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2022年8月の読書メーターまとめ

やいっち
読んだ本
15
読んだページ
5290ページ
感想・レビュー
15
ナイス
6250ナイス

2022年8月に読んだ本
15

2022年8月のお気に入り登録
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  • melon.。.:*♡
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2022年8月のお気に入られ登録
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2022年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やいっち
正直、読み出した冒頭から既に物語の…というより語り口に魅入られた。いろんな感想を読んでも面白かったという人と、つまらない、こんなのが芥川賞かという全く相反する評が。毀誉褒貶喧しい作品。  吾輩は面白かった。少なくとも既存の作家作品にない持ち味がある。そのテイストに合う人はファンになるだろう。
やいっち
2022/08/19 06:43

ジェナさんの感想 大注目。期待してます。

ジェナ@読書の秋
2022/08/19 06:46

いいえ、米国の法律では、リスと同様に、アライグマを捕まえてどこにでも放すことはできません。 殺すことしかできません(射撃または毒)。しかし、銃社会のアメリカは動物に対して妙に思いやりがあります。 普通の人は必要がない限り、これらの野生動物を傷つけることはありません。😅

が「ナイス!」と言っています。

2022年8月にナイスが最も多かったつぶやき

やいっち

ついに……やっと咲いた! なんとか百合。未明に帰宅したら、入り口付近に暗闇の中、白っぽいものが。もしかしてと眼を凝らしたら百合だった。

ついに……やっと咲いた! なんとか百合。未明に帰宅したら、入り口付近に暗闇の中、白っぽいものが。もしかしてと眼を凝らしたら百合だった。
が「ナイス!」と言っています。

2022年8月の感想・レビュー一覧
15

やいっち
同氏の評判を呼んだ前著『土偶を読む――130年間解かれなかった縄文神話の謎』に次ぐ本…図鑑。「竹倉史人氏のユニークな新説(土偶は植物や貝類をかたどったフィギュアである)を、豊富な写真やイラストで読み解くビジュアル図鑑」という謳い文句に文句なし。  ひたすら楽しんだ。
やいっち
2022/09/02 01:05

ちなみに、著者の経歴は、「人類学者。東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒業。東京工業大学大学院社会理工研究科価値システム専攻博士課程満期退学。」「独立研究者として執筆・講演・大学講師などの活動を行っている。世界各地の神話、儀礼、考古遺物の分析を通して数万年におよぶ人類の精神史を研究中。」  外野の囁きだが、もし大学に残って研究者となっていたら、こういった大胆な説を唱えることができただろうか。重鎮教授らに潰された?

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
教養(Bildung自己形成)小説と云いつつ、ゲーテなどと違い、かなり自己を抉っていて、恋愛沙汰も読むのがしんどいほど長々と綴られており、辛気臭いことこの上ない。だが、読ませる。
やいっち
2022/08/29 03:27

ドストエフスキーの『罪と罰』の理念のために殺人を犯す主人公大学生ラスコーリニコフが、娼婦ソーニャとの間で男女のドロドロに陥らない(あるいは描かれない)点に、<男>なのかどうかが怪しく感じられることと、何処か通底している気がする。偽善の感が否めないのだ。

やいっち
2022/08/29 03:28

それでも、傑作であることは否定できない。なんだかんだ言って「人間の絆」含め三回も読んでおいて文句は言えないだろうと、困惑している自分がいる。困ったことである。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
アイヌ問題を主に明治以降の日本という成り上がり国家の都合で作り上げた、観光業向けの紋切り型の像でしか知らなかった自分には、「本書においても、現代思想や近現代史・アイヌ問題など、その緻密な考察と開かれた問題提起は、じつに鮮やかである」というが、十日余りを費やしての通読では本書の表層を漂流したに終わった。
これらの時代
2022/08/29 23:36

国家の前に、まず社会があるはずです。夢を抱いてルビコンを渡る恋人たちがあり、先住民や亡命者や労働者たちの共同体があるはずです。そのスペースがある限り、合衆国(様々な悪の装置ですが‥)とは言わず、一方で"アメリカ"と言ってもいいと思うんです。それは社会主義共和国連邦ではなく、"sovet"だってそうだったでしょう。。起源を持つにはそもそも分離していなければなりませんが、私=生命は生成・分岐・スプリットを繰り返し消滅へ進まなきゃならないカール・ロスマンです。後はダークなマターの領分ということでどうでしょう😃

やいっち
2022/08/29 23:42

美は細部に宿るじゃないけど、人は細部に、微細な違いに、他者との差異に拘る。生命に自覚的に拘るのはきっと人間だけ。クォークの孤独に沈面しつつも、波動に溺れつつも、違和感の自覚に快感を覚える……

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「幼い時分に両親を失い、叔父に育てられた作者自身の自伝的な教養小説」。さすがのモーム。読ませる。中野好夫訳「人間の絆」として2度は読んだ。久しぶりに手にしたが、とっても新鮮。初めて読んでる気がする。我輩の記憶力の悪さ……じゃなく、訳者である河合氏の巧みな訳のお陰と思いたい。感想はいいよね。
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
1980年刊で、父の蔵書か、吾輩の本なのか、微妙。  巻末に書き手らが言及した書名一覧があるだけで、解説の類いは一切なし。作家紹介もない(作家の作品名や生年、あるいは受賞歴も記載なし)。
やいっち
2022/08/23 12:21

 所収は、井上靖、井伏鱒二、池波正太郎、石川達三、五木寛之、色川武大、遠藤周作、長谷部日出男、大江健三郎、北杜夫、黒岩重吾、庄司薫、城山三郎、杉本苑子、田辺聖子、陳舜臣、永井路子、新田次郎、野坂昭如、野呂邦暢、畑山博、半村良、丸谷才一、丸山健二、三好京三、安岡章太郎、山口瞳、吉行淳之介、渡辺淳一以上29名。

やいっち
2022/08/23 12:22

今となっては懐かしい書き手が勢揃いで仕事の合間の息抜きには最適。今更ながら、読書…本との関りや考え方も多様で、この作家がこんな読書歴、こんな考え方と知り、これまで敬遠気味だった書き手を再認識したり。 今となっては、入手困難?

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
読了…というより、途中から流し読み。漱石がロンドン留学中に原書で読み、後の「琴のそら音」や「夢十夜」などの創作にも影響を受けた書らしいということで、期待が先行していた、その分、がっかり感が強い。 人によっては面白いかもしれないが、吾輩は落胆。この本のどこが漱石を刺激したのか、さっぱり分からなかった。
やいっち
2022/08/19 06:41

装丁は好み。

やいっち
2022/08/19 23:29

まあ、漱石の読解力は、我輩ごときには、想像だにできないね。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
父の蔵書。やはり父が結婚して数年の頃に入手したものか。田宮 虎彦の名は予てより知っていたが、作品は手にしたことはない(はず)。父の導きで奇しくも今頃になって読むことになった。
やいっち
2022/08/19 05:47

「田宮 虎彦(1911年 - 1988年)は、昭和期の小説家。『足摺岬』や『絵本』など希望の無い時代の孤独な知識人の暗い青春を描いた半自伝的作品や、弱者に対するしみじみとした愛情に支えられた独特のリアリズム小説を発表し、戦後高い評価を受けた。『落城』『霧の中』などの歴史物でも知られる。」(Wikipedia参照)

やいっち
2022/08/19 05:47

作家は純文学を目指したようだが、次第に歴史小説作家と見なされるようになったようだ。本書は随筆集。今となっては田宮ファンか専門家しか手にしないかもしれない。吾輩は父の蔵書ということである種の感懐を持って読んだわけである。彼の本領は小説なので、作家としての評価は控えておく。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
正直、読み出した冒頭から既に物語の…というより語り口に魅入られた。いろんな感想を読んでも面白かったという人と、つまらない、こんなのが芥川賞かという全く相反する評が。毀誉褒貶喧しい作品。  吾輩は面白かった。少なくとも既存の作家作品にない持ち味がある。そのテイストに合う人はファンになるだろう。
やいっち
2022/08/19 06:43

ジェナさんの感想 大注目。期待してます。

ジェナ@読書の秋
2022/08/19 06:46

いいえ、米国の法律では、リスと同様に、アライグマを捕まえてどこにでも放すことはできません。 殺すことしかできません(射撃または毒)。しかし、銃社会のアメリカは動物に対して妙に思いやりがあります。 普通の人は必要がない限り、これらの野生動物を傷つけることはありません。😅

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
父の蔵書。父が結婚して数年の頃か。若いころから俳句に熱心だったようだ。  父の書庫にあったもの。整理していてたまたま目についた。読み出してびっくり。俳句関連の本は少しは読んできたが、俳論の書としては(吾輩が云うのも僭越だが)抜群だった。入門書として優れていると同時に俳論として傑出していると感じた。
俳句入門
やいっち
2022/08/19 05:40

秋元不死男は、知る人ぞ知る特異な俳人。だが、不勉強な吾輩は彼の俳句作品も本も手にしたことはない。父の導きで出会うことになったわけである。 「秋元 不死男(1901年 - 1977年)は、神奈川県横浜市出身の俳人。島田青峰に師事し「土上」「天香」に参加。新興俳句運動に加わり、京大俳句事件に連座して投獄される。戦後は「天狼」参加を経て「氷海」を創刊・主宰。劇作家の秋元松代は妹。息子の秋元近史は『しゃぼん玉ホリデー』を手がけたテレビディレクター・プロデューサー。」(Wikipedia参照)

やいっち
2022/08/19 05:41

(中略)恐らく、新版も出ているだろうし、あるいは選書に入っているのか。お勧めである。ちなみに、本書のカバー表紙絵は、マチス画の「レダ」。どうしてマチスなのか。秋元の好み?

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「人間の直立二足歩行はどのように始まったのか? ひれはいかにして肢(あし)になったか? なぜ多くの動物は左右対称なのか? なぜ植物はかたくなに移動しないのか?」といった素朴だが根源的な疑問に答えようとする書。  本書で一番、ドラマチックな箇所は、以下の点を明らかにしたことにある:(ここはネタバレなので略)
やいっち
2022/08/15 01:11

(中略)まさに移動こそが本書のキーワード。ネタバレになるので詳細は書かないが、移動こそ、意識発生の端緒だった。既述したように、「ポピュラーサイエンス本として、今年度の中では、「カルロ・ロヴェッリの 科学とは何か」に匹敵する傑作。意識の発生論がテーマじゃないが、進化論に根差した説明は、類書には比較にならない意識理解に資する。」実に面白い本だった。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
西行については、辻邦夫『西行花伝』など各種の本で親しんできた。先月、書店の岩波文庫のコーナーで本書が目についた。 「山家集」など個々のものはそれなりに手にしてきたが、この際、全歌集にチャレンジするのも酔狂かなと。やや無謀かもしれないが、折々親しみたくなる歌人…謎の人なのである。
やいっち
2022/08/09 02:33

半月の短いとも長いとも言いづらい旅だが、やはり足りない。「山家集,聞書集,残集,御裳濯河歌合,宮河歌合ほか,西行の和歌のすべて約二三〇〇首を集成した決定版.詳細な脚注・補注を付す」を生真面目に最後の頁まで眺めましたで終わったとしか言えないか。悲しいね。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
知人に借りた本。出版社も初耳。読んだと云えないかもしれない。斎藤 幸平著の『人新世の「資本論」』 (集英社新書) に納得できずに書き下ろした書のようだが、正直、教条的な感があって、やや期待外れに終わった。丁寧に学習すれば成果があるのだろうが、自分には敷居が高い。
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
読書メーターで敬愛する方の感想を目にし、入手した本。浅田氏にはかねがね関心を抱いてきたが、これが契機と。読み出してもっと早く手にすべきと感じた。どの作も、「市井に生きる人々の優しさ、矜持を描いた珠玉の短篇」というのがしみじみ実感させてくれる。吾輩ごときが感想を書く必要もないだろう。
が「ナイス!」と言っています。
やいっち
著者の本としては2冊目、関連の本としては、つい最近、多田 多恵子著の『したたかな植物たち 秋冬篇』を先月23日に読んだばかりである。吾輩は格別植物好きというわけではない。むしろ逆で、庭仕事で雑草に日々悩まされている。別に敵視するつもりもないが、なんとも思い通りにならない現実に、これはこれでとんでもない生き物の世界が身近に跋扈していると思い知っているがゆえの読書なのである。
ジェナ@読書の秋
2022/08/09 02:37

そうですね。私も野草や雑草が大好きですが、前庭や裏庭の芝生に野草や雑草が生い茂りたくありません。かっこよくて速い車が好きな私でも、毎日運転する道が交通ルールを無視した速い車だらけだと大変なことになります。

やいっち
2022/08/09 02:39

そうなんです。身勝手と云うか、植物にはこのようであってほしいと…。でも、相手は雑草とはいえ、自然。敗戦を覚悟の戦いはこれからも続きます。除草剤だけは使いたくない。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
1969年に出版された同書のコンパクト版。『世界の名著』シリーズを創刊の当時から高校生だった吾輩は順番に買って行ったが、何故か箱入りの本書は手元にない。  調べたらこのシリーズの第一回配本は「ニーチェ」で、この原始仏典はずっと後の配本のはず。
やいっち
2022/08/04 01:02

もし、本書が第一回配本ならそもそもこのシリーズに手を出したりしなかっただろう。  そこは出版社も分かっているはず。ニーチェだったりパスカル、キルケゴール、プラトン、デカルト、ベルクソン、ラッセルなどなどが刊行当時のラインアップだった。高校生の吾輩は、受験など諦め気味だったし、我が家の受験生が宛がわれる屋根裏部屋で、せっせとこのシリーズを鉛筆片手に食らい付いていた。

やいっち
2022/08/04 01:04

以下は略す: http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/2022/08/post-7425fe.html ブログを覗くと、屋根裏部屋での受験生時代、窓からの眺め画像が。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/03/04(3582日経過)
記録初日
2005/04/30(7177日経過)
読んだ本
1828冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
639075ページ(1日平均89ページ)
感想・レビュー
1705件(投稿率93.3%)
本棚
12棚
性別
血液型
A型
現住所
富山県
外部サイト
URL/ブログ
http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
自己紹介

読むこと、書くこと、居眠りすることが好き。生活のために仕事も。家事や庭仕事もなんとか。
読書は雑食系かな。でも、読めるのは月に十数冊なので、実際には幾つかのジャンルに限られてるみたい。
苦手なのは、専門書や法律、マニュアル本など。
小説やエッセイを書いたりしてます。
バイクでのミニツーリングを折々。
グルメ、スポーツ、コンサートも楽しみたいけど、仕事や家事でなかなか実現しない。昨年(23年)末、薪ストーブ設置。庭木の枝葉を焚き火代わりに燃やしてます。薪はなくて柴だけなので、心底寒い時だけ。焔と共に柴の燃えてはぜる音が心地いい。


外部ブログも20年以上になりました:
日々の日記:「壺中山紫庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
創作の館:「壺中方丈庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/

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