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4月の読書メーターまとめ

鐵太郎
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  • ken

4月のトップ感想・レビュー!

鐵太郎
ガリレオシリーズ第6弾で、長編としては3作目。夏のリゾート海岸で起きた殺人。映画を先に見ていたのは失敗だったかな。 ──単なる事故と思われたことが、16年前の事件にまで遡る深い因縁を持ちます。子供が苦手な湯川准教授と少年とのやりとりのパートが読んでいて楽しく、これが悲劇に落ちていかないかと怖くなったけれど、暗雲は別な場所へたちこめることに。映画版のように「ガリレオの苦悩」的なやりきれなさにならなくてよかった、と思いました。受け取り方は人さまざまだと思うけど、この結末の方が気に入った。
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4月の感想・レビュー一覧
12

鐵太郎
遺産管理事務所で事件性のないと思われた故人の私物をオークションで買い取れるという面白い制度がアメリカにあったのだそうな。そこで5ドルでペリイ・メイスンが得たものは、百万長者のヨットから失踪して死体で発見された秘書の残した本と日記。これが事件の始まりでした。軽やかな文章で描き出される、ちょっとそりゃ無茶じゃないという事件の末にペリイ・メイスンが暴き出した真実とは。珍しくデラ・ストリートとの濃厚なラヴシーンがはさまるのも楽しい一作です。
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鐵太郎
後半は、日本海軍を破ったアメリカ軍の暗号戦から始まり、「線文字B」と呼ばれる青銅器時代の、読みも話し言葉も文法さえ想像を絶する文字の解読へと話が進みます。そして現代に至るあらたな発想の暗号、秘密の会話をしたいアリスとボブとそれを盗聴したいイヴの物語が始まります。公開鍵という新たなシステムは何を導くのか。最終的に巨大な素数という鍵を使うシステムが策定されるまでにどんな苦闘が合ったのか。 ──サイモン・シンの本は面白いねぇ、ホント。
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鐵太郎
前半「不死存在の使者」、かつてのミュータントたちが、〝それ〟によってプロジェクションとして登場。その代表としてテラへ警報を伝える役目として選ばれたのは、ダールトン好みのエルンスト・エラート。しかし彼が転位した体の中で行われた、滑稽なまでの主導権争いは歯がゆいね。後半「第二地球作戦」では、悪戦苦闘するエラートがもたらす地球を隠匿する作戦が語られますが、その経緯はどうなったのか。
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鐵太郎
主人公はアンドレア伊藤、学寮上級課程パイロット。卒業寸前の最上級候補生。〝十億人から選ばれたひとり〟。彼女の監督下になった謎の新しい候補生ジェイソン・スティレットの登場が、事件を引き起こします。この妙に何もかもわかっているふうの候補生の正体とはなにか。彼の目的は何か。 ──良くも悪くも、80年代の、SFが突き抜けるような夢と可能性をもっていた頃の、若さがあふれるスペースオペラですね、これ。素敵です。野田昌宏さんの翻訳文がまァあれですが。(笑)
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鐵太郎
謎の多い織田信長の父の姿を、信長研究の大家というより信長マニアの谷口克広さんが、少ない史料を元に調べ上げ、まとめあげたもの。さすがに史料の乏しさから推定が多いのはしかたがないけれど、信長が一代の改革者ではなく、父の背を見て反発しつつその路線を延ばして新しい世界を築いていった過程を美味く描き出しています。信秀・信長のめざした産業構造が第一次産業の拡充つまり農業振興ではなく、第三次産業すなわち商業中心であったことは、はたして彼らの描く未来が現実だったら今はどうなっていたのか考えさせられるところ。うむ。
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鐵太郎
F・W・ウィンターボーザムの「ウルトラ・シークレット」を読んでなにかもやもやしていたのですが、サイモン・シンならばそれに答えてくれそうな気がして読んでみました。さすがです。暗号というものの成り立ちからと来はじめ、その構造、考え方、利用法、そして解読のための手段など、歴史をさっと網羅して面白く展開して見せてくれます。上巻はWW2の終了とアラン・チューリングの悲劇まで。さて下巻はどうなるのかな。
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鐵太郎
「陰謀の日本中世史」を先に読んでしまったのだけど、呉座さんのベストセラーというと今はこっちなのかと読んで見ました。応仁の乱という、最初は私怨から始まった争乱が、さまざまな誤解と曲解と裏切りと付和雷同と合従連衡のぐちゃぐちゃな歴史を経て、国家体制を崩壊させる内乱に至った経緯を、呉座さんは丁寧に解説してくれます。 ──だから、丁寧に読まないとついていけません。面白いんだけど、ナナメ読みじゃ駄目だよ、これ。(; ´Д`)
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鐵太郎
「鷲は舞い降りた」で有名なジャック・ヒギンズの海洋冒険小説。第二次大戦の暗雲がまだ残る、ドゴールの政治的盛衰というフランスの国情を背景にした国際的な謀略だが、なんといってもこの物語の白眉となるのは、荒々しい大自然の描写。暴風雨と荒れる海の中で戦う男たち。やっぱりヒギンズは、いい。
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鐵太郎
ガリレオシリーズ第6弾で、長編としては3作目。夏のリゾート海岸で起きた殺人。映画を先に見ていたのは失敗だったかな。 ──単なる事故と思われたことが、16年前の事件にまで遡る深い因縁を持ちます。子供が苦手な湯川准教授と少年とのやりとりのパートが読んでいて楽しく、これが悲劇に落ちていかないかと怖くなったけれど、暗雲は別な場所へたちこめることに。映画版のように「ガリレオの苦悩」的なやりきれなさにならなくてよかった、と思いました。受け取り方は人さまざまだと思うけど、この結末の方が気に入った。
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鐵太郎
イタリアから日本を見る「愛国者」塩野七生の、時に辛口、時に愉しげなエッセイ集です。今回は文藝春秋の2013年11月号から2017年9月号まで掲載されたもの、だそうな。中欧の政治情勢、その視点で見た日本の政治の優劣あれこれ、日本とはどういう国でありどのようにふるまうべきかについての塩野論など、さまざまなネタを楽しめます。これでもうエッセイはやめます、という宣言がちょっと悲しいなぁ。でも、塩野さんにはまだまだ読んで楽しい大作を書いてもらいたいから、エッセイ終了でもまぁいいか。
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鐵太郎
歴史の裏話、こぼれ話というふれ込みの小さな話題を詰め込んだ本は多いのですが、玉石混淆というか、オイラみたいにさんざん読んできた口だけうるさいスレた読者にとっては石ばっかりにしか見えないもの。しかし磯田さんのものですからそりゃあ刮目して読みますって。しかも期待は裏切られません。ひとつひとつが3~4ページの小編ですが、お見事。磯田さんの歴史への思い入れときちんとしたアプローチ、たゆまぬ努力、公平で適確な歴史解釈は外れなしです。楽しませてもらいました。
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鐵太郎
ルイスは当時流行っていたらしい「先鋭的・実験的」な教育が大きらいだったんだろうな。今回もそのネタが出てきます。そういう学校にいたせいで性格が歪んでいたユースティス・スクラブが、前回の冒険で少しまともになり、今回はジル・ポウルといういじめられっ子の少女と一緒に新たな冒険へ出発。一緒に旅をすることになった<ヌマヒョロリ>のパドルグラムが、悲観的な事ばかりいう癖にいざとなると頼りになるのが素敵。何年ぶりかの新訳での読み直しですが、いろいろ新しい見方ができたのが嬉しいな。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/11/19(2377日経過)
記録初日
2004/08/10(5034日経過)
読んだ本
2068冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
700338ページ(1日平均139ページ)
感想・レビュー
2068件(投稿率100.0%)
本棚
31棚
性別
血液型
O型
職業
技術系
現住所
福島県
外部サイト
URL/ブログ
http://tetsutaro.in.coocan.jp/
自己紹介

いささかアマノジャクな乱読家・活字中毒者。
読書紹介サイト「愛書家の縁側」主催。
 
自称「愛書家」ですが、この肩書きはかつて読んだSF短編「愛書家ワーシー・ワーシントン」(だっけ?)から来ています。実はこの人は、本を愛するけれど文盲だったそうな。(爆)
 
守備範囲は、SF、歴史フィクション&ノンフィクション、帆船小説、ミリタリー、それとミステリ少々。
シャーロッキアン、ランサマイト、それにヒロミストでもあるのだ。(おいw)

2016/9にメインのサイトのサーバを変えたので、リンクが滅茶苦茶になってます(多分)。徐々に直す予定ナリ。

2017/4よりアイコンをツイッターと同じ磐梯山に変更。これ、気に入ってる。(あは)

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