読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

優希
読んだ本
103
読んだページ
32137ページ
感想・レビュー
103
ナイス
4838ナイス

2024年10月に読んだ本
103

2024年10月のお気に入り登録
5

  • Cinejazz
  • つぶごま
  • Nao023
  • kuroma831
  • らぴあ

2024年10月のお気に入られ登録
11

  • Cinejazz
  • つぶごま
  • ひかり
  • ZAKI★
  • きょうりゅう🦕
  • Nao023
  • Hiro
  • Go!Go!Taxi!!
  • kuroma831
  • らぴあ
  • fairy

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

優希
地味なミステリー小説だと思っていたら、最後にどんでん返しを喰らいました。綺麗に騙された気分です。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
103

優希
様々な立場の女性たち。自分で何かを選択できる時代ではないのに、華やかなのはそれぞれの愛の形があるからでしょう。そんな中、帝の寵愛を受けたたまきが祇園女御と呼ばれるのも華麗な時代背景ゆえなのかもしれません。
が「ナイス!」と言っています。
優希
平家物語より少し前の平安王朝ものでした。道子、あかね、たまきを中心にして描かれる貴族社会。性的描写も多く艶やかな印象を受けます。下巻も読みます。
が「ナイス!」と言っています。
優希
ユダヤ人大量虐殺を命じられ、生涯消えぬ汚名を負ったアルベルト。救済を求めつつ命を落とす兵を眺めることしかできないマティアス。激戦下のイタリアで2人は行動を共にすることにしたのは必然のような気がしました。詠唱と聖歌のどちらを聴くことになるのか。2人の奏でる哀歌が導く道に引き込まれました。面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。
優希
ナチスとカトリックの攻防を描いていました。修道士となったマティアスと親衛隊に入隊したアルベルト。同じ時期に同じ寄宿舎で過ごした2人が再会したとき、運命の歯車が回り始めたと言っても良いでしょう。独裁政権下のドイツを舞台に描かれる歴史ドラマに引き込まれました。続きも読みます。
が「ナイス!」と言っています。
優希
主人公は老臣となった廖化へと引き継がれます。三国動乱の時代を姜維に語る物語。呉・蜀の終焉を目にし、劉備のもとで武撃を磨くことで自らを解放したことが、後の「三顧の礼」で武将としての才覚を現していったのですね。最後まで読んできたシリーズですが、一気読みの面白さでした。
が「ナイス!」と言っています。
優希
賊将に堕落してしまった程普を主人公に物語は続きます。孫堅との出会いにより運命が変化していくのに引き込まれました。しかし、孫堅が志半ばにして倒れてしまうのですね。程普の想いは周瑜への嫉妬と焦りになってしまうのも納得です。そして運命は赤壁の戦いへと導かれていく。三国志のクライマックスなだけあり、引き込まれました。戦略と智略の絡みが面白くてつい読まされてしまいます。
が「ナイス!」と言っています。
優希
陳宮を主人公とした三国志。曹操とともに飛躍する姿は爽快でした。裏切り、呂布に寝返ってからの愚行の裏には知られざる友情と真心すら感じます。新たな三国志の物語で新鮮な気持ちで読めました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
心に痛みをもたないことで、「実験」と称し、殺人犯と接触していたことが許されざる気分にさせました。周囲に波紋を広げたかったのでしょうが、果たしてそれが正しいことだったのでしょうか。まさにモンスターと言える作品ですね。
が「ナイス!」と言っています。
優希
ペインクリニック勤務する優秀な女医は心に痛みを感じないというのが興味深かったです。患者の痛みと向き合うのに、自らは痛みを感じない。心の痛みは人間の根源でもあるはずなのに。下巻も読みます。
が「ナイス!」と言っています。
優希
母親が亡くなった後もみそ汁を作り続けたはなちゃん。信吾さんと反抗期でギクシャクしたこともあったけれど、素直で優しい女性に育ったのは、慎吾さんがいたからでしょうね。自分らしく頑張るはなちゃんを見ていると自分も頑張ろうと思えます。
が「ナイス!」と言っています。
優希
千恵さんの花ちゃんへの深い愛を感じました。幼い子供を残して死を迎えることがわかっていたら、メッセージを残すことでしょう。しかし、千恵さんはそれをしなかったのは、ひとりで生きていく力をはなちゃんに与えたのだと思います。尊い愛情ははなちゃんに届いていたのですから。
が「ナイス!」と言っています。
優希
不倫をしている3人の視点で語られる物語。倫理は何なのか決めるのは本人たちの問題なのですね。危険なはずなのに引き込まれます。ドロドロとした世界観に見せられました。愛とか恋とかといった簡単な言葉で語れないからこそなのかもしれません。
が「ナイス!」と言っています。
優希
「死の予知夢」がキーワードなんですね。目覚めることなく夢を見続ける志乃。「クロノスシステム」で夢を解析し、操作に利用すると、原因究明と引き換え条件を提案する警視庁。「次世代犯罪情報室」を活躍の場に、真田と黒野が暗躍するのに引き込まれました。アクションが凄くて圧倒されます。
が「ナイス!」と言っています。
優希
忌まわしい未来を変えるべく躍動する真田らが格好良かったです。危険な作戦に身を投じる「次世代犯罪情報室の面々。そこに因縁の敵が登場するとなれば物語も絶好調と言えますね、冴え渡る頭脳戦と怒涛のアクションが爽快でした。面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。
優希
30年前の事故が発端となった殺人事件。過去の殺人が新たな殺人を現在に生み出したということですね。毎年ハロウィーンが近づくと保安官が怯えるくらいですから。仮想姿の無惨な死体が発見されるに及び、事件が意外な方向性へと誘われていくのにハラハラさせられました。割り切れなさは残るものの、サスペンスとして面白い作品です。
が「ナイス!」と言っています。
優希
お互いを想う気持ちはあれど、別れを選ぶこともある。その時々で訪れた場所での改めての出会い。25年という歳月の二人の愛と信頼の物語が語られているように思えました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
とても苦しい作品でした。深い傷がここにはあるのです。ここまで自分と向き合い、明確に分析することそのものが悲劇としか思えません。現在進行形で苦しみの中に居続けることで自分の人生の幕引きを閉じてしまったことが辛かったです。身体中に衝撃が走る作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
優希
発達障害当事者なので、発達障害の特集は興味深く読みました。脳のシナプスが刈り込まれ、脳のある領域と別のある領域が結びつくことで回路の混線を起こすのは新たな学びです。「脳」という科学的な側面で自らの障害を見ることができたのが有益でした。
が「ナイス!」と言っています。
優希
非日常から日常へと帰依したような雰囲気があります。
が「ナイス!」と言っています。
優希
サラサラと流麗に流れる詩でした。その想いは辛いものがあるのではないでしょうか。
が「ナイス!」と言っています。
優希
キリスト教のような雰囲気の詩でした。光、あれ。
が「ナイス!」と言っています。
優希
流れ星となった星が悲しみを誘います。
が「ナイス!」と言っています。
優希
父親が息子を想う気持ちは想像するしかできませんが、不器用な父も反抗期の息子もどちらも微笑ましく見てしまいます。父を揶揄することしかできない15歳の心境はいかなるものだったのでしょうか。そんな息子を持ちながらも、修学旅行の見送りに行く父の気持ちに哀愁すら感じます。
が「ナイス!」と言っています。
優希
再読です。愛、裏切りが奇跡のように絡み合う物語。「分人」たちの奏でる協奏曲は殺し合うほどの嫌悪感を奏で、同性愛への調べを生み出しているように思えました。低俗でありながら後期、醜いながらも美しいジュネの世界観を感じずにはいられません。圧倒的な力を見せてくる作品です。
が「ナイス!」と言っています。
優希
再読です。懸命に生きる男たちの姿が格好良い短編集でした。時代小説かと思えば、現代劇もおさめられているので、池波作品の意外な一面が見られます。時代は違えど人間の生き様や男女関係はいつもの池波節でした。活写される男たちの様々な姿。面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。
優希
再読です。江戸の暗黒街の非常さが感じられました。悪を描き、闇に堕ちていく人間臭さが見事に描かれています。江戸の闇の世界を堪能しました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
いよいよクライマックスです。物語は巌流島へと導かれ、武蔵と小次郎の一騎打ち。力と技、剣と剣の交わりはやはり緊張感がありますね。物語の全ては腕と心という表裏一体の戦いへと流れていったように思えました。巌流島の後の武蔵の物語も読んでみたい気分です。剣に生き、精神に生きた武蔵の物語は何度読んでも面白いですね。
が「ナイス!」と言っています。
優希
物語も終盤に近づいてきました。人々の交わりが様々と見受けられ、今まで判明しなかった関係などが出てきます。堕ちるところまで堕ちた又八と、すれ違いの多いお通がどこに落ち着くのか。そして迫り来る武蔵と小次郎の因縁。二刀流を極めた武蔵と剣に磨きをかけた小次郎。宿命の対決も間近に迫ってきていますね。
が「ナイス!」と言っています。
優希
剣を握っていた武蔵ですが、持つべきものが剣から鋤へと変化が見られます。農業へと導かれたのは、一条寺以後の武蔵の変化と言えるでしょう。不毛の大地と自然に立ち向かう姿は、剣にのめり込んでいたときよりも人間らしく見えました。一方、血で血を洗う戦いをする小次郎。それぞれの在り方で江戸に身を置いているように思えました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
吉岡一門との戦いに勝利したことで、武蔵は自身と自省を与えられたようです。剣の道を歩みつつも、人間臭いところもあるのですね。武蔵に訪れた様々な人との邂逅が、これからの武蔵に与えていく運命とは。ここから武蔵の本気の道が始まったと言えるでしょう。
が「ナイス!」と言っています。
優希
武蔵の一本気の一面が見られました。吉岡一門の敵になってしまったことによる遺恨試合。お通との関係や吉野大夫の心遣いが印象的でした、ただ1人ではなく支えるのも大切なことなのだなと思います、身に染みますね。
が「ナイス!」と言っています。
優希
武蔵よりまわりの人たちの方が目立ってきているような気がしました。各々、何かしらの形ですれ違いながら関わっていく印象です、一方、武蔵は思いのまま戦い、勝利をおさめているにも関わらず、虚無感を感じるのはどうしてかと思わされました。又八と佐々木小次郎の出会いや吉岡兄弟の話など、色々な物語が詰まっているのでどんどん面白くなります。
が「ナイス!」と言っています。
優希
本格的に武蔵の剣の修行が始まります。お通を遠ざけてまでも剣の稽古に専念するという武蔵の剣の道が気になりました。敗北や挫折を味わい、その行手は厳しいものを感じます。堕ちるところまで堕ちた又八。佐々木小次郎の登場。彼らが見せてくるものとは何なのか目が離せませんね。
が「ナイス!」と言っています。
優希
再読です。剣に魂を注ぎ込み、孤剣を磨く精進の物語として読むことができると感じました。獣のような武蔵が剣の道を人として歩み始めたと言っても良いでしょう。無鉄砲な青年の野心がどう成長していくのか改めて見ていきたいと思います。
が「ナイス!」と言っています。
優希
先生と呼ばれる鳥箱とねずみの童話。自分のことを先生と言いながらも、碌な教育をすることができず、フウねずみは口答えすることしかできない。皮肉なものです。
が「ナイス!」と言っています。
優希
手押し車に乗っているりんごの籠。ひと籠ずつ売れていく。りんごの籠の乗った車に子供も乗っているのですね。楽しそうな情景が浮かんできます。
が「ナイス!」と言っています。
優希
耳の遠くなったお爺さん。息子からラッパを贈られます。このラッパを通じて耳に届く都会に住む息子の声。何だか切なくなります。
が「ナイス!」と言っています。
優希
日本の家ではないのですね。トルコのタバコにバラライカ。世界の家を題材にするのが意外でした。
が「ナイス!」と言っています。
優希
ミチコサンが道端で困っている子連れのお母さんのお手伝いをします。ミチコサンが思いやりのある子に成長したように見えました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
原っぱにあるフルイバシャはみんなに愛されているのですね。村長さんがバシャの昔話をし、バシャに不思議な提案を掲げるのが可愛かったです。ほっこり。
が「ナイス!」と言っています。
優希
ひなたのあたたかさを謳っています。ほっこりしました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
ドストエスフキーの後期の作品なだけあり、円熟した世界観は短編でも見られました。どの短編も濃厚で、重みを感じます。長編のイメージの強いドストエフスキーですが、短編でも面白く、読み応えのある作品を紡いでいたのですね。
えも
2024/10/28 07:21

誤変換なのでしょうが、「アリスとテレス」や「アンとニオイノキ」を思い出して、吹いてしまいました♪

が「ナイス!」と言っています。
優希
再読です。グリーン・ゲイブルスを生き生きと駆け回るアンはやっぱり魅力的ですね。空想好きなアンが色々な経験をしながら成長していく姿が愛おしかったです。子供の頃に恋したアンは、今でもその気持ちを思い出させてくれました。面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。
優希
再読です。アリスの物語を文豪が訳したものになります。和風なアリス物語になっているように感じました。それでもアリスの魅力は色褪せていません。挿絵も美しく、アリスの世界が100年経っても変わらない魅力があるということでしょう。
が「ナイス!」と言っています。
優希
文庫で再読です。謎が謎を生み出していくのが見事だと思いました。秋彦さんの憑物落としで全てが明らかになる手法に引き込まれるのは相変わらずで、長い物語の骨格を上手く明らかにしていると感じました。もつれあう「化け物」が綺麗に解ける瞬間が好きです。
が「ナイス!」と言っています。
優希
特集は「聖書と動物」。聖書には様々な動物が登場します。動物福祉の時代だからこそ、聖書における動物の意味を知っておくべきだと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
特集は「怖い!?キリスト教絵画」。様々なキリスト教絵画が紹介されていました。一見して怖いものから、じっくり見て怖いものまで、キリスト教絵画と言ってもいろいろあるなと思わされました。芸術の秋、キリスト教絵画を鑑賞するのも良いのかもしれません。
が「ナイス!」と言っています。
優希
面白かったです。精神の平衡を失って発狂する主人公というのが衝撃でした。人間心理を深く抉った作品だと思います。
が「ナイス!」と言っています。
優希
シンプルなファンタジーで読みやすかったです。深夜のバスターミナルに集まった人たちが出会う不思議な出来事は皆、1つのメッセージが届いたことが発端なんですね。生きることの切なさ、命の輝き、人を愛する尊さを描いているのに引き込まれました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
人を愛すること、愛されることができなくなった哀しみが痛いほど伝わってきました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
4つの事件が起きる短編集です。短編とはいえ、しっかりと事件が起き、解決するスピード感があるのが良いですね。殺人が起きるのに、不思議と癒されるのはホームズの存在があるからでしょうか。短編なので読みやすいです。
が「ナイス!」と言っています。
優希
海外が舞台なんですね。ドイツというだけでミステリー。古城に連続殺人と古典的なミステリーでしたが、秘められた謎を解いていくみたいな雰囲気でした。
が「ナイス!」と言っています。
優希
最初の事件が次の事件の伏線になっているのですね。犬が登場したので、ホームズとの相性は大丈夫か気になりました。複雑に交錯する事件の流れに一気読みです。
が「ナイス!」と言っています。
優希
ユーモアミステリーの短編集でした。猫をパーティーやコンサートに連れていくのはそういうシリーズだからでしょうね。サクッと読めるので隙間時間に読むのに最適だと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
セーラー服姿で毅然と悪に立ち向かう泉が格好良かったです。機関銃を放つ姿は痛快ですね。80年代の空気はありますが、エンタメ作品として完成した名作だと思いました。裏表のない青春小説。映画化されるのも納得です。
が「ナイス!」と言っています。
優希
面白かったです。香具師殺し相手にした掏摸の手口が鮮やかでした。お駒はまさにつむじ風のような存在ですね。
が「ナイス!」と言っています。
優希
縁切寺が舞台の連作短編でした。色々な事情を抱えた女性たちが離縁を願って駆け込んできます。勿論離縁が解決策だけというわけではなく、女性たちの心に寄り添うことで癒していく。そのおかげで救われる女性たちは一歩ずつ前に進んでいくことができるのですね。読んでいる自分もまた力を貰ったような気分です。
が「ナイス!」と言っています。
優希
日常と異常の間に堕ちた人たちを描く短編集でした。どの短編も官能的でありながら、SF、ホラー、ファンタジーといった様々な色彩があって引き込まれました。幻想譚のような香りが漂っているようにも感じます。ほのかなエロスの香りに酔いました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
深い余韻の残る短編集でした。記憶の深淵から生命を紡ぎ出しているような世界に引き込まれます。生き生きと描かれているようでも、背後に死を感じさせる作品もあるからか、「生」を強く見せてくるような気がしました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
面白かったです。科学と奇想、思想と情熱が織りなす世界。捉えどころはないにも関わらず、ユーモアを感じさせる文章が素晴らしいと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
「官能と本」の特集が良かったです。がっつり官能を描いた本は苦手ですけどね。この本がほのかな色気があるのかと 発見させられる本が結構ありました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
文誤は拡張高く美しいと思います。音読したい古の御言葉ですね。旧約聖書で、神を「エホバ」と表現しているのが気になりますが。
が「ナイス!」と言っています。
優希
祈りと恵みに満ちています。カトリックの聖書は御言葉が美しいと感じます。何度読んでも優しさに包まれた気分になります。
が「ナイス!」と言っています。
優希
大学に進学した陽子と達哉との出会いが、複雑な人間関係を浮き彫りにしていっていくように見えました。明かされていく真実は性愛を連想させますが、色濃い宗教色も感じさせます。キリスト教という背景が、物語を人間の愛と赦しというテーマへと導いているように思います。陽子の見た燃える流水こそがキリストの流した血の象徴で、それを感じられたからこそ、救われたのかもしれません。「原罪」を許せるかをテーマにしている物語。愛と罪と赦しの物語に胸打たれました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
再読です。自殺未遂を図った陽子のその後の物語になります。全てを謝罪されたものの、不倫の末に生まれた子が自分だということは、陽子を苦しめることになるのに胸が痛みました。皆が「真実」のもと、苦悩する姿が刺さります。下巻も読みます。
が「ナイス!」と言っています。
優希
キリスト教に目覚めていく辻口ですが、夏枝を許すことができず、陽子を愛せないのが辛かったです。夏枝も陽子に冷たい仕打ちを続けていく。陽子が周りに振りまわされ、複雑な感情を抱くのに胸が痛みました。たった1つの行いが人生を狂わせていくのが印象的でした。ここまで壊すことができるのですね。原罪という罪を見せつけられたような気がします。「汝の敵を愛せよ」という言葉の難しさ、罪と赦しの悲劇の物語だと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
再読です。まさにドロドロの物語だなと思わされます。夏枝と村井の逢引きの最中に娘が殺害される。辻口は、聖書の言葉と復讐心からから、殺人犯の娘を養子に迎えますが、その想いはやりきれないものだったでしょうね。夏枝が何も知らないのが皮肉としか思えません。だからこそ、辻口の行いに気づいたときの復讐心は想像するだけで怖いものがありました。「罪と赦し」の復讐劇と言える物語。下巻も読みます。
が「ナイス!」と言っています。
優希
一途なテフテフが愛おしくなります。夢のある話でした。
が「ナイス!」と言っています。
優希
とても微笑ましい話でした。お母さんたぬきがまだ甘えたい盛りの子だぬきに一生懸命化方を教えているのを想像するだけで可愛いと思います。
が「ナイス!」と言っています。
優希
主人公の少年が傲慢すぎますね。イライラします。
が「ナイス!」と言っています。
優希
聖火のように火が受け続けられて欲しい。人と人の繋がりも。
が「ナイス!」と言っています。
優希
キラキラ光る輝きが生きていくことを感じさせます。
が「ナイス!」と言っています。
優希
悲しさを漂わせている詩でした。窓が病人を象徴しているように思えます。
が「ナイス!」と言っています。
優希
穏やかな時を過ごしていた磐音さま。このまま静かに時間が過ぎて欲しいという願いを覆されました。若武者からの思わぬ申し出が、磐音さまの悪を許せぬ想いに火をつけたのだと思います。やはり磐音さまは悪を討つために日々暗躍しているのですね。
が「ナイス!」と言っています。
優希
自分の過去を知る人物が現れる。町に蔓延る悪事を救いたい一心の杢之助にとっては危機でしょうね。身を隠す必要もあるのですから。
が「ナイス!」と言っています。
優希
とてもあたたかい1冊でした。医師として務めるお葉の元にかつて奉公先で試練を与えていた内儀が患者として訪れます。かつて自分を苦しめた相手を救えるのかドキドキさせられました。動揺と葛藤が伝わってきたからです。それでも命の尊さは変えられないと感じました。感動して泣きそうになりますね。
が「ナイス!」と言っています。
優希
再読です。アラサー3人の男性を通して本音を聞いたような気がしました。「大人の男」なのにモヤモヤするのは、現実に不安を感じているからでしょう。男だからとか女だからとか関係なく、人生に迷いを感じるのは皆同じなのです。
が「ナイス!」と言っています。
優希
優遇された生活を送り、何の悩みもなさそうなブランコ乗りでしたが、災難は訪れるのですね。滑らかな肌に突如刻まれたシワ。これが最初の苦悩のように思えました。ブランコ乗りはこれからこの苦悩から逃れることができないのでしょう。
が「ナイス!」と言っています。
優希
カフカの考察。短い文章で考えをまとめているのですが、難しくて理解できませんでした。
が「ナイス!」と言っています。
優希
再読です。自称宇宙人のパシャリの視点で世界を見ているような感覚になりました。家事と仕事に追われる幸子との同居生活の中で大切なものを取り戻していくのが愛おしかったです。破天荒だけれど、色々な「気づき」にあたたかい気持ちになりました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
かなり破天荒ですね。戸惑いました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
面白かったです。そして美味しい。きっと食べることが好きなんでしょうね。心あたたまる味を堪能しました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
再読です。猫と人とのひと時があたたかくて、ほっこりしました。猫との絆は幸せも悲しさも感じるけれど、とても愛おしいものだと思います。猫が側にいる大切な時間は何事にも変え難いのではないでしょうか。アレルギーがあるので、猫を飼うことができないのが寂しいです。
が「ナイス!」と言っています。
優希
関ヶ原の裏側がこんなに面白かったとはと思わされました。知らないことばかりで興味深かったです。北政所と淀君が敵対してなかったのも意外でした。司馬遼太郎さんの『関ヶ原』が読みたくなりました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
天皇と皇室について勉強になりました。知らないことが多かったので興味深かったです。皇室ファンにはたまらない号かもしれません。
が「ナイス!」と言っています。
優希
人生を楽しく可愛く生きたおせいさんの言葉に癒されました。生きるエネルギーを頂いた気分です。時折読み返したいですね。
が「ナイス!」と言っています。
優希
『風神秘抄』のスピンオフ。源頼朝が主人公でした。草十郎と糸世は夫婦になっていたのですね。2人の笛と舞いの不思議な力が頼朝の命をつないだということが、伊豆の地に導かれる運命のような気がします。頼朝の少年時代の物語だったので、その後の頼朝の物語も知りたいと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
下巻は旅がメイン。草十郎と糸世の不思議な力を知った上皇は自分のために舞い、笛を吹くように命じたのが糸世の失踪のきっかけになったのかもしれないと思いました。糸世を追い求める草十郎。不思議な鳥彦王たちの力を借りてたどり着いたのはこの世を超えるほど美しいものでした。信じ続けたからこその結末にただため息をつくばかりです。
が「ナイス!」と言っています。
優希
面白かったです。平安末期の恋物語という設定に惹かれました。ひとり孤独な若者・草十郎が魂鎮めの舞姫・糸世と出会うことは必然だったのかもしれません。糸世の舞に合わせて草十郎が笛を吹くと不思議な力が生じるのは2人が特異な能力の持ち主だからと言っても良いでしょう。下巻も読みます。
が「ナイス!」と言っています。
優希
下巻では場所や視点が変わるのですね。舞台は宮中に移り、皇女の視点に。勾玉を持つ天女が都を救う夢物語が刺さります。神代から続く「輝」と「闇」の力が最後に出会い輝く時を華麗に描き出すのが三部作の終わりに相応しいと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
シリーズ最終巻になります。17歳まで共に育った「二連」と呼ばれるほどの絆が印象的です。闇の女神が残した勾玉を受け継いた少年たちの数奇な運命に引き込まれました。下巻も読みます。
が「ナイス!」と言っています。
優希
4つの勾玉を連ねることで、死をもたらす「玉の御統」となるのが怖さを感じました。幼馴染の2人が大人になって再会したことで起きる変化は、何もできなくなってしまうということだったのですね。会いたいという思い、再会するまで変わらないという決意に胸を打たれました。呪縛という感情に考えさせられます。
が「ナイス!」と言っています。
優希
勾玉シリーズの2作目になります。今回はヤマトタケル伝説がベースになっていました。幼馴染同士がそれぞれの想いを抱えつつ、別々の道を歩んでいくのが切なかったです。壮大なファンタジーで引き込まれました。下巻も読みます。
が「ナイス!」と言っています。
優希
面白かったです。日本神話をベースにしたファンタジーなのですね。自然描写などが美しく、引き込まれます。主人公が不思議な運命に誘われていくように、自分も導かれていくような感覚に陥りました。ファンタジーであり冒険ものでもあり恋模様も見られるのが凄いと思わされます。命の尊さも教えられました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
再読です。三浦さんのご家族をモデルにした人間ドラマでした。人生は何が幸せなのかわからないものです。だから迷いながら歩んでいくのではないでしょうか。幸せは決まった形があるわけではないし、後から気づくものなのかもしれませんね。儚くて輝く人生だからこそ、日々を丁寧に歩んでいきたいと思わされました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
夢と現の狭間を漂っているような感覚に陥りました。不思議な違和感が心地よく、孤独な心にスッと入っていくような雰囲気です。タバサも由美も街の人も実在するのかわからなくなりますが、何故かあたたかく包み込んでくれるような安心感がある物語でした。
が「ナイス!」と言っています。
優希
面白かったです。それぞれの話に猫が出てくるので、猫好きの自分はホクホクしながら読みました。生きること、老いることの意味も考えさせられます。ユーモアもあり、ほっこりしました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
深海の神秘を感じました。写真が美しいですね。様々な自然のミステリーを見ることができた1冊です。
が「ナイス!」と言っています。
優希
「皮膚の新常識」が興味深かったです。自分もアトピーなので、肌のことには気をつけているので。
が「ナイス!」と言っています。
優希
人生を楽しく味わった人だから書けるエッセイだと思いました。ユーモアがたっぷりの語り口調も良いですね。
が「ナイス!」と言っています。
優希
地味なミステリー小説だと思っていたら、最後にどんでん返しを喰らいました。綺麗に騙された気分です。
が「ナイス!」と言っています。
優希
スポーツ特集の中の、「自分を奮い立たせる物語」が興味深かったです。スポーツは苦手ですが、本の中でスポーツをする自分を落としこみたくなりました。
が「ナイス!」と言っています。
優希
初めての聖書が口語訳なので、読むたびに福音の恵みを深く感じます。時折読みたくなる聖書ですね。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/11/01(4408日経過)
記録初日
2013/09/17(4088日経過)
読んだ本
11016冊(1日平均2.69冊)
読んだページ
3415877ページ(1日平均835ページ)
感想・レビュー
11015件(投稿率100.0%)
本棚
107棚
性別
年齢
47歳
現住所
東京都
自己紹介

♪優希と書いて「ゆき」と読みます。
三度の飯より本が好き!

♪自然と本に誘われ、呼吸するように読む時間が好きです。
いい本、いい言葉は私の糧です。
本の何気ない言葉から世界が広がっていくのを感じることで、自分の感性も磨かれていくような気がしています。
出会う本はシグナルを送っているーそのシグナルを感じていきたいですね*^^*
これからも素敵な本と出会っていきたいですね。
心の赴くままに本を手に取り……
さて、次はどんな本に出会うでしょう(人´∀`).☆.。.:*・

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