2024年8月の読書メーターまとめ

読んだ本: 10冊

読んだページ: 2472ページ

感想・レビュー: 10件

ナイス: 796ナイス

2024年8月に読んだ本
10

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2024/08/31
こまどりたちが歌うなら
- 寺地はるな
232
登録
2009
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2024/08/31
ある翻訳家の取り憑かれた日常
- 村井理子
368
登録
360
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2024/08/30
京都伏見の榎本文房具店真実はインクに隠して…
- 福田悠
256
登録
276
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2024/08/29
映画とポスターのお話 (MOE BOOKS)
- ヒグチユウコ,大島依提亜
128
登録
111
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2024/08/28
古本食堂新装開店
- 原田ひ香
288
登録
1900

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2024/08/28
定食屋「雑」
- 原田ひ香
304
登録
2640
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2024/08/25
東京ハイダウェイ
- 古内一絵
288
登録
2684
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2024/08/23
あいにくあんたのためじゃない
- 柚木麻子
256
登録
3450
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2024/08/18
マダムたちのルームシェア
- seko koseko
144
登録
1105
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2024/08/08
ここは夜の水のほとり
- 清水裕貴
208
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207

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1

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4

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

愛玉子

2024/08/25

「逃げてもいいって言われるけど逃げ場なんてない」そう、一度逃げ出したら戻るのはとても、とても大変なのだ。だから、この生きづらい社会に踏みとどまって頑張るしかない、けれど心は擦り減るばかりで。そんな人々が巡りあうハイダウェイ（隠れ家）は、都会の喧騒の中、静かにそこにあって束の間心を慰めてくれる。多様性と言うだけなら容易いが、全ての人に優しい社会は残念ながら存在しない。この惑いの星で迷い傷つき、隠れ家でひと息ついたらまた一歩踏み出そう。実在する隠れ家はどこも魅力的で、こういうとこは都内うらやましいと思いつつ。

2024/08/25 17:55

はじめまして。ナイスありがとうございました。素敵なレビューですね。私の感じたことを的確に言語化されていて、ナイスの連打をしたいぐらいです！！

愛玉子

2024/08/28 21:04

yuniさん、はじめまして。あたたかいコメント、ありがとうございます💕少しだけ隠れて元気を取り戻す、という解決が現実的でとても良いなと思って、その辺りを書きましたଘ(੭ˊ꒳ˋ)੭✧素敵な作品ですよね。

が「ナイス！」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

愛玉子

2024/08/08 21:28

今月はコイン目当てに10冊レビューするべく頑張りました💪何買おうかな☺️画像は先月行った奈良・伊勢旅行。大仏は大きかった！（語彙）2024年7月の読書メーター読んだ本の数：10冊読んだページ数：2048ページ ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/18707/summary/monthly/2024/7

Tomo

2024/08/12 01:35

奈良・伊勢旅行いいね〜🦌⛩️赤福以外にも美味しいもの食べたかな😋先月は6冊共読だったよ✌️MOEは追いかけるね！今月もよろしくねー💕

愛玉子

2024/08/18 20:23

Tomoちゃん、伊勢うどんがフワフワで美味しかったよ〜ლ(´ڡ`ლ)天気が良くてよかったけど、すんごく暑かった！🦌😂共読いっぱい嬉しいな💕今月もよろしくね(*ฅ́˘ฅ̀*)♡

が「ナイス！」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
10

愛玉子

2024/08/31

甘く美味しそうな和菓子とは裏腹に、パワハラや意味不明な暗黙の了解が残る一族経営の会社。そんな会社はもちろん嫌だけど、正論を振りかざす茉子もちょっと苦手かも、と読み始める。でも誰もが過去の失敗や生きづらさを抱えていて、普段はその人生のほんの一部しか見えていないから、正論が必ずしも良い結果を出すとは限らない。だから、誰にとってもより良い妥協点を見つけていくしかない、と気づいていくところが良い。「大丈夫」という言葉の圧に気をつけなくては。「会いたい人だけに会う日、したいことだけをする日」は良いな、やってみたい。

2024/08/31 22:37

私も「大丈夫」という言葉にもっと気をつけなければと思ったよ。したいことだけをする日はリフレッシュのためにも大事だね〜。

愛玉子

2024/09/01 15:53

Tomoちゃん、「頑張れ」も言われるよね。簡単に出てくる言葉は気をつけて使わなきゃだね。したいことだけ、したい〜！(´ㅂ`;)

が「ナイス！」と言っています。

愛玉子

2024/08/31

これ自体が割と鈍器本ですが、ご自身の翻訳されている本も鈍器多め、内容はシリアルキラー率高め。翻訳の仕事はもはや肉体労働だし、もりもり食う男子高校生の双子（良い子たちだ）もいるし、義両親の介護も抱え、メンタルクリニックにも通いつつ、フリーランスには大型連休も正月もない。読んでいるだけで目が回りそうな仕事量を「俺ならできる」でなんとか乗り切る村井さんに、頑張って…！と肉でも贈りたくなる。翻訳されている本も面白そう。DIYデカ（市民探偵）なんて知らなかったなぁ、読んでみたい。「わかりみ本線日本海」は使いたい（笑

2024/08/31 13:32

原稿が書けなくなっても、これさえやれば必ず最後まで書ける、という秘密の方法があるらしい。マジか！（でも秘密なんだって！）

が「ナイス！」と言っています。

愛玉子

2024/08/30

文房具店（書店も）が舞台だとつい手に取ってしまうけれど、なぜ！好みの作品に！巡り合わない！いやごめん、作品に罪はないな。私の好みの問題。最初の話、女性なら妊娠前からまず間違いなく気にするだろう、普通は気づくだろうというところがスルーされているのがまず引っかかってしまって。この作家さん、多分年配の男性なのでしょうね。文房具の蘊蓄は読んでいて面白いけれど徐々に長くなり、対して主人公は淡白すぎて時々見失う。せっかく京都伏見の文房具店を継いだ設定なのに、京都らしさも文房具店の様子もほとんど描かれていないのが残念。

京都伏見の榎本文房具店真実はインクに隠して (宝島社文庫)

が「ナイス！」と言っています。

『MOE』で一部読んだけれど、一冊にまとまって見応えがあります。表紙の絵、この向きで描いたという話にびっくり。普通は紙を逆さにして描かない？と思うのですが、ヒグチさんはこのまま描くんですって。すごいな！実のところ、ヒグチさんとは映画の好みはあまり合わないのだけれど、映画がつまらない訳ではなく、私にとってもう二度と観たくない方向にインパクト強すぎる映画が多いんですよ。『ミスト』の後味の悪さ、『イベント・ホライゾン』のヤバいもん見た感を思い出したりしました。今は表紙をこちらに向けて本棚に飾ってます。怖っ！（笑

映画とポスターのお話 (MOE BOOKS)

2024/08/30 22:10

あ、私は図書館本なんだよ〜。ナウシカがあるのが嬉しい😊

愛玉子

2024/08/31 13:23

図書館にあるのは嬉しいね！Tomoちゃんはあんまり映画観ないよね？それだと買うほどでもないかも…（小声）ナウシカいいよね、クリアファイルとか下敷きがあれば欲しいლ(´ڡ`ლ)

が「ナイス！」と言っています。

愛玉子

2024/08/28

神保町の古書店が舞台の第二弾。章ごとに美味しそうなお店のご飯と本が紹介されていて、ああ…こんな古書店が近所にあればいいのに…とうっとり（カビはイヤだけど）。でも、豆きんとんってどこかで見かけたな…あっ、『定食屋「雑」』か！ひ香さんてちょいちょい題材を使い回すよね…作品を次々出しているから仕方ないのかもしれないけど…そして三点リーダー多くないか…そこはちょっと読みづらい…人物や心情を深く書き込むというよりは、調べたことを魅力的に伝えるのがとても上手い作家さんなので、今回も豪華なガイドブック的に楽しみました。

2024/08/28 22:05

積んでるから追いかけるねー🥰神保町のガイドブックと思って楽しめばいいかな？使い回し、お金のネタの時にも思ったよ🤭

愛玉子

2024/08/29 21:12

Tomoちゃん、中古不動産を安く買って手を入れて…は使い回してたね🤣豆きんとんはどちらもちょこっと出てきただけなんだけど、とても美味しかったんだろうなぁと思った( *´艸｀)共読楽しみ〜💕

が「ナイス！」と言っています。

愛玉子

2024/08/28

名前の通り雑というか大雑把だけど、読むだけで胃袋鷲掴みにされそうな定食屋「雑」。無愛想な店主七十代、離婚の危機の三十代、年齢も価値観も違う二人の女性が、料理を作ることで徐々に心を通わせていくところが良い。妻が食事の好みや食べ方を一方的に押し付けてきたらそりゃ夫も嫌になるよと思ったけど、夫がなかなかのクズで（あの店は笑った。私なら発砲してる）もっと痛い目見ればいいのにね。辛いこともあるけれど、形を変えて繋がっていく人の絆、かけがえのない居場所ができる喜びは確かに幸せと呼べるもの。じんわり温かな読後感でした。

2024/09/30 20:52

よりによってナマハゲはないですよねー😂店員さんもお気の毒。幸せな頃が全然想像できない夫婦でしたね。残念。

愛玉子

2024/10/01 20:34

すだちさん、ねーナマハゲはないですよねー👹しかも何度も来るとか、もう嫌がらせとしか🤣うん、まぁさっさと別れた方がいいよ…と思いました💔ご飯はボリュームたっぷりで美味しそうでしたね🍚✨

が「ナイス！」と言っています。

愛玉子

2024/08/25

「逃げてもいいって言われるけど逃げ場なんてない」そう、一度逃げ出したら戻るのはとても、とても大変なのだ。だから、この生きづらい社会に踏みとどまって頑張るしかない、けれど心は擦り減るばかりで。そんな人々が巡りあうハイダウェイ（隠れ家）は、都会の喧騒の中、静かにそこにあって束の間心を慰めてくれる。多様性と言うだけなら容易いが、全ての人に優しい社会は残念ながら存在しない。この惑いの星で迷い傷つき、隠れ家でひと息ついたらまた一歩踏み出そう。実在する隠れ家はどこも魅力的で、こういうとこは都内うらやましいと思いつつ。

2024/08/25 17:55

はじめまして。ナイスありがとうございました。素敵なレビューですね。私の感じたことを的確に言語化されていて、ナイスの連打をしたいぐらいです！！

愛玉子

2024/08/28 21:04

yuniさん、はじめまして。あたたかいコメント、ありがとうございます💕少しだけ隠れて元気を取り戻す、という解決が現実的でとても良いなと思って、その辺りを書きましたଘ(੭ˊ꒳ˋ)੭✧素敵な作品ですよね。

が「ナイス！」と言っています。

愛玉子

2024/08/23

柚木さん怒ってはるわぁという印象。言っても通じない人々に対して、諦めたらそこで試合終了なんですよ、こちらは怒っているのだとちゃんと伝え続けないと「気にしていない」「許された」と解釈してさらに嵩にかかってくる相手と戦うためには、声をあげ続けなければ、と。それが大切なのはわかるし、そんな奴らはとっとと土に還れと思うけれど、渦巻く熱い怒りにスカッとよりもモヤモヤする作品が多めでした。ハッとする文章が多かった『BAKESHOP　MIREY’S』私も不思議だよ『商店街マダムショップは何故潰れないのか？』が好みです。

2024/08/24 16:39

ご一緒出来て嬉しいです♪「柚木さん怒ってはるわぁという印象」ははは、ホントに（笑）私も『マダムショップ』好みでした( *´艸｀)

愛玉子

2024/08/25 09:44

がらくたどんさん、「そうそう、そうなのよ！」みたいな共感があまり持てず…マダムショップは「あー！あるある！」ってなりましたが🤣変な置き物、わかりますよね🤭

が「ナイス！」と言っています。

愛玉子

2024/08/18

学生時代の友人とこういう話をしたことあるある！という憧れの生活が、シンプルでお洒落な作画でコミックになっています。友人と私は『共有スペースに本棚を置いて、おすすめの読了本を並べてお互い好きに読む。感想は言ったり言わなかったり』をやりたいねという話でだいぶ盛り上がったものです。気の置けない友人同士とはいえ、適度な距離感とリスペクトが身についた、自立している大人だからこそ楽しめるルームシェア。日々を丁寧に、時に贅沢に、たまにはゆるーく楽しむ三人の姿はとっても素敵。色づかいも綺麗で、続刊が楽しみなシリーズです。

が「ナイス！」と言っています。

玉川上水という都市の中の森、流れる水の音、深い夜の闇。どこか幻のようなその場所は、生と死のはざまのようで。色彩や形状といった視覚的なものを、静謐な文章に落とし込む独特な感性がとても好みだと思ったが、作者は武蔵美卒で写真家でもあると知って腑に落ちた。R-18文学賞受賞作も直接的な描写はなく、それでいて艶やかな雰囲気を纏っている。流れる時間、生の中に揺蕩う死の気配はしかし人を恐怖させるものではなく、ただそこに、あるがままに。夜の静けさがひたひたと満ちてくるような連作短編集。新作が楽しみな作家さんが増えました。

ここは夜の水のほとり

清水裕貴

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。