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2025年1月の読書メーターまとめ

里愛乍
読んだ本
10
読んだページ
3246ページ
感想・レビュー
10
ナイス
2000ナイス

2025年1月に読んだ本
10

2025年1月のお気に入られ登録
7

  • nori
  • past
  • Go!Go!Taxi!!
  • urs
  • 脇山泰典
  • mosquito
  • uj

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

里愛乍
ネタバレ巷で絶賛との本書、やっと手にする。タイトルにもある〈禁忌〉こちらを取り上げた悲劇は古典より存在するが、現代に於いてこのような形で仕掛けてくるとはなかなか斬新で面白い。作者さんは現役の医師だけあって描写は躍動感溢れていて、特に心肺蘇生のシーンは実にリアル。問題山積みのままラストを迎えるけど、ずっと幸せな家族でいて欲しいな。兄だとか、夫だとか、もうなんでもいい、一緒にいたい。もちろん産まれてくる娘ちゃんも。家族ってそれでいいんじゃないかな。知って仕舞えば現実では難しい、この物語の先を私は考えない事にした。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

里愛乍

【コーヒーを飲みながら読書会】2025年、年明け連勤、何気に初カフェ。金子玲介さん『死んだ木村を上演』読んでおります!

【コーヒーを飲みながら読書会】2025年、年明け連勤、何気に初カフェ。金子玲介さん『死んだ木村を上演』読んでおります!
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
10

里愛乍
ネタバレ巷で絶賛との本書、やっと手にする。タイトルにもある〈禁忌〉こちらを取り上げた悲劇は古典より存在するが、現代に於いてこのような形で仕掛けてくるとはなかなか斬新で面白い。作者さんは現役の医師だけあって描写は躍動感溢れていて、特に心肺蘇生のシーンは実にリアル。問題山積みのままラストを迎えるけど、ずっと幸せな家族でいて欲しいな。兄だとか、夫だとか、もうなんでもいい、一緒にいたい。もちろん産まれてくる娘ちゃんも。家族ってそれでいいんじゃないかな。知って仕舞えば現実では難しい、この物語の先を私は考えない事にした。
が「ナイス!」と言っています。
里愛乍
ネタバレ凄かった…読み終えてからの余韻が半端ない。ひとつの作品としてもそうだが、岩井圭也という作家の幅広さにも驚かされる。先日読んだハートフルな作品とあまりにもテイストが違い過ぎるからだ。いやよく考えてみたらその前の熊楠とも、そのもっと前に読んだ永遠も其々全然違うではないか。自分にとってかなり特殊な作家さんだと四作目にして確信した。本作も孤独な男を実に味よく見事に描き切っている。特に終盤からラスト一行までは息つく間もなく、震えながら読んだ。
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里愛乍
ネタバレフィクションであり、エンタメ小説であることは重々承知の上で読むのですが、あの事件はまだ自分的には記憶に新しく、また所々実名も記されてて生々しく、なんだかちょっと落ち着かない感じで読了。石井さんは結構好きなキャラだったんだけどな〜
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里愛乍
持ってるだけで眺めているだけで幸せな気持ちになれる、小ぶりでお洒落な装丁本〈インク三部作〉完結篇。人と人が争うのは同じものを求めているから。本当にこれは発見だ。競争も戦いも目指すものは同じ、だとしたらなんて悲しいことなんだろう。そして明かされる〈六番目のブルー〉五番目に足りなかったものとは… 嗚呼ページが残り少なくなっていく。この物語が終わってしまう。それでも旅は終わらない。彼らはこの後も進んでいく。それはこちら側に在る私も。きっとそう。
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里愛乍
ネタバレタイトルがシンデレラの罠っぽいなーと興味を惹かれるも、中身はこれまた斬新なミステリー。自白合戦であり暴露合戦でもある謎解きに加え、廃墟での密室ものでデスゲーム。さらには再現劇ものでもある、古典から最新までのミステリシチュを全部載せてきた感じ。如何収拾をつけるのかと読んで楽しむを専念することにしてあとは一気にラストまで。真実は捻じ曲がり、彼らは永遠に解放されることはない。
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里愛乍
ネタバレ古書店閉店後の深夜0時から開かれる読書会。参加出来るのは選ばれた固定のメンバー、一冊の課題書についてそれぞれで感想を語り合う…なんて、なんて最高のシチュエーション!集められたメンバーがここだけの関係者ってのもいいし、何より古本に対して安売りしない姿勢が素敵。欲しい人はその本に対して敬意というか価値を見出す。絵本だって詩集だって譜面だって、それはしっかり物語る。参加した一人ひとりの生き様に物語があるように。
が「ナイス!」と言っています。
里愛乍
ネタバレ「死んだ」シリーズの三作目、今作の始まりはミステリー調?さて死んだ木村が自殺した理由とは?その謎を探るべく怪文によって集められた当時のサークル仲間たち。「演じる」ことにより見えてくる彼ら誰もが木村に対して抱えていた罪悪感、しかして当の木村本人は?ぶん投げられた妹ちゃんとか、終盤あんなに盛り上がった緊張感は⁉︎ってくらいに真相は…いっそのことラストページの独白込みで全部お芝居だっていってよ。それくらいユルくったっていいじゃない!ってなるくらいには木村にここにいて欲しかった。
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里愛乍
何処となく泥臭く、スタイリッシュとははるかに程遠く、人間の狡さも醜さも愚かさも描き込まれたうえで温かい。壮大な笑いもあり、そのくせじんわりと沁みる、そんな織田作之助の小説が好きである。本書は既読作もいくつかあるが、収録された一作一作の注解が素晴らしい。編者である斎藤教授の解説だけでも自分にとって購入する価値は充分すぎた。無頼派について特に触れられ、太宰や安吾との作風の違いについて記されているところが興味深い。
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里愛乍
ネタバレ手は添えて力は出さない、そんな生き方まるで自分を見透かされたような。ニンゲンのアレがちょっとウザい語り口調で綴っていく一行一行が的を得すぎてどうにも居心地が悪く、でも先を読まずにはいられない。これまで本能的に種を残すことが主流だった時代は終わり、個々を重んじるようになってくるとそれこそ次の世代って?みたいになっくるし。使い道なくなったらそれこそ凶器、そうなる前に退化したりして、なんてSF。
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里愛乍
ネタバレ年明けから大好きな伊坂小説を景気良く!安心安定の面白さで、再読でもわくわく満載で夢中になって読み耽ってます。単行本初読時は、次から次へと出てくる伊坂ワードが嬉しくて楽しくて、今回文庫化に於いてはこれまで得た情報を踏まえて、さらにじっくり楽しめました。伊坂氏のインタビューを見てからはネコジゴハンターのふたりがさらに愛しくなったし、成海彪子はやっぱり伊澤彩織さんで脳内変換されまくるし!めちゃくちゃ楽しくて幸せな読書時間でした〜来月のにゃんこ祭りでも読みたいと思います!
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/11/25(4102日経過)
記録初日
2013/11/25(4102日経過)
読んだ本
1709冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
578196ページ(1日平均140ページ)
感想・レビュー
1680件(投稿率98.3%)
本棚
15棚
性別
自己紹介

はじめましてこんにちは。

お気に入りにして下さった方、メールやコメント下さる方、いつもナイス下さる方々、ありがとうございます。

ジャンル問わず興味を持った本を片っ端から無節操に読んでいます。特に好きなのは
伊坂幸太郎/伊藤計劃/神林長平/上田早百合/池田晶子/有栖川有栖/綾辻行人/京極夏彦/森見登美彦/吉田篤弘/クラフト・エヴィング商會の本

現在PSYCHO-PASS関連本を読破すべくマイペースで読み進めています。

よろしくお願いいたします。

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