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2024年2月の読書メーターまとめ

修一朗
読んだ本
6
読んだページ
2232ページ
感想・レビュー
6
ナイス
629ナイス

2024年2月に読んだ本
6

2024年2月のお気に入られ登録
2

  • あずきみるく
  • ワオン@最低一日1頁が目標

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

修一朗
真夏の京都御所グラウンドで毎年繰り広げられるファンタジー。京都御所と沢村栄治にこんなかかわりがあったなんてねぇ,まさに真夏の京都御所グラウンドに広がるフィールドオブドリームスだ。私はホルモー六景のようなファンタジー短編が好きなのでこういう爽快感は大好き。万城目さん直木賞候補は6回目。本当は「鹿男あをによし」で獲っていてもよかったのになぁ。いつものことながら,だけれども。
修一朗
2024/04/30 11:35

万城目さんは「直木賞獲らず卒業組」と思っていました。思いがけずでした。選考委員の変化もあるのかな ?でもよかったです。

ほのぼの
2024/04/30 11:47

かつて『鹿男あをによし』を途中で挫折しました。もう一度チャレンジしようと思います。

が「ナイス!」と言っています。

2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

修一朗

大河ドラマの影響で今まであまり読んでこなかった時代の本を読んでます。「比ぶ者なき」読めてよかった。もう少し続けようかな。2024年1月の読本数:6冊 2276ページ ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/317112/summary/monthly/2024/1

大河ドラマの影響で今まであまり読んでこなかった時代の本を読んでます。「比ぶ者なき」読めてよかった。もう少し続けようかな。2024年1月の読本数:6冊 2276ページ ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/317112/summary/monthly/2024/1
が「ナイス!」と言っています。

2024年2月の感想・レビュー一覧
6

修一朗
ネタバレ「インド・クリスタル」のようなアジアの文化や歴史,地政学ぎゅうぎゅう詰めの冒険モノが大好物だ。ボロブドール遺跡が海に沈んでる?しかもヒンドゥー教が伝わる前のスマトラ島に?なんてわくわくするじゃないか。てっきり新発見のお話かと思ってしまった。土着の神様の後に仏教,ヒンドゥー教がのっかって,そのあとにアラビアからのイスラームが重なるっていうインドネシアの多層構造っていうかモザイク構造は刺激的だ。ローマンコンクリートが独自に発展したっていう説も滅法面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
修一朗
真夏の京都御所グラウンドで毎年繰り広げられるファンタジー。京都御所と沢村栄治にこんなかかわりがあったなんてねぇ,まさに真夏の京都御所グラウンドに広がるフィールドオブドリームスだ。私はホルモー六景のようなファンタジー短編が好きなのでこういう爽快感は大好き。万城目さん直木賞候補は6回目。本当は「鹿男あをによし」で獲っていてもよかったのになぁ。いつものことながら,だけれども。
修一朗
2024/04/30 11:35

万城目さんは「直木賞獲らず卒業組」と思っていました。思いがけずでした。選考委員の変化もあるのかな ?でもよかったです。

ほのぼの
2024/04/30 11:47

かつて『鹿男あをによし』を途中で挫折しました。もう一度チャレンジしようと思います。

が「ナイス!」と言っています。
修一朗
読み終わりました。変法運動の瓦解,皇帝派の敗北で終了だ。康有為は高杉晋作だったね。高杉晋作も早世しなかったら日本の維新は変わっていたかも。春児がトップに立ててほっとしました。糞拾いの少年期からは予想もつかなかった。思わずもらい泣き。日清戦争の敗北は西太后の浪費のせいだったこと知りました。西太后をこんなふう憂国の徒として描いた本を読むのは初めて。なにせ「壺人」の人と思っていたのだもの。清王朝の末期をみっちり知ることができて満足。李鴻章のかっこよさも袁世凱の日和見も。続編「珍妃の井戸」にすぐに参ります。
が「ナイス!」と言っています。
修一朗
いよいよ日清戦争時代。暗殺もありでスケールがでかくなって,語り部が日本とアメリカの新聞記者になって視点が高くなった。香港割譲の条約締結時の交渉には痺れた。李鴻章も袁世凱のふるまいもまるで見てきたように語られていて面白い。繰り返し語られる「日本で30年かかった維新を3年で成し遂げて見せる」は浅田さんの清帝国の末期を,尊王攘夷が吹き荒れた,明治維新前夜の日本と比較して描いているのだろう。西太后を正々堂々と守ろうとする春児がかっこいいねぇ。4巻へ
が「ナイス!」と言っています。
修一朗
文秀と春児がともに出世街道驀進。進士様になった文秀が憂国の徒となる一方,春児の出世ぶりには驚き。こんな一足飛びに駆け上がるなんて木下藤吉郎なみのジャンプアップだ。乾隆帝時代からの血統の呪い,韃靼族の誇り,カスティリオーネの視点,いろんなものが詰め込まれていてわくわくが止まらない。それにしても西大后の描き方の優しいこと。夫・息子に先立たれてなんとしても光緒帝に政権を委譲したいおばあちゃんとして描かれているなんて。読んだ後は中国の歴史・清帝国の歴史についての印象が変わりそうだ。3巻へ。
が「ナイス!」と言っています。
修一朗
長らく積んでいてやっと読める環境になりました。清王朝末期の西太后時代の権謀術数だったり科挙制度の詳細だったり刺激的な記述がぎっしりでわくわくしながら読んでます。「大地」を昔読んだときは纏足のところでぞわぞわしたけれとも今度は宦官屋のくだりで身もだえしてしまう。宦官って政治・大奥の差配だけじゃなく洗濯とか炭焼きとかなんでもありだってこと知りました。科挙制度の維持に金も手間もこんなにかけていたとは。それでも1000年以上維持されていたのには中国王朝としての必然性があったからだ。春児の決意にはびっくり。2巻へ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/04(4104日経過)
記録初日
2013/01/02(4137日経過)
読んだ本
1594冊(1日平均0.39冊)
読んだページ
559450ページ(1日平均135ページ)
感想・レビュー
1593件(投稿率99.9%)
本棚
46棚
性別
現住所
神奈川県
自己紹介

以前は歴史小説ばかり読んでいましたが,2014年1月からいろんな本を読むようになりました。読メの皆さんのコメントを拝見しては新しい作家さんにトライし、おかげさまですごく幅が広がりました。素晴らしいレビューを書く方がいらっしゃるのでいつも感心しながら拝見しています。思わずコメント入れちゃいますが,ご容赦下さい。

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