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2024年3月の読書メーターまとめ

中村です
読んだ本
29
読んだページ
4587ページ
感想・レビュー
29
ナイス
4452ナイス

2024年3月に読んだ本
29

2024年3月のお気に入り登録
7

  • toshi
  • Alm1111
  • oser(読書家ではありませんドクシャーです)
  • 大先生
  • にしの
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  • なゆ

2024年3月のお気に入られ登録
7

  • 枝豆
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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

中村です
河合隼雄✕松岡和子!!松岡氏の訳でシェイクスピアの全戯曲を読んだ者とって、この本は最高のご褒美。お二人とも気の向くままにお喋りをしているだけなのに、それぞれにとんでもない鋭い分析をするので、目からウロコがぼろぼろと落ちまくり。松岡氏の訳者としてのこだわりを聞けて、彼女の訳でシェイクスピアを読んで本当に正解だった。好きで読んでいたというより何が凄いのか知りたくて頑張って読んだシェイクスピア。ようやくシェイクスピアの凄さがわかりつつある。河合氏の人間の理解と愛情の深さにも感動した。
冬将軍
2024/03/08 15:02

中村ですさん、私も学生時代にシェイクスピアを読むもののあまりピンとこなかったので、読みたい本に加えようと思います!

中村です
2024/03/08 16:37

冬将軍さん、コメントありがとうございます😊✨。シェイクスピアを理解する手助けに必ずなると思いますよ~👍!

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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

中村です

森見登美彦の最新刊を購入したらレジで専用のカバーと栞を貰えました。はじめから付いているカバーもポップで良いですが、外して出てきた表紙がとても味があり、こちらの方を見せびらかして持ち歩きたいほどです。

森見登美彦の最新刊を購入したらレジで専用のカバーと栞を貰えました。はじめから付いているカバーもポップで良いですが、外して出てきた表紙がとても味があり、こちらの方を見せびらかして持ち歩きたいほどです。
Nyah
2024/03/22 08:44

竹林のカバーはどこかで見たことあるので、素敵なカバーつけて是非見せびらかしてください😄

中村です
2024/03/22 13:01

ありがとう!そうしま〜す╰⁠(⁠^⁠3⁠^⁠)⁠╯〜♫

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2024年3月の感想・レビュー一覧
29

中村です
ネタバレ先に読んだ『頭のうちどころが悪かった熊の話』が異常に面白かったので期待値が上がっていたのだろう。物足りないのは自分自身の問題。動物たちの楽しい物語だが「親子愛」「生と死」「アイデンティティ」など、まともに語ると説教臭くなりそうな重いテーマを扱っている。最後は少しジ~ンときた。
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中村です
ネタバレ再読。ミス・マープルは学生時代からの友人キャリイの邸を訪れる。このキャリイの結婚歴が凄い。3度の結婚。養子・実子・連れ子も多い。しかも初婚は17才で、相手は五十年配。自分より年上の息子がいる。孫娘とその夫も同居。しかも、キャリイは大富豪…これは、いかにもキャリイの身に何か起きそう…というこちらの予感もうまく利用して、アガサ・クリスティは今回も見事にミスリードしてくれました。殺人事件のトリックは簡単。すぐ犯人の目星がつくのだが、その人物はすぐに容疑者から外される。こういう「目眩まし」が本当にうまい。
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中村です
ネタバレ絵に品があって眺めてるだけでも気持ちがスーとする。ストーリも雰囲気も全く似ていないけど、芥川龍之介の『芋粥』と同じ真理が書かれている。どんなに好きな物でも「(与えられる機会や数が)増えると、(その分、喜びは)減る」ということ。
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中村です
ネタバレ舞台『ハムレット』の最終リハーサルを前に、主要キャスト5人が亡くなる 。しかも、それぞれの死因が原作とそっくりだった。原作と同じ様に出演者同士で殺し合った?『ハムレット』の見立て殺人?『ハムレット』の他にも『アドルフ』『マノン・レスコー』『メディア』『マクベス』など他の有名な舞台についても言及していて興味深かった。トリックも満足だったし、謎解きパートが脚本形式だったのも良かった。これはこれで良いけど、でもミステリーとしての描き方がイマイチな気がして、もったいない。描き方を変えればもっと面白くなりそう。
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中村です
ネタバレページを開けてすぐにバーンと目に入ってくる「おかしなはがき」。幼い子どもが書いたような、たどたどしい文字の間違いだらけの文章には不思議な魅力があり、目が吸いつけられる。一度読んでいる話だが、あっという間に物語に引き込まれてしまった。絵本だとこういう演出ができるから強い。。このハガキを書いた人は絶対良い人だろう。動物の方から招待される子どもの話は教科書に載っていた『雪渡り』に似てる。気持ちがあったかくなる話。動物との交流は一時的で、ずっとは続かないけど、だからこそ思い出も、思い出の品も宝物になるんだろうね。
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中村です
ネタバレ黒井健さんの絵は可愛らしいけれど、描かれているのは〈いじめ〉。皮膚が薄くて竈門の中で寝ないと風邪をひく〈かま猫〉は煤で汚れている。事務所の同僚、白猫、虎猫、三毛猫は〈かま猫〉を忌み嫌う。中学時代を思い出したよー。スクールカーストが露骨だったからね。程度の差こそあれ、こういうことはどこでも起こり得るので、読んでいて辛いねー。
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中村です
ネタバレ美しい〈樺の木〉に恋する土神。「恋」とは書いてないが土神の状態は間違いなく恋。人にいたずらして気持ちを紛らわしたり、ひとりで泣いたり、やり場のない気持ちをもて余す。土神は〈樺の木〉と仲良くしている〈きつね〉に嫉妬し衝動的に殺してしまう。好きな人に自分を良く見せたくて見栄を張って嘘を言っちゃう〈きつね〉の心理も、その〈きつね〉を殺してしまうほど嫉妬で「おかしく」なっちゃう土神の心理も色んな作品で繰り返し書かれていると思うが、寓話風に書かれているから、賢治だからか、なんだろう「虚しさ」がより染みる気がする。
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中村です
ネタバレ異常なクレーマーねずみの話。誰かのアドバイスに従って上手くいかなかったとき〈ツェねずみ〉は異常なテンションで「償うて下さい」と相手を責め立てる。絵に描かれている〈ツェねずみ〉がほんとに嫌な感じ。こんな風に責められた相手はトラウマになりそう。今問題なってるカスハラを思わせる。先に読んだ『鳥箱先生とフゥねずみ』の〈鳥箱先生〉と、この〈ツェねずみ〉と、どちらが厄介だろう。どちらとも知り合いになりたくない。どうしてこんな話を書いたのか、もしかすると賢治の知り合いにモデルになるような人物がいたのかもしれない。
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中村です
ネタバレまっすぐずらりと並んだ電信柱が電線で連なって一斉に行進する。迫力がある絵が良い。怖さと楽しさが混ざっている。電信柱の行進の掛け声「ドッテテドッテテ、ドッテテド、肩にかけたるエボㇾット…」も楽しい。電気総長が恭一に話した電線に荷物を括りつけて送ろうとした人の逸話は本当にあったことだろう。突然の英語「センドマイブーツ、インスタンテウリイ」とか、勢力不滅の法則、熱力学第二法則など難解で面白い用語が多用されていて不思議な世界をより謎めいたものにしている。
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中村です
ネタバレ産毛の一本一本まで描きこんでいる絵に驚き。物語は淡々としていた。作者の花への愛はひしひしと伝わってきた。賢治はこの花を〈うずのしゅげ〉と呼んでいるが「何のことかわからない」らしい。〈おきなぐさ〉を漢字で書くと〈翁草〉。綿毛になった様子が翁を思わせるからで写真で見ても確かにモワモワの綿毛は想像を超えインパクトある。花だって充分個性的で綺麗なのに、年取ってからの白髪のボリュームが凄すぎて「翁」と命名されちゃった。〈おきなぐさ〉、いずれ本物を見る機会があれば良いなあ。
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中村です
ネタバレ最初から最後までものすごく面白かった。一番の衝撃は「手袋を履く」が徳島県のところで紹介されていたこと。北国だけの言い方だと思っていたが違うらしい。【もともと手袋を「手靴」と呼んでいた名残りとされる】…えっ?手にはめるモノを「靴」呼ばわり!?先人たちのネーミングセンスの問題か、それとも「靴」の概念が今とは違ったのか…。【「東かがわ市」は古くから手袋作りが盛んで、そこに近い香川、徳島、また当地からの移住者が多かった北海道にこのことばがより多く残っているのではないかと考えられている】…なるほど方言に歴史あり。
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中村です
ネタバレ「水仙月の四日」に「雪婆んご」の命令で「雪童子」と「雪狼」という《雪の精霊》たちが猛吹雪を起こす。居合わせてしまった子どもが遭難する。先に読んだ『ひかりの素足』と似ているが、描かれているものは全く違う。雪の精霊たちは人命など気にしないが、雪童子だけはさり気なく子どもが死なないよう世話を焼く。雪童子は暴風を具現化したもの。子どもに体当たりしてあえて倒したりと、びっくりするような方法で子どもの命を救う。乱暴だけど優しい雪童子は今風にいうとギャプ萌するキャラだと思う。伊勢英子さんの絵も素晴らしい。素敵な絵本。
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中村です
ネタバレ北海道を離れて30年。北海道の《サビオ》にはじめは「そんなん知らんぞ?」しかし写真を見てハッ!そうだった思い出したぁぁー!絆創膏をサビオと言っていた!懐かしい〜〜!「トランプを交ぜること」を「てんをきる」…はい、そうですよ…あれ?普通はなんて言ってる?思わず家族に尋ねると「シャッフル」だって。あらためて「てんをきる」って便利な言い方だね。寒い日に手袋をつけるとき未だ「手袋を履く」と言ってしまう。故郷を離れて長い人ほど、じわじわくるかも。他の県も要チェックだ!最後まで読んだらまた感想言います。
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中村です
ネタバレ嘉十は食べきれなかった栃の団子を鹿のために置いていきます。さっそくやってきた鹿たちは団子より嘉十の置き忘れた「手拭い」に興味津々。臭いを嗅いだり舐めたり。やがて「干からびた蝸牛」だと判断した鹿たちは、手拭いのまわりをぐるぐる。さらに栃の団子を食べた鹿たちの踊りは激しさを増します。すすきの陰から様子を見ていた嘉十は、鹿たちの踊りに魅了され自分と鹿の区別がつかないほどになります。ついに嘉十は我を忘れて飛び出し、驚いた鹿たちは逃げていきました。カラフルで躍動感ある絵がお話をより魅力的にしています。
が「ナイス!」と言っています。
中村です
ネタバレ内容はカバーに書かれているのをそのまま写します「一郎と楢夫の兄弟が、峠で猛吹雪にあい遭難。現世と他界の境界をさまよいますが、終始、愛する弟をかばい、捨てなかった兄ひとりが生還します。」…亡くなった楢夫の表情が「かすかに笑っていた」というのが泣けます。一郎のような愛と犠牲の精神で人々を救いたいという賢治の理想も描いているのでしょうか。楢夫という名前ですが、先に読んだ『さるのこしかけ』の少年も楢夫という名前でした。
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中村です
ネタバレ再読。犯人を知って読んでも面白かった。ある朝の新聞の広告「殺人をお知らせします。10月29日金曜日、午後6時半…」村人が興味津々で集まり、午後6時半、部屋の電気が消え…「手を上げろ!」男が乱入…暗闇の中、3発の銃声…。つかみはバッチリ。2重3重に仕掛けられたミスリードが見事。長年会ってない親戚・大富豪の遺産…などなど、アガサ・クリスティの十八番のモチーフが満載。英単語の綴りの微妙な違い、英語の人物名の決まった呼び方など、日本人には不利なヒントもありますが、それを差し引いても充分に楽しめます。傑作。
が「ナイス!」と言っています。
中村です
ネタバレ栗の木に生えたキノコ(さるのこしかけ)をみつけた楢夫くん、「この(こしかけ)に坐るサルはずいぶん小さいはず」と思っていると、なんと本当に小さなミニミニサルが現れて……。この物語は楢夫くんが見た白昼夢なんだろうけど、楢夫くんの想像の産物にしてはサルたちが楢夫くんに対して全く親切でないのが面白い。森や自然は敵でもないけど味方でもないということを楢夫くんは潜在的に感じているのでしょうね。絵の雰囲気も相まって久々に明るい宮沢賢治でした。
が「ナイス!」と言っています。
中村です
《最終形》と《ブルカニロ博士篇》という2つの『銀河鉄道の夜』が収録されていて驚いた。そもそも『銀河鉄道の夜』に色んなパターンがあるとは知らなかった。ますむらひろし氏がマンガにした順番で後の方の《ブルカニロ博士篇》の方がコマ割りの工夫とか書き込みの細かさなどマンガとしての質がぐんと上がっているのがわかる。見比べると同じ人物でも造形が違う。見た目が違うとキャラの印象もずいぶん変わる。「三角標」など賢治の特有の〈わけの判らないもの〉を絵として見れるのは嬉しい。見事にマンガにしたと思う。
がらくたどん
2024/03/08 17:30

これ、以前すごく読みたかったのにすっかり忘れていた本!今、あわてて地元図書館の蔵書を検索したら一番奥の書庫まで行っちゃってましたがまだありました。もう劣化していてもいいや!覚えているうちに読みます。中村さん、ほんとうにありがとう!あ、ご感想はもちろん今回もとっても読みたくなります( *´艸`)

中村です
2024/03/08 17:34

ええっー!(⁠・⁠o⁠・⁠;⁠)一番奥の書庫まで行っちゃって…って、忘れられていたんですね―😭っていうか、そんな細かいことまで判るんですね!がらくたどんさんの地元の図書館の情報の提供の仕方が面白いです(*´艸`)✨

が「ナイス!」と言っています。
中村です
ネタバレこれは小説なのかエッセイなのか?敢えて感想を言うなら「萩原朔太郎は日頃からまともではなかったのですね〜」です…うん。実際に感覚異常があったのかもしれないし、そういう自分を自己演出したのかもしれない。萩原朔太郎は『竹』と『死なない蛸』という詩だけしか知らなかったが、あの2つだけで萩原朔太郎という詩人の凄さは充分に伝わる。こういう作品を知れたのは良かったけど、正直に言うと萩原朔太郎より〈しきみ〉氏のイラストを味わう本では?…私はそう感じました。
が「ナイス!」と言っています。
中村です
ネタバレ背中を負傷した桜木。交代を告げる安西先生に「おれは今なんだよ!!」と試合に出る。最後の2分間はほぼ言葉なし。残り49秒 三井の3pが決まり2点差。三井軍団大泣き。観客から湘北コールが起こる。残り15秒 流川のゴールで湘北が逆転。残り9秒 沢北のゴールで再び山王リード。残り3秒 流川のドリブル…残り2秒 流川ジャンプ…残り1秒 流川ゴール下の桜木にパス…残り0.1秒 桜木のシュート…残り0秒 ボールは吸い込まれるようにゴールへ。歓喜して駆け寄る仲間。次の試合ボロ負けというのがまた良い。奇麗な終わり方。
が「ナイス!」と言っています。
中村です
ネタバレ《流川楓》VS《沢北栄治》のエース対決。沢北は4歳の時からバスケをやってきて、もはや日本には彼と互角に戦える相手いない。沢北の圧倒的なプレイに「相手が強すぎる…」と周りは絶望する。流川はひとり笑う「ありがてえ…贋物じゃねえ…」流川は沢北との《1on1》で覚醒する。味方にパスができるようになるのだ。5点差まで詰め寄る湘北。ボールを追ってド派手に観覧席に突っ込む桜木を見て赤木は妹が言っていた言葉を思い出す…「いつかバスケ部の救世主になれる人かも…」。残り3分。湘北は諦めない。流れは湘北にきている
が「ナイス!」と言っています。
中村です
ネタバレ来賓席のテーブルに跳び乗って「ヤマオーはオレガ倒す!! by天才・桜木!!」と客席に叫ぶ桜木花道。そうだ、思い出した、初期の頃はスポーツ漫画というより桜木のぶっ飛び具合を楽しむ漫画だった。そんな桜木が「こんなふうに誰かに必要とされ期待されるのは始めだ…」と高いモチベーションと脅威の身体能力で奇跡を起こす。スタミナ切れでフラフラの三井が仲間を信頼して3pを打つのもかっこいい。魚住が料理人姿で包丁もって大根の桂剝きしながら試合のコートに入ってきたのはびっくりしたけど面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
中村です
ネタバレ山王Big兄弟の河田の弟・美紀男が登場。210cmを攻略して自信をつけた桜木。前半は王者・山王相手に見事な戦いぶりだった。しかーし!! 後半は山王が本領発揮。あっという間に20点リードられボロボロに…「お兄ちゃんが必死で積み上げてきたものが全て無くなる…」と観客席では赤木の妹・晴子ちゃんまで泣き出すほど。動く安西先生。桜木をベンチに戻し「君が追い上げの切り札となる」策を丁寧に説明。彼の顔色が変わる!ベンチ選手たちも桜木の手を握り「ボールよ吸いつけ」と念を贈る!主人公はピンチになってなんぼ。いよいよ面白い。
が「ナイス!」と言っています。
中村です
ネタバレインターハイ2回戦は山王高校。王者に2回戦で当たるとは早くない!?。つまり湘北はそれぐらい強いということか…。山王の強さを知ってガチガチになる湘北メンバー。安西先生は1人ひとりに声をかける。先生の一言で顔つきが変わる選手たち。名将・安西先生は万能ですな。自力でガチガチ状態を克服した赤木くんもさすがでした。観客の9割が山王を応援。ヒール役として湘北は乗り込むけど全然動じない。湘北メンバーたちは頼もしい。スポーツを極めるためにはある程度は目立ちたがりやでお調子者で動じない精神が必要なんですね。
が「ナイス!」と言っています。
中村です
ネタバレ湘北インターハイデビュー。1回戦の相手は大阪豊玉高校。攻守8:2のハイテンポな豊玉につられて自分たちのバスケを出来ない湘北。安西先生は安田くんを投入。誰!?ってなったけど、かつて三井の乱入の際に不良たちに向かって「帰ってください」と正面切って言った人だった。ヤジや挑発には乗らない度胸がある安田くん、ここに来てようやく日の目を見た感じ。豊玉高校は常勝のプレッシャーに自滅する。流川を肘鉄で目つぶししてまで勝ちたい豊玉のそこまで追い詰められてしまった選手たちが可愛そうだった。
が「ナイス!」と言っています。
中村です
河合隼雄✕松岡和子!!松岡氏の訳でシェイクスピアの全戯曲を読んだ者とって、この本は最高のご褒美。お二人とも気の向くままにお喋りをしているだけなのに、それぞれにとんでもない鋭い分析をするので、目からウロコがぼろぼろと落ちまくり。松岡氏の訳者としてのこだわりを聞けて、彼女の訳でシェイクスピアを読んで本当に正解だった。好きで読んでいたというより何が凄いのか知りたくて頑張って読んだシェイクスピア。ようやくシェイクスピアの凄さがわかりつつある。河合氏の人間の理解と愛情の深さにも感動した。
冬将軍
2024/03/08 15:02

中村ですさん、私も学生時代にシェイクスピアを読むもののあまりピンとこなかったので、読みたい本に加えようと思います!

中村です
2024/03/08 16:37

冬将軍さん、コメントありがとうございます😊✨。シェイクスピアを理解する手助けに必ずなると思いますよ~👍!

が「ナイス!」と言っています。
中村です
小学生のとき親の旅行につき合って花巻に行った。今思えばそこは宮沢賢治記念館だったのだろう。ガラスケースの内側ばかりが明るい薄暗い建物の中、ふと見ると映像つきのお話が見れるブースがあった。『注文の多い料理店』という話だった。今でもあのときの衝撃を覚えている。大人になった今はこの話についていくらでも“それなりの解釈”をのたまうことは可能になった。しかし、あのときの自分の感動はどうしたって上手く言葉にできない。その後、国語で『雪渡り』を習うのだが、その前に宮沢賢治の傑作に出会っていて本当に幸せだったと思う。
きょう
2024/03/02 21:27

記念館に、子供の時に行かれたんですね。私は最初に読んだのはよたかのほしだったと思います。救いのない話ですが、昔話って結構怖くて、人もよく死んでました。挿絵も可愛くなどなくて…寝る前に思い出して泣いたりした記憶がいくつかあります。

中村です
2024/03/03 00:52

きょうさん、子どものときに出会った物語の影響ってすごいですよね😱。そうそう、コワイ昔話ってありますよね!「寝る前に思い出して泣く」…😭ああ、分かる気がします!私も子どもの頃は寝る前にコワイ話を思い出したり、コワイことを想像したり、色んなものが顔に見えたり、とにかく怯えてました😣。

が「ナイス!」と言っています。
中村です
ネタバレ毛皮目的で乱獲される動物を慮った賢治ならではの作品。ハードボイルドをファンタジーでコーティングしたような感じ。意外な人が予想外な行動をとったり伏線回収があったりと普通に面白い。ピストルを持っているのは人間だけではないのも面白い。シロクマやキツネが銃口をこちらに向けているページには目が釘付けになりました。こんなにも〈もふもふ〉したテロリストは見たことがありません。メチャクチャ緊迫しているシーンなのに〈もふもふ〉達がカワイイので思わず笑ってしまいました。
が「ナイス!」と言っています。
中村です
ネタバレお金というものを知らないペムペルとネリの兄妹。サーカスの入り口で皆が金色の丸いものを渡しているのを見たペムペルはサーカスに入るために自分たちの畑で採れた黄色のミニトマトを用意します。黄色のトマトを渡されたサーカスの番人は怒り狂って兄妹を追い返します。兄妹ははじめて貨幣経済というものに触れたわけだけど、2人にはショッキングな恐い体験だった。この兄妹はきっと人間不信になったと思う。番人も余裕がない人だった。彼は人から優しくされたことがないんだろうなあ。…そういうのも感じられちゃって悲しくなっちゃった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/10/13(1656日経過)
記録初日
2019/09/04(1695日経過)
読んだ本
1189冊(1日平均0.70冊)
読んだページ
278847ページ(1日平均164ページ)
感想・レビュー
1189件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
自己紹介

ナイスありがとうございます
はじめましての人にナイスの大量投下します
びっくりさせてすみません

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