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2024年8月の読書メーターまとめ

sin
読んだ本
10
読んだページ
3292ページ
感想・レビュー
10
ナイス
1048ナイス

2024年8月に読んだ本
10

2024年8月のお気に入り登録
5

  • キムチ猫屋
  • 晴
  • isry 2@積本消化中
  • 鮭
  • yabuhibi89

2024年8月のお気に入られ登録
2

  • V8おじさんと空飛ぶコロッケ
  • 鮭

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

sin
帯に比嘉姉妹叢書とあるシリーズ短編集第3弾、姉妹それぞれと真琴の旦那野崎が登場する※子供が偉そうに…いやそれが成長、たなわれしょうき※嘘はいけないが嘘で守られる心あり他人への理解で目覚めた、戸栗魅姫の仕事※客商売の難しさと良識と云う暴力、火曜夕方の客※プロの矜持か拘泥か死してなお秘密を護る、くろがねのわざ※訪れた場所とタイトルがマタンゴを意識させるが行ってはいけない、とこよだけ※「辻村?ずうのめ?忘れてる」嘘から出たまこと、すみせごの贄。それにしても真琴の入院は他のどの作品に関連したものか…気になる。
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

sin

残暑お見舞い申し上げます。まだまだ暑さの残るこの時期、皆さまにおかれましてはお身体にお気をつけて水分補給・塩分摂取をお忘れなくお過ごしください。そして暑さには「怪談」という風物詩は欠かせません。ウエブイベント【日本の夏は、やっぱり怪談】〈其の三・和洋折衷〉よろしければご一緒にhttps://bookmeter.com/events/11639

残暑お見舞い申し上げます。まだまだ暑さの残るこの時期、皆さまにおかれましてはお身体にお気をつけて水分補給・塩分摂取をお忘れなくお過ごしください。そして暑さには「怪談」という風物詩は欠かせません。ウエブイベント【日本の夏は、やっぱり怪談】〈其の三・和洋折衷〉よろしければご一緒にhttps://bookmeter.com/events/11639
sin
2024/08/08 19:41

怪談に繋がる事実ですが、いまから69年前、夏の水泳講習を実施していた女子生徒36人の命が一瞬にして失われた海水浴場に近い場所です。

ダミアン4号
2024/08/10 15:38

あわわ…(汗)背筋が…腕が…ぞわぞわ

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2024年8月の感想・レビュー一覧
10

sin
今回の短編集は3巻セット、別売りの特装版BOXも用意されているようだがお高い。宮部-自分に与えられた能力で死者の魂を導くまでは良いが、罪を裁くは正義の履き違い…、新名-エピローグはまるっと蛇足…、芦花-三つの願いならぬ三つの課題は追い詰められた心に響く悪魔の囁き…、内藤-呪いに絡め取られたか、あるいは生まれ持っての悪意の故か…、三津田-導入の解りづらさは作者の几帳面なところで、続く怪談の再構築が見事…、小池-小田原では猫が踊ると言うが、巻き込まれた女性の心境も管理人の行く末もなんとも不思議な後味を残す。
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sin
ネタバレ角川ホラー文庫、続けざまに2冊カップリングで趣向を変えた短編集が出版されたが、ここに最恐の書き下ろしアンソロジーが来た!最強の執筆メンバーだ!澤村-人は無関心を装うことで災厄から逃れているのかも知れないが…、阿泉-真っ向勝負のモンスター登場が…、鈴木-いまさら『リング』かと思わないでもないが…、原-メメント・モリとは云うけれど…、一穂-人付き合いの難しさと憑いてしまったモノの顛末が…、小野-盛り上がった処で思いもよらぬ営繕かるかや登場で締めるとは…、今回の短編集は3冊セットになるようだ。
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sin
帯に比嘉姉妹叢書とあるシリーズ短編集第3弾、姉妹それぞれと真琴の旦那野崎が登場する※子供が偉そうに…いやそれが成長、たなわれしょうき※嘘はいけないが嘘で守られる心あり他人への理解で目覚めた、戸栗魅姫の仕事※客商売の難しさと良識と云う暴力、火曜夕方の客※プロの矜持か拘泥か死してなお秘密を護る、くろがねのわざ※訪れた場所とタイトルがマタンゴを意識させるが行ってはいけない、とこよだけ※「辻村?ずうのめ?忘れてる」嘘から出たまこと、すみせごの贄。それにしても真琴の入院は他のどの作品に関連したものか…気になる。
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sin
ネタバレ花菱夫妻の前に機会を伺うかのように頻繁に姿を見せる鴻心霊学会代表の妻八千代…不穏な燈火教との関係を持つ彼女たちに警戒心は途切れない。玄関に佇む血に塗れた霊は留守文様の懐剣を手に生前の不在の大黒を悔やむ心に執着す?障子に映る女性の影は、強欲の怨霊を防ぐ守護の陰影、幽霊を食らう怨霊に与える幽霊を選ぶ道を模索する鈴子に八千代の言葉「救いがたい存在…でも、それを救ってくれるのが淡路の君なのですよ」さて、鈴子の大事な人達を惨殺した犯人の目星がつくが、関わる事件毎の登場人物に妙に関連性があって興味を唆られる。
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sin
実は霊の存在を信じてはいない、だがしかし、この世には潜むモノ、憑くモノ、祟るモノ…何らかの存在が在るとは思っている。古来人々が畏れ、敬い、祀りあげたモノのような…ふとした瞬間に身内に生じる恐怖感を深層心理等で解き明かすのでは無く直感的に恐怖を覚える存在…怪談と云う文芸に恐怖するとき、そこに不可知なる存在の示唆を感じる。実は苦手な実話怪談にもそうした存在を仄めかす記述に出会うとドキドキがとまらない、何者かの片鱗に触れたかのような感じを覚えてしまう。けれど関わり合いたくわない「いいえ、柿はいりません。」
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sin
『冷凍メロンの怪談』と云う原稿を遺して失踪してしまった呻木叫子が戻って来た。バラバラ屋敷の疑問、青いワンピースの少女の移り気、片野塚古墳に祀られたモノ、にしうり駅に置き去られた過去…彼女が取材した実話怪談に伴う犯罪がパズルのピースが揃うように補い合って事件の真相を導き出す。ここに怪談とミステリーの融合がみられる。さて、片野と人型の石像と云うと『永劫より』に登場する邪神ガタノソアを連想させる−ウルトラマンティガにもガタノゾーアと云う邪神怪獣が登場するが物語の終わりに頻発する地震は邪神復活の証なのだろう。
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sin
その本の内容を模したかの様に人を操る古書と云う美味しい設定にしては、怪談としては抑えられた展開がもどかしくはあるが、ミステリーと云う観点からするとなかなかに興味深い内容だと感じる。いや、これを怪談と表現したがオカルトミステリーと解釈したほうが良いだろう。古典となる怪奇作品に描かれた怪異が『BABEL』のマークのついた古書によって陰惨な事件として刑事たちの前に立ち塞がる。その上、主役の一人伶佳が過去に遭遇した事件とも密接な関係を持って彼女に迫ってくる。物語は核心に向かって動き出したようだ。
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sin
絵姿が流す涙はイカルの機転でインチキ行者の仕業と判明したが、そのため絵姿幽霊事件を解決したと思われた怪異研究所に、陸軍卿の再婚から始まったポルターガイスト騒ぎの調査の依頼がもたらされる。トノサマの命で家庭教師として屋敷に通う事になったイカルは卿の二人の娘と交流しながら“騒がしい幽霊”の実情を調べていく、明かされる幽霊の姿はその体験する人に依ってそれぞれ違う人物が現れると云い誰の無念とは言い切れず、やがて古参の女中が襲われ、屋敷に泥棒が侵入し不可解な事件が続く…伏線の回収が見事なミステリーで怪談だと感じた。
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sin
大阪は下町寺の道具屋の娘イカルは父と母を喪い東京に住む母方の親戚に身を寄せる。宮家の家来を勤めた当主の堅苦しい妻女の女性は女性らしくを強いる躾に息苦しさを覚える毎日だったが、立ち寄った日本初の博物館でその目利きの才をかわれ蔵を管理するトノサマの助手になる。その過程で遭遇する盗難事件はある不可解な出来事に結びつく、紛失した黒手匣の謎…切支丹、島民の消失、永遠の少女…事件の解決後、彼女は自分の立場を知る−怪異研究所・助手。その境遇から立ち位置に至るまで見事に図られていてジュブナイルとは侮れない作品だ。
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sin
読み始めは…よそよそしいキングと云う印象があった。久しぶりに読むキング作品だからか?作風の変化か、それとも作者の企みか…フレンドリーに語りかけてくる物語は少しずつ語り手が遭遇することになる事件に近づいていく、怖いのは人間!?いやキングはスーパーナチュラルを忘れてはいない。霊魂だけではない、何故か、何者か、そこに取り憑いたモノ…物語は終わってはいない。「笛吹かば、汝は現われん」彼がつきまとう霊魂を退けたときにかけた呪は「笛吹かば、我は現われん…」と返される。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/01/18(4633日経過)
記録初日
2012/01/04(4647日経過)
読んだ本
2556冊(1日平均0.55冊)
読んだページ
721450ページ(1日平均155ページ)
感想・レビュー
2556件(投稿率100.0%)
本棚
22棚
性別
年齢
66歳
血液型
A型
現住所
三重県
自己紹介

つんつんつむつむ ほ~んがふえる
つんつんつむつむ ゆかしずむ♪
まっかっかっか かけいぼが~
にょうぼのおかおも まっかっか~
つんつんつむつむ ゆかしずむ♪
童謡:)“夕日”のメロディーで

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