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2024年10月の読書メーターまとめ

HaruNuevo
読んだ本
20
読んだページ
7466ページ
感想・レビュー
20
ナイス
931ナイス

2024年10月に読んだ本
20

2024年10月のお気に入り登録
7

  • ラッシュ
  • やっさん
  • ムーミン
  • yosa
  • のん☆
  • 厚焼き玉子
  • yukision

2024年10月のお気に入られ登録
5

  • ラッシュ
  • やっさん
  • yosa
  • 厚焼き玉子
  • yukision

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

HaruNuevo
ぶっちゃけます。 単行本で読んだ時は一体自分は何を読んでるんだろうという感想しか残らなかった。今回文庫化にあたりリベンジのような気持ちで読みました。 結果は、ワシには合わない、としか言いようがない。ほばほぼ苦行でしかなかったのを、なんとか最後まで追っただけ。 わかる人にはおもろいんじゃろけど、ワシにはちと難し過ぎたのかしらん。 3年後ぐらいにもう一度チャレンジしてみるか、ってたぶんさないだろうな。 理解して読んでる人羨ましいです。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

HaruNuevo

2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:25冊 読んだページ数:8429ページ ナイス数:994ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/975637/summary/monthly/2024/9

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2024年10月の感想・レビュー一覧
20

HaruNuevo
ネタバレ良家の子女が集う読書会『バベルの会』、その存在だけが収録各話を繋ぐ細く儚い線。感情を抑えた淡々とした文体で綴られる一つひとつの物語は、一見上品な佇まいのように見えてその実どろりと黒い。書痴レベルの読書家でないとわからないネタが多数忍ばされているようだ。 各話の不快さは、心が低温火傷するような感覚をもたらす。 しかし、この文庫、もう少しマシな帯つけられんのかね。 『座布団10枚級大どんでん返し』って、センスがマイナスすぎるやろ。
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HaruNuevo
ネタバレ江戸の三名工の一人、名刀を世に残りした源清麿、その人生は多くの謎に包まれているが、山本さん流にあまり多く無い記録を読み解き、清麿を一時期抱えた萩の武家にのこる数々の書物から新しい事実を探り出し、その上で構築した物語。乙剣に興味のある人はもちろんのこと、名職人の業の深さを感じられるという意味では誰もが楽しめる一冊ではないかと。 まだ清麿作の刀剣は見たことがないが、調べて観に行きたいと思う。
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HaruNuevo
ネタバレ検事もの、ヤクザもの、将棋ものからの医療もの、著者が自ら自分の引き出しを作り上げていく能力と執念を強く感じる作品だった。 医療の世界の闇の部分を暴くような下世話な作品ではなく、闇を見せつつも同時に医師の矜持、医療の希望を詳らかにしてくれる。二人の天才医師の人となりが明らかになっていく終盤以降は一気読みとなった。向日葵が象徴的に扱われていたのも印象深い。
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HaruNuevo
ネタバレ実話ベースの漂流記。残された帰国後の吟味の記録や当事者たちの話がベースになっているのだろう。あとは建立された金毘羅さまの縁起というのもあるのかな。 遭難して流されたどり着いたフィリピンのバタン島から、道具も材料も不足する中で船を作り上げて帰国した日本人水夫たちの物語。生還後のあれこれはかならずしも全てがハッピーというわけではないが、エピローグに少し心を軽くされる、良い終わり方。
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HaruNuevo
ネタバレ嗚呼周瑜、天下二分の実現を目の前にして病に散った名将。演義や吉川三国志では散々な扱いをされて諸葛亮に手玉に取られ憤死する周瑜が、志半ばでありながら従容として死を受け入れるその姿はまさに英傑中の英傑であろう。
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HaruNuevo
ネタバレかつて惨劇の起こった館に存在する地下に迷路のように張り巡らされた秘密の通路。その館で再び起こる惨劇に対峙する金田一耕助。 ミステリでの禁じ手とも言える秘密の通路、その存在をあらかじめ明かしたうえで、迷路状の通路をタネのしてではなく、物語全体の描き割りとして扱いながら物語が展開される。
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HaruNuevo
ネタバレ裏表紙に連作短編集とあったのでそのつもりで読むが、巷間に溢れる連作短編集とは建て付けがかなり異なっていて、朧げな繋がりが中盤にかけて輪郭を立ち上らせてくる構成の妙に取り込まれる感覚。結局のところ一番怖いのは自分の行動のもたらす結果なのかもしれない。『怖ガラセ屋サンリターンズ』、はたまた『怖ガラセ屋サン おかわり』を希望します。
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HaruNuevo
『1百年の孤独』と並行して読んだけど‥。なんだろうね、この本。 『百年の孤独』が自分にはほぼほぼ苦行だったので、『百年の孤独』にこれだけの情熱を傾けられるのが羨ましい。 こういうことを考える方もおられる、という意味ではとても興味深かった。 『百年の孤独』とは無関係にエッセイ的に読んだ方が自分には良かったのかもしれぬ。 それ以上語る資格は自分には無さそうだ。
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HaruNuevo
ぶっちゃけます。 単行本で読んだ時は一体自分は何を読んでるんだろうという感想しか残らなかった。今回文庫化にあたりリベンジのような気持ちで読みました。 結果は、ワシには合わない、としか言いようがない。ほばほぼ苦行でしかなかったのを、なんとか最後まで追っただけ。 わかる人にはおもろいんじゃろけど、ワシにはちと難し過ぎたのかしらん。 3年後ぐらいにもう一度チャレンジしてみるか、ってたぶんさないだろうな。 理解して読んでる人羨ましいです。
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HaruNuevo
ネタバレちくわ・チクワ・竹輪。 チクワの穴から人を覗くとその人の死の姿が見え、その後間もなくして実際にその人はチクワの穴から見えた通りの死を迎える。 ホラーかと思えばサスペンス、サスペンスかと思えばミステリ、しかしその実相は‥。 新手のスタンド能力か、はたまた固有結界、それとも領域展開? あー、作中に出てくるチクワの呪いのおおもと、秘拷穴はググらない方が良いです。
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HaruNuevo
ネタバレ地方の山村の過去の悲劇、一族に伝わる血の因縁、夢遊病、そんな書き割りを前に繰り広げられる連続首無し殺人。物語は明らかに特定の登場人物を犯人として示すが、真相は‥。 この叙述方法をこの時代に採用するとは、おそらく発表当時は相当に斬新だっただろう。 しかし、夢遊病って遺伝するの?と思って調べてみたら遺伝することが多いのね。
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HaruNuevo
再読。 RWC2023前の書籍なので、戦術の基本的なこと、ワールドカップに向けての展望が主な内容。 秋のテストマッチシーズンに向けてもう少し見る目を養っておきたいと復習。 日本代表だけじゃなくて、 オータムネーションズシリーズも可能な限り録画して観るつもり。 録画観てると球際ばかりに目が行ってしまう。もう少しボールを持ってない選手のポジショニングや移動も見なければと思いつつ、カメラが球際に寄るので如何ともし難い。スタジアムで観戦すると全体見られるんだけど。 戦術の教科書、防御戦術の教科書も続けて読もう。
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HaruNuevo
ネタバレ赤壁前夜〜赤壁〜望蜀と、三国志中盤の山場の巻。そこには怪しげな遁甲術を使う孔明はおらず、戦略家、戦術家として超一流だった周瑜の姿が大きく描かれる。演義では諸葛亮に手玉に取られ道化役を演じた挙げ句の果てに憤死する周瑜だが、北方三国志ではお互いの力を認め合った周瑜と諸葛亮の心の奥底が描かれるようであった。
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HaruNuevo
ネタバレ竜泉家一族シリーズも特殊設定の上に構築された論理の様式美だったけど、本作はまたさらに趣を変えて、小学生と幽霊のバディものにして、まるでマトリョーシカのような多重構造の異色作品。中盤過ぎたあたりで真相に到達しそうになって、あれ?と思ったけど、まあこの著者なので仕掛けがまだあるのだろうと思ったら、そんな生優しいものではなかった。 推理に継ぐ推理のうえに明かされた真相は、予想することはまあワシには不可能だった。 まだまだこれからもさらに期待のもてる作家さんだ、
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HaruNuevo
ネタバレ金田一耕助シリーズ短編集、どの作品も独特の溟く湿った生温かさ、それらと同居するリズム感が読み手を引き摺り込む。『蝙蝠と蛞蝓』はユニークな構成。
人面瘡
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HaruNuevo
ネタバレ続編は豊島区、墨田区、葛飾区、千代田区の女の話。前巻より緩急というか話の引き出しが増えてて、一段高みに登ったよな、と感じた。 『豊島区の女』は直球の人怖。 『墨田区の女』は『濹東綺談』を下敷きにした入れ子様の傑作。 『葛飾区の女』は心温まる綺談。 そしてシリーズに軸を通す『千代田区の女』、サブタイトルの『あの女は誰?』に込められた意味がわかる瞬間は身震いした。 さて、23区はまだまだあるけど、さらなる続編あるのか?
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HaruNuevo
歴史の本の叙述というのは相当に難しいものなのだろうと思う。第一巻は世界というスケールで歴史を眺めるための横串が上手いこと刺さってたと思うが、この第二巻は「短い線がびっしりと書かれている」という印象で、出来事の羅列になってしまっているというのが率直な感想。 著者の博覧強記っぷりには相変わらず驚かされるが、それが裏目に出てやしないか?知ってることを全て書き出さないと気が済まないのかなあ、と感じた。
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HaruNuevo
ネタバレ美しい書名と儚げな表紙絵にはしっかりと裏切られる実に陰惨な内容ではあるのだが、首尾一貫して、風に揺れる百合の咲く美しい野原が頭に浮かび続けるような、なんとも不思議な感覚を読んでいる間中持ち続けてた。 結末をどう解釈するか、そこは敢えて自分の中ではけつろん出さずに宙ぶらりんのまま揺蕩っておきたい。
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HaruNuevo
ネタバレ東京23区の土地に秘められた呪いとそれがもたらす怪異の連作短編ホラー。大きな仕掛けの一端は途中で予想がついてしまったが、それでも非常に面白かった。特に『港区の女』は個人的には出色の作品と思っている。港区女子の諸君、この作品を読みたまえw 続きもあるようなのでしっかり拝読いたします。
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HaruNuevo
ネタバレ緩急自在、押し引きの妙義、絶妙な張りと緩み、著者の文章術を堪能出来るだけでなく、そもそも物語として圧倒的に面白いし、キャラの際立ち方の塩梅が見事。 事件の謎解き、登場人物たちの繋がり、秘められた過去、主人公の成長と見所だらけのシリーズ。 アクセル全開宮部ワールドの楽しさよ。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/02/16(2106日経過)
記録初日
2019/01/02(2151日経過)
読んだ本
1450冊(1日平均0.67冊)
読んだページ
475863ページ(1日平均221ページ)
感想・レビュー
1380件(投稿率95.2%)
本棚
5棚
性別
現住所
兵庫県
外部サイト
自己紹介

50代会社員です
歴史モノ、時代小説、ミステリ、SF、宇宙、思想などを中心に面白ければなんでも読みます
最近は詩集を開くようになりました
雑誌Newtonを愛読してます

好きな作家
池波正太郎
宮部みゆき
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高田郁
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