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2024年2月の読書メーターまとめ

えっくん
読んだ本
7
読んだページ
1959ページ
感想・レビュー
7
ナイス
609ナイス

2024年2月に読んだ本
7

2024年2月のお気に入り登録
1

  • 中玉ケビン砂糖

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

えっくん
ネタバレ★★★☆☆第170回直木賞受賞作品。万城目さんといえば、近畿地方を舞台にしたファンタジー作家という印象ですが、本作品も京都を舞台にした駅伝、草野球大会開催の中での2編の不思議な物語でした。両作品とも過去の偉人たちが現代に登場して駅伝疾走中の主人公たちと伴走したり、草野球仲間になったり…といった感じですが、ホラー的な要素はなく読後はほっこり感があります。2作品の主人公たちはスポーツに秀でている訳ではありませんが、スポーツを頑張る彼らへのエールを感じさせる清々しい作品でした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

えっくん

読メ事務局から連絡があり、ふゆイチの「読者の声」欄に「陸王」と「類」の2作品で私の拙い書評レビューの一部を掲載いただきました。このふゆイチは記念にとっておきます。ふゆイチ30作品中、読了本は7冊という状況でした。また読みたい本が増えました。2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2441ページ ナイス数:464ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/102942/summary/monthly/2024/1

読メ事務局から連絡があり、ふゆイチの「読者の声」欄に「陸王」と「類」の2作品で私の拙い書評レビューの一部を掲載いただきました。このふゆイチは記念にとっておきます。ふゆイチ30作品中、読了本は7冊という状況でした。また読みたい本が増えました。2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2441ページ ナイス数:464ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/102942/summary/monthly/2024/1
b☆h
2024/02/03 07:49

手元にあるのでじっくり見てみます♪おめでとうございます✨

えっくん
2024/02/03 08:42

b☆hさん、ありがとうございます。レビューの一部分だけ掲載されていますが、うれしかったので書店から3冊ほど頂いてきちゃいました。家宝にします…笑

が「ナイス!」と言っています。

2024年2月の感想・レビュー一覧
7

えっくん
ネタバレ★★★☆☆近畿地方での怪奇現象を取材形式で集大成したモキュメンタリー。読み進むにつれ断片化した情報が最後に収斂する構成で、何度もゾッとさせられました。触らぬ神に祟りなしであって、得体の知れない事には関わらない方がよいのですが、最後の避けようのない終わり方…やめてほしいなぁ。本当に後味が悪いです。リングのように呪怨がふりかかってくるようで勘弁してほしいです。巻末の袋とじの中身を見てそのリアリティさにまた震撼しました。いや…これ本当にフィクションですよね?夜中に読んでいると、どこからか視線を感じるような…。
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えっくん
★★★☆☆にゃんこ四字熟語の著者が、わんこ版の作成依頼が殺到したことで103個の四字熟語を編纂したものです。冒頭のまえがきにも幾つもの四字熟語を駆使しながら今回の創作苦労話などを披露されていますが、わんこの写真にマッチする四字熟語を当てはめるのもなかなか大変な作業と想像がつきます。そのためかにゃんこ版より四字熟語との関連性が少し弱い内容かなという印象でした。わんこは愛らしい表情が盛りだくさんですので写真を見るだけでもOKですね。10匹の子犬の見分けがつかない「已己巳己(いこみき)」の写真がお気に入りです。
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えっくん
ネタバレ★★★★☆「変な家」シリーズ第2弾。行先のない廊下がある家、廊下のない家など11の不可思議な間取りが掲載されています。間取り図を見れば利用する立場の目線で違和感のある箇所は認識できるものの、読み進むにつれ怪しげな建築会社や宗教施設が繰り返し登場し、思わぬ繋がりと隠された真相に驚かされました。前作にくらべ頁数も謎解き要素もパワーアップし掲載された間取りも多いため途中で混乱しそうですが、栗原さんの推理コーナーではしっかりと各間取りの要点を復習しながら解説されているので安心です。人間の業とは恐ろしいものです。
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えっくん
ネタバレ★★★★☆第170回直木賞候補作品。大正末期から昭和戦後まで裕福な家に嫁いだ千代と女中頭の初衣の二人の絆を描いた作品です。当時は女性が独り生きてゆくには困難な男性優位の時世にあり、戦前・戦後の動乱を通して千代の苦悩が描かれています。千代と初衣の主従関係が入れ替わるストーリーも組み込まれ、二人に何があったのかを読み取るのも興味深い作品でした。夫を初め男性には恵まれなかった千代でしたが、純粋で控えめな千代と凛とした初衣が支えあう最後の展開にこれからの二人の明るい未来を示唆しているようで読後も清々しいです。
が「ナイス!」と言っています。
えっくん
★★★☆☆エジプト、中国、ペルーの考古学者3人が現地で遭遇した怖い体験を披露した本です。遺跡の発掘調査は当時の歴史を探るための地道で忍耐のいる大変な作業というイメージですが、発掘中に墓の中に独り閉じ込められたり、砂漠で遭難したという体験は命がけの仕事ですね。三者に共通するのは、現地での食事やトイレ事情の悍ましい話で、これは古今東西人類共通の話題ですね。噂には聞いていましたが、やはり中国の溝トイレはお国柄というべきかもしれませんがなかなか強烈です。しかし考古学者じゃなくても体験しそうな話も多かったような…。
が「ナイス!」と言っています。
えっくん
ネタバレ★★★☆☆第170回直木賞受賞作品。万城目さんといえば、近畿地方を舞台にしたファンタジー作家という印象ですが、本作品も京都を舞台にした駅伝、草野球大会開催の中での2編の不思議な物語でした。両作品とも過去の偉人たちが現代に登場して駅伝疾走中の主人公たちと伴走したり、草野球仲間になったり…といった感じですが、ホラー的な要素はなく読後はほっこり感があります。2作品の主人公たちはスポーツに秀でている訳ではありませんが、スポーツを頑張る彼らへのエールを感じさせる清々しい作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
えっくん
ネタバレ★★★☆☆ソビエトでプログラマーとして働くことを夢見るエストニアの少年ラウリと時を経て彼の半生を書くために行方を追うジャーナリストの物語。まだコンピュータの黎明期にラウリがライバルとともにプログラミングスキルを上げようと苦心する場面やソ連崩壊をきっかけにエストニアが辿ってきた歴史に翻弄される少年たちの悲哀が伝わってきます。後半はジャーナリストの正体が誰なのか…途中で朧気に判明するものの優秀だった彼にも「灰色」の過去があった事に驚愕します。再会により少年時代が良き思い出となり輝かしい色に変わるのを願います。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/04/10(4797日経過)
記録初日
2011/01/03(4894日経過)
読んだ本
1718冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
554952ページ(1日平均113ページ)
感想・レビュー
1718件(投稿率100.0%)
本棚
17棚
血液型
A型
職業
役員・管理職
自己紹介

会社の先輩から薦められミステリー系を中心に継続的に読書を始めるようになりました。
通勤時間や休日中心に読書をしていますが、年間100冊を読破することが目標です。
書評をつけるようになったのは読書メーターに出会ってからですが、過去に読んだ本の内容を思い出せないこともあって、備忘録としてできるだけ活用しようと思っています。
(読書メーターを始める前の読了分は★評価のみです)

読了した本を書棚にずらっ~と並べて眺めるのが好きです。

好きな作家さんは、東野圭吾、池井戸潤、伊坂幸太郎、道尾秀介、荻原 浩、奥田 英朗、垣根 涼介、貴志 祐介、高野 和明、辻村深月です。
そして今、注目の推し作家は、今村翔吾、柚月裕子、原田マハです。

中でも、奥田 英朗さんは、高校の先輩と知り、誇らしい限りですが、奥田先輩(と呼ばせていただきます)の作品は是非、読破したいです。

オススメの本などありましたらご紹介お願いします。

よろしくお願いいたします。

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