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2023年4月の読書メーターまとめ

やいっち
読んだ本
14
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4227ページ
感想・レビュー
14
ナイス
7615ナイス

2023年4月に読んだ本
14

2023年4月のお気に入り登録
8

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2023年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やいっち
仕事の合間にせっせと。折々夜空を眺めたりして。人類はいつか太陽系の外へ飛び出すのだろうか。あの星のどれかを目がけていくのだろうか…なんて思いを巡らすのは吾輩にはしばしばある。…その前に、月や火星だって遥か彼方なんだが。 本書の舞台が地球や月ってのが好ましい。
やいっち
2023/04/09 11:07

ジェイムズ・P・ホーガン(に限らないが)は、科学や技術の蘊蓄を貪欲に取り入れ語り尽くしていく。科学・技術の負の側面を無視せずに、しかしその可能性をSFならではの表現の舞台で追求し表現する。そんなSFなら大好きだ。

やいっち
2023/04/09 11:07

だけど、いまの吾輩は、というか、今も昔も、科学技術は、その突端で活躍する専門家の書で(かなり後方からだが)追いかけるようにしている。並のSFよりスリリングな読書体験になることが稀ではないのだ。  現下のSFで、(並列してみるのも筋違いだろうが)最先端の科学者の知を突き刺すような作品はあるのだろうか。

が「ナイス!」と言っています。

2023年4月にナイスが最も多かったつぶやき

やいっち

お陰様で仕事がやや忙しく読書は低調……底難く地道に。 2023年3月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:4685ページ ナイス数:7291ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/556130/summary/monthly/2023/3

お陰様で仕事がやや忙しく読書は低調……底難く地道に。 2023年3月の読書メーター 読んだ本の数:13冊 読んだページ数:4685ページ ナイス数:7291ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/556130/summary/monthly/2023/3
やいっち
2023/04/01 20:41

今夜は桜見物……落花……桜の花弁たち。散ったら踏み付けにされる。

が「ナイス!」と言っています。

2023年4月の感想・レビュー一覧
14

やいっち
バルテュスの世界への案内書。バルテュスに魅せられた詩人・文学者たちによって語られたオマージュと多数の図版を集めて、巨匠の全貌に迫る」といった本。  二部構成になっていて、一部は澁澤龍彦ら日本の書き手。二部はアントナン・アルトーなど海外の書き手:
やいっち
2023/04/30 21:54

梶村啓二著『古典とケーキ』ですね。ありがとうございます。スッキリしました。

やいっち
2023/05/04 04:11

多彩な執筆陣なのはいいが、著者紹介が全くないのは如何なものか。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
2023年度一番の衝撃作。凄すぎて安易に推薦はできない。「動物の解放と障害者の解放の、深くて大切な結びつき アメリカン・ブック・アワード(2018年度)受賞作品!」二週間ほどを敢えて費やして。ここには書けないひょんなことで入手。
やいっち
2023/04/27 07:10

本書については、折々に感想やメモを残してきた(ブログにも日記として)。「人間、動物、障害など全く新しい視点を与えられた。下手な哲学書より命、肉体を考えさせられている」とか。あまりに考える材料が多すぎる。人間とは、…動物としての人間とはを根底から問いかける深甚なる書なのである。

やいっち
2023/04/27 07:10

以前も書いたが、「人に勧めたい本には、楽しめる意味と、読むべき内容の意味があるとしたら、本書は明らかに後者。動物をペットとしか見なさない人には無用かもしれない。でも、動物を生き物として地上世界を共生する仲間と感じる人には大いに考える材料に満ちた書」なのである。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
父の蔵書の一冊。刊行された昭和30年には早くも11版。当時のベストセラーだったとか(だから父の眼に止まったのか)。  さすがに70年近い昔の本で、経年変化はあるがその割にはしっかりしている。ヘビースモーカーの父で、タバコのヤニなのか紙質の変化なのか見極め難い。紙自体がわら半紙風なのである。
やいっち
2023/04/27 07:13

辺一夫は、高名なるフランス文学者・評論家で、「ルネサンス期フランスのフランソワ・ラブレーやエラスムスなどの研究、及び『ガルガンチュワとパンタグリュエル』の日本語訳で知られる」方。非学な吾輩には、「大学教授として、二宮敬、串田孫一、森有正、菅野昭正、辻邦生、清岡卓行、清水徹、大江健三郎ら数々の文学者を育てた」のほうが興味深い。吾輩は同氏の学識よりも翻訳で世話になっていた…?

やいっち
2023/04/27 07:13

大江が一時とはいえ師事を決心したほどの学者だが、本書の内容は人柄を現わしてか結構、赤裸々で新聞で書くのは普通は憚られるような話題も数々。気軽に読める随筆だが、「渡辺一夫著作集」に所収となっているかどうか、分からない。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
古書店で発掘した。書店ではとっくにお蔵入り。出会えない本。 「面白い小説の魅力を、名うての小説読みが縦横無尽に論じる」という本で、書評集であり、同時に文学論。川端康成(『眠れる美女』)も含め、35作品を扱っている(ちなみに、ガルシアマルケスも川端の同作品に垂涎である!)。
やいっち
2023/04/24 05:26

尤も、訳者である寺尾 隆吉によると、ジョサの読みを称えつつも、「エルネスト・サバトのような深い思索には欠けるし、時として教条的・独断的になりすぎるきらいがないではないが、その分内容はわかりやすく、新鮮な視点を提供してくれる」となる。「ラテンアメリカ各地で文学研究に従事」した専門家ならではの指摘か。ド素人の吾輩は存分に楽しんだし教えられることも多かった。敢えて十日間を費やして読んだのである。

やいっち
2023/04/24 05:26

最後に訳者を紹介:「寺尾隆吉 1971年名古屋生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。メキシコのコレヒオ・デ・メヒコ大学院大学、コロンビアのカロ・イ・クエルボ研究所とアンデス大学、ベネズエラのロス・アンデス大学メリダ校など6年間にわたって、ラテンアメリカ各地で文学研究に従事。政治過程と文学創作の関係が中心テーマ。現在、フェリス女学院大学国際交流学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの)」

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
同じ著者による『銀河の片隅で科学夜話』に引き続いて読んだ。一般向けサイエンス本は大好物。前者は「真夜中の科学講座、第2幕」であり、副題として「不在の月とブラックホール、魔物の心臓から最初の詩までの物語」とある。
やいっち
2023/04/24 05:23

表紙や扉絵も含め、付せられている豊富な図版が実に素晴らしい。空想瞑想が掻き立てられる。挿画を楽しむだけでも手にするに値する。

やいっち
2023/04/24 05:25

「全卓樹:京都生まれの東京育ち、米国ワシントンが第三の故郷。東京大学理学部物理学科卒、東京大学理学系大学院物理学専攻博士課程修了、博士論文は原子核反応の微視的理論についての研究。専攻は量子力学、数理物理学、社会物理学。量子グラフ理論本舗/新奇量子ホロノミ理論本家。ミシガン州立大、ジョージア大、メリランド大、法政大等を経て、現在高知工科大学理論物理学教授、高知工科大学図書館長。著書に『エキゾティックな量子――不可思議だけど意外に近しい量子のお話』、『銀河の片隅で科学夜話』などがある。」

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「遺伝コードを支配し、コロナも征服。ゲノム編集技術クリスパー・キャス9を開発しノーベル賞受賞し、人類史を塗り替えた女性科学者ジェニファー・ダウドナが主人公。今世紀最大のイノベーション、「生命科学の革命」の全貌を描き尽くしたノンフィクション。 ゲノム編集技術を手にした人類は、自らの種を改変するのか」というもの。
やいっち
2023/04/18 17:02

とにかく読みやすく理解しやすい。技術的専門的な細部には深入りしていない。索引がないのは、専門書じゃないという意味合いなのか。用語の説明は文中にあるものの、あとで出てくる際は既知の用語として使われる。そこはスマホで? ちょっと惜しい。

やいっち
2023/04/18 18:30

書き忘れちゃあかん! 下巻でドラマチックだった記述。本書に関連して取材しインタビューなどの最中にコロナ禍に遭遇。本書では最先端の研究者や製薬会社、政治家らがどう動いたか、まるでドキュメントのように……コロナ禍と同時進行で描かれている。感動的なのは、普段は研究の苛烈な先陣争いを演じている研究者等が、一時休戦して一致協力してコロナ禍に立ち向かったこと。だから欧米ではあれほど早くワクチンを作るなどの対応が出来たのだ。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
画像は、漆間 元三 (著)『習俗富山歳時記』としているが、吾輩の手元にある、父の旧蔵書は、昭和32年のもので、高志人社の刊。発行者は翁久允! 残念ながら本のカバーはなく、剥き出し(ブログにはカバー画像を表示しておいた)。題名も、『富山県 歳時習俗』である。高志人主宰の翁久允の序が付され、富山大学教授の小寺廉吉の序も。
やいっち
2023/04/18 17:00

時代の変化…。淋しさの感は否めない。  ネット検索でも手元の本は見付からなかった。せめてここにこうした本があると記録しておく。

やいっち
2023/04/18 17:00

漆間 元三のプロフィール:大正11年富山県下新川郡朝日町に生まる。昭和16年富山県立青年学校教員養成所卒業。現在黒部市文化財審議会委員。富山市文化財審議会委員。主な著書に『田植の習俗』『振茶の習俗』『祭礼行事 富山県』『富山県歳時習俗』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)『続 振茶の習俗』より

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
立ち寄った書店にて発見。世評の高い本らしいが、店頭で初めて手にして読むに値すると直感。同じ著者の『渡り鳥たちが語る科学夜話』と併せ購入した。選択眼に間違いはなかった。[ちなみに表紙画像は、ロブ・ゴンサルヴェスの作品: https://bright-magazine.com/culture/1444/
中村です
2023/04/29 12:44

ロブ・ゴンサルヴェスさんの絵!はじめて知りました♡⁠(⁠Ӧ⁠v⁠Ӧ⁠。⁠)ワクワクしますね。ぜひとも絵本をチェックしたいです!

やいっち
2023/04/29 17:13

吾輩もです。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
『大洪水の前に』『人新世の「資本論」』『ゼロからの『資本論』』に続くもので、著者の本は4冊目。最早ファンか? 『大洪水の前に』を刊行された直後に読んだ際は、未知の書き手…学者だったはず。書店で見付け直感で買った。結構、手こずった記憶がある。
やいっち
2023/04/14 05:19

ウーバー体験など学者による体当たりの(?)実体験のドキュメントとして、それなりに面白いし、健気だが、いざそこからくみ上げるべき当該業界の問題の解決策となると、現実の壁の分厚さに圧倒され、答えらしきものは見いだせない(← 当然か)。

やいっち
2023/04/14 05:20

現場を肌で知りたいという姿勢は買うが、学者には学者の現場があるのではなかろうか。本書は読むほどに尻すぼみの感が否めなかったというのが正直な感想である。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
さすがのチェーホフ。こんな短編集を今頃になって気づくとは我ながら情けない。チェーホフの半世紀以上のファンなのに。読書メーターを利用していて、誰かの感想で本書の存在に気が付いた。
やいっち
2023/04/14 05:31

チェーホフは作家たること、表現者たることを常に意識してきた。作家としての自覚を強く持続させた。若いころに某老作家に文才を浪費するものだという忠告を受けたことも転機になったとか。その忠告をしっかり受け止めた。

やいっち
2023/04/14 05:31

その辺りも含めて訳者の解題が非常に参考になる。蜂飼耳による解説も付されている。本書は、『チェーホフ・ユモレスカ 傑作短編集I』。つまりⅡがある! なんてありがたいことだろう!

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
仕事の合間にせっせと。折々夜空を眺めたりして。人類はいつか太陽系の外へ飛び出すのだろうか。あの星のどれかを目がけていくのだろうか…なんて思いを巡らすのは吾輩にはしばしばある。…その前に、月や火星だって遥か彼方なんだが。 本書の舞台が地球や月ってのが好ましい。
やいっち
2023/04/09 11:07

ジェイムズ・P・ホーガン(に限らないが)は、科学や技術の蘊蓄を貪欲に取り入れ語り尽くしていく。科学・技術の負の側面を無視せずに、しかしその可能性をSFならではの表現の舞台で追求し表現する。そんなSFなら大好きだ。

やいっち
2023/04/09 11:07

だけど、いまの吾輩は、というか、今も昔も、科学技術は、その突端で活躍する専門家の書で(かなり後方からだが)追いかけるようにしている。並のSFよりスリリングな読書体験になることが稀ではないのだ。  現下のSFで、(並列してみるのも筋違いだろうが)最先端の科学者の知を突き刺すような作品はあるのだろうか。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』評伝作家による最新作!」と謳われているが、吾輩は『レオナルド・ダ・ヴィンチ 上・下』で知った書き手。こちら、文庫本で読める…慌てて単行本で読むことはなかったか。いずれ『コード・ブレーカー』も文庫入り確実か。
やいっち
2023/04/08 19:43

とにかく読みやすい。女性科学者だからこその試練もあって、競争社会アメリカで科学者として革新的技術を開発する、波乱万丈の物語としても読める。熾烈な競争が繰り広げられてきたが、本書では競合する相手らへも取材を重ねている(というか、本書の情報源はかなりがインタビューだ)。専門的な部分はサラッと叙されており、知的な興味を掻き立てる要素は薄い。それより人間ドラマの色彩が濃い。

やいっち
2023/04/08 19:44

読みやすさに釣られさっさと下巻へ!

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
97年刊。あるいは、西暦2000年にあと数年に迫っている千年紀(ミレニアム)ということで刊行された本か。「世界各地の古代文明は幻の大陸・アトランティスの遺産なのか?代表作『アウトサイダー』『オカルト』を凌ぐ迫力で超古代史の謎に挑む、話題の最新作!」と銘打っている。
やいっち
2023/04/05 10:48

棕櫚木庵さんの『“失われた超古代文明”論の系譜』は、なんといってもプラトンの「ティマイオス」が主軸になるでしょうね。

やいっち
2023/04/05 10:49

そう既に試みがあるのかも。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「著者の文学論のうち、その精髄ともいうべき16篇を本書に収める。」「小林秀雄のほか、堀辰雄、サルトル、ヴァレリー、ボードレール、リルケ、カミュ…これらの作家たちを通して著者は「世界の闇に堪える強力な思想」と「人間の解放」を指向する精神とを追求する」というものだが、かなりハイブロウな文章で、論旨にほとんど付いていけなかった。車中で読む本じゃなかったと反省している。
やいっち
2023/04/03 21:59

著者は、「1918年、愛媛県に生まれる。京都大学文学部哲学科卒業。哲学者。元法政大学文学部教授。1989年歿。」同氏の本を読んだ記憶がない。イメージ的にはジャコメッティやクレー、モディリアニなどの評論の印象が強い。かなり詩論にも力を入れていたようだ。鵺のような小林秀雄相手に奮闘する論考が印象的だが、空回りの感が強い。

やいっち
2023/04/03 22:00

悲しいかな本書を読んでも、ボードレールやリルケ、ヴァレリーへの理解が深まったとは言えない。そんな安直なもんじゃないが。繰り返しだが、仕事の合間に手にするのは無謀だった。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/03/04(3587日経過)
記録初日
2005/04/30(7182日経過)
読んだ本
1831冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
640187ページ(1日平均89ページ)
感想・レビュー
1708件(投稿率93.3%)
本棚
12棚
性別
血液型
A型
現住所
富山県
外部サイト
URL/ブログ
http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
自己紹介

読むこと、書くこと、居眠りすることが好き。生活のために仕事も。家事や庭仕事もなんとか。
読書は雑食系かな。でも、読めるのは月に十数冊なので、実際には幾つかのジャンルに限られてるみたい。
苦手なのは、専門書や法律、マニュアル本など。
小説やエッセイを書いたりしてます。
バイクでのミニツーリングを折々。
グルメ、スポーツ、コンサートも楽しみたいけど、仕事や家事でなかなか実現しない。昨年(23年)末、薪ストーブ設置。庭木の枝葉を焚き火代わりに燃やしてます。薪はなくて柴だけなので、心底寒い時だけ。焔と共に柴の燃えてはぜる音が心地いい。


外部ブログも20年以上になりました:
日々の日記:「壺中山紫庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
創作の館:「壺中方丈庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/

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