Willie the Wildcat
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澪標/蓬生/關屋。朱雀帝が冷泉帝に譲位、義父・義兄・養女斎宮で脇を固めて、自らは内大臣として息子を支える光源氏。入道宮-冷泉帝、葵の上-夕霧、六条御息所-斎宮、明石の君-娘。四者四様の母子の現在地で、光源氏の復権を語っている感。住吉での偶然性と、故常陸宮の御殿における必然性の対照性も印象的。一方、六条御息所の喪失で再認識させる入道宮の精神的支え。第16帖・關屋で再登場させた空蝉も、数少ない精神的支柱を暗示。装幀地模様・長野草風、題簽中扉：尾上柴舟。昭和14/6初版。

潤一郎訳源氏物語巻6 谷崎潤一郎

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ナイス ★56

コメント(0)2024/08/17

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978お気に入られ 2月の読書メーターまとめ

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