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ケイ
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ケイ
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ネタバレ久しぶりのコンラッド。”Heart of Darkness”においてさええ、語りては、若者が海の得たいの知れなさやその先にある混沌から少し距離を置き、将来の可能性をもっているようにみせていたと思う。しかし、この作品の"Victory"と言う,先への希望が感じられるタイトルにもかかわらず、終盤では絶望させられる。もちろん何を勝利とし、何を敗北とするのかによるだろうが、二人の死と引き換えにして勝利と言えるのだろうか。もしくは二人はスケイプゴート的存在であり、その後に何かを残したと解釈すべきなのだろうか。
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さんの最近の感想・レビュー

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読書データ

プロフィール

登録日
2010/11/12(5251日経過)
記録初日
2010/11/07(5256日経過)
読んだ本
5771冊(1日平均1.10冊)
読んだページ
1897033ページ(1日平均360ページ)
感想・レビュー
5767件(投稿率99.9%)
本棚
39棚
性別
血液型
A型
現住所
大阪府
自己紹介

好きな作家は、漱石、芥川、太宰。それに英米とロシア文学。注目は中国作家,
趣味は読書、落語、歌舞伎、ランニング、ヨガ。

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