いつもナイス、コメントありがとうございます。ナイス数も綺麗に数字が並びました。登録冊数が千冊を超えた記念すべき月です。8月は図書館の休館日がないので暑さもあって篭りっきりで、学生時代の夏休みのようにいい時間を過ごせました。今月もよろしくお願いします。2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:22冊 読んだページ数:8269ページ ナイス数:1111ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/640905/summary/monthly/2024/8
➡️についても触れられる。あの作を読んだ時には色彩まで気が回らなかったが、この本で示されるのはいずれも淡い色合いで作品世界に相応しいもの。なお各色には数値データが付されているが、その意味するところは発見できなかった。どこかで見落としたのだろうか。◉「二十四節気」について書かれていたので、以下は例によって蛇足。立秋の日に朝のTV番組で(暦の上では秋なのに)何でこんなに暑いのかと憤っていたコメンテーターにアナウンサーは「旧暦ですから」と取りなしていたがこれは意味不明。立秋の日は夏至と秋分の中間として➡️➡️
➡️➡️天球上の太陽の位置で定まっている(つまり太陽暦)なので、「旧暦の夏至」「旧暦の秋分」がないのと同様。ただ、あくまで平均ではありますが、本家中国では大陸性気候ゆえか日本に比べれば秋の訪れは早いようです(北京の気象データを参照すると9月の平均気温は6月よりもかなり低くなっています)。とはいえ、この本に戻ると「大寒」ではなく「小寒」を「気温が最も低い時節」(p168)とするのは、(先の北京の気象データでも、2月の方が12月よりも暖かいということを踏まえてもなお)俄には信じ難い。
(追記)①登場する人物に対するツヴァイクの筆は厳しいが、中でも「もっとも卑怯な人間のひとり」「権力におもねる永遠の変節漢の典型」とこき下ろされた画家ルイ・ダヴィッド。しかしその絵は「間に合わせの紙にほんの一筆で彼は断頭台への途上にある王妃の顔つきを、不滅のものに写しとる」「恐ろしいほど見事なスケッチ」(いずれもp342)。この時代を生き延びナポレオンの戴冠式を壮麗な絵画にした人物でもある。②中野京子氏の訳は、翻訳であることをほとんど忘れさせる躍動感に溢れたもの。氏の絵画に関する多くの著書を思い起こさせる。
みつさん、こんにちは😃今日は、用事が重なり、朝から次々とあちこち、移動しました。これからも、歯科ですが。このマルゴは楽しく読みました。佐藤健一さんのヴァロワ朝、ブルボン朝に入る辺りにもワクワクしたものです。 歯科に行ってきます(^o^)
(以下は例によって瑣末な覚書)①ペネロピーはメアリー女王の事件の現場に居合わせるが、彼女を救出しようとする貴族(アンソニー)の身を案じつつも、歴史の中に関与できない。現在の時点で発見される女王の肖像のはいったロケットすら過去には持ち出せないのだから、やはり歴史は変えられない。②300年以上の時間を隔てていても当時の人々とさほどの違和感なく交流できるのは、当時のイギリスならでは、か。③ペネロピーの身につけた腕時計が象徴的な役割を果たすが、20世紀初頭にはまだ普及していない腕時計を彼女が所有できたのは何故?
(追記)『フェルマーの最終定理』の著者サイモン・シンの『暗号解読』では、冒頭のエピソードで、メリー側の陰謀の連絡手段に用いられた暗号がエリザベス側の手に落ち、解読されることで彼女の運命が決することになるくだりを、息詰まる筆致で描いて本の中に誘う見事な導入となっている。ツヴァイクの本作では暗号解読について多くのページを割くことはないので、もう一度『暗号解読』の該当箇所に立ち戻り堪能したい。もともとメリー・スチュアートに興味を持ったのはシンのこの本であったのだから、どこに出会いがあるかわからない。
こんにちは。「読書メーター」で皆さんと交流できることを楽しみにしています。
半世紀余り、手当たり次第に本を読んできました。愛読してきたのは、
・「モームの世界の10大小説」とその周辺
・いわゆる黄金時代の本格推理小説
・トーマス・マン
・ヘッセ
・プルースト
・チェーホフ
・O・ヘンリ
・ジャック・フィニイ
・マッカラーズ
・ジェイン・オースティン
・紫式部(数種の現代語訳「源氏物語」)
・夏目漱石
・寺田寅彦
・内田百閒
・中里介山(「大菩薩峠」)
・永井荷風
・谷崎潤一郎
・江戸川乱歩
・石川淳
・尾崎翠
・福永武彦
・北村薫始め「日常の謎」を扱ったミステリ
・恩田陸
・丸谷才一(いわゆる雑文を中心に)
・吉田秀和
・大島弓子(漫画家)
・新幹線網が張り巡らされる前の時刻表(宮脇俊三氏が健筆を振るった頃)
・和漢朗詠集
・新古今和歌集
・「折々のうた」他の詞華集
・歳時記
感想文は遠い昔の学生時代から大の苦手で、これまで記録も投稿も断続的かつ一部に留まっていましたが、皆さんに触発され、以前読んだ作品も含め少しずつでも投稿していければと思っています。(追記。2020年10月頃、遅まきながら読書メーターに参加できる歓びを本格的に知ることとなり、読書のペースが上がるとともにほぼ全ての本に投稿するようになりました。)
読書の他には、クラシック音楽(地味めのものを中心に)鑑賞と、筆記具(インク含む)集めが主な趣味です。
これからに向けて「積読本」「読みたい本(再読したい本・・これがまた多い・・を含む。)」を徐々に整理していたら、まだまだ増えていくことに気付きました。残りの人生でどこまで読むことができるのか、時々不安になります。
これからもお付き合いの程、よろしくお願いいたします。
(2020年11月28日に一部追加修正しました。)
(2021年1月18日から19日にかけ、書き漏らしていた愛読する作者、近況を追加をしました。)
(2021年3月7日に、愛読本としてマッカラーズを追加しました。)
(2023年8月27日に、愛読本としてオースティンを追加しました。)
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