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2024年10月の読書メーターまとめ

Kentaro
読んだ本
93
読んだページ
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感想・レビュー
93
ナイス
2402ナイス

2024年10月に読んだ本
93

2024年10月のお気に入り登録
3

  • Kazuki
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2024年10月のお気に入られ登録
3

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2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Kentaro
せっかくアポを取って商談したのに、いつもそれっきりで終わってしまう人がいる。一万人のビジネスパーソンと対話して気づかされたことに、努力が報われない人は、最初の一歩目が間違っている事が多かった。商談終了後は黙々と仕事に取りかかるのではなく、すぐ方向性を確認するメールを送ることだ。提出物をいつ提出するかでその人の将来が見える。期限ギリギリに出すのは、混みあっていて、競争率も高い。明日までに出してと言われたら、今日中に出せればベストだ。そこから微調整も出来る。練りに練って的外れだったらこんなに悲しいことはない。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
93

Kentaro
幸福の経済学とは、広義には、経済学において、人々の幸福を実現するにはどうしたらいいかを考える学問分野である。近年、経済発展が進み、少なくとも先進国においては物質的な貧困が深刻な問題でなくなってきた。もちろん、先進国においても経済格差は存在し、過去の時代と比較すると十分に高い生活水準を達成していても、現代において相対的に貧しい人にとって、相対的な低所得は深刻な問題である。この意味で、所得はいまだに、そしておそらく永遠に、重要な問題であり続けるだろう。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
サイゼリヤでは、会社の創業記念日を祝ったりはしません。それがいつだったか、忘れてしまうほど、私たちにとっては「どうでもいいこと」なのです。事実、何人かの社員に聞いてみましたが、答えられない人ばかりでした。サイゼリヤは広告を出したことがありません。広告を出して、お客様がたくさん来ても、喜ぶのはお店や企業のほうでしょう。それより、料理を安くしたり、おいしくしたりしたほうがお客様のためになるはずです。広告を出さないと、経営がシンプルになります。味と価格の満足度が客数に直結するので、評価が目に見える。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
どんな人でも、自分が大好きなこと、熱中してしまうこと、やめろと言われてもやり続けてしまうこと、また、どうしても意識がそちらに向いてしまうこと―そんなエネルギーレベルの高いことがあるのではないでしょうか。それらを使って、社会との接点をつくっていく。それが結果的に、多くの人たちの共感を呼び、信頼を集め、その人を時代のリーダーへと押し上げていくのです。 異能と異能を掛け合わせたときに生まれる価値は、ときに想像を超えたものがあります。その価値の大きさは、同質の人たちが集まって生まれるレベルをゆうに超えます。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
ずっとお世話になっていたベンチャーキャピタルの方からメールが届いたんです。事件が起きたときにすぐに駆けつけてくれ、丸2日一緒にいてくれた方なのですが、ふと外に出ていったと思ったら、その20分後くらいにメールが届きました。 事件が発生して48時間経ち、経営陣は徐々に、正しい意思決定をし始めている。この事態をどう乗り越えるのか、全ての投資家が見ている。その事を片時も忘れずに対処して欲しい。といった内容でした。このメールがきっかけになって、みんなの気持ちが切り替わり、前向きに変わっていきました。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
生きた知識とは、一言でいえば、必要なときにすぐに取り出すことが出来、問題解決のために運用できる知識である。逆に死んだ知識とは、学習者の頭のなかに情報の項目としては存在するが、問題解決のために想起できず、運用できない知識である。 英語学習に例えるとsay という単語は、言うという意味だと知っているが、say を使った英文を作成できなければ死んだ知識になる。文法を知らないとか同じ言う、話すという意味に近いtalk や、tellといった単語との使い分けも出来なければ、作文は出来ない。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
人は誰もが「自分で学ぶ力」を持っている。そのことをもっともストレートに教えてくれるのが、子どもの母国語の学習である。子どもは母国語を学習するとき、文法や語彙を親や先生に直接教えてもらうことはない。そもそも言語を知らない子どもに言語を直接教えることは不可能なのだ。子どもは耳に入ってくる一つひとつのことばの意味を自分で推測し、ことばを繫いで文を組み立てる規則(つまり、文法)を自分で見つけ出す。あることを長い間つづけていくと、そのことに習熟し、熟達する。熟達者になると学習を始めたときと比べ、行動が大きく変わる。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
前後左右というのは相対的に決まる。話し手と聞き手が対面している状況では、話し手の右側は聞き手の左側になる。同じモノを見ていても、見ている人の視点によって、前後左右は変わってしまう。日本語と反対の見方をする言語もある。アフリカのハウザという言語では、正面(顔)のないモノは、自分と同じ方向に外に向いていると想定している。つまり、「木の前」は木に対して話し手から遠い方、つまり木の向こう側にある。私たちは「前」という語を当たり前のものとして使っているが、「前」がどこかということさえ、言語によって異なるのである。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
いったんつくったユニークなポジションも、もたもたしていると、他社が追随して参入し、同じ戦略を実施する。時速100kmで走っていたら、時速200kmで走っている後発の車に追い抜かれてしまうのである。せっかくつくった僕らのユニークなポジションは、時間がたつとあっというまに追いつかれてしまう。追いつかれないようにするためにはどうすればよいか。当然、スピードアップが一番良い方法である。優位に立つためには、常にスピードアップして、さらに優位なポジションを確保することが重要になる。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
おぼろげながらでも、何らかのきっかけにより志が見つかると、そのことについて考える時間が増え、内省が深まっていくといったことがしばしば見受けられる。例えば、志を他者に話したり、外部に発信したりすることによってフィードバックが得られ、新たな気づきにより、志がより明確になるというようなことだ。志が見つかり、明確になることで、自分自身の将来の理想の状態をイメージすることができるため、そこに至るのに必要な能力が明確となり、具体的な能力開発につながっていく。志の明確化は人的ネットワークの構築のきっかけとなる。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
「最近の若い社員は、ワーク・ライフ・バランスを大事にしたいので残業はできないとか、休日出社は嫌だとか平気で人事面談で発言する。本人は深く考えずに発言しているのだろうが、社員のプライベートが充実するのは結構なことだが、役割や時期によっては寝食を忘れて仕事に没頭するような経験も大事で、常に一律のわけがない。そんなことも理解せずに、そういったことを安易に口にすることが、すでに評価の対象に入っているということをあまり意識できていないようだ」
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
宅配市場は、大まかに三つの分野に分かれている。 一つは、ネット通販を軸とした企業発個人向け(BtoC)荷物。二つ目は、佐川急便の出発点である企業間(BtoB)の荷物。たとえば、食品メーカーが町のレストランに納入する食品や、アパレルメーカーが問屋に納入する衣料品などである。三つ目は、ヤマト運輸が宅急便を開始するときに的を絞った個人間(CtoC)の荷物で、田舎の両親が娘に送る野菜や、そのお返しに娘が両親に送る東京でしか手に入らないお菓子などである。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
情報提供に専念し、最後に「感想」を入れて、自分らしい投稿に仕立てていきます。この構造を取ることによって、単に他の人の投稿をシェアするリツイートと違い、ファクトがよく整理されている「情報」になります。「情報」は他の人の役に立つので、いいねが付きやすくなり、また投稿には自分なりの視点も入っているので、フォローされやすくなります。自分ならではの感想を加えることでアカウントの「付加価値」が生まれ、ただのニュースをシェアしているアカウントではなく、「メディア化」を進めることができます。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
易経では「八卦」という概念があります。易経の宇宙観においては、全てはたった一つの「太極」から始まり、陰と陽という2つの相反する力に分かれ、さらにそれが4つになり、発展して「八卦」という8つの象徴的な形に至ります。この八卦は、占いに対して「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という言葉があるように、結果は必ずしもひとつに定まらないパラレルな意味合いも含んでいます。多くの場合、「占いは当たることもあれば外れることもある」という意味で使われるのですが、この背景には当たる現実と、外れる現実の、並行宇宙があります。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
駐車場シェア市場に商機を見出した楽天、リクルート、NTTドコモ、ソフトバンクら大手が参入してきたが、最後まで残っていたNTTドコモが2024年5月に撤退したのを機に、市場はほとんどakippaの独壇場になった。 むろん、気合と根性のみでここまで来られたわけではない。鍵を握った戦略のひとつが、ドミナント戦略だ。 駐車場はあまり歩きたくない人が使うという前提に立った金谷らは、250m間隔で駐車場を配置することを目指し、1軒1軒家をまわって丁寧に説明する地べた営業でオーナー(貸主)を増やしていく方針を立てた。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
部下をぐいぐい引っ張る、組織として成果を上げる、誰もが働きやすい環境づくり、これらすべてには、組織に貢献するという要素が共通しています。管理職になると、不思議なくらいほめられなくなります。「よくできている」「評価している」、そんな言葉を耳にする機会がなくなり、その代わり部下に対して口にする機会が圧倒的に増えることになります。この背景には、管理職はできて「当たり前」という考え方があります。できているからこそ、管理職昇任が見えてくるのです。つまり、できている自分を今からアピールする必要などないということです。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
近年ChatGPTをはじめとする生成AIが話題となっております。文章生成や画像生成などプロンプト(命令文)を与えることでそれなりの精度で答えを返してくれる非常に便利なツールが次々と開発され、著者がトロントにいる間についに「会話ができる機能」がChatGPTに搭載されました。 非常に精度の高い翻訳をほぼリアルタイムで実行可能となり語学学習のあり方が変わるのではないかと言われています。著者がワーホリをする前からすでに、AIが語学学習のあり方を変えるのではないかと言われている。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
歴史においては、その発展とともに、過去への回帰と古き価値の復活が起こるのである。必ず「古く懐かしいもの」が復活してくるのである。ただし、そのとき、必ず「新たな価値」を伴って復活してくる。これが「事物の螺旋的発展の法則」であるが、実は、現代において、この法則の事例は、枚挙にいとまがない。例えば、ネット革命によって世界中に広がった「オークション」(競り)という購買方式。これは、昔、世界中の市場の片隅に存在していた。しかし、効率化と合理化を追求する資本主義の発展の中で、統一価格での商品販売が主流となった。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
日本企業にとって「企業の社会的責任」とは、「法令順守」や「企業倫理」という次元を超え、本来、「企業の社会貢献」と同じ意味を持っているのである。欧米企業においては、多くの場合、社員が自分の能力を高める目的は、「労働力という商品の価値」を高めるためであるが、日本企業においては、社員が自分の能力を高めるのは、それだけが理由ではない。 そのことによって、さらに大きな社会貢献ができるからであり、さらに大きな働き甲斐を感じることができるからである。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
これまでは、多くの知識を身につけた人間、すなわち「物知り」「博識」「博覧強記」といった言葉で評される人間が、優秀な人間であるとされてきたが、これから情報革命が進展するに伴って、こうした言葉は「死語」になっていき、ただ多くの知識を身につけているだけでは、優秀な人間とは評されなくなってくる。なぜなら、現在では何か分からない知識があれば、すぐに検索サイトにアクセスし、瞬時に手に入れることができるからであり、ポケットの中の小さな電子辞書には、何十冊もの事典が入っており、簡単に知識を引き出すことができるからである。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
あの人はインテグリティがあるねというときは、他人に対して誠実であるとか、自分に対して誠実である、職務に対して誠実であるという状態を指します。これからのビジネスパーソンは、いくら仕事ができても、インテグリティがなければ、成功はおぼつかないでしょう。インテグリティのない例を挙げれば、優越的地位を乱用する人がいます。自分の部下にはしないけれど、取引先には無茶なことを要求したり、ハラスメントをしたり。「こいつは仕事ができるから、辞めてもらうのではなくて、注意するだけですませよう」というのではインテグリティがない。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
クライアントが何かに悩んでいて、「こうじゃないか」という仮説を持っているとします。そこでコンサルタントは一緒に考えて、もしその仮説が正しければ、「正しいですよ」と背中を押す。その仮説が違ったなら、「こういう選択肢もあるんじゃないですか」と提示する。そしてもしも、「あなたならどうする?」と聞かれたら、「私だったらこう考えます」と助言する。そうすることでクライアントは、自分で自分の進むべき道がわかるようになる。その手助けをするのがコンサルタントです。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
「20の引き出し」とは何かをひと言で説明すれば、「頭の中に情報を整理して入れるための仮想の引き出しを作っておく」ということになる。新聞や雑誌、ウェブなどで得た情報や、人から聞いた話、街中で見かけてふと気づいたことなど、入手した情報を、その頭の中の仮想の引き出しの関連する場所に入れておくのだ。あなたが「リーダーシップ」「イノベーション」「人材育成」に関心があるとすると、とりあえずこれが三つの「引き出し」となる。そして、情報を得たときに、それを頭の中の引き出しに入れる、ということだ。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
私たちは先ずオギャーと生まれて親や周りの人たちとの関係性のなかで食べて、寝て、排泄の仕方から他者とのかかわり方や地域での生き方をマニュアルに保存するように修得し、入力していく。次に様々なシチュエーションでの対応や対処などの処世術を入力していく。つまり修得してきました。それらは親が言ったからその通りに行動し、先輩や先生に教えられたとおりに実践し、テレビやマスコミなどの媒体で述べられていたから信じ、偉い肩書きや実績や権威のあるポジションの人が言うから信用してしまいました。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
全ては陰陽です。表があれば裏もあり、喜びと悲しみはセットです。セットであるならば片方だけというのはあり得ません。「無い」ということの状態や感情を様々なバリエーションで体験したからこそ「有る」ことの喜びを深く感じることができるようになります。負の体験はその対極の正の要素を倍増します。陽の安心の多幸感、満足感は陰の要素無しではありえません。陰陽がそろうからこそエネルギーが倍増します。そうでないことを体験してそうであることを知ります。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
「3日坊主」を否定的に捉える人が多いですが、実は3日坊主にも大きな価値があります。3日坊主が怖くて何も始めない人と、年間100回も3日坊主を繰り返す人では、後者の方がはるかに多くの経験と学びを得ています。3日坊主を嫌って一歩踏み出さない人と、3日坊主を年間100回続けた人とでは、どちらが人間として深みがあるでしょうか。言わずもがな、3日坊主でも繰り返した人の方です。3日坊主の対象を見つけること自体が素晴らしいし、たとえ3日しか続かなくても、その3日間は貴重な経験となります。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
アメリカには宗教政党はありません。聖職者は政治的抗争に巻き込まれないように慎重にふるまっています。なぜなら、政治の世界は激しく変化するからです。一政党が安定的に政権の座を守り続けるということは期し難い。アメリカでは4年ごとに大統領が替わり、2年ごとに新しい議員を選び、そのつどより革新的な政治家に未来を託す傾向があります。ですから仮にある宗教政党がひとたび政権を獲得したとしても、政争の中で、激しい攻防にさらされます。 アメリカは建国当初から宗教的な国でした。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
「ゴミ箱漁り」といえば、ひとりしかいなかった。東条そのひとである。東条は視察先でしばしばゴミ箱の蓋を開けて中身を調べた。ゴミから配給事情や庶民生活がわかるとの意図だったが、これが「ゴミ箱漁り」として揶揄の対象になった。 東条の名前がまったく出てこなくとも、検閲官はこれが何を意味するのか直ちに察した。「東条首相の行動を揶揄的筆致を以て諷刺し誹謗を加へたるもの」であり、「戦時下極めて不謹慎なる記述」であって「国内に政治の不信の気運を招来する虞あるのみならず、対外的にも悪影響ありと認めらる」
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
2022年に国際協力機構(JICA)などがまとめ、公表した推計によれば、そう遠くない2040年に政府が目指す経済成長を達成するには、現在の約4倍の外国人労働者が必要になるとのことです。 このような国の数字をもとに、具体的にどう改善するのか、それぞれの企業が問題提起をしているのかと言えば、一切していません。もちろん、AIでまかなえる部分もありますが、やはり人にしかできない部分は多かれ少なかれ残ります。人口減少との比率と比べれば、おそらく人口減少の比率のほうが多いでしょう。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
観測したり意図したりするとは、「意識を向ける」ということ。それは「フォトンをぶつける」という行為でもあります。 観測する、つまり「フォトンをぶつける」ことによって、確率は1に近づきます。いつも観測していれば、ぶつけるフォトンの量が多くなり、確率はより1に近づいていきます。強く意図したり、明確に意図したりするときも同じです。迷いがあると、いろいろな周波数のフォトンを飛ばしますが、意図が明確ならフォトンは集中します。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
その夜、実家に戻り母に不合格の報告をしようとしたとき、驚くべきものを見た。母は絵をたしなむ人間であったが、息子が宇宙飛行士になれるようにとの祈りを込め、ロケットの絵を描いていたのである。母が描いていたロケットは先端から空に向かって火を噴いていたのである。それから二年後の一九八六年一月、筆者は、新聞を開いた瞬間に、そのときの感覚と絵が、何を意味していたかを、理解した。新聞の一面で報道されていたのは、前日一月二八日に、米国のケネディ宇宙センターで起こった、スペースシャトル・チャレンジャー号の爆発事故であった。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
意識はフォトンである。フォトンは「粒」でもあり「波」でもあります。 集中しているときは、粒も波の数も多く出ています。意識の集中度が「高いとき」と「低いとき」を比べると、集中度の高いほうが「振動数が高く」なります。多くのエネルギーが詰め込まれた状態です。情報も多く畳み込まれています。 逆に、集中度の低いときは「振動数が低く」、エネルギーや情報も少ない状態です。同じ時間内にできることは、当然ながら違ってきます。たとえば、意識が「1000Hz」ならば、1秒間に1000個のことを処理できる。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
絶望老人とは、過去を悔やんでばかりで、未来への希望を全く持てず、現在をただただ絶望して過ごす老人。不良老人とは、手本となる態度を示すことができない老人 タバコをポイ捨てしたりスーパーで怒鳴り散らしたりするような老人。こうなると、人からの助けを得ることができない。その前に、自身も、自分の人生を好転しようと努力をすることが無い。 老後の生活をできるだけの貯金を作ったり、人の世話にならなくて済むような「健康な」体を手に入れておくしかない。それの用意をする最後のチャンスというのが、40代だと思っている。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
正しくない努力は、ただの苦労です。苦労をいくら積み重ねても、どこにも到達できません。努力が苦労になってしまわないように、しっかり正しい方向性の努力をしなければならないのです。正しい方向性の努力は、勉強をやっている最中にはわかりません。しっかりと準備をして、何をどう勉強するか、どう勉強すれば結果が出るかを、勉強の前にしっかりと考えなければ、途端に努力には意味がなくなってしまうわけです。「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」とは、東大の前身となる帝国大学の卒業生である夏目漱石が『こころ』の中で描いたセリフです。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
実は人間の脳は、1日に何かを選択できる回数が3万5000回と決まっており、それ以上の選択をすると脳が決断疲れを起こしてしまうということが、脳科学の研究でわかっています。だから本番までには極力、選択することを減らしておくといいのです。ジョブズが同じ服を何着ももっていたのは、「服を選ぶ」という選択をしなくてすむようにするためです。選択の回数を1回、減らすことができるわけです。 計画と実行との間には大きな隙があるだから、本番で想定外のことに対処するためには、本番で起こりうる最悪の事態を先に想定しておくことです。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
生成AIを導入する前と後で比較すると、従来の業務プロセスでは、例えば営業資料の作成に数日かかることが一般的でした。これには情報の収集、整理、文書の作成、デザインの調整など、複数のステップが含まれます。一方、生成AIを活用することで、これらのステップを短時間で自動的に処理することが可能になります。AIは、事前に設定されたテンプレートや指示に基づいて、資料の構成やデザインを自動で生成し、必要に応じて修正も行います。これにより、従来のプロセスに比べて作業時間が大幅に短縮されるだけでなく、資料の質も向上します。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
シナリオプランニングの最大のメリットは、「戦略的惰性」からの脱却を促す効果だ。戦略的惰性とは、経営者、管理職や組織の構成員が共有する、業界や自社に関するものの見方や考え方に囚われ、既存の成功の方程式に盲目的に頼り続ける状況を指す。この状態では、組織として望ましいと認識している未来シナリオ、すなわち公式の未来に対して疑いを差し挟むことも難しい。シナリオプランニングは、「未来のリハーサル」とも言える。リハーサルを通じて組織の環境変化への感度が高まれば、変化の早い段階で、新たな機会を素早く捉える可能性が高まる。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
強みとは、自分の才能を認識した上で、それに合った様々な努力をし続けることによって生まれてくるものなのです。自分の才能を認識した上で、自分に投資をすることで得られる成果は、自分の才能を認識しない場合の何倍もの差がつくようになります。成功している人は、その人が持つ高い才能を起点にしてスキルや知識を身につけ、練習を積んでいます。 人との関係性を作るには、会って話す頻度とその継続が最も重要であると考えています。これは仕事に限らず、プライベートでも活きる話です。
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Kentaro
定年後、豊かで愉しく生きがいのある生活を送っていくには、まず、自分自身を知ることから始まります。自分自身を知った上で良い人間関係を作って行くことが大切です。ジョハリの窓を使うと自分自身を見つめるのに役立ちます。自分自身で分かっている部分と分かっていない部分、更に、自分のついて他人に知られている部分と知られていない部分があり、この組み合わせによって4つの窓、領域が出来ます。 Aは開かれた窓、Bは、盲目の窓、Cは隠された窓、Dは閉ざされた窓といいます。
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Kentaro
認知症に対するもっとも大きな誤解は、「認知症になると人格が崩壊し、急に暴れだしたり、大声をだしたりする」という見方です。たしかに、認知症の患者さんの中にはこのような行動をする人もいますが、それは認知症によって生ずることではなく、その多くは他の精神疾患によるものです。認知症の患者さんと接した経験のある人なら理解していることですが、認知症を発症すると多くの人は「おとなしく」なります。周囲が「年をとったな」と思っている間に認知症が静かに進行しているケースも少なくありません。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
リーンスタートアップは、成功への時間を短縮すべく「早く」を特に重視しますが、「低コストで」も実現できれば、全くの失敗だったとしても、次なるイノベーションに挑戦する時にも予算的な制約がかなり緩和されるのです。たとえば医薬品の開発は、数十億円、数百億円も開発費をかけた挙句、開発プロセス後半の臨床試験の段階で失敗が見つかることが少なくありません。これでは非効率的ですから、医薬品メーカーは、開発初期の段階でそうした副作用を引き起こしかねない不適切な候補化合物を排除する技術をいろいろと模索しているのです。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
一度経験したことや見聞きしたこと(五感でとらえたこと)に関しては、脳がいちいち判断(解釈)するのをスルーできるように、「これはこうである」というオートパイロットの判断軸をプログラミングすること(信じ込み)で省エネ状態をつくり出している。生きていくためにはそれは不可欠な脳の働きなのだが、1度プログラミングされたオートパイロットの判断軸によって、自由自在な発想や可能性が大きく制限されてしまっている面もある。その判断軸は無意識レベルにプログラミングされていて、本人にも認識しづらい「バイアス」として行動に現れる。
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Kentaro
カスタマージャーニー作成の目的は、ひとつは「マーケティングオートメーションにそのまま落とせて、施策の大半を自動実行できるようにするための設計図にすること」であり、もうひとつは「最後の勝負所であるコンテンツ企画をスムーズかつパワフルにする設計図にすること」です。 カスタマージャーニーとは顧客体験の連鎖ですが、顧客体験である以上、企業が顧客に指示できるものではありません。企業のシナリオ通りに顧客が行動してくれる保障はどこにもありません。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
カスタマーサクセス業界では、顧客のライフサイクルを「オンボーディング期」と「サクセス期」の大きく2種類に分けています。一般的に、オンボーディングとは新入社員が活躍できるように育成する取り組みのことです。カスタマーサクセスでは、顧客がサービスやプロダクトの価値、利用方法を学ぶ一連の取り組みという意味で使っています。まずはオンボーディング期でサービス・プロダクトの価値を感じ、利用方法を学んでもらってから、サクセス期でサービス・プロダクトを活用し利益につなげてもらうサイクルになります。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
ファンの信仰心を強化するためには、エモーショナルマーケティングが重要な役割を果たします。エモーショナルマーケティングとは、感情に訴えるマーケティング手法であり、ファンの心に深く響くメッセージや体験を提供することを目指します。これにより、ファンは単なる顧客以上の存在となり、ブランドに対する深い信仰心を育てます。例えば、特定のキャラクターに対するファンの愛情は、キャラクターが困難を乗り越えるストーリーや、ファン自身の人生に重ね合わせることができる要素を持つことで強化されます。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
本当の顧客視点とは〝顧客起点〟で考えることなのだ。これを肝に銘じ、「顧客の期待を超えるCX」を提供し続けなければならない。現在の顧客は、QCD(品質、コスト、納期)のメリットだけでなく、それ以上の付加価値を求めるようになっている。だからこそ企業は今すぐCXに本腰を入れ、「顧客から愛され、顧客とともに進化を続けるサービス」を創り上げることが理想となるのである。DXでなかなか成果をあげられない原因の一つには、DXを適切に理解できていないことがある。DXは企業のビジネスを根本から見つめ直す抜本的な変革なのだ。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
アクセラレーターは、既存事業の成長支援プログラムを提供する組織を指す。これに対して、新事業開発や起業等を長期的に支援する組織をインキュベーターと呼ぶ。近年日本政府の資料でも良く見かけるようになったのが、オープンイノベーションだ。企業が社内、社外の垣根を越えて、アイデアや技術を取り入れ、革新的な商品やサービスを生む手段や考え方を指す。これを目的にCVCに取り組む企業も多い。CVCがまだ使っていない余剰資金をドライパウダーと呼ぶ。これをウォッチし続けることでベンチャーの資金動向をつかむことも出来るようになる。
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Kentaro
現在の消費者は、「テクノロジーの進化」により、ある種の「権限」を保有するようになった。商品を選ぶ際、従来であればお店に並んでいるものからしか選べなかったが、インターネットにアクセスすれば、無尽蔵なものの中から商品を選ぶことができる。また、商品・サービスに関する情報も店員に聞いたり店舗でパンフレットを貰ったりしなくても、商品・サービスの紹介ページや口コミまでさまざまな情報にアクセスできる。 このような消費者に対し、企業は少しでも顧客を理解し、顧客の通り道を予測し、他社より先んじてアクションしている。
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Kentaro
次世代流通小売戦略とは、突き詰めれば「消費者購買行動データを分析し、消費者理解から消費者個々人に良い購買行動提案を行い、信頼関係を築き長期的な関係を構築すること」だ。この次世代流通小売戦略をどのくらい実行できているかという基準で考えれば、日本の流通小売業は米国や中国の流通小売業と比較すると大きく後れをとっている。しかし、私はそれほど悲観的ではない。歴史を振り返れば、そのような状況の中、日本人はいつもキャッチアップしてきたからである。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
データと向き合う上で一番ものを言うのは、最新の手法とは限らず、むしろ読み解く人自身の経験値。データを読み解く人はデータサイエンティストに限りません。むしろ分析の専門家と一緒に動くチームなどで、その事業や現場の知識をより多く持っている人のほうが、データが示唆するものに気付くことに長けているケースも往々にしてあります。現場で培ってきた知見や経験値は、データ活用に必須です。数字だけを上滑りさせないためにも、現場が持つ業界の知識・経験値とデータサイエンティストが持つデータ分析スキルを融合させることが重要なのです。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
多くの企業がデータ活用を推進する一方で、どの部門にどのようなデータがあるのかをきちんと可視化出来いる企業はすくない。このデータマッピングを軸に、同意管理と連携することで、同意取得時の目的を管理する。請求権対応と紐付けることで、請求者に対するデータ活用状況を管理できます。アセスメント管理と紐付けることで取得経緯や状況を把握した上で適用範囲を確認します。インシデント管理と連携することで情報漏えい対策のデータベースの活用範囲の情報を管理していくのです。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
星火BIFはブロックチェーン技術を用いて、商品のトレーサビリティ、商流ファイナンス、充電ステーションのシェアリング、スマート製造のデータ連携、炭素排出データの追跡、知的財産権の保護、デジタルアセットの実装例があった。シーメンスでは炭素排出データ基盤として活用され、パナソニックでは電池分析プラットフォーム基盤として活用されている。 産業データの連携基盤としての星火BIFの取り組みはスタートしたばかりだが、これまで個々の企業の中だけに閉じられていたデータが連携、データ価値化戦略の第一歩が踏み出された。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
最もユニバーサルな価値といえば、たとえば刑法の規定ですね。国によって刑法の規定内容は異なりますが「人を殺してはいけない、人の物を盗ってはいけない」というのはだいたい共通しています。これは明らかに良し悪しの問題であって、普遍的な価値です。ユニバーサルの極にある価値観を少しだけローカルのほうに寄せてみると、「民主主義」や「言論の自由」「信教の自由」という話になる。国や社会によって例外はありますが、この100年ほど「人を人種や宗教によって差別してはいけない」というのは、わりと普遍的な価値観になっている。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
老人になって、楽しく生きている人や、多少若い人でも、がんに侵されて明日をも知れない身になっても生き生きと生きている人は、その日暮らしに徹しているような気がする。未来はないのだから、未来のことや、人生の意味など考えても楽しいわけがないのだ。本当は、若い人だって、何十年後かにはこの世にいないわけだから、将来のことはほどほどに考えればいいわけで、今を楽しく生きることを、最優先したほうがいいと思う。人が悩むのは、脳の妄想と現実が激しく乖離しているからだ。現実のほうは、変えようがないのだから、妄想をやめればいい。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
そもそも、歴史的に見れば、テキサスもカリフォルニアもアリゾナもニューメキシコもアメリカがメキシコから(さらに遡ればインディオから)強奪したものだ。テキサスは1821年にメキシコがスペインから独立して以来、メキシコ領だったが、アメリカからの移民が流入し、メキシコは1830年にアメリカからの入植を禁じた。しかし、入植したアメリカ人は1836年に独立を宣言し、1845年にアメリカ合衆国に併合された。これを不服としたメキシコはアメリカと対立し、ついに戦争になった。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
AIがブームで終わってしまう大きな理由は、AIは「フレーム問題」を解決できないからだ。フレーム問題とは、有限の処理能力しかないAIはすべての事態に対応した解を導くことができない、という考えてみれば当たり前の問題のことだ。例えば、児童生徒の模範になるような学習ロボットを造ることを考えてみよう。授業のある日は遅刻せずに学校に来て、先生の講義を聞き、先生に教わったことを完璧に覚えるロボットを造ることは可能だろう。テストの問題も模範解答もロボットに作らせれば、先生の手間が省ける。
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「IKIGAI」を実現するための第一ステップとして、あなたのアイデンティティを知ることが重要です。「好きに負けなし」という言葉があるように、好きで得意な事を仕事にすると、自分の能力を発揮しやすくなり、活躍できる可能性が高まります。活躍できると更に仕事への興味関心が高まり、自分の思い通りに仕事ができるようになり、満足感や達成感を得られ、自信にもつながるでしょう。知識の習得や学びを深め、より高度な仕事にもチャレンジできるようになり、自分の自信にも繋がります。
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今は、メンバーを牽引するのでもなく、奉仕するのでもなく、リーダーの自分らしさとメンバーの自分らしさを引き出してマネジメントするオーセンティックリーダーシップが注目を集めています。リーダー自身も自分のWILLを開示して、強みや弱みを補完しあってマネジメントをしていく時代になってきているのかもしれません。 チームメンバー同士でWILLを共有し合うこともおすすめです。相互理解が進み、良い化学反応が起こることが多いです。 話は大きくなりますが明治維新もフランス革命も、WILLの共鳴からスタートしています。
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特定の出来事や物事について、普段の考えを手放すと、そのことに対する私たちの経験は一変します。これが、私たちが現実の世界ではなく考えの世界に生きているということです。そして、現実に対する認識は完全に自分自身の考えを通してつくられるということなのです。それを理解すれば、私たち人間のあらゆる精神的な苦しみの原因を解き明かしたことになります。 経験が自分自身の考えから生じていると理解することによって、人生の経験を変えることができるのです。そして、私たちはいつでも異なる経験をし、人生を変えられるようになります。
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論理的に「考える」ためには、まずは「具体的」なファクト・知識を多く洗い出した上で、「洗い出したファクトを組み立てながら示唆や課題を導く」という「ボトムアップ」の流れによる検討が必要です。特に「考える」検討の序盤ほど、この傾向が強いです。一方、「考える」検討の終盤になると、考えた内容を「まとめる」「見落としがないか確認する」といった検討が必要になるため、ボトムアップに加えて、トップダウンの視点も、ある程度重要になってきます。
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ビジネスにおける顧客の範囲に「三つの領域」を拡大して考えてみれば、既存顧客が一番内側の輪の中にいる。現在は競合の顧客であるなど、すでに既存の市場の対象顧客と考えられているものの攻略できていない「買う可能性があるとわかっているが買っていない」顧客が二番目の輪の中にいる。そして、現在は顧客として想定すらしていない、いわば「未創造」の顧客が二番目の輪の外、つまり三番目の輪の中にいることになる。 ドラッカーは、「ビジネスとは顧客の創造である」という言葉を残している。
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有機食品を取り扱っている大手スーパーでは、イオンの「トップバリューグリーンアイオーガニック」や、首都圏や近畿地方で展開するライフの「ライフナチュラル」といった、プライベートブランドが有名です。2023年、イオンは3年後に国内有機食品市場における、自社プライベートブランドのシェアを30%達成することを目標にし、売上を3倍にすると発表しました。これにより、今後さらに有機食品のプライベートブランドの数が増え、購入しやすい価格になっていくことが期待されます。
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アイデアが次々出てくる人は、とにかく雑学が豊富。ただしこれは、自然に入ってきているわけではなく、自ら興味を持ち、常になぜと問うことを忘れず、物事を探求することで身につくものです。BtoBの場合、発注企業の担当者から情報を聞き出したり、RFPを読み込んだり、さらには会社情報や市場の動向を調べることで、発注者のニーズを見つけ出すわけですが、BtoCの場合はユーザーを知るための調査(リサーチ)を行います。この段階では、定性調査(グループインタビューなど)や定量調査(選択式アンケートなど)を用いることがあります。
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取引先に人として信頼してもらうためには、何が重要なのでしょうか。誠実な受け答え、スピーディーなレスポンス、品質の高い業務対応など、重要なポイントは挙げればキリがありません。大事なのは、人は「自分のことに関心を持ってくれる人」には悪い印象を持たないという傾向があります。 先方の担当者と付き合いが長く、互いに気心の知れた関係になっていれば、過去の経緯を踏まえた対応は難しいことではありません。出来る営業パーソンは、行き当たりばったりでは、信頼関係がつくれないことを知っているので必ず準備をしてお客様に接します。
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営業DXの定着レベルや活用レベルが低く、改善が必要な企業の多くが、営業パーソンによる「やらされ感」に悩まされている。仮に、営業DXの取り組みが「やらされ感」に陥っている場合、あるいは「作業的な対応」になってしまっている場合、営業リーダーは、現場の営業パーソン達に対して、自分の言葉で営業DXに取り組む意義や目的、ツールの本質を訴求しなければならないのである。 営業DXの取り組みに苦戦している多くの企業が、SFA(CRM)に必要な情報が蓄積されること、すなわち「情報のインプット」に課題を抱えている。
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LTVを最大化するためには、モノを一回売って終わりにするのではなく、購入後にうまく使えているのか、活用度は高いのか、満足できているのかといった顧客側で実現している機能や便益に着目する必要があります。 そのためには、モノ売りからコト売りへ、商品販売からサービス提供へと、売り切って終わらないビジネスモデルへの転換を考えることが重要。営業とは、持っている価値を相手に伝え、その価値を認めてもらい対価をいただくこと。顧客を訪問するかどうかは、関係ありません。何回訪問をしたから熱心で良い営業というものでもないのです。
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ビジネスには、「測定されないものは管理できない」という言い回しがあります。実際には全く管理できないということはないのですが、やはり測定され数値化されているものに比べると管理が難しくなります。また、KPIがない場合、仮に管理ができたとしても属人化しやすく、マネジャーが代わったときに引き継ぎが難しくなるというデメリットがあります。分析の基本は比較です。KPIをしっかり設定・測定するとともに、適切な対象と比較し、問題発見やその解決に役立てることが大切です。
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中小企業が資金や人手の不足を乗り越えて、儲かり体質になるためには、実にさまざまな要素を複合的に変革していくことが必要です。中小企業には時間的にも人員的にもそんな余裕はありません。だから、中小企業が儲かり体質になることは、非常に難易度が高いのです。その答えのひとつが、展示会です。展示会に年1回出展すると決めて、実際の業務の一環として、展示会営業術を進めていくことで、無理なく自然にこれらの要素をクリアし、儲かり体質に変わることができるのです。
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コレスポンデンス分析は、似た者同士を近くに配置して、関係性をわかりやすく見つけるための分析です。 コレスポンデンス分析を行うことにより、クロス集計表を眺めるだけでは掴みづらい全体的な傾向、質問項目や対象者のセグメント別の特徴などを視覚的に捉えることができます。そして、縦軸、横軸それぞれの意味を解釈することにより、どのような側面がポジショニングを規定しているのかを把握し、現状のポジションを確認して、目指すべき方向性を特定することができます。
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マーケティング・プランの実施には他部門との協業が欠かせません。マーケティング部門はあくまでも旗振り役。たとえば提案をうまく製品開発に入れてもらったり、マーケティング施策を営業にサポートしてもらって店頭をにぎわせたり、オペレーション部門の協力でプロモーション用のシールを倉庫で商品に貼ってもらったり……。どんなにすばらしいプランが描けていても、それが協業する各部門に受け入れられない、難しくてなかなか理解されない、ということになれば、実施できないか、実施できても、その価値は半分以下に減ってしまいます。
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いずれは、「課題」を明確に認識できていなければ気持ちが悪くて情報収集作業に入れない……そんな体質になりたいものです。「課題」がはっきりしない情報収集は見知らぬ土地を地図なく歩き回るようなもの。そうならないためには、自分自身がしっかりと情報収集の「課題」を設定しなければなりません。書籍は、情報収集の基本です。日ごろ書籍からの情報が蓄積されている人は、いざ情報収集を始めるとき、多くのトピックにおいて課題への立ち位置がより近くなります。本を楽しむことが出来れば、情報収集の基礎体力が飛躍的に上がっていきます。
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小売業界は急速なデジタルトランスフォーメーションを経験しています。オンラインショッピングの台頭により、消費者の購入行動は大きく変化しました。Shopifyのようなeコマースプラットフォームは、物理的な店舗を持たない企業にも世界中の顧客に製品を販売する機会を提供しました。これにより、小売業界の競争環境は、地元のビジネスからグローバルなビジネスへと大きくシフトしています。AIとデータ解析の進化により、消費者の購入パターンや嗜好を詳細に理解し、パーソナライズされた製品やサービスを提供することが可能となりました。
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プロンプトを設計するスキルは近い将来、基礎的なビジネススキルとして位置づけられると想定される。一方、生成AIを用いたワークフローを設計するスキルとは、「生成AIの使いどころをみつけ、自身の業務や作業を効率化するスキル」ともいえる。生成AIの使い方をどれだけ熟知していても、そもそも使いどころがわからなければ使いようがない。業務を「棚卸し」した上でワークフローを設計し、自身で付加価値をつける部分と、生成AIによって効率化する部分とを区別・役割分担することで業務効率化と高付加価値化が達成できる。
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ビジネスの資料は、そもそも相手に何らかのアクションを求めるものです。したがって、それだったら自分も動いてみようと相手の琴線に触れる力があるかどうか。ここが問われてくるのです。まとめますと、プロフェッショナルな資料とは、相手の期待を捉え、高い品質で、相手に感動を与えるものだと言えます。 教養は、雑学と言いかえてもいいかもしれません。ある時には池上彰さんになったつもりで、子供でもわかるたとえって何だろうと単純化してみたり、相手の立場になってみたり、と視点をスライドさせて試行錯誤をしてみることです。
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デジタル技術の浸透は、ビジネスプロセス設計に必要な能力も大きく変えました。かつての業務は現場経験を通して習得し、経験からの気づきを反映することで改善を繰り返してきました。しかし、業務の実行者はロボットや情報システムに取って代わられようとしています。経験則だけで業務を理解できないのであれば、従業員にはデジタルソリューションの内部にブラックボックスとなった業務の論理を理解したうえで、これらを作り替えていく能力が必要になります。
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課題設定力、つまり、「現状」と「あるべき姿」と、それを阻む「問題」を正確に見極め、的確な打ち手を考えるという力が現場レベルでも求められるということは、すなわち現場レベルの「プロ化」を意味します。プロ、というのは定義が難しい言葉ですが、ここで言うプロは、「自ら考えて仕事をし、付加価値を生み出せる者」「他者に貢献できる者」という意味です。 「視座」を高く持ち、「視野」を広げて、課題を考える。そして最後の「視方」は「視点」です。
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十年前、P&Gは粉末洗剤の「全温度チアー」を日本で発売した。ちょうど私が子供の頃のことで、今でもそのコマーシャルを覚えているほど、大々的なキャンペーンが行われた。セールスポイントは、その名のとおり、お湯でもぬるま湯でも、さらには水でも、すべての温度帯、つまり「全温度」で汚れが落ちるというものだった。子供心に、このコマーシャルが不思議でしかたなかった。なぜなら我が家では、水で洗濯するのが普通だったからだ。「全温度」を売りにする意味がわからない。そこを現地化して分かりやすくすることが出来なかった。
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SNS全般に言えることですが、まずは「あなたは何を販売する人なのか」明確にする必要があります。「あなたは何を販売するのか」、つまりLinkedInを運用する目的は何なのか、目的の設計が非常に大切なのです。 具体的には、バックエンド商品は何なのか、どんなお客様に売りたいのかを決めなければいけません。なぜなら、どんな投稿をすればお客様になってくれる人が増えるのかを考えることで、ゴールにつなげる配信をしていくことになるからです。SNSでは、何屋さんなのかがわからないと、見た人は商品やサービスを買ってくれません。
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LinkedInを通じてLINEの相談がたくさん来ました。悩みがあるときは、その分野の専門家で、親しみを感じる人にお願いしたいと考えるのではないでしょうか。つまり、あなたが何屋さんかわからなければチョイスにもあがらず、誰も頼みたいとは思わないということです。 ほかにも「補助金のことなら○○さん」「SNSで採用をするなら△△さん」と思ってもらえる状況をつくることが大切なのです。 あなたは何屋さんで、誰とつながりたいですか? ターゲットの人が何に困ったとき、自分を思い出してほしいですか? ここが大事です。
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Kentaro
昨今はBtoBプロダクトの多くをSaaSプロダクトが占めています。SaaSプロダクトは、バーティカルSaaSとホリゾンタルSaaSに区分できます。バーティカルSaaSとはいわゆる業界特化型のプロダクトです。医療、建設、金融、教育などのように業界固有の課題を解決するために誕生したプロダクトです。「○○Tech」とよばれるようなプロダクトはバーティカルSaaSに含まれるでしょう。ホリゾンタルSaaSとは業界に依らず、どの業界でも共通に存在している業務の課題解決をするために誕生したプロダクトです。
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Kentaro
地方の特色なのかこの土地独特の文化なのか、家でも畑でも、契約書を結ばない方針の人がまだまだ多いようだ。トラブルの話や土地の貸し借りについての正しい情報が、多くの人に知られる必要があると改めて感じた。始めの頃は仲が良かった関係も時間がたつと、ぎすぎすすることは多々あるため、正式な方法で貸し借りを行うことが必要だと思う。それが唯一自分を守ることになり、移住地での生活を安定して続けることになるのだ。
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人から学びたい、人から話を聴きたいと思っても、誰でも快く教えてくれるわけではない。人から学ぶためには自分からも何かしらをギブしなければいけない。 ギブするものとは要するに、気持ちだ。教えてください。話を聞かせてくださいというのは、あなたのお話をうかがうのは価値があるものだと感じていますと言う、メッセージでもある。 誰かに話を聞く際には、質問自体がギブになることもある。自分の仕事について質問されると、多くの人は喜んで答えてくれる。誰だって自分のやっている仕事に意義を感じている。
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「コミットメント(約束)と一貫性」という考え方があります。人間は無意識のうちに、一度コミットしたことと一貫した行動をとろうとします。ですから、ちょっと不安でも、まずは宣言してしまいましょう。人から笑われるくらいの目標のほうがかえって楽です。「業界を変える」でも、「営業成績で1位になる」でも、「目立った成果を出して『情熱大陸』に出る」でも、何でも構いません。まずは宣言して、その目標にコミットしていきましょう。徐々に意識が目標のほうに向いていき、考え方や振る舞い方が変わっていきます。
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ビジネスには、狩猟型ビジネスと農耕型ビジネスがあります。狩猟型は、たとえるなら、釣り堀で魚を釣り上げようとしているようなもの。SNSという釣り堀のなかでは、1割程度の人が講座に申し込んでくれたらいいほうで、残りの9割はそのままどこかへ行ってしまいます。これでは、いつかビジネスが立ち行かなくなってしまうでしょう。ですからこれからは、種を植えて育てる、農耕型のビジネスをしていきましょう。 農耕型ビジネスは、大きい農場でリストのみなさんに自由に遊んでもらうようなものです。
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私たちには避けられない時間的な制約があるから、これがビジネスの鉄則でもある。ビジネスの世界でも、一つひとつのテクニックやスキルにこだわらないで、全体感、あるいは「しなやかさ」で勝負するタイプが、最終的には強い。こういう人は「どこからでもこい」という構えになって、たとえば「体験入社を」なんて言い出さない。 仕事はテクニックではなくコツで覚えよ、汎用性のあるノウハウを身につけよ、上司や先輩のアドバイスは無視しろ、真面目で努力家は伸びない……、私がここまで書いてきたことのすべての源流は、つまるところこれである。
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日本市場で長い間通用してきたこの必勝パターンは、「伸び盛りな市場」「消費意欲旺盛な生活者」「潤沢なマーケティング予算」という3つの要素が前提条件になっていたように思います。この3つがなくなってしまった時代に、それを前提としていた必勝パターンは通用しなくなってしまったのです。 必勝パターンがない時代には、パターン思考が通用しませんし、分業システムでは解決できません。必要なのは、パターン思考に頼らずに、 課題解決のための障壁を突破するアイデア。街の思考と森の思考を分業せずに、その両方を融合した思考。
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判断と行動の間には、じつは深い溝がある。淵といってもいい。その淵は、判断という知的作業だけでは埋めきれない、現実の複雑さゆえに生まれる淵である。いくら考え抜いても、まだ不確実な世界が自分の前には広がっている。だから、まだ迷う。その淵をはさんで、こちら側には知的判断の領域があり、あちら側には行動の領域がある。決断は、その行動の領域へと跳ぶことによって、完成する。判断に跳躍が加わってはじめて、決断となる。だから、決断=判断+跳躍なのである。判断と行動の間に横たわる「深い淵」を跳ぶことが、ここでいう跳躍である。
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パーパスは、お客様に聞いてつくるものではありません。自分(自社)の内なる声に耳を傾けて、どんな未来をつくりたいか、その未来にどのように活動していたいのかを描くものです。これからは、「Why you?(なぜ、あなたがそれをやるのか)」が問われるようになります。 トップダウンで物事を決めていくのではなく、アイデアや知恵は現場にこそあるのだから、いちいち課長から部長、役員会に決裁を回すよりも、会社の理念や原則に照らし合わせ、自律的な組織に変貌していかねばなりません。
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せっかくアポを取って商談したのに、いつもそれっきりで終わってしまう人がいる。一万人のビジネスパーソンと対話して気づかされたことに、努力が報われない人は、最初の一歩目が間違っている事が多かった。商談終了後は黙々と仕事に取りかかるのではなく、すぐ方向性を確認するメールを送ることだ。提出物をいつ提出するかでその人の将来が見える。期限ギリギリに出すのは、混みあっていて、競争率も高い。明日までに出してと言われたら、今日中に出せればベストだ。そこから微調整も出来る。練りに練って的外れだったらこんなに悲しいことはない。
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どんなに慎重に判断していても、決断で迷うことは誰でもある。その場合はどちらでもいいということだ。正確には、5秒以上迷ったらどっちを選んでも同じだということである。「そんなことを言って、もし失敗したらどうしてくれるのですか!」と、顔を真っ赤にして迫ってくる優等生が登場しそうだが、どちらを選んでも失敗する可能性はゼロにはならないのだ。どうせどちらを選んでも失敗する可能性があるのなら、さっさと選んで失敗したほうがいいではないか。
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どんなにやる気があっても、どんなに努力家でもどんなに優秀でもすぐやる人にはかなわない。例えば、メールで仕事の依頼を出して、Aさんは、すぐやります。とだけ、返信が即座に帰ってきた。Bさんは、翌日、無難な内容で普通に返信が来た。Cさんは、2日後に、馬鹿丁寧な長文で3つ質問がありますとすと返してきた。 どのタイプがもっともチャンスを掴むでしょうか。いわずもがなです。Bさんが返信している頃にはAさんがプロジェクトにアサインされて体制図に加わっているでしょう。
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Kentaro
日本人はどうしても「自分の問題は頭の中で悩み抜き、解決する」という思考に走りがちで、結果解決したとしてもそのために大いに時間をムダにする傾向があります。その点、世界の一流ビジネスパーソンは、時間をかけるような悩みがあったら、まずアウトプットから始めて「自分の方向性が正しいのか」「誰の助けを借りればいいのか」を確かめます。彼らが息をするようにアウトプットができるのは、学校教育にルーツがあるように思います。海外で子育てをしていてわかったのは、海外の人たちは小さな頃から学校で発信の訓練をしているということです。
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「ちょうど良いDX」とは、企業の体質や状況、タイミングに合わせたDXのことであり、実現可能な「ちょうど良い」レベルのDXを目指すべきである。過去のアナログ状態からデジタル化への移行は、段階的に行うのが良い。最初はPCを使わざるを得ない仕組み作りから始め、徐々にデジタルツールを導入していく。会社の成長に合わせて、グループLINEの使用やChat GPTを活用した生産性向上を図っていく。企業や個人によって「ちょうど良いDX」のレベルは異なるので、現状に合ったレベルから始めるべきである。
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Kentaro
Google の使命は、「世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること」です。これが創業当初からの Google の理念です。これは現在でも、Google が生み出す価値や文化、社員の行動にしっかりと根づいています。 Google では、イノベーションを、「昨日とは違う明日を今日つくること」 と定義しています。そして、 「イノベーションはひとりの天才から生まれるのではない。多様な人材で構成されるチームの力を最大にしてこそ生まれる」 と説明しているのです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/01/09(2509日経過)
記録初日
2016/05/17(3111日経過)
読んだ本
7546冊(1日平均2.43冊)
読んだページ
1589240ページ(1日平均510ページ)
感想・レビュー
7546件(投稿率100.0%)
本棚
144棚
性別
血液型
O型
職業
IT関係
現住所
神奈川県
URL/ブログ
https://dx-idea.blogspot.com/
自己紹介

45歳の時、一度大病をして会社を半年休まざるを得なかった。テレビやビデオを見て過ごすのも10日で嫌になり、せっかくなら一日一冊は読書して復帰した時の糧にしようと思った。知識よくも手伝い、順調に思考もネガティブからポジティブに変わり、それから散歩で体力を回復して、会社に復帰後も読書を続けた。趣味のスポーツ観戦も取り入れ、今はすっかり体調も良くなった。
私にとって読書は一冊の中でこれが大事だと思うものを抜き出す訓練であり、そこで得た情報を仕事でも私生活でも人とのコミュニケーションに役立てることだ。小説や漫画は20代までは好きだったが、今は実益を兼ねるため、ビジネス本や歴史、サブカルチャーなどの社会を知る部分が大半になった。参考文献などを提示している書籍は、一冊の本の中に100冊分の参考図書のエッセンスが含まれていることも多い。そうでない場合もあるが、編集者のスクリーニングや読者レビューを経て書籍化されたものには必ず読むべきものが含まれているし、著者が読んで欲しい内容が含まれている。
この表現が刺さった。そう、その通り。こんな一文に遭遇するとすぐメモを取る。無理に記憶しなくていい。一日三冊に目を通すようになり、その感度は上がっていく。誰からも褒められなくても自分のこの一文を共有出来たら素晴らしいと思って記録している。これを20代から実践していたらもう少し視野が広がったとも思うが、まだ50代半ば、まだまだできることはありそうだ。

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