形式:単行本
出版社:左右社
あんまし大丈夫じゃないと思うよ🤣
昔、JR東日本の広告で、二階建て新幹線Maxの隣にキョンキョンを立たせたポスターがありました。あれはあまりにも確信犯でしたね〜😂
正直、やはり安倍元首相の保守的な考え方に迎合する人の気持ちが分からないし、苦手意識はなくなりそうにないが(正直そういう人を眼前にすると自分が全否定されている気持ちになる)、本書で書かれていた「特定の誰かと戦うのではなくて、無知や弱さとか、構造的なものと戦う」という言葉は正鵠を射ているし、私もこの考えを胸に刻んで他者と対話を重ねていかなければならない、と自覚した。
※と、主語をデカく書いてみました。
を一つの準拠として、国会議員ができる解決の道を示していく。その姿は大変誠実に思える。さらに、人口減少の局面で、では税制はどうするのか、年金はどうするのかといった問題で、国民にシビアな選択を迫る時があるかもしれないことも率直に語る。この困難も包み隠さず国民に語りかけるのには、とてつもない「信頼」が必要。しかし、この10数年政権がやってきたことは、隠蔽や改ざんの繰り返しであった。
和田は一つの結論のように書く「本当にみんなが欲しいのは、もちろんお金も欲しいですけど、隣に座って背中をさするように慈しみの言葉を言ってほしい。今の政治には、それがない。その視線を、政治を司る人が持てたら、世の中はずいぶんと変わると思います」。そう、まずは政治が庶民に寄り添うこと、これは言い換えれば「民主主義=下から上への権威」が大切だということ。そうした真の民主主義への脱皮が今の政治には必要なのだと思う。
これまでのトリクルダウン理論のように、信頼できない政権におかしな用途に使われるか、どこかに(なぜだか)消滅してしまう結果にしかならない気がしてならない。結局、政権交代しかねーんだよな、と思っちゃうが、このところの立憲の体たらくもあり、なんだかいやはやである。
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