「五十年余の生活が私に教えてくれたことは、地上に暗影を投じている誤謬と愚行の大部分は、魂を平静に保ちえない人々に基因するということ、さらにまた、人類を破滅から救い出す力の大部分は、静かにものを思う生活から生じる、ということである。日ましに世間は騒々しくなってゆく。せめて私だけはその騒音の激化に一役買うのをよしたいと思う。せめて私だけでも沈黙を守ることによって世の人々のお役に立ちたいと思う。」
ミヤビとライライさん、本書のご紹介ありがとうございます。引用された文章をぜひ読みたくなりました。ただ(老眼のため)この岩波版より光文社新訳版のほうが目に優しいだろうなぁ~と思ったので、古典新訳文庫で読もうかと思っています。
ネギっ子gen様、ありがとうございます。たまたま古書店で見つけ購入しました。著書は不遇な人生を送り早逝。架空のヘンリ・ライクロフトという人物を通し、本当はこのように生きたかったという自分の姿を表現したようです。共感できる言葉がたくさんあり、時間を見つけて再読したいと思っています。
生きていくために必要な言葉を、本から探しているのだと思います。たぶん。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
「五十年余の生活が私に教えてくれたことは、地上に暗影を投じている誤謬と愚行の大部分は、魂を平静に保ちえない人々に基因するということ、さらにまた、人類を破滅から救い出す力の大部分は、静かにものを思う生活から生じる、ということである。日ましに世間は騒々しくなってゆく。せめて私だけはその騒音の激化に一役買うのをよしたいと思う。せめて私だけでも沈黙を守ることによって世の人々のお役に立ちたいと思う。」
ミヤビとライライさん、本書のご紹介ありがとうございます。引用された文章をぜひ読みたくなりました。ただ(老眼のため)この岩波版より光文社新訳版のほうが目に優しいだろうなぁ~と思ったので、古典新訳文庫で読もうかと思っています。
ネギっ子gen様、ありがとうございます。たまたま古書店で見つけ購入しました。著書は不遇な人生を送り早逝。架空のヘンリ・ライクロフトという人物を通し、本当はこのように生きたかったという自分の姿を表現したようです。共感できる言葉がたくさんあり、時間を見つけて再読したいと思っています。