読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

こり
読んだ本
10
読んだページ
3576ページ
感想・レビュー
10
ナイス
848ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月のお気に入り登録
3

  • 毛玉
  • あまね
  • 麦ちゃんの下僕

2024年10月のお気に入られ登録
3

  • 毛玉
  • あまね
  • 麦ちゃんの下僕

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

こり
[2] 直木賞ノミネート時点で予約、やっと読めました。 コロナ禍の閉塞感とそこで起こり得る罪を描く6編。1フリーター男子2フードデリバリー3幽霊になって戻った女子高生。後半は身近で怖い4特別縁故者6死に仲間。特に哀しみの連鎖がキツいほど胸に迫った5記憶の歌。それぞれの短いタイトルが2行に分かれているのが気になりつつ、読まなくてもよかったかもです。
mirai.R 
2024/10/30 21:37

これ😅まだ予約殺到中。来年!追っかけますね✋

こり
2024/10/30 21:40

miraiさん、すごい行列だよね!レビュー☆待ってる~(*^^*)

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
10

こり
[初] 文楽衰退期の第1話、抜け荷の第2話、どちらも殺人事件を15歳の目明し・おみくが解決するお話。腰が曲がった高齢の定町廻り同心・江面可児之進がおかしいです。人形遣いから転向させられた太夫、窮地に立つ人形浄瑠璃に新風を吹き込む新人作家、復活を応援する老婆が細やか。現在は国立劇場が長期閉鎖に追い込まれているだけに心にしみた当時の頑張り。大坂が舞台の捕物帳は読んだことがなく、江戸の火付盗賊改が盗賊吟味役など名称の違いも。シリーズ第2作ですが歴史も詳しくて単独で楽しめました。読友さん、ありがとうございました♪
タイ子
2024/10/28 17:32

共読おつ~♪笛を吹く出て来る神様とかとんでも話の中にちゃんと時代の話を盛り込んでお勉強させてくれる田中さん。大阪弁の会話がテンポよくてええでっしゃろ?

こり
2024/10/28 18:12

タイ子さん、程よく解説が織り込まれてたね~!大阪弁って作家によっては読みにくいけど、田中さんのは自然に楽しめた(どう違うんでしょ?)。また共読☆楽しみにしてるね♪

が「ナイス!」と言っています。
こり
[2] 直木賞ノミネート時点で予約、やっと読めました。 コロナ禍の閉塞感とそこで起こり得る罪を描く6編。1フリーター男子2フードデリバリー3幽霊になって戻った女子高生。後半は身近で怖い4特別縁故者6死に仲間。特に哀しみの連鎖がキツいほど胸に迫った5記憶の歌。それぞれの短いタイトルが2行に分かれているのが気になりつつ、読まなくてもよかったかもです。
mirai.R 
2024/10/30 21:37

これ😅まだ予約殺到中。来年!追っかけますね✋

こり
2024/10/30 21:40

miraiさん、すごい行列だよね!レビュー☆待ってる~(*^^*)

が「ナイス!」と言っています。
こり
[3-2] 下巻は花山法皇の乱行から長徳の変、『月ぞ流るる』を思い出す源頼定、刀伊に応戦の隆家などハラハラ。藤式部はチラっと。確執がありつつ顕信を推す三条天皇。一般的な道長のイメージ「この世をば~望月の虧けたることもなしと思へば」から翳り出す前途、体調回復のための出家。通奏低音のように実資の観察眼。解説は澤田瞳子さん※大河にはイケメンを揃えた方が視聴率が取れると踏んだか?裏で活躍した乳母達が殆ど出演せず残念。そして描かれ方が対照的で驚く明子。いよいよその子・能信を描く最終編へ。
がらくたどん
2024/10/22 22:45

嬉しい共読です(^^)下巻は確かに派手な史実がモリモリで賑やかでしたね♪明子様、こちらは「風の精」ですもんねo(^-^)o実資のぎょろ目とか、私も時々大河の俳優さん方を重ねたり、比べたりしながら楽しみました!ラスト一冊ご一緒出来たら嬉しいです(^^)

こり
2024/10/23 17:02

がらくたどんさん、有頂天とションボリを繰り返した(このフレーズ☆お気に入りです)道長の大長編も達成目前ですね。共読のおかげで頑張れた(←終わった気になってる)と思います。あと1冊を楽しみましょう♪

が「ナイス!」と言っています。
こり
[3-1] 『王朝序曲』から続き『望みしは何ぞ』へつながる平安朝三部作の真ん中。 冬嗣から飛んで、倫子が道長と結ばれるまでの顚末から。穆子達に仲間外れにされる源雅信がおかしいです。 公任・実資・行成の背景や俊賢の果たす役割にもふむふむ。綏子とのセクシャルな思い出・図太い娍子。香炉峯の清少納言。道隆の死に伴う詮子パワーまで。 この巻の相関図は大体わかっているから大丈夫と思ったけれど、知らない史実・人物に苦戦。やっぱり歴史に詳しくてこその永井さんだなとメゲつつ下巻へ。
がらくたどん
2024/10/20 23:24

さすがに歳を経て視野が広がったのか道長を優しい気持ちで眺められました。無事にご一緒できて嬉しいです!「穆子達に仲間外れにされる源雅信がおかしいです。」うんうん。あのゴージャスな土御門邸で繰り広げられる普通のホームドラマ、こんなに面白かったんだ!って楽しめている自分の「成長」にちょっぴり感動しました。このまま、なんとかリベンジが達成できそうです!下巻には紫式部もちょこっと登場したような。このまま私も下巻へ参ります♪

こり
2024/10/21 09:59

がらくたどんさんには応援したくなる道長だったのですね!源雅信さん役の俳優さんがイメージぴったりで尚更クスッときました。若い頃の印象が変わる読書体験になりそうで、嬉しいですね。

が「ナイス!」と言っています。
こり
『あの日、松の廊下で』の続編。表紙のイメージから『身代わり忠臣蔵』みたいなパロディかなと思ったけれど、一生かけて「筆頭家老・大石内蔵助」を演じきった国家老の苦悩に寄り添います。 真の辞世の句「覚悟した、ほどには濡れぬ、時雨かな」にじぃん。 史実の内蔵助はこんな風に、熱意ばかり先行して手段を詰めていない志士達まで一人も死なせたくないと奔走したんだろうなと新忠臣蔵を楽しめました。※上杉勢に関しては『いとまの雪・新説忠臣蔵』で大野九郎兵衛が果たした役割に捉われ過ぎました。
東谷くまみ
2024/10/18 12:03

白蔵さん読みやすいし、新しい忠臣蔵を読ませてもらった感じですごく面白かったです✨️でもきっと、美談に酔いやすい単純な若かりし頃🤣に読んでたらまた印象が違ったかも~🤭

こり
2024/10/18 13:48

くまみさん、そうそう読んだ時の年代や環境によって全然違いますよね!わたしも白蔵さんを読めたのが今だから、楽しめた気がする。まだいろんな内蔵助像に出会えるかも⁉

が「ナイス!」と言っています。
こり
[3] 『まいまいつぶろ』『御庭番耳目抄』に続く10代家治時代の田沼意次を描く物語。元御天守番を勘定奉行に元農民を家老に、一度会っただけの家士からの人望。浅間山噴火、印旛沼・手賀沼や蝦夷地開拓。11代将軍の極秘選定や、共に優れた跡継ぎを亡くした家治との絆から伝わる温かさ。火災時も妻綾音が守った文箱には「愚直なまでに正直な信(まこと)の者」という家重唯一の手蹟「またうど」。薩摩藩の川普請や寝惚先生もちらり。それにしても黒いのが松前藩、そして意次の悪評を仕組んだ定信。次は何を書くのかな、村木さん。
ケイト
2024/10/30 16:02

来年の大河が楽しみだねぇー😊結局定信の時代は締め付けがきつくて、京伝や蔦重は散々な目に合うんだよね(σ•̀ᴗ•́)σ

こり
2024/10/30 17:23

ケイトちゃん、実はつい最近まで蔦屋重三郎と意次・定信が同じ時代だったとは知らなかった(汗)だから来年も本当に楽しみ(*^^*)

が「ナイス!」と言っています。
こり
[2-2] 下巻は嵯峨天皇のあれこれ。政治より文化に功績があったことや、大勢になり過ぎた子女が源氏のルーツだったことなど。そして冬嗣は左大臣となり、息子・良房が臣籍に下った皇女を妻にするなど繁栄の兆しが。他に遣唐使としての葛野麻呂、最澄・空海も。 著者の付記では『王朝序曲』のきっかけや、長岡京の新解釈などが興味深いです。 とはいえ登場人物が複雑で歴史に詳しい人向け。特に終盤は『この世をば』にはあまり影響がなさそうなので読み飛ばすことに。なかなか疲れました。
がらくたどん
2024/10/16 13:01

読みました~♪政治の駆け引きが楽しくって楽しくっての天性の政務官僚冬嗣君の爆走人生でしたね( *´艸`)「付記」は確かにちょっと面白さがヒトを選ぶかも。私はそんなに長岡京周辺を歩いた事がないので「へ~♪」程度の浅い驚きしか得られず残念でした。それにしても冬嗣はともかく小野石子とか、史料の隙間からよく見つけられますよね。作家さんの取材力ってほんとに凄いな~と思いました。ご一緒できて嬉しかったです♪

が「ナイス!」と言っています。
こり
[2] 道長の四男・能信を描く『望みしは何ぞ』の復刊版を機に調べたら『王朝序曲』『この世をば』から続く平安朝三部作。5冊合計2000頁超え!読み通せるのか、わたし⁉ まず1冊目は、桓武天皇の第一皇子・藤原緒嗣・北家の真夏という同年生まれの3人と、真夏の弟で道長や紫式部の祖先の初代蔵人頭冬嗣。知らない人が続々と出てくるけど系図が適宜載っているし、ルビが初出だけでなく丁寧についているので読みやすいです。永井路子さんは若い頃に難しいと思っていたけど、成長したのかしら(^O^)
がらくたどん
2024/10/14 22:43

嬉しい共読♪桓武天皇、ハチャメチャだけど彼なりの「父」を頑張ってはみたのかな?こんなに面白いと思いませんでした。こりさんを追いかけて大正解でした!ありがとうございます。それにしても安世ちゃん、良い子だわ♪

こり
2024/10/15 09:05

がらくたどんさん、桓武天皇があんなに子だくさんだったとは!中でも安世が出色ですよね。1・2冊江戸時代を読んだら、わたしも追っかけます♪一気に増える共読が楽しみ(*^^*)

が「ナイス!」と言っています。
こり
[初] 杉森信盛こと近松門左衛門の一代記。公家との交流から浄瑠璃作家となっていく前半から退屈で、斜め読みどころか拾い読み。それで言う資格はないけれど、知識はぎっしりながら文楽への想いは感じられず。「曾根崎心中」は身近な事件の直後に、付録として最後に上演される「切り狂言」だったこと。紫式部は『源氏物語』で嘘を拵えた罪で地獄に墜ちたというエピソードが一番面白かったかも。近松の生涯については改めて。
が「ナイス!」と言っています。
こり
[2] 読友さんのレビューに惹かれて予約したら…図書館の司書さんも名前を知らないので所蔵も1冊だけという大行列。やっと読めた棒手振り八五郎を巡る7編。「実は」の裏の顔が幽霊剣士・大泥棒・くノ一などなど奇想天外だけど無理がなく、庶民はスッキリ!そして最後はみんな知ってるあの人。「人並み外れた影の薄さ」ってどういうこと?も面白さのひとつ。こちらを待っている間に読んだ『あの日、松の廊下で』も良かった白蔵盈太さん。他の作品も楽しみです。https://shirokuraeita.com/
ケイト
2024/11/21 18:56

こりちゃん、ご紹介ありがとう✨最高に面白かったーーー!!

こり
2024/11/21 21:00

ケイトちゃん、わたしも読友さんの紹介で知ったの。「友達の輪!」だね←古過ぎる(笑)

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/11/24(2193日経過)
記録初日
2018/01/05(2516日経過)
読んだ本
899冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
269106ページ(1日平均106ページ)
感想・レビュー
764件(投稿率85.0%)
本棚
11棚
性別
職業
専門職
現住所
東京都
自己紹介

いつもありがとうございます。2024年の目標☆とても好きな歴史・時代小説作家さんの新作を追っかけつつ、ずっと読みたかった本を押さえていくこと※感想[○]は読メ開始後の読了数(除アンソロジー・むかし読んだ本)

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう