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2024年4月の読書メーターまとめ

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読んだ本
19
読んだページ
5487ページ
感想・レビュー
19
ナイス
365ナイス

2024年4月に読んだ本
19

2024年4月のお気に入り登録
2

  • 陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
  • 山川欣伸(やまかわよしのぶ)

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • 山川欣伸(やまかわよしのぶ)

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

sheemer
聞き読み。高一男子の主人公が好きなのは刺繍。結婚を目前にした姉は、可愛いものがひどく苦手。極楽トンボのような二人の父親は「いちおう」服飾デザイナーで、離婚し仕事仲間の男性と暮らしている。母親は「やめとき」が口癖で「普通」以外の何ものも認めたがらない。主人公は刺繍を教えてくれた祖母を慕っている。そんな中姉のウェディングドレスを主人公が縫うことになった。普通でないことは実際に眼前に現れないかぎり実感を持って自分に入ってこない。この家族にとってはこの出来事がそれぞれの胸中に何かを生み出した。そのことがうれしい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

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失われた時を求めて、岩波5巻を読んでいて、現代的(近代的?)な批評のあり方の嚆矢にもこの本はなっているのではないかと思いだした。ラ・ベルマの主人公による再評価のところ。(気づくの遅いかも…)

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
19

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オーリエラントシリーズ出版順第3巻。オーリエラント史に沿えば初期コンスル帝国史の3/3にあたる。前作帝国史2/3「魔道士の月」で暗樹を自ら受け止めたレイサンダーの9人の兄弟姉妹子孫による800年後の物語。暗樹は名前を明らかにしないまま再びその姿を現す。もっと時代が下った第1作「夜の写本師」の背景の世界がよりくっきりと分かる感じ。
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転読気味に読了。昔を思い出した。練習問題を含めて解説が詳細で良書と思う。
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だからなに?、だった。すまん。
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「ドグラ・マグラ」の夢野久作が地元で能楽師(か謡)をしていたとは「遲読のすすめ」を読むまで全く知らなかった。その夢野が能について語った本。中の人として率直に簡潔に本質を捉えて語っていて、能の入門書として十分にその役を果たすと思われる。聞き読みだが良書だった。
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ネットの脅威その他について教える立場に立つこともあるのだが、自分のレクチャーリソースとこの本の内容は、ほぼ一致しているようだ。その意味では自分が「大体言うべきことは言ってるな」というあとづけにもなっている。2016年初版で、こういうものは知識的にはアップデートしていかなくてはならないが、基本の方向性と枠組みは押さえられていると思う。
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読書会でステディに進行中。主人公が貴族階級の一端に接触し、ドレフュス事件がリアルタイムの事件として描かれる(ただし「また聞き」状態)。サン=ルーの貴族階級の愁嘆場が最高潮。これからどっちへいくのかこれ。
が「ナイス!」と言っています。
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聞き読み。「夜の写本師」に続くオーリエラントシリーズの第2巻。物語は第1巻の数百年前?にさかのぼり、第1巻の枠組みの始まり(の方)を示すとともに、「動機もないただ純粋な悪意」の顕現たる「暗樹」の暗躍というより席捲とそれに向き合う魔道士達の苦闘を描く。アラビア系の物語に想像されるような多層性と綿密で美しい言葉が並んでいて、ダークだが読んでいてとても楽しい。そこらに掃いて捨てるほどある「魔法系」のイージーストーリーズとは全く次元が違う楽しさを味わうことができる。これぞ物語よ。これを読めるわれわれは仕合わせ。
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これ一冊を読むのに、積読を含めてどれくらいかかったのか。10年くらいは経っている(2007の購入だった)。プルーストが今5/14巻。こちらがどうなるかはさっぱり分からないが、続けることになる。なる、としか言えない。しかも読んだとてなにも分かってはいない。だが読む。
が「ナイス!」と言っています。
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聞き読み。高一男子の主人公が好きなのは刺繍。結婚を目前にした姉は、可愛いものがひどく苦手。極楽トンボのような二人の父親は「いちおう」服飾デザイナーで、離婚し仕事仲間の男性と暮らしている。母親は「やめとき」が口癖で「普通」以外の何ものも認めたがらない。主人公は刺繍を教えてくれた祖母を慕っている。そんな中姉のウェディングドレスを主人公が縫うことになった。普通でないことは実際に眼前に現れないかぎり実感を持って自分に入ってこない。この家族にとってはこの出来事がそれぞれの胸中に何かを生み出した。そのことがうれしい。
が「ナイス!」と言っています。
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映画「狐狼の血」の派手さ加減で興味を持って聞き読みしてみた。ずいぶんライトな感じでこれはこれでありかもしれないが、文字向きというよりは息抜き聞き読みでいいかな、という感じがした。
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短く、叙情的で、厳しく、透明で綺麗な話だ。心が洗われる。賢治はいつもそうだ。他にどんな言葉もいらない気がする。
山川欣伸(やまかわよしのぶ)
2024/04/18 22:06

宮沢賢治の作品は、本当に心を洗うような美しさがありますよね。『なめとこ山の熊』は特に、その透明感と優しさに満ちた物語で、読む度に新たな発見がある気がします。

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通勤聞き読み。不動産取引に絡む詐欺の手法を実例をもとに紹介した本。おおむね、地権者のなりすましを仕立てるところから話が広がっていく。すごい世界もあるものだと思った。加えて、これがなかなか立件されず、罰せられないことにも驚いた。
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「アイの物語」の著者がビブリオバトルを舞台にSFを中心とした書籍の蘊蓄を余すところなく(いやもっと余している)展開した物語。ビブリオバトルという書籍紹介ゲームのプロモーションにもなっている。ライブスピーチプレゼンテーションの効果的なポイントも押さえられている。ストーリーはある邪悪な政略的背景を持つビブリオバトルへ収斂していくが、そこで紹介される本を介した科学やネットリテラシーも盛り込まれている。なによりストーリーの中で紹介される数多の本たちがが面白そう。こだわりの塊。また読みたい本リストが増えた。お薦め。
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タイトル通りの本。入門から一定範囲を網羅的に学べる。10時間かどうかは個人差ありかもだが。入り口のマップにするにはいいかもしれない。
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詳細は下巻読了の後にするのでこちらは若干雑談気味に。それにしても、面白過ぎる。本は数えきれないくらいあるので、自分の知らない本(と、名前は知っていても読んでない本とか積読本)はいくらでもあるが、ここにも面白そうな本のリストがあった!、という感じ。さっそくリスト化した。bookmeterでも、自分と全く読書テイストのかぶらない人も「お気に入り」に入れてあって、知らない世界を教えてもらっている。後半はバトル自体がキナ臭くなってきていて、さらに楽しみだ。
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sheemer
発刊時に読んだ。7つのストーリーをアンドロイドが人間に語る千夜一夜物語。全体をつなぐ枠組みがとても面白い。ヒトは「理想的なヒト」に対して劣る存在だと思い知らされる。否定せず共存し、非合理を弱めた理想の「ヒト」。それはアンドロイドだ。911後の世界での収奪と非寛容・そこに現出するヒトの劣悪さとこのストーリーの符合を見ると我々はいつか滅ぶ、と実感する。苦い思いだが、そのことは正しい気がする。そして共栄するアンドロイドがつくる理想の世界。そこには彼らの創造者であるヒトの思いがある。そのことの不思議さを思う。
が「ナイス!」と言っています。
sheemer
転読。英語が上達するには日本語とは違ったパブリックスピーキング的・演劇的な身体的能力を向上させるとよい。この身体能力は単なる言語コミュニケーションに留まらず、コミュニケーション自体の向上にも寄与する、と。そのための発声や身体トレーニングなどを利用した英語訓練の方法を紹介した本。かなりユニークな本。CD付き。「声に出して読みたい日本語」の作者なのでなるほどな、とも思う。
が「ナイス!」と言っています。
sheemer
恒川光太郎、ラヴクラフトなどでファンタジーに関心が寄ってきたので読んだ。名前や関係性は符合していないが、イザナギとイザナミの別れを軸に、それをリセットする形で世界を再構築しようとする輝の大御神の勢力と、それに滅ぼされまいとする闇の大御神の勢力が豊葦原の地を舞台に攻防を繰りかえす。永遠なもの・死せる運命のもの、その間を行き交う者たちが運命や想いを交錯させたダイナミックな物語を生み出している。自分の中では「イティーハーサ」ともつながりを感じる。ついでに漫画で古事記全般も見直す機会になった。お薦めです。
が「ナイス!」と言っています。
sheemer
なんのはずみか(「空色勾玉」を読み始めて、日本の神話古事とのつながりを知りたくなったのだと思う)突然読んだ。このあたりは余り関心がなく、誰が誰だかさっぱり分からないのだが、漫画とはいえ系図やポイントがきちんとまとまっていて、なかなか読み出があっていいと思う。古典神話の入り口としては悪くないと思った。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/12/19(1983日経過)
記録初日
2010/04/29(5139日経過)
読んだ本
582冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
162680ページ(1日平均31ページ)
感想・レビュー
565件(投稿率97.1%)
本棚
4棚
自己紹介

時流に関係なくいろいろな本を読んでいます。
自分が書いたようになじむ文章:村上春樹
こんな文章が書きたい目標:白洲正子
「本楼風並びの本棚」は松岡正剛さん風に3冊並びの関連性で並べようとしています。でもなかなかうまくいかないね。

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