスワーズ・サガン、ジェフリー・ディーヴァー、リサ・ランドール、ケイト・モートン、ヴァージニア・ウルフ、ギュスターヴ・フローベル、エミール・ゾラ、ユン・チュアン、ル・クレジオ、パウロ・コエーリョ、トーマス・マン、ガルシア・マルケス、エリザベス・ストラウト、劉慈欣、サイモン・シン、スタンダール、マリオ・ガルパス=リョサ
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
賃金の上がらない失われた30年を作った。賃金が安いので企業はあえて火中の栗を拾う様なチャレンジングな技術開発をしなくても利益は上げられた。日本の技術力の凋落は彼らのせいでは無いかと思っている。作者が挙げる身近なショック・ドクトリン(政策)は①コロナパンデミックの影で進めたマイナンバーカード。法律には「強制しない」と書いてある。しかし健康保険証の廃止をいきなり言い出していやでも今年中にカードの取得と保険情報とのリンクをせよという。政府の究極の目的は国民の個人情報を丸裸にする事。中国で行われている事を日本→