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2024年8月の読書メーターまとめ

MINA
読んだ本
82
読んだページ
18750ページ
感想・レビュー
22
ナイス
687ナイス

2024年8月に読んだ本
82

2024年8月のお気に入られ登録
4

  • coffee
  • ケイジ
  • 秋田 優
  • まんぷくまる

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

MINA
やっと読み終わったꕀ!濃密な読書体験だった。アニメ、ドラマ化されてたのね。知らなかった。いやこういうSF設定は映像では観ないかな···。まぁ30年程前のSFものは、今やほぼ現代を予測されてるような部分があって面白くはあった。いやはや、天才の為すことは美しい。裏表紙のあらすじ(部屋から出てきた死体の正体)が少々不明瞭な書き方をされてることに疑問を抱くも、終盤でやっと納得。あらすじから伏線ってことかな。現実とは。生きているとは。彼らの議論が何より魅力的だった。「生きていることは、それ自体が、病気なのです」
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

MINA

2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:117冊 読んだページ数:24324ページ ナイス数:752ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/421586/summary/monthly/2024/7

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2024年8月の感想・レビュー一覧
22

MINA
ネタバレ結婚したい程に愛している彼女は、自分のことを好きだけど愛してはいなかった。アロマアセクな彼女と、父親から「男らしさ」を強要されている一番。狭く古い価値観と自分が出来なかったコンプレックスから、息子を呪いのように縛る父親には反吐が出る。けれど皆それぞれ抱えるどうにもならない固有の価値観があるのは仕方が無いし、それをきちんと尊重していかなきゃなとも思う。一番が最後に父親と決別出来たのは本当に良かった。恋愛も性欲も性別の枷も、何もかもしんどくてそれでも誰かと繋がりたい。二人の選択を応援したい。千凪にどこか共感。
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MINA
やっと読み終わったꕀ!濃密な読書体験だった。アニメ、ドラマ化されてたのね。知らなかった。いやこういうSF設定は映像では観ないかな···。まぁ30年程前のSFものは、今やほぼ現代を予測されてるような部分があって面白くはあった。いやはや、天才の為すことは美しい。裏表紙のあらすじ(部屋から出てきた死体の正体)が少々不明瞭な書き方をされてることに疑問を抱くも、終盤でやっと納得。あらすじから伏線ってことかな。現実とは。生きているとは。彼らの議論が何より魅力的だった。「生きていることは、それ自体が、病気なのです」
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MINA
ネタバレ毒島薬剤師シリーズ第6作。発売されてからずっと気になってて、1ヶ月も積ん読した挙句にやっとの読了。短編集6話。水尾の不在が残念すぎる。毒島さんはとことん鈍感そうだし、彼らの恋愛はどうなることやら。いやだからこそいいのか。そして本編。やっぱ薬のこと知れるのは面白くて勉強になる。私もピルみたいなの飲んでるから骨粗しょう症になるリスク低くなるんだ!とかオブラートって飲み方そうなんや!そして処方箋の偽造って、医薬業界で最も憎むべき不正行為なのか。介護、ラクに稼げる話…等々ちゃんとしっかり悩むことが肝要なのよね。
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MINA
第1回アガサ・クリスティー賞受賞作。美学に芸術論議やエドガー・アラン・ポー作品の解釈が…む、難しくて目が回る。が妙にその現実と非現実の境が淡くなってくような世界観に惹き付けられる。日常に潜む幻想的な謎を追う6作。独特な真相の数々が、とにかく新鮮で面白かった。 ミステリーと一言で括っても、今までに出会ったことの無い形で新たな扉を開いた感がある。結構シリーズになってるみたいやけど、読まないかなぁ…。若竹七海の解説が分かりやすくて、作品の理解に役立ったと思う。ミステリーというより大学の講義を受けたような心地。
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MINA
けんごさんが紹介してたので。あまりに面白くてイッキ読みしてた。ただ…終始とにかくめちゃくちゃエグい。人の隠したい根っこの弱さや心の奥にある醜い部分と、否が応にも正面から向き合わされるようなキツさ。最初は広一のことを二木先生を脅してるいけ好かない、歪んだ自意識を持て余してる奴って認識だったのにな。「自分を好きでいられる行動を取りなさいーそしたら大人しくしててくれるから」か。広一と二木の関係性、言語化出来ないくらいしんど過ぎてラストで泣きそうになった。新カバー表紙で各出版社の編集者たちが絶賛してるの納得。
しらたま
2025/01/24 07:57

ナイスありがとうございます!

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MINA
とある妖しげなレストランを舞台にした、ミステリー連作短編集。ビーバーイーツ配達員が向かった先はとあるゴーストレストラン。そこは何と「とある手法」で探偵業も担っており、配達員たちの人生模様と共にオーナーにより華麗に謎が解かれていく。伏線が散りばめりてるのに一向に気づけなかったな。ラスト、えっここで終わり!?と驚愕。ある意味、オーナーは安楽椅子探偵とも言えるけれどそれにしてはあまりに得体が知れない存在。真実は確定されず、そこには可能性が高く依頼者が納得出来る解釈だけが提示され…。なので絶妙にモヤモヤが残る。
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MINA
けんごさんが紹介していたので。もし、女が男を喰べないと妊娠出来ない世界なら?という衝撃的な表題作。この世界観だからこそ描かれる、バグのような恋情が文字通りピュアそのもので尊くて愛しい。性転換、卵子提供により12人の母親…と性をテーマに描いた短編集。けれどいやらしさは皆無。とにかく皆、なにもかもに絶望した挙句に一線を超えていくような印象。月に行く話、主人公が他に類を見ない程に虐待され過ぎてて…よくぞ正気で生きていたなと。どの話も読みやすくて、設定がSF×性というなんとも斬新で面白かった。
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MINA
著者最後のミステリーということで、思い切って購入。63歳の殺し屋がまさかの認知症に。それ故、殺しの手口がやたら残虐になってたり不必要にまぁ殺しまくる。優秀な殺し屋が認知症になったら、まさにサイコ状態といえよう。序文で作者が「現実の人生では理不尽なことが次々起こるのに、なぜ小説家は手加減しなければならない?」と宣ってるし今までの作品傾向から覚悟はしてた。けど予想の遙か上をいくカオスさで、なんかもう容赦無さすぎてつい笑っちゃってた。ふと冷静に疑問なんだけど、ここまでくるともはやミステリーといえないのでは…?
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MINA
ある医大が入試において女子の採用率を下げている…この事実を論点に新聞記者と、医大理事の女性同士の対決を描く。そのニュースは最近確か…とふと。現実に即したフィクションなのかな。女性は結婚、育児…と現場を離れざるを得なかったり新制度上難しいこともあるのかもしれない。それでも、それでもと思う。性別問わず、望む人が望む場所に行ける社会であってほしい。男女平等と謳っても、人の心の最奥はまだまだ依然変わらない。アカハラモラハラパワハラセクハラ…理不尽に虐げられることのないよう闘い足掻く彼女たちを応援したい。
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MINA
ネタバレなんだこれ、尋常じゃないくらい面白いやないか…!!!手に取る前はタイトルふざけてるな、と思うもここで読みたい本ランキング1位になってるしと購入し読んでみたら…ほんま帯通り、前代未聞のチクワ・サスペンスだわ。第一章の〈手記〉で、チクワの呪いに狂わされた父親によるホラー調。第二章の〈インタビュー〉で娘により全ては父による殺人と示唆され…ここまでは正直、取り立てて面白みを感じてなかった。ところが最終章〈小説の断片〉でまさかの展開。「チー、クー、ワー!」と叫びながら、とちくわの穴を覗いてしまいたくなる自分が…。
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MINA
ネタバレ表紙のフォントかっこいい。「贋」だけが崩れてる。多少ではあるけど絵を見るのが好きなので、絵画ミステリーとして堪能出来たように思う。芸術探偵も、警察に協力する外部の優秀な探偵として想像してしまうような破天荒なキャラでもなく好感が持てた。まあその分美術犯罪課の女性二人のキャラが凄かったというのはある。絵画修復の技法を色々知れて面白かったし、贋作者の作品全部がなんなら本物の数倍存在することには驚いた。彼らが解き明かした、最初に描かれた怪しい風体の男が持つ純粋で不器用な想いにはとにかく圧倒された。
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MINA
けんごさんが紹介してたので二十年以上ぶりくらいに、久々に再読。途方もなくさみしくなる読後感。知的障害者なチャーリーは画期的な実験台一号としての記録をつけていく形で綴られる物語。知能が、知識さえあれば。普通の人と同じようになれさえすればとひたむきに焦がれ実験が成功し奇跡的に天才と呼ばれるくらいの存在になれるも、感情面では未熟なままなので性格は歪になり、クリアに見え過ぎた世界は思い描いてたよりも残酷で醜悪なもので…。全ては無駄などでは無いとしても、つらすぎる結末。アルジャーノンに花束を、チャーリーに祝福を。
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MINA
ネタバレ「知ってるか?アジサイって、土で色が決まるんだ」ふと、この一文を序盤で見た時この物語の全てを現してると感じた。つまり、人間も同様だろうと。愛の代わりに強権的な支配を与え続けた母親が、愛の代替として狂気と破滅に身を捧げた父親と息子を生みだした物語。ついオゾミスを期待してしまった分、半端なラストに拍子抜けした。あと探偵役であり正義漢な弟・星也に全く感情移入出来ないどころか抵抗感抱いてしまい…彼が強度のシスコンなのか本当に血の繋がらない姉に恋慕しているのかは定かでないけど、姉に対する態とか何か気持ち悪かった。
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MINA
最高に怖くて面白い。これだからホラーは止められない。最近気分がささくれてたから、こゆどこにも救いなんて無さそうな物語を欲してた。という歪んだ私である(笑)そして本書。読んだら呪われて死ぬ。何度捨てても手元に戻ってくる。結末は読む人の実名と最期が記される。そして四章四通りの絶望と死。そして最終章ではなんともメタ的なラストで読んでるこちら側も呪われそ…。本当に、何も解決もされないのが良い。結局、ゆうずどの圧倒的呪いの前では手も足も出ず死んでいくのが良かった。半端な救いが無くて安心した。ゆうずど同様、人間も怖い
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MINA
ネタバレどんな願いのためならゴキブリを食べられるか、という衝撃の質問から幕を開ける表題作含む、6つのSF短編集。ちなみに私は大金積まれても無理かも…。しかし個人的には表題作はあまり…相手を殺したのかと勝手に期待してた分拍子抜け。嘘のものと間違い探しの、二作は既読だったものの改めて読んでも面白い。間違い探しのは最初はデスゲームかと思いきやまさかの展開で驚いた上、二枚目の絵で背筋ヒヤッとした。ラストの大正時代の使用人とお嬢様の話が特に好き。どの話もラストで思わぬ着地をしており、色んなテイストを楽しめて満足。
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MINA
ネタバレめちゃくちゃ面白くて、夢中でイッキ読みしていた。生放送特番でゴシップ人狼という挑戦的な企画、その放映直前にまさかの出演予定者の死体が発見され…そこから二転三転怒涛の展開。イチ視聴者の正体は早い段階から予想はついたものの…それでもかなり気持ち良く騙されまくって驚かされた。間違いなく、超ド級のエンタメ作品。あたかも本当にテレビでこのトンデモ特番を観てるような不思議な感覚。読む前は変わり種のミステリーものなのかと思いきや、期待値を遥かに上回ってきた満足感だわ。そしてここまできてラストで爽やかに着地するとは。
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MINA
ネタバレけんごさんが紹介してたので、約20年ぶりに再読。 最後の一行…あー、そゆことかなるほど確かに驚愕。以前読んだ時は、伏線見落としててラストよく分かってなかった記憶がある。坊主頭の女の子誰のことか分かってなかったから読み返した。読後、杖村に手を下したのはどの子、それとも集団…そもそもどうやって侵入?とかつい考えてしまってた。西崎とサキの序盤での同棲での会話は全て彼の妄想ってことなのかな…?西崎と菜摘の登場場面、読後何度も確認し微かな違和感を見逃してたと悔しくなってた。また時間経ってから読み直したいかも。
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MINA
久々に読む作者の紡ぐ物語、あとがき込みで好きだなぁ。最初は、お隣の美大生のお姉さん、自殺ひた進藤、に主人公・瑞穂の虚無と諦観に満ちた感じに寄り添っていた。だがそこで飲酒運転で轢き殺してしまった筈の彼女と、彼女にとっての復讐の旅路へ…という不思議な展開に。どんだけ復讐相手いるねん、と思いきや彼女の過去が明かされる時愕然とした。なかなかお目にかかれないほどの果ての無い絶望、際限のない苦しみ、変わり映えのしない凄惨な地獄があった。そこに射し込んだ一筋の光が彼なのだから、もはやこれは紛れもないハッピーエンドだわ。
が「ナイス!」と言っています。
MINA
ネタバレ現代の魔女裁判ともいえる、火刑法廷。それは犯行の有無を問うものではなく、容疑者が魔女であると議論により証明出来たなら速やかに火炙りの刑に処すという衝撃過ぎる裁判。読み始めは、キャラ造形も設定もぶっ飛びすぎてて実は全く没入出来ず本を閉じようかとも頭をよぎってた。でも結果的に、読破して良かったと想う。全く先の見えない展開に気付けば夢中になってた。なんか…色々と騙された、太字ってそういう伏線かꕀと。アンデルセンって結局なんやねん、とか思うも不思議と世界観がそもそも独特過ぎるから不完全燃焼感はあまりないかな。
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MINA
ネタバレけんごさんが紹介してたので。表紙かわいい。孤島での恋愛リアリティーショーからのまさかの連続殺人。最初の殺人もどきの段階では、真に受けて帯文句も偽りかと半ば憤ってたけど(笑)すぐに納得した。本当、SNSのご利用は慎重に…。とても面白いクローズドサークルミステリ。ただ、解かれてない密室の謎、花火の思わせぶりな態度に深夜の挙動不審な花火の理由や木野との怪しい様子の真相とか、説明されてなくてモヤモヤは残る。何より他の方々が指摘されてる通り、何故このタイトル?とは思う。宝島社とかなら、もっとタイトル違ってたのかも。
が「ナイス!」と言っています。
MINA
ネタバレ「小樹海」と呼ばれる森で、発達障害を持つ5歳の男の子真人が行方不明に。1週間後、無事保護されるも彼はどうやって生き延びたのか。4人もの人間との奇縁やなかなかの強運に支えられ、結果的に彼の症状にとっえ究極の荒療治となってたことが判明していくがー。岬ママ以外の女二人、松元美那と畠山理美が全く好きになれなかった。現実逃避し言い訳ばかりの様子が醜くて。男性陣は個性豊かなのに腑に落ちなかったな。だけどその分、岬ママがとにかくめちゃくちゃかっこい良かった。ラスト、結局真人の大冒険だったねってことで幕を閉じる。
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MINA
かつて戦国大名を滅亡させた呪いの日本人形が、500年ぶりに令和の世でも活躍…かと思いきや。お梅の空回りによって、次々と意図せぬ結果に終わるのが微笑ましくてずっと笑ってた。なんかもうお梅を弄んでるかのような運命のいたずらにより、関わった人が皆幸せになっていくという皮肉が面白過ぎる。ユーチューバー、お梅のはきっかけにしろそっからは自分の力で成功したの何気に本当に凄い。老婆は意外な結果でびっくり。きっと幸不幸も、戦国時代のそれよりは今は複雑になってるが故に却って真逆になってしまうのかしらん(笑)
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/04(4062日経過)
記録初日
2014/01/01(4065日経過)
読んだ本
6638冊(1日平均1.63冊)
読んだページ
1470869ページ(1日平均361ページ)
感想・レビュー
3009件(投稿率45.3%)
本棚
12棚
性別
年齢
39歳
血液型
B型
職業
主婦
現住所
新潟県
自己紹介

「のび太はタイムマシーンに乗って時代を超えて。どこでもドアで世界を回る。ー僕は本を開いてそれをする。」
瀬尾まいこ『図書館の神様』のこの一文が私が本を読む理由のほぼ全てです。

⭕️ちなみに。特に好きな10冊というものを考えてみた。深い意味はない。
①『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』辻村深月
②『王国』よしもとばなな
③『殺しの双曲線』西村京太郎
④『マリオネットの罠』赤川次郎
⑤『女のいない男たち』村上春樹
⑥『殺人依存症』櫛木理宇
⑦『さがしもの』角田光代
⑧『チョコレートコスモス』恩田陸
⑨『恋する寄生虫』三秋縋
⑩『抱擁、あるいはライスには塩を』江國香織

ちなみに好きな言葉は
“Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.”「明日死ぬと思って生きなさい、永遠に生きると思って学びなさい」

物語の中に入ると、追体験できる気がするし、想像力が豊かになると信じてw
手元に未読の本が無いと落ち着きません(-"-)v

色んな本を読んで、自分の人生がもっと豊かなものになって、強くたくましく生きられるように。
自分の想像力だけは欠かさないように☆

自分の残りの人生であと何冊読めるかと思うとワクワクします。

近頃このページにメモっとかないと読んだ本の内容を片っ端から忘れていきます。なので現在自分の脳の衰えを感じてきたので治療的な意味での読書記録をつけることにしてます。。。

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