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2025年1月の読書メーターまとめ

Kentaro
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感想・レビュー
93
ナイス
2228ナイス

2025年1月に読んだ本
93

2025年1月のお気に入り登録
3

  • 森林・米・畑
  • たろう
  • ミカママ

2025年1月のお気に入られ登録
3

  • 森林・米・畑
  • たろう
  • ミカママ

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Kentaro
自分が苦手な分野は、お金を払って専門にお任せをします。例えば、税理士さんに確定申告など全てお任せする方が効率的です。 専門用語や時間がかかる手続きは、断然、委託する方が時間を無駄にしなくて済みます。 自分ではなくても出来る仕事も部下に任せる。技術職なので、もちろん自分でやってしまった方が早く出来ます。しかしそれでは、私が出来る仕事の時間が減ってしまいます。一人で何もかもするには労力がとてもいります。部下の成長を見守ってしていただくという気持ちで取り組みましょう。
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2025年1月の感想・レビュー一覧
93

Kentaro
聞き手にとってはまったく初めての、話し手の経験をもとにした物語というのは、何から語り始めるのがいいのだろうか。その際に不可欠となるのは、物語の舞台と背景をことばで入念に表現していくという作業になる。それがない場合、話し手の一人合点で終わってしまい、聞き手は置いてきぼりをくうことになる。小泉は、自分一人で突っ走ることなく、聞き手中心に、話し手と共有するようなバックグラウンド知識から語り始める。それは、オンカロの意味、地下、岩盤に関する情報だ。
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Kentaro
生徒が本当に「面白い」「わかる」「学ぶに値する」というときはどういうときか、そういう内容とは何なのか、それはどうしたら創り出せるのか。このこと が、半世紀前からの私たちの一貫した実践的課題であった。この課題実現のための第一歩は、「投げ込み教材のどん欲な開発と蓄積」であった。投げ込み教材とは、自分の好きなように適宜授業の中に投げ込んで使う教材のことである。この誰でも行っている当たり前のことを私たちの教育運動の原点に据えようというわけである。
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Kentaro
WACCは資本の提供者の要求に応えるために、企業が生み出すべき最低限の収益率。そして、「ROIC > WACC」であれば、良い投資だったと判断できるようになります。 株主にとっての投下資本の収益性を測るのにはROEを用い、銀行借り入れや社債による資金調達を含めた収益性を測るのには、ROICをもとに判断していきます。 ROEが高いということは、株主資本(純資産)を使って生み出す利益(当期純利益)が大きいということです。すなわち、株主にとって「価値が高い会社」と言い換えられます。
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Kentaro
まずはお客様がどんな人物なのか、家族構成や生活環境、どんな経験を経て今に至るのか、話の中から人物像をつくりあげます。自分がその方ために何をしたら良いのかなどを考えます。 時間は有限です。締め切りまでの期間もまた、限られた時間の中にあります。お客様のタイミングに合わせていかに素早く対応ができるか、これはどんな業界でも同じです。仕事ができる人はレスポンスが速いです。適切なタイミングで適切な対応をすること、それを、できるだけ迅速にすることがどれほど重要か。意外とこれができていない人も多いのです。
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Kentaro
今日の動画のテーマは Positive Affirmations for Self Love (自己愛を高めるためのポジティブなアファメーション)アファメーションとは、なりたい自分になるための、 言葉による思い込みづくりのこと。意識することなく、英語が すーっと頭の中に入ってきて・・・ 何を言っているのかわかったのです!日本語が一切介入しなくて、 滞りというか、ラグが存在しない瞬間でした。英語が分かる。昨日までは分からなかったのに、英語が分かる悟りというのでしょうか。自分の中の英語の部屋が覚醒したのです。
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Kentaro
【文法】【単語】【発音】 これを深く理解すれば、 紐解けば、 英語学習は攻略したのも同然です。とりわけ 文法と発音は、日本人が一番つまずくと言われる場所です。英語学習を続けられない理由は 主に2つ。今自分がやっている学習のメリットが分かっていない。そもそも学習方法が分かっていない 。これをしっかりと理解して 納得感を得られれば意外と継続できてしまうのです。インプットとアウトプットの両輪をその日のうちに回していくこと。その日に習った文法、単語を自分の独り言に組み込んでどんどんアウトプットしていきましょう。
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Kentaro
ジェイソンさんが言う唯一の語学習得のコツは、little by little、「楽しく」「少しずつ」「永遠にやる」こと。楽しくなければ続かない。彼は、日本のお笑い番組を見ながら日本語を学んだ。でもそのとき、分からない日本語をいちいち辞書で調べるなんて面倒はやらなかったと言う。「だって、それをやると、楽しくなくなっちゃうんだもん」と。 語学力がG人材とL人材を分けるわけではない。バイリンガルだからG人材だとか、日本から出たことがないからL人材だというわけでもない。
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Kentaro
当時の慶応ラグビー部の1日の練習時間は8時間。新入生はその前後に準備と片付けで1時間ずつかかるので、合計10時間はラグビーに費やすそうです。授業なんてほとんど出られません。これはとてもついていけないなと思い、私は入部をあきらめました。 トヨタ自動車に勝ったその年、上田監督は勇退を決意してラグビー部を去っています。そして翌シーズンから、慶應ラグビー部は長い低迷期間を迎えます。約10年間、それまで常連であった全国大学選手権大会にもまともに出られないような時期が続きました。
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Kentaro
3世紀の日本列島の人口は、九州が圧倒的に多く畿内の3倍だった。それが500年後の8世紀には、畿内が九州に肉薄するまでになった。特に大和(奈良)の人口増加が著しい。この人口増加は日本列島内からの移住による。 【壬申の乱】は大海人皇子による皇位の乗っ取り(たとえば九州王朝から大和王朝への交代)だった。そのためシナに倣って『史書』が必要になり、皇統の正当性を訴えるために『日本書記』の編纂を命じた。そのために天智天皇を貶める必要があったのではないだろうか。
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Kentaro
最も尊い神である天照大神や、その子孫である天皇はこの国の核となるご存在ですが、宗教や神道を創始したわけではないため、当然教祖とは言えません。「神道」という言葉自体も、「道」という概念を含んでおり、あくまでも「方法」や「道筋」を表しています。つまり、神道は特定の教えや教義を持たず、日常生活や自然との共生を重視する「道」として存在しているのです。このように、神道は教理・教典・教祖がないことから、一般的な宗教の定義には当てはまらないと考えられます。
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Kentaro
何よりも一番大事なことは、サーキュラー思考法を会社経営の『ど真ん中』に据える、ということです。一つ目の理由は、環境と経済性を両立させることや、企業が抱える経営課題を根本的に解決するためには、部分的な対応や付け焼き刃な対応ではダメだ、ということです。そこには環境的にもビジネス的にも、俯瞰的な視点を持つサーキュラー思考法が必要不可欠です。同時に、他社と差別化して収益を上げていくためには、本業のビジネスモデルそのものを大きく変革していかなければなりません。それにも、サーキュラー思考法が最強の武器になります。
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Kentaro
「TAIWA」という発想は、私が長年ビジネスの現場で取り組む中で、グッドパフォーマーとグレートパフォーマーの違いを探求した経験から生まれました。その違いは、単なるスキルや効率の追求にとどまらず、人と向き合い、深く関わるコミュニケーションの中にありました。このコミュニケーションは、自分と相手の双方を奮い立たせ、新たなインスピレーションを引き出す力を持っています。「TAIWA」は、私たちが時に忘れがちな「人間らしいコミュニケーション」を取り戻すためのスキルです。
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Kentaro
パキスタン政治が劇的に変化するのは、アメリカで発生した九・一一事件後のことである。アメリカにとって、アフガニスタンにおける対テロ戦争にはパキスタン軍部の協力は欠かせないものだった。ブッシュ大統領はムシャラフ政権に対して、アフガニスタンのタリバン政権への支持を放棄すること、パキスタンに潜伏するアルカーイダや他のイスラム過激派勢力を殲滅すること、カシミールの武力勢力に対する武器の供給を停止し、インドとの和平プロセスを開始することなどを求め、その見返りとして巨額の援助を用意した。
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Kentaro
ある母子家庭の親子から一通の手紙が届いた。「志村さんのコント番組の1時間が、1週間で一番の救いになっています。コント番組を見ていれば、少なくともその1時間は辛いことを忘れられ、そして次の1週間また頑張ろうと思えます」志村は真剣な顔でこの言葉にとても勇気づけられたと答えている。彼は、明るさ・生きる活力を与えていることに自身の仕事のやりがいを感じていた。彼は街で人間観察を行うのが趣味だと答えており、人というものの理解に異常なほど執念を見せていた。平素寡黙であり、独身を貫いたことも決して偶然ではないだろう。
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Kentaro
マシュマロ・テストは1960年代後半から70年代前半にかけて心理学者ウォルター・ミシェルが行なったもので、「人間行動に関するもっとも成功した実験のうちのひとつ」とされている。ミシェルは、保育園に通う4歳から5歳の子どもに、目の前にあるマシュマロをすぐに食べるか、20分がまんしてもうひとつマシュマロをもらうかを選ばせた。その後、30年以上にわたって実験に参加した子どもたちを追跡調査したところ、マシュマロをがまんできた子どもは学校の成績がよく、健康で、犯罪などにかかわることが少なく、大学卒業後の収入が高かった
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Kentaro
日本では、人の上に立つ人間は、「清濁併せ呑む」というのか、「噓も方便」というのか、適当に噓もつけるくらいでないとダメだとすら思われている節がある。しかし、「清濁併せ呑む」政治家は、往々にして、汚いものばかり飲み込みたがる傾向がある。日本人は、けっきょくのところ自分たちで何かをするよりも、お上(政治家、行政)にやってもらうのが好きであり、うまく行かない本当の理由を考えるより、だれか目立つ標的を見つけてバッシングして憂さを晴らそうとする。そんな一揆感覚を捨てないと、国民は本当の主権者になれない。
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Kentaro
自分一人でアイデンティティを築き、人生の方向性や目標、ミッションを決めるという経験をせず、他人の価値観や評価に身をゆだねてしまうと、たとえ競争に勝って目標を達成しても、組織の中で成果を出して認められても、目標を達成したり組織を離れたりすると同時に自分のアイデンティティや生きる方向性を見失ってしまいます。 自分一人でアイデンティティを築くためにまず大事なのは、過去の自分の価値観を見直し、「自分の価値と存在意義は自分で決められる」と理解することです。
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Kentaro
子どものいない間は、夫婦のあいだで、お互いをどう呼び合うかはさまざまです。名前で呼びあうことも多いでしょう。ところが、子どもが生まれると、自分たちでも相手をおとうさんやおかあさんと呼ぶようになります。夫にとっては、妻は自分のおかあさんではありません。妻にとっても、夫は自分のおとうさんではないのです。にもかかわらず、そうした呼び方をするようになり、それによってお互いの関係性にも変化が訪れます。配偶者に対して甘えることが容易になったりします。あたかも自分の母親であるかのように、妻に甘えたりするのです。
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Kentaro
そもそもワーク・ライフ・バランスとは、従業員が仕事の質と量を落として、ライフに割く時間の比率を高めることではない。それまでこなしてきた労働と成果を維持したうえで充実したライフをクリエイトする、という生き方だ。だから、プライベートを充実させると同時に企業に対してできること、貢献できることを明確にしておく必要がある。それら業務の量と質を維持する仕事の進め方とはどのようなものか、そしてそこから導き出す成果に変わりはないか、という認識を経営者と共有してこそ成立する、労働生活形態である。
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Kentaro
オーストリアの精神科医ベラン・ウルフの「悩みは昨日の出来事ではない」という言葉を借りれば、「うつ病は昨日の出来事ではない」。うつ病になる人には「長い、長い」過去の歴史がある。たしかに、直接的なきっかけは会社のストレスかもしれない。家庭でのストレスかもしれない。あまりにも忙しくて、休養がとれない日々の結果かもしれない。しかし考えてみれば、その会社にも、のうのうと楽をして高い給料をもらっている人がいるのである。あるいは忙しい「ふり」をして怠けているだけの人もいるかもしれない。
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Kentaro
共感にも、大まかに言って二段階ある。その第一段階は、言語を習得する段階において調教される人間にとって最も基本的な「共通感覚(sensus communis)」の形成である。この段階における共感能力は言語を学ぶときに同時にわれわれのからだに刷り込まれる。 大まかに言って、共感をも自己利益の追求のうちに取り入れてしまう見解と、共感は他の感情からの派生物ではなく、独特の感情であることを認める見解とに分かれる。本来、人間を徹底的に利己的な動物と見るか、それとも他人に対する共感をもった動物とみなすかの違いである。
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Kentaro
ウソつきとは、客観的真理に反して語ることではなく、自分の「自覚的信念」に反して語ることである。例えば、ヒトラー政権下のドイツにおいて、隣に住むKがユダヤ人でないのにユダヤ人であると誤解して、「ユダヤ人だ」とゲシュタポに通報する者も、Kがユダヤ人であるのにユダヤ人ではないと誤解して、「ユダヤ人ではない」とゲシュタポに通報する者も、ウソつきではない。 理性的な人間であれば、自分が不利益を蒙るがゆえにウソをつくこと、他人のウソを見逃すこと、それに加担することが(道徳的に)悪いということを知っているはずだ。
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Kentaro
あなたはいつも私を笑わせてくれて、笑顔を引き出してくれていました。感謝でいっぱいです。だけどあなたがいないと私、なかなか笑顔になれません。どうしよう……、これからどうして生きていこう。そんな思いばかり、頭の中をグルグルと回り続けています。 一番の理解者だったあなたを失って、もう世界から味方が消えてしまったような感覚です。誰も、この辛さを分かってはくれません。あなたのところへ行きたい。 明日になれば何事もなかったかのように「ただいま」と笑顔で帰って来てくれるような気がして、叶わない期待ばかりしてしまいます。
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Kentaro
混乱した状況の被災地に住む人々は、働くという行為によりどころを求めていた。働くことで安定した〝日常生活〟を取り戻そうとしていたのである。だが実際には、自らも被災した救助者は、いかに不眠不休で働いてもけっして充実感を得ることはない。使命を果たしたという満足感よりも、十分なことができなかったという不足感が上まわるのである。そのため使命感にかられて自らを酷使し、消耗させてしまう。こういう状態が長期化してしまったものを、私たちは「燃え尽き」症候群と呼んでいる。
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Kentaro
人は生まれながらに、喪失を経験する。生まれてきた赤ん坊は、母親の子宮という守られた空間に別れを告げ、産道を通りぬけ、そして産声を上げる。覚えてはいないだろうが、二度と戻ることのない母胎との別れは、私たちにとって最初の喪失体験といえる。 現在の日本は、多くの人が亡くなる「多死社会」を迎えつつある。厚生労働省の人口動態統計によると、年間死亡者数は2003 年に100 万人を超え、2017 年は前年より3万人以上多い134万397人で戦後最多を更新した。
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Kentaro
カナダで起業し、そのビジネスを育てた場合、small business deduction といって、法人税を非常に安くしてくれる制度があります。 年商約5000万円の会社に対しては、税制優遇をしてもらうことができます。 また、日本と比較するとカナダでは、small business を簡単に起こすことができます。 Small business の維持も年間数万円程度で維持することができるのです。 そのため、とりあえず、やってみる。というスタンスで、挑戦するチャンスが非常に多いと感じています。
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シンガポールは、日本から2番目に近いタックスヘイブンといってよいでしょう。法人税率は17%(さまざまな形で軽減税率あり)、個人所得税率は最高17%、金融所得に非課税、相続税・贈与税なし等、魅力的な税制です。 在留日本人も約3万人で、香港以上に日本人が生活をするのに必要なものはそろっています。また、街並みがきれいでゴミひとつ落ちておらず、清潔感という点では断トツでしょう。そのおかげもあって、富裕層の移住先、とくにファミリーで移住する場合の移住先として人気です。
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Kentaro
アメリカのほとんどの世帯は、平均的な年収が364万円、平均的な純資産が(不動産を含めて)920万円ほどで、これは日本の感覚からしてもごくふつうでしょう。ところが上位10%からロングテールの端へと向かうにつれて世帯所得も純資産額も指数関数的に増えていって、尾の先端(上位0・01%)では平均年収32億円、平均純資産額408億円というとてつもない額になるのです。 「人生100年時代」にもっとも重要なのは、好きなこと、得意なことを仕事にすることです。好きなことや得意なことならいくらでもできるからです。
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Kentaro
フィードバックは、受ける側にとっては、ある意味で貴重なギフトです。なぜなら、伝える側は嫌われるリスクを冒してまで、あなたのことを思ってあえて耳が痛い話をしてくれるからです。 あなたに何の関心も期待もなければ、わざわざ面倒なフィードバックはしないはずです。そして、自分の行動が周囲の期待とズレていることを誰も伝えてくれなければ、そのギャップは解決されず拡大し続けます。それは、長く働く現代社会においてキャリア形成のリスクに直結します。 耳が痛いことを言ってくれる人が身近にいるだけでも、実はありがたいことです。
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Kentaro
アメリカの女優、メリル・ストリープは、公の場でトランプの政治家としての資質をあからさまに疑った。ストリープは2017年1月8日、ロサンゼルスのビバリー・ヒルトンホテルで催された第74回ゴールデン・グローブ賞の授賞式で、映画界への多大な貢献をしてきた俳優に授与される特別賞のセシル・B・デミル賞を受賞した。その時ストリープは、「他者に対する非礼は非礼を招き、暴力は暴力を助長する。力のある者がその地位を利用して他者を威嚇すれば、私たちすべてが敗者となるでしょう」と語っている。
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Kentaro
成人期以降はどの年齢でもひきこもりに至ることが明らかとなっている。父母と同居する人は多いが、中高年ひきこもりでは本人の子どもとの同居も確認されている。本人が成人期以後にひきこもり状態になり、それを子どもが支えている構図も見て取れる。兄弟も同居していることが興味深い。広義のひきこもり群の約4〜6割は食事や掃除など身の回りのことは家族がしてくれていることがわかる。また、約2割が朝はなかなか決まった時間に起きられず、昼夜が逆転した生活をしている。調査結果でも、広義のひきこもり群には精神疾患を抱える人が多かった。
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Kentaro
アカデミアと産業界、あるいは数学とそれ以外の分野でも、時間感覚というものが大きく違うように感じます。例えばアカデミアでは, 数年かけて論文や理論をつくる。あるいはそこに基づく一つの価値観を生み出すという感覚がありますが、企業での研究では半年から1年で一つのまとまった成果を出すことが要求される。なので、そこの時間感覚がまず違う。それによってコミュニケーションの違いなども生まれるのかなと考えています。アカデミアに関しては、過渡期にあるキャリアパスがかなり危ういバランスになっているのではないかと思います。
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Kentaro
暗号技術として現在広く普及しているものの代表として、RSA 暗号と楕円曲線暗号があります。これらはそれぞれ整数論および代数幾何学において、整数の素因数分解が非常に困難である (解を求めるための計算量が非常に多くなる)事実と、楕円曲線における離散対数問題の困難さに基づいて実装された技術です。問題を解く (=暗号を解読する) ことが困難であることから、問題の解として情報を格納しても外部からは解読しづらいことが安全性の根拠として暗号技術の基盤をなしてきたのです。暗号は暗号方式の規約を定めなければ混乱は必至です。
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Kentaro
その日早起きしたことによって得られるキャリアの成功という点も重要です。「早起き続けると毎日確実に〇〇万円貯まる」といった具体的で確実なインセンティブであれば、起き続けられる人も多いでしょう。 逆にディスインセンティブを軽減するのにもよく利用されます。例えば、商品を販売する際にローン分割払いといった方を用意して、将来に支払わせることによって、今現金を支払うのは抵抗感を少なく感じさせる。いった手法もその1つです。NetflixやApple Musicのようなサブスクリプション月額課金型のサービスがそうです。
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Kentaro
ヒトのからだの中には、ホメオスタシスと呼ぶ、からだを平衡化する機能があります。快楽を伴う場合は、ホメオスタシスは、ブレーキをかけるのではなく、やめようと思うことにアクセルを踏んでしまいます。この脳の特性を利用して、脳に新しい習慣だと認識させないこと、新しい習慣に対して快楽になるものを追加することが習慣化を行うのです。習慣化には、もうひとつ、危機感を持つことです。このまま続けたら、このまま何もしなかったら辞めさせられる、このまま改善しなかったらクビになってしまう。そういう危機感があるかどうかなのです。
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著書の会社では、仕事の効率を高めるために、「社内会議」を禁止しています。 17万3000人にアンケート調査によって、現代のビジネスパーソンは1週間の労働時間の実に43%を社内会議に費やしています。週休3日制、1週間30時間の労働時間で働いていますから、社内会議に多くの時間を使ってしまうと、実作業に当てる時間が大幅に減ってしまいます。「社内会議はあって当然」と思い込んでいる人も多いと思いますが、実際にはメールやチャットを使えば不都合はありません。
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優秀な人ほど、意外に「言語化」のスキルが不足しています。人材育成がうまく、長年人材輩出会社として知られているリクルートは本当に言語化にこだわる会社です。近年は働き方改革やテレワークが浸透したので、環境は変わっていると思いますが、過去にオフィスに訪問した際に、壁一面にあらゆる言葉が「言語化」されて張り出されている光景を幾度も目の当たりにしました。また、リクルートが大切にしている「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という理念は、リクルートと関わりのない人でも知っているほど広く普及しています。
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「お客様に対して価値を生み出していない作業」をムダと捉えること。このようにムダを定義すると、私たちの日々行っている作業の多くがムダであると認識できます。私たちが当たり前に行っている作業の多くはお客様にとって価値を生んでいない作業です。そして、それをムダと捉えていくのです。ただ、ムダとは言っても、必要であるから行っている作業です。「ムダな作業だからやめましょう」と一言でかたづけられるものではありません。必要性を考えた上で、作業内容を変えて、少しでも減らしていくことに取り組んでいくことが重要なのです。
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Kentaro
今までのやりかた、無駄、共有、一番いい方法。 これらの言葉が、常套句として使われる魔法の言葉だ。どんな状況でも使える汎用的な言葉であり、裏を返すと何の意味も持っていない空虚な言葉ともいえる。このような言葉が使われたときには、その言葉が具体的に何を指しているのかを確認し、本質議題への答えになっているかどうかを追及すべきだった。 数値というのは絶大な説得力がある。長年の経験を持つ年寄りアリが食糧庫の在庫は例年通りだと力説しても、数値を駆使する若いアリに議論で勝つことができなかった。
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Kentaro
1. tldv tldvは、ZoomやGoogle Meetと連携して、会議の録音・録画を自動で行い、リアルタイムで文字起こしをするツールです。会議の重要なポイントを自動でマークし、後で簡単に検索できる機能もあります。無料プランもあるので、試してみる価値があります。 2. プラウド プラウドは、会議の録音デバイスと連携して、AIを使って音声を文字起こしし、議事録を生成するツールです。プラウドは特に認識率が高く、正確な文字起こしが可能です。また、チャットGPTと連携しているので、要約や翻訳も簡単に行えます。
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Kentaro
日経は、パソコンネット時代に、紙の記事の3割しかネットには公開しないという3割ルールを定め、ネットと距離を置いていた。だが、紙の購読者を囲い込むだけでは有料会員は増えない。電子版のサービス開始を機に、日経はクリス・アンダーソンが提唱したフリーミアムモデルを採用し、無料記事を積極的に公開し始めた。ネットメディアはまだまだ人材が不足しています。新聞社やテレビのエースは、まだネットで書いてないし、医学や科学を専門的に学んできたという専門記者も少ない。新聞はどこの部にもエースと呼ばれる人材がいて、やはり層が厚い。
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Kentaro
歴史を振り返っても、プロをも騙す厄介な嘘つきは細かい情報を的確に盛り込んで「嘘の世界」を作り上げます。一般的に考えると、嘘をつく人は細かい情報を入れないと思うかもしれませんが、実際は逆です。彼らは一見すると、その世界のことを知っている人でないと知りえないような細かな情報を盛り込み、信じ込ませていくのです。その延長線上にディティールを描けば、フェイクであっても本当だと信じ込ませることができるという技法があります。ニュースの方法を悪用していけば本当らしいデマも自由自在に操ることができるのです。
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Kentaro
自分の状態を数値化されたデータとして客観的に把握することで、「気づき」を確実なものにし、運動したり休息したりするような、自発的な行動の生起確率を向上させようとする試み、それがセルフトラッキングだと言って良いだろう。 トラッキングを行うためのツールは日進月歩している。サントリオがその魁となった体温計はもちろんのこと、さまざまな形の測定機器が私たちを日々助けている。中でも、スマホのアプリは、セルフトラッキングにとっては理想的な環境を提供するものだといえる。
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Kentaro
二四七年、卑弥呼は使者を派遣して狗奴国との戦いを帯方郡に訴えていましたが、ついに死亡しました。したがって、卑弥呼の在位年は、永くみて一八三年から二四八年の六五年間となります。卑弥呼の次の女王、壱与(台与)の即位が一三歳ですから、仮りに一五歳で即位したとしても死亡年齢は八〇歳です。『倭人伝』で「年すでに長大なるも夫婿なし」と記録されているのと一致します。 女王・卑弥呼が使用していた日常容器は、邪馬台国が北部九州であったとすれば西新式土器、近畿にあったとすれば庄内式土器を使っていたのです。
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Kentaro
ヤマト〈邪馬堆〉政権は、天照大神の第二子にあたる天穂日命を総帥として五次にわたる戦いを経て、出雲国王であった大国主命を降服させたのです。この大きな戦いは、『魏志倭人伝』がまったく触れていないことから、二三八年以前の倭国の国内情勢や二一〇~二二〇年頃のことではないかと、筆者は考えています。ヤマト〈邪馬堆〉政権は、大国主命に国譲りに同意させ、自死に追い込みますが、その見返りとして、大国主命を永遠に尊ぶ出雲大社を建立し、魂の安らぎを保証することを約束したのです。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
「魏志倭人伝」に書かれた邪馬台国への道は、その順番に移動した魏の官僚の証言によると考えられるのである。邪念を捨て、記載通りに「魏志倭人伝」の道筋を辿ると、宮崎平野に到達する。邪馬台国は、宮崎の地にあったのである。安本美典氏の提唱した天皇の即位年数解析法を、多項式近似曲線を相関関数として統計解析してみると、在位年数と年代とは、安本氏の指摘通り、極めて高い相関を示すことが理解される(R二乗 = 0.9971、p = 0.000187)。ここから、推定曲線を決定し、逆問題を解くことによって、修正出来る。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
価値ある人には人が集まってきます。魅力がある人とは、みながつながりたいと思うものです。人に与える人は、すべてを手に入れます。人は与えられると、お返ししたくなるという原理があります。与えれば与えるほど、人、仕事、お金、情報が集まってきます。 相手に存在価値を感じさせられる人は、相手の心をわしづかみして、放しません。「自分に価値がある」と言ってくれる味方を誰もが欲しいのです。相手にとってあなたは絶対に必要な人間になります。きずなが強まります。
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Kentaro
人は無意識のうちに、自分と同じ行動や同じ表情をしてくれる人に安心感を覚え、その相手に好意をいだきます。 「TPOに合わせる」とはつまり「相手と同じ表情をする」ということです。 相手が喜んでいるときは、さらなる笑顔で。 相手が楽しんでいるときは、自分のほうがさらに楽しんでいる顔で。 相手が悲しんでいるときは、さらに悲しい顔で。 相手が何かに対して怒っているときは、自分はそれ以上に怒っている表情で。 相手の話を聞ける人は好かれます。相手はあなたの話を聞きたいのではなく、自分の話に共感してほしいのです。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
あなたがパーソナル・ブランディングに取り組むことで、あなたがどういう人で、何が得意なのかが明確になります。すると、お客様に困ったことが起きたり、何かが必要になったりしたとき、真っ先にあなたの存在を思い出し、迷わず仕事を依頼することができます。あれこれほかの人と比べて検討する必要がなく、決定が早くなるので心理的な負担も減少します。安心感があり、「期待通りの結果が得られないかもしれない」という、未来への不安やリスクからも解放されます。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
漢字についての辞書は「漢字について漢字(中国語)で説明した辞書」すなわち「漢漢辞書」である。そして、これはすでに述べましたが、この二番目の「漢」、すなわち説明に使われている中国語を日本語に翻訳したのが、「漢和辞典」であるというみかたができる。漢字についての情報を必要としているのは、日本語を母語とする人だということを考え、また漢字を使って日本語を書くという歴史がずっと続いてきていることを視野に入れた時には、「日本語という枠組みの中で漢字がどう使われてきたか」に関わる情報もほしくなる。これがもう一つの和だ。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
万葉仮名とは漢字の読みだけを借りて日本語を書き表す方法である。つまりそこでは本来は表意文字である漢字の意味が無視され、音だけを示す表音文字として使われているわけだ。もともと文字をもたなかった日本人は、中国から受けいれた漢字を使って、日本語の文章を書きはじめた。その時に「うめ」や「いぬ」「そら」、あるいは「たべる」とか「はしる」という具体的な事物や行動なら、もともとその意味を表している「梅」「犬」「空」「食」「走」という漢字で日本語の単語を表現できた。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
冬の字の上部は貯蔵用の乾肉か乾果実を、ホシ柿のように両側につるした形、下部は氷を意味する「二すい」である。冬ごもりの乏しさに備えて、集まるだけの食料を貯える。その季節を冬という。だから糸を巻きおさめて、糸巻きの軸いっぱいに貯えたのを終という。この字は「糸+音符冬」から成っており、糸の巻きおさめおわり、という意味を表した。 冬は三千年たっても*tongtong(トウング)という発音は変わっていない。しかし終はiを含んだため、*tiongtʃiung(チウング)と変わり、日本ではシュウと読まれるようになった。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
州軍は州の軍隊で、民間人として暮らす市民が、州の治安維持や災害救助のために働くものである。しかし、正規軍が志願兵だけで構成されるようになると、正規軍と州軍は兵員の募集方法が同じになる。採用担当官の面接を受けた後、試験を受けて合格しないと、軍隊入りが許されない点で、ともに違いはない。兵員の採用基準が統一されたためである。一九世紀末から連邦政府の基準に従って各州の州軍は再編されてきたが、二〇世紀末には募兵も標準化された。 福祉制度の貧弱なアメリカにあって、もっとも福利厚生で優遇されている職業が軍人である。
が「ナイス!」と言っています。
Kentaro
前半の五年は海外の好景気に救われ、後半の五年はリーマンショック、コロナウイルスという「外的ショック」に苦しめられた点も酷似している。 本来、日銀にとって為替や株価は管轄外であり、金融政策との関連も公式には認めていない。だが、黒田が「デマケ」を標榜しつつも為替を意識していたのは明白で、ある財務事務次官OBは「異次元緩和は円安誘導が目的だった」とはっきり認めている。異次元緩和は現時点で功罪さまざまだが、最終評価は、むしろこれからにかかっている。
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Kentaro
嫉妬の対象は、必ずしも一人の人間ではなく、「富裕層」「エリート」といった抽象的なものになった。 ある人の得が他の人の損になるような「ゼロサムゲーム」で嫉妬は発生する。 人間は自分と似ている人を嫉妬傾向があるというのは、嫉妬という課題に取り組んでいる研究者の一致した意見である。チェスにまったく興味のない私が、チェスの世界チャンピオンを嫉妬することはまずないだろう。それとは対照的にチェスの世界タイトルを目指している人については同じことは言えず、逆にチェスの世界チャンピオンのことを妬ましいと思うかもしれない。
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Kentaro
社長の唯一の仕事、それは「判断」だ。判断することが、社長のただひとつの仕事であり、社長にしかできないことだ。言い換えれば、判断をしなくなれば、もはや実質的に社長ではなくなる。 建築士になるには膨大な時間を使って勉強しなくてはいけない。建設業には建物の知識以外に、電気や水道の知識、土地の知識、金融や法律の知識も知らなければいけない。それらを全部、プロのレベルまで勉強したり、資格を取って専門家になったりするなんてことは、時間がかかりすぎて無駄だし、そもそも専門知識があったとしても良い社長になれるわけじゃない。
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キリンのセールスが、アサヒを飲んでいる人に対して、「キリンはいいぞ」といくらいっても、なかなか聞いていただけません。営業担当が自社の商品を勧めるのは、当然のことだからです。始めたときは、予想もしていなかったのですが、キリンを飲んでいただいているお客様を大切にしていたら、シェアが増えていきました。 ビール愛飲家が心から発したセリフというのは、いちばん効きますね。自分の周りの「ビール愛飲家」は、お客様からすれば、いわば自分と同じサイドに立っている人です。同じサイドの人間同士は、心の共有化ができています。
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渋沢は日本の経済、ひいては資本主義の礎を築いていきます。私たちが生きる経済社会は「転換」「成長」「安定」という三つの変化をぐるぐると繰り返しながら動いています。1945年の敗戦から転換期が始まり、1964年の東京オリンピックの頃はまさに高度経済成長期の真っただ中でした。その後、1973〜74年のオイルショックを境に、安定の時代に入っていきます。しばらくはその安定期が続き、2003年頃からまた転換期に入っていきます。このように約30年周期で経済社会は「転換」「成長」「安定」を繰り返します。
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Kentaro
日本の漢字には、同じ発音で類似する意味の訓読みを共有するグループがある。それを「同訓異字」と呼ぶ。 最近、街中で見た看板に、「……をお頒けします」と記されていた。「頁」(おおがい)という部首が付くことで見る者は「分ける」と区別することができ、物を売る意味であることを認識する。耳で聞けば全く区別はつかないが、「ねえさん」を「姉さん」「姐さん」、「おかあさん」を「お母さん」「お義母さん」と実情に応じて書き分けるのと同様の方法である。
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日本語は開音節構造である。すべての音節が母音でおわる。しかもその母音の前につく子音は一つだけである。 「ン」の音は、奈良時代平安時代のころに漢語がどんどんはいってきて、漢語には語尾がnの音でおわることばがたくさんあるので(たとえば「漢」はカンですね)、これをまねしているうちに、だんだん「ン」の音を出せるようになったのである。「ッ」の音は、日本語自体のなかで、たとえば「勝ちて」をてっとりばやく「勝って」と言う、「知りて」を「知って」と言う、というようなふうにして、できてきたようです。
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Kentaro
historyの語源は、主には「探究、記述、歴史、物語」などを指すラテン語historiaです。また、「年代記」や「物語」を指す古フランス語estoireも現在の英単語historyに影響を与えています。この語源もラテン語historiaです。さらに言うと、ラテン語のhistoriaも、そもそもは古典ギリシャ語historíā「探究、歴史、物語」から借用されたものです。 storyには他にtwo-story house「二階建ての家」のように、「階」という意味もあります。
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Kentaro
日本人の多くは、社会人としての常識や仕事をするうえで最低限必要となる知識を得ることを目的としている。職場で恥ずかしい思いをしないように、と必要に迫られて義務感で読んでいる。これに対して、アメリカ人は儲けるために新聞を読んでいるといわれています。日本人と違って、株式投資などの資産運用に熱心なアメリカ人は、投資すべき株式の銘柄を選ぶために、新聞を読んでいるそうです。銘柄選びのネタを新聞で探しているわけですね。将来値上がりしそうな株を他人より少しでも早く見付け出して儲けてやろう。そんな気質が垣間見えます。
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Kentaro
「煉瓦亭」という名前には、銀座としての誇りを感じるね。明治時代、火事で銀座一帯が焼けちゃったとき、道路や建物を全部煉瓦造りにして洋風都市を造ろうとしたわけ。全部を煉瓦にする計画は頓挫しちゃったけど、一部は「煉瓦街」だった。この店がある「ガス灯通り」は、銀座らしさが残ってるね。明治初期、実際にガス灯で照らされた東京の風景を、小林清親とか井上安治が版画にしてる。「光線画」といって、江戸的なものと洋風のものがミックスされて独特なんだよ。儚い感じでね。
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西部の最後の書として目論まれた『保守の真髄』の基調にあるのは文明の「工学化」への危惧ないしは嫌悪である。それは、人間の工学化を否応なく求めても来るからである。西部に限らず、江藤もそうだったが、かつての、少なくとも若い時にぼくが論壇で束の間すれ違った「保守」の人々の基調には、このような「工学化」への否定的感情があった。西部も江藤も「工学化」でなく「人工化」と表現しているが、江藤淳の『成熟と喪失』や『アメリカと私』をきちんと読めば見えてくる問題だ。しばしば工学化への嫌悪は、アメリカニズムへの嫌悪に置き換わる。
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森さんの凄みの真髄ってドラマチックなほどの畳みかけ方だと思うんです。「現役の文科省職員が命懸けで告発している。局長、部下を見捨てるんですか?」と言って常盤豊文部科学省高等教育局長を黙らせて、義家弘介文科副大臣に事実を明らかにしろと追及する流れとか。本当にドラマチックなんですよね。感情を交えた迫力もありますし、相手のリアクションまで考えているような緻密さを感じます。 そこまで計算しているわけではないですよ。緩急をつけることかな。緩急をつける話し方は、実は国会質疑のときよりも街頭演説のほうが顕著です。
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日頃のちょっとした気遣い・感謝の気持ちが、いざという時に人の心を動かす大きな原動力となることを忘れないで下さい。そうした積み重ねがあれば、上司であろうと他部署の人であろうと、困った時にはきっと手を差し伸べてくれるはずです。結果を出せる人とそうでない人の違いは、目の前のことに集中できるかどうかで決まります。私自身、とびぬけた能力がある人間ではありません。凡人の私がほかのことを考えながら商談したのでは、決まるものも決まらなくて当然なのです。こういったわがままなお客様には周りの人に助けてもらうようにしましょう。
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Kentaro
最近はよく隣同士や同じ社内にも関わらずメールで対応、メールで謝罪なんていうおかしな光景を目にする。ここは直接対話で解決を図り、相手のところに直接出向きましょう。どうしても時間的、空間距離的に出向くことができない場合は電話で行う。 社内コミュニケーションの問題の多くは、役割が明確になっている組織だからこそ綺麗に各業務担当者の守備範囲が決まってしまう。ただ、組織は各事業部が単体でなく連携し合って成り立っているため、作業内容が重なる部分が必ずある。そういったグレーゾーンにも目を配って仕事をしていきましょう。
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Kentaro
ヘリコプター・マネーとして政府が国民に対して一定額の給付を行うこともBIの一種として考えられる。その場合の財源は、「貨幣発行益」となる。「貨幣発行益」とは、政府や中央銀行などが貨幣を発行することで得られる利益を意味する。一万円札の製造コストは一枚あたり約20円なので、残りの9,980円が貨幣発行益ということになる。著者は、税金を財源としたBIとは別に、こうした貨幣発行益を財源としたBIも実施すべきだと考えており、前者を「固定BI」、後者を「変動BI」と呼んでいる。
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生産性向上には、積極的な財政政策と緩和的な金融政策とにより総需要を拡大させ、徹底的に人手不足を進めることである。人手不足経済では、賃金を上げられない企業は、他の生産性の高い企業に買収されるか、買収する企業が現れなければ、廃業か倒産のいずれかを選択せざるを得なくなる。 需要不足倒産は、失業者を増大させるだけで、企業の新陳代謝を進めないが、人手不足による廃業・倒産は、廃業・倒産した企業から効率的な企業への労働と資金の移動を引き起こし、企業の新陳代謝を進める。その結果、真の意味での労働生産性が向上するのである。
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ワシントンに10万人いるロビイスト全員が、明日ストライキに入ったらどうだろう。あるいはマンハッタンの税理士全員が家に引きこもったら。どちらの場合も、市長が非常事態宣言を発令するとは思えない。実際、いずれのシナリオも大した被害はもたらさないはずだ。同様に、ソーシャルメディアのコンサルタントや、テレマーケターや、高頻度トレーダーがストライキをしたとしても、ニュースにはならないだろう。 それがゴミ収集作業員となると、話は違う。どこからどう見ても彼らは、わたしたちがそれなしではやっていけない仕事をしてくれている。
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「自分だけが利益を得よう」という意識は透けるどころか丸見えです。組織内で「自分のやりたいこと」を実現するためには、あなたがいくら「やりたい」と主張しても「協力してくれる人」や「やってみろ……と背中を押してくれる人」が周囲にいなければ目標を達成することはおろか、やりたいことを実現するチャンスすら回ってきません。だからこそ、あなたが「関係継続」している人の中から相手を見極め、さらに深く「関係深耕」を行い、やりたいことができる環境を自ら作っていく必要があるわけです。
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年配者の存在価値とは何か。それは若い人を叱咤したり指導することではありません。「近道を伝え残すこと」。これだけです。親はなくとも子は育つとはよく言ったもので、若い人は叱咤したり指導なんかしなくても勝手に育ちます。よく人材教育などと言いますが、少なくともビジネスシーンにおいて「人を教え育てる」なんておこがましい。いずれにせよ若い人は自分の力で道を進む力があります。ですから先行者である年配者は、後を歩む若い人が不必要な遠回りをしないよう、危険を回避できるよう、「安全な近道を伝え残すこと」が唯一最大の役割です。
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エクソソームというのは、身体のあらゆる細胞から分泌されるカプセル状のメッセージ物質。直径30~100nmと極めて小さいので、血管を通って全身に運ばれる。カプセルの中には指令となるマイクロRNA(miRNA)が入っている。このマイクロRNAから「炎症を抑えろ」とか「血管を修復しろ」とか、さまざまな指令を受け取ることで、身体は日々修復・再生されて機能を維持しているのだ。 身体の中にある成体幹細胞(組織幹細胞とも言われる)が発見されたのは1960年代。
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Kentaro
これから一〇年、二〇年、三〇年先を見た時、そういう感覚は多くの日本人が抱くのではないでしょうか。日本は人口減少社会ですから、生産人口が減り続ければ生産力も落ちていきます。したがって輸出も減るだろうと、これはある意味常識的な議論です。しかし、グラビティ・モデルから考えると、日本の輸出はものすごい勢いで増えていくはずなのです。日本と中国、韓国、マレーシアは距離も近いです。しかも、質量という意味でそれらアジアの国々の国力はこれからさらに伸びていくでしょう。アジアの新興国への輸出は増えていくと考えられます。
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ゲーム理論は学問としては非常に若く、 1944年にフォン・ノイ マンとモルゲンシュテルンが 『ゲームの理論と経済行動』 という著書を出版したところから始まったといわれている。もちろん、ゲーム理論的な考え方そのものは19世紀くらいからあったとされるが、それでも物理学などの自然科学の学問と比べるとずいぶん 若い。 2006年、政府は新しい制度を導入した。すでに欧米では実施されていたもので、「リニエンシー (課徴金減免)制度」 と呼ばれている。 日本語では、 正式には 「措置減免制度」 という。
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国家の指示に反して、国家の主権行為であるビザの発給を行った杉原の行動は、国際社会において国家と個人の関係がどうあるべきなのかという問いかけに対し、ひとつの重大な問題提起を行っている。杉原は、日本の国家公務員であり、あくまでも日本の利益を代表する外交官として、本国の訓令に従わなければならない立場の人物だ。人類全体を代表するような義務を負っているわけではないから、いくら「人道」や「人権」が重要だからと言っても、自国の訓令に背くような言動は慎まなければならない。この点で、杉原の行動は国家公務員義務違反と言える。
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まず、Difyを立ち上げたら、新しいプロジェクトを作成します。 画面には「スタジオ」が上がり、ここで最初に行うのは、目的を明確にすることです。例えば、「問い合わせ対応ボットを作成する」というシンプルな目的を設定します。このボットは、顧客が製品に関する質問をしたとき、自動的に回答を生成し、必要に応じて追加の情報を取得してくれるものです。最初のステップは、プロンプトチェーンの初期プロンプトを作成することです。この段階では、「顧客からの質問を正確に理解し、関連する情報を収集する」という役割をAIに与えます。
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フルフィリストにとって、成長とは「周囲と共に進むもの」です。自分が成長することで周囲に良い影響を与え、共に成長できる環境を創り出すことが重要だと理解しています。例えば、リーダーとして新しい役職に昇進する場合、自身が新たな役割を担うことで、これまで行ってきた業務やポジションを他のメンバーに引き継いでもらうことになります。これにより、メンバーも新しい挑戦や成長の機会を得ることができ、学びの場になります。このように、フルフィリストは、自分の成長が周囲の成長のきっかけにもなることを深く理解しています。
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自分が苦手な分野は、お金を払って専門にお任せをします。例えば、税理士さんに確定申告など全てお任せする方が効率的です。 専門用語や時間がかかる手続きは、断然、委託する方が時間を無駄にしなくて済みます。 自分ではなくても出来る仕事も部下に任せる。技術職なので、もちろん自分でやってしまった方が早く出来ます。しかしそれでは、私が出来る仕事の時間が減ってしまいます。一人で何もかもするには労力がとてもいります。部下の成長を見守ってしていただくという気持ちで取り組みましょう。
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データ分析が進んでいるメジャーリーグでは、「スタットキャスト」というシステムがすっかり定着しました。このシステムは、ボールを追尾するレーダー「トラックマン」と、人の動きを球場内に設置されている多数のカメラでとらえる「映像解析システム」を統合したものです。 日本でもメジャーリーグを追随する動きが見られ、いまやトラックマンはほとんどの球団で活用されています。また最近では、高解像度の映像をもとにボールと選手両方の動きを一緒に解析できる「ホークアイ」と呼ばれる新しいシステムも登場しています。
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多くのバッターが苦手にしているのがフォークなど縦に落ちる変化球だ。なぜなのか。理由は簡単、人間の目が横についているからだ。したがって横の変化には対応できるが、縦の変化には対応しづらい構造になっている。 どこが得意なコースかは、ネクストバッターズサークルでの素振りを見ていると分かりやすい。何も考えずに、自然に素振りをしているときに注目してほしい。 バットの軌道がインコースであれば内角好きだと推測される。
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大物の強打者を獲得するだけの資金がない以上、得点力を増やすという側面では手の打ちようがない。パイレーツは現有戦力で乗り切るしかなかった。 これまで未踏の領域、それは失点を防ぐこと。すなわち、守備。失点を防ぐことは、野球においてそれまで未開拓だった領域の一つで、ハードルが監督を務めた最初の2シーズンにおいて、パイレーツが十分に踏み込まなかった側面でもある。分析官たちはパイレーツの守備を再検討し、失点を減らすためのデータに基づいた戦術を開発した。その中の理論の一部は、年俸総額を増やさなくても可能だとされた。
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日本では未婚化が進行している。ひと昔前は30歳も過ぎると多くが結婚し、30代の未婚者は少数派だったが、現在ではそうではない。30~34歳の未婚率は1980年から2010年にかけて、男性は21.5%から47.3%へ女性は9.1%から34.5%へと上昇している。現在では、30代前半の男性は半数、女性は3人に1人が未婚である。35~39歳の未婚率も上昇している。80年から10年にかけて、男性は8.5%から35.6%へ、女性は5.5%から23.1%へと上昇している。もはや30代後半でも未婚者は少数派とは言えない。
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グローバルな市場の展開は、ナショナル・エコノミーのレベルでいくつかの問題を発生させるだろう。経済の変動、失業問題、所得の不平等化といった問題である。むろん、これらは決してこのグローバル化の中ではじめて出現した問題ではない。だが、それは、まさに今日の市場のグローバル化という趨勢によってもたらされた国内経済のひずみであり、従来の意味での景気循環や不況とは少し違っている。それは一定のリズムでやってくる景気循環とは違い、グローバルな規模での「浮遊する」資本の半ば気まぐれな動きと連動した現象である。
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マクロ経済学が誕生するために必要だったもの、それは「国民経済計算」です。国民経済計算とは、「国民所得勘定」「資金循環勘定」「国民貸借対照表」「国際収支勘定」などから構成される、国の経済活動の会計記録体系全体を指す用語です。それらの中でも、本書で最も頻繁に登場するマクロ経済統計の王様が「国民所得勘定」です。とはいえ、「国民所得勘定」という言葉になじみがある人は少ないでしょう。しかし、その通称である「GDP統計」と聞けば、ピンとくるのではないでしょうか。
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40歳ともなれば親はだいたい60~70代。団塊ジュニアの私にとっては「すべての団塊世代が後期高齢者になる」'25年は時限爆弾のような恐怖である。しかも単身女性となれば、家族親戚一同から「介護要員」として勝手な期待を押し付けられる可能性大なのだ。私の知る中には、都会でバリバリ仕事をしているのに、独身、女性という理由だけで「仕事など辞めて今すぐ実家に戻り自分の介護をしろ」と実の父親に命じられた女性もいる。「独り身」の「女」だけが、そうしないとまるで「親不孝」であるかのように言われてしまう謎。
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文字を読まないのは過疎地域の人びとに共通した特徴だった。専門書を読むような学びをしないのが一般的である。ましてや他分野に興味を持つといった能動的な学びはほとんどなかった。たとえば、何かしら分からない事柄があったとき、自ら能動的に調べる習慣がないため、身近にいる者に聞くことになる。しかし、そのほとんどは素人であるため、見当違いな意見でおかしな方向に進むことがよくある。物事の利害関係者に直接聞くという手段もよく行われており、利害関係者は自ら都合のよいことしか伝えないため、無駄に高級品を買わされることに発展する
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田舎暮らしに自家用車の所有は必須条件といいきってもいい。移住した当初は、我が家から一キロ離れたコンビニまで「エコと健康のため」といいつつ徒歩で行ったり、自転車を使ったりした。しかし最近は怠惰になり、とにかく車だ。たしかにエコロジーも健康も大事だが、何しろ時間がもったいないからである。日頃の買い物やレジャーのみならず、子供たちの学校などへの送迎も車ですることが多い。ホームセンターでDIYに使う大きな木材などを買う場合も、自家用の軽トラックがあれば便利だ。海の近く、山がいいという人。人がいないところがいい。
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Kentaro
サブプライムローンの特徴は、これまで家が欲しくてもローンが組めないためにあきらめていたような人でもローンを組めるようにして、彼らが夢に見ていたマイホームの取得を実現したことである。移民も多く含まれていた。彼らに、住宅ローンを組めるようにしてあげることは、社会的に望ましいことと思える。一方、これを米国の住宅市場全体の現象として捉えると、新たな需要が突然追加されたということになる。通常は、住宅ローンを組ませて購入を促進しても、持ち家を売って住み替えるだけだから、住宅市場全体の需給バランスにはあまり変化がない。
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Kentaro
著者が米系証券会社に転職して最初に就いた株式調査の仕事は、投資業界では「セル・サイド」の「リサーチ・アナリスト」と呼ばれるものだ。証券会社は株式を「売る側」だから「セル・サイド」、これに対して投資運用会社は株を「買う側」だから「バイ・サイド」と呼ばれる。セル・サイドのアナリストが作成するレポートは、バイ・サイドの投資機関で働くファンドマネジャーやファンドマネジャーを補佐するアナリストの投資判断の参考にされるほか、その証券会社に口座を持つ個人投資家にもウェブサイトなどで提供されることが多い。
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Kentaro
「お金は天下の回り物」といわれます。世の中に出回っているお金の総量は、日本銀行が毎月発表しているマネーストック統計でわかります。これは、日本銀行を含む金融機関と中央政府を除く民間部門(一般法人、個人、地方公共団体、地方公営企業)が保有する通貨の残高を集計したものです。金融機関全体から経済全体にどのくらいのお金が供給されているかを把握するための指標として利用されています。現在、マネーストックの代表的な指標とされているのはM3です。M3の範囲は、現金通貨+預金通貨+準通貨(定期預金、外貨預金など)+CD。
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女性は気に入った男性といる時は、敬語をやめることがある。たとえば「そうですね」が「そうね」になる。彼女も話をしている途中から敬語をやめた。 彼女の紹介書に書かれていた条件は、ほとんど虚偽だった。自分の魅力が男性をその気にさせるレベルをすでに割り込んでいることを自覚しているから、嘘でカバーしようとしているのだろう。経歴に重大な嘘があった人についてはやはり信用できないので、お断りするほうがよいと思う。
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Kentaro
役人は許認可を作りたがる習性がある。それによって役所の権限が増えるからだ。役人も威張れる。実際、年配の役人の中には許認可権を盾にして接待を受けた人が山のようにいて、そのおいしさをわかっている。例えば、霞が関では文科省は三流官庁と呼ばれる。私が所属していた旧労働省もそのように言われた。現実問題として、この二つの役所は不人気で東大法学部出身者も少ない。しかし、大学関係者からみると、文科省は超一流官庁で、その役人はものすごーく偉い存在だ。世間に向かって政治家や霞が関の悪口を言う教授も、文科省だけには刃向かわない
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/01/09(2608日経過)
記録初日
2016/05/17(3210日経過)
読んだ本
7843冊(1日平均2.44冊)
読んだページ
1644159ページ(1日平均512ページ)
感想・レビュー
7843件(投稿率100.0%)
本棚
144棚
性別
血液型
O型
職業
IT関係
現住所
神奈川県
URL/ブログ
https://dx-idea.blogspot.com/
自己紹介

45歳の時、一度大病をして会社を半年休まざるを得なかった。テレビやビデオを見て過ごすのも10日で嫌になり、せっかくなら一日一冊は読書して復帰した時の糧にしようと思った。知識よくも手伝い、順調に思考もネガティブからポジティブに変わり、それから散歩で体力を回復して、会社に復帰後も読書を続けた。趣味のスポーツ観戦も取り入れ、今はすっかり体調も良くなった。
私にとって読書は一冊の中でこれが大事だと思うものを抜き出す訓練であり、そこで得た情報を仕事でも私生活でも人とのコミュニケーションに役立てることだ。小説や漫画は20代までは好きだったが、今は実益を兼ねるため、ビジネス本や歴史、サブカルチャーなどの社会を知る部分が大半になった。参考文献などを提示している書籍は、一冊の本の中に100冊分の参考図書のエッセンスが含まれていることも多い。そうでない場合もあるが、編集者のスクリーニングや読者レビューを経て書籍化されたものには必ず読むべきものが含まれているし、著者が読んで欲しい内容が含まれている。
この表現が刺さった。そう、その通り。こんな一文に遭遇するとすぐメモを取る。無理に記憶しなくていい。一日三冊に目を通すようになり、その感度は上がっていく。誰からも褒められなくても自分のこの一文を共有出来たら素晴らしいと思って記録している。これを20代から実践していたらもう少し視野が広がったとも思うが、まだ50代半ば、まだまだできることはありそうだ。

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