読書メーター KADOKAWA Group

2024年9月の読書メーターまとめ

みつ
読んだ本
17
読んだページ
6305ページ
感想・レビュー
17
ナイス
816ナイス

2024年9月に読んだ本
17

2024年9月のお気に入られ登録
1

  • 植田 和昭

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みつ
【O・ヘンリー誕生日読書会‘24】半世紀あまり読んできた彼の作品。久々に新潮文庫版(今回は新訳)で読み返して感じたのは、ニューヨーク以外が舞台の作品、犯罪を扱った作品が結構あること。ただ、やはりニューヨークの下町に暮らす若者たちの喜怒哀楽をさらりと描いた作に惹かれる。表題作はその典型。「春はアラカルト」「いそがしいブローカーのロマンス」「水車のある教会」は驚きの結末だが、結末を知っていてもこの幸せを何度も味わいたくなる。身分を扱った数作の中では「理想郷の短期滞在客」が後味の良さでとりわけ印象に残る。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

みつ

いつもナイス、コメントありがとうございます。ナイス数も綺麗に数字が並びました。登録冊数が千冊を超えた記念すべき月です。8月は図書館の休館日がないので暑さもあって篭りっきりで、学生時代の夏休みのようにいい時間を過ごせました。今月もよろしくお願いします。2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:22冊 読んだページ数:8269ページ ナイス数:1111ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/640905/summary/monthly/2024/8

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
17

みつ
【O・ヘンリー誕生日読書会‘24】新潮文庫版の短篇集全3冊を読了。この新訳ではいくつかの作品が旧訳から差し替えられているようで、特にこの巻では読んだ記憶のないものもかなりある様子。第1巻の訳者あとがきで「落語のよう」と評されたマクラが長い語りは、この巻でも健在。表題作は独特のペーソスが、ある種残酷な結末の物語にほのかな温かみを感じる。若い女性二人と男性の物語「第三の材料」「紫のドレス」は、傑作選1の「手入れのいいランプ」同様優しさと哀しみが同居。「荒野の王子さま」は、貧しく薄幸な少女にとってのおとぎ話。
が「ナイス!」と言っています。
みつ
「ミステリー短編集」と副題にあるが、むしろ(最後の作品の原題にあるように)「ミステリアス」と言ったほうがより近い。この意味には「腑に落ちない」ということも含まれる。作品のわかりにくさは、長編小説の一部を切り取ったような構成にもありそう。そこまでに長い頁が必要な状況や人間関係の説明なしに、読者はいきなり多くの登場人物のいる世界に引き入れられるのが戸惑いの原因だろう。中で少女を扱った作は謎めいた世界との親和性が高く、特に3年の間隔で発表された登場人物を同じくする2短編が印象的。わかりやすさでは冒頭の表題作。
が「ナイス!」と言っています。
みつ
表紙の絵を含む装丁と題名に惹かれ初めて読む作家。冒頭にプルーストが引用され、1920年頃(p140に「ソンムで戦死」という会話があったのでようやくわかる)の館に集う人々が静かな筆致で描かれる様はヴァージニア・ウルフのよう・・・であるが、読みにくさは両作家以上。非常に多くの登場人物が会話を続ける描写は一般の小説のようだが、登場人物たちであれば知っている状況が読み手には一向に明かされず、内面や会話の主が頻繁に変わることが感情移入を妨げる。終わりにアイルランド独立の混乱が彼らの世界を一変させることが示される。
Acha
2024/09/26 23:07

あ〜…これ、これはちょっとなかなかでしたね〜。また巡りゆく9月…

が「ナイス!」と言っています。
みつ
【O・ヘンリー誕生日読書会’24】裏表紙には「ニューヨーカーたちの魂をふるわせ、優しく暖め、暖かく笑わせた選り抜きの物語たち」とあるが、西部を舞台にした作品もかなり多く、そちらはどうも相性が悪い。西部男の一人称の語りが頭に入ってこないせいもあるのだろうか、(既読であっても楽しめる)驚きの結末を期待してしまうとはぐらかされたような気にもなる。表題作の他は、ラブストーリーを逆手にとった「金銭の神、恋の天使」と「金のかかる恋人」、犯罪者を扱ってしかも彼らしい「更生の再生」が印象的。「訳者あとがき」は賛同できず。
帽子を編みます
2024/09/26 14:39

みつさん、『更生の再生』金庫破りが別人として暮らして子どものために腕を奮う話かしら、私は『改心』の題で読みました。

みつ
2024/09/26 16:20

帽子さん 以前に読んだときの題名訳は『よみがえった改心』でした。そうです。あの話です。結末の探偵のふるまいもいいですね。

が「ナイス!」と言っています。
みつ
【O・ヘンリー誕生日読書会‘24】半世紀あまり読んできた彼の作品。久々に新潮文庫版(今回は新訳)で読み返して感じたのは、ニューヨーク以外が舞台の作品、犯罪を扱った作品が結構あること。ただ、やはりニューヨークの下町に暮らす若者たちの喜怒哀楽をさらりと描いた作に惹かれる。表題作はその典型。「春はアラカルト」「いそがしいブローカーのロマンス」「水車のある教会」は驚きの結末だが、結末を知っていてもこの幸せを何度も味わいたくなる。身分を扱った数作の中では「理想郷の短期滞在客」が後味の良さでとりわけ印象に残る。
が「ナイス!」と言っています。
みつ
日本の色については以前何冊か読んだが、中国の色彩の知識は皆無。陰陽五行の思想との関連で色が順に増え春秋時代に五色が確立したこと、四方角を示す四色(相撲の房も相当するのでこれはさすがに知っていた)に対し黄色は中央に位置する天子の色というのもこの本で得た知識。色自体の紹介とともに二十四節気との関係、8つの時代区分の中での流行色の変遷など、それぞれ文様と合わせ教えてくれる。7月に読んだ『紅楼夢』で用いられた色「蜜合(ミーフウ。p40)」「水緑(スイリュー。p64)」「秋香緑(チウシャンリュー。p125)」➡️
みつ
2024/09/21 15:43

➡️についても触れられる。あの作を読んだ時には色彩まで気が回らなかったが、この本で示されるのはいずれも淡い色合いで作品世界に相応しいもの。なお各色には数値データが付されているが、その意味するところは発見できなかった。どこかで見落としたのだろうか。◉「二十四節気」について書かれていたので、以下は例によって蛇足。立秋の日に朝のTV番組で(暦の上では秋なのに)何でこんなに暑いのかと憤っていたコメンテーターにアナウンサーは「旧暦ですから」と取りなしていたがこれは意味不明。立秋の日は夏至と秋分の中間として➡️➡️

みつ
2024/09/21 15:56

➡️➡️天球上の太陽の位置で定まっている(つまり太陽暦)なので、「旧暦の夏至」「旧暦の秋分」がないのと同様。ただ、あくまで平均ではありますが、本家中国では大陸性気候ゆえか日本に比べれば秋の訪れは早いようです(北京の気象データを参照すると9月の平均気温は6月よりもかなり低くなっています)。とはいえ、この本に戻ると「大寒」ではなく「小寒」を「気温が最も低い時節」(p168)とするのは、(先の北京の気象データでも、2月の方が12月よりも暖かいということを踏まえてもなお)俄には信じ難い。

が「ナイス!」と言っています。
みつ
最後の巻では、皇帝にまで登り詰めたナポレオンがなぜジョゼフィーヌと離婚したか、が述べられる。この、ある種自己中心的な発想は、皇帝になった者の陥る宿命に違いない。末尾の年表を見るとこの時期でも戦争はほとんど勝利しているにもかかわらず急速に凋落するのは、やはりロシア遠征における「冬将軍」が大きいか。タレイランとフーシェの暗躍ぶりも前面に。ナポレオン没後20年ほどを経て、民衆の歓呼の中遺骸がフランスに戻る場面が締め括り。ブレヒトの戯曲『ガリレイの生涯』の台詞「英雄を必要とする時代が不幸なのだ」を思い起こさせる。
が「ナイス!」と言っています。
みつ
この巻では、エジプト遠征からブリュメール18日のクーデタで執政となるあたりから。軍人ナポレオンが次第に政治の世界でも頭角を表してゆく様が記される。タレイランとフーシェという権謀術数の持ち主が登場し、やがて共和国元首さらには皇帝の座を得て権力は頂点に。この間フランス国民の圧倒的な支持は戦争の勝利と納得するが、敵である神聖ローマ帝国のベートーヴェン(ナポレオンのわずか一歳年下)までも一時(皇帝になるまで)賛美していたことを納得させるエピソードは少ない。その点でのナポレオンの功績をもっと語ってほしかった、とも。
が「ナイス!」と言っています。
みつ
ナポレオンの生涯を記す全三巻の最初の巻。頂点とも言うべき戴冠の場面をプロローグに置き、少年時代からジョゼフィーヌとの結婚、イタリアにおけるオーストリアとの戦いまで。極端に短い睡眠時間の逸話は、若き日の猛勉強を可能にしている。士官学校卒業後の華々しい戦績とそれに沿っての順調な昇進が描かれるが、なにぶんにも語られる内容が多すぎて焦点が定まりにくい。恋愛以外挫折や懊悩する箇所が少ないのは、事実がそうだとしても読み物としては面白みを欠く。地の文に鉤括弧部分以上にくだけた会話が挿入される、独特の記述方法が眼をひく。
が「ナイス!」と言っています。
みつ
下巻では栄光の日々が遠くに去った時点から始まり、生涯の最後までが描かれる。後代の書き手として冷徹な眼で描かれる本作は、「あとがき」で触れられているように幼いモーツァルトに求婚されたエピソードなど「心を晴れやかにしてきた多くの逸話」を欠いているが、事実の羅列にはとどまらず、全能の語り手として歴史の渦中に翻弄される人物たちと対比させつつ、次に起こることを予告する筆法が極めて巧みなため、読み手を引き込まずにはいられない。死に近づきつつある中でようやく王妃に相応しい存在になっていく様が、著者の書きたかったことか。
みつ
2024/09/13 18:15

(追記)①登場する人物に対するツヴァイクの筆は厳しいが、中でも「もっとも卑怯な人間のひとり」「権力におもねる永遠の変節漢の典型」とこき下ろされた画家ルイ・ダヴィッド。しかしその絵は「間に合わせの紙にほんの一筆で彼は断頭台への途上にある王妃の顔つきを、不滅のものに写しとる」「恐ろしいほど見事なスケッチ」(いずれもp342)。この時代を生き延びナポレオンの戴冠式を壮麗な絵画にした人物でもある。②中野京子氏の訳は、翻訳であることをほとんど忘れさせる躍動感に溢れたもの。氏の絵画に関する多くの著書を思い起こさせる。

が「ナイス!」と言っています。
みつ
誰もが知っている悲劇の王妃マリー・アントワネット。ツヴァイクは、彼女を「平凡な性格の、ごくありふれた人間」(p11)と規定しつつ「悲劇的緊張というものは、並外れた人物からのみ生じるとは限らず、人間とその運命の均衡がやぶれたときにも生じる」(p12〜13)と記す。上巻は、後のルイ十六世との結婚に始まり、フランス国民に熱狂的に迎えられた華やかな時代から、「王妃の首飾り」事件による人気の凋落、ついにはバスティーユ陥落を迎え、フェルゼンとの出会いまでを描く。皆が知っている出来事ながら、再構成する手腕は巧みの一言。
が「ナイス!」と言っています。
みつ
先に読んだデュマの『王妃マルゴ』で圧倒的な存在感を放っていたマルゴの母カトリーヌ・ドゥ・メディシスを中心に据えた物語。冒頭は、これも読んだばかりのツヴァイクの『メリー・スチュアート』に登場する女王がフランス王妃を兼ねていたフランソワ二世の時代。カトリーヌの独白が何度も挟まれ、まずメリーに対する悪罵から始まった後時代は遡り、夫アンリ二世の死で終わる。マルゴの登場は325ページからナヴァール公アンリとの結婚場面までと短いが、放埒ぶりが強烈な印象を残す。最後は「聖バルテルミーの大虐殺」。先に読んだ物語が繋がる。
が「ナイス!」と言っています。
みつ
陰謀渦巻くフランス・ヴァロワ王朝末期の大ロマンの下巻。「訳者あとがき」によれば、これだけの長編でも縮約版のテキストに基づくとのこと。タイトルになっている王妃マルゴは思いのほか存在感が希薄で、その愛人ラ・モルとココナスの友情、マルゴの夫ナヴァール王アンリとフランス国王シャルル九世の信頼関係、とりわけ死を間近にしたシャルルの威厳が印象に残る。それ以上に全編を通じて一貫した悪の権化となっている母后カトリーヌ・ド・メディシスの存在感が圧倒的。「王妃マルゴ」をタイトル・ロールに据えた以上、悲恋での結びはやむなしか。
mitu
2024/09/06 16:19

みつさん、こんにちは😃今日は、用事が重なり、朝から次々とあちこち、移動しました。これからも、歯科ですが。このマルゴは楽しく読みました。佐藤健一さんのヴァロワ朝、ブルボン朝に入る辺りにもワクワクしたものです。 歯科に行ってきます(^o^)

みつ
2024/09/06 16:36

mituさん コメントありがとうございます。母后カトリーヌ・ドゥ・メディシスを主人公にした佐藤賢一氏の『黒王妃』をこれから読みます。

が「ナイス!」と言っています。
みつ
王妃マルゴはスコットランド女王メアリ・スチュアートの最初の夫フランソワ2世の妹、という繋がりで、今度はデュマのこの本を。ツヴァイクの伝記的な小説とは全く違う、大ロマンの色彩が強い。マルゴとナヴァール王アンリとの結婚とその直後の聖バルテルミーの虐殺の歴史的事実に基づくが、彼女を始めとする恋愛模様とフランス王室の陰謀が絡み合い豪華絢爛な読み物となっている。中で自分を「拙者」と呼ぶ、敵対関係にあるはずのラ・モルとココナスの友情が大時代的ながら読ませる。巻頭写真はイザベル・アジャーニがマルゴに扮した映画が出典。
が「ナイス!」と言っています。
みつ
ツヴァイクが書いたメアリ・スチュアートの伝記(そちらでは「メリー」と表記)を読み終えてから手に取ろうと考えていた。イギリスの田園風景とそこでの暮らしが美しく描写される。主人公の姉の言葉から事件は「320年以上前のこと」(p140)というから、物語の「現在」は20世紀初頭らしい。この時期の古い家には16世紀の装飾品や文書なども残されているようで、それゆえ少女ペネロピーは、頻繁にふたつの時代を往復できるということか。当時の新しい歌(p292)であったグリーン・スリーブスの哀切な調べが、幾度も繰り返される。
みつ
2024/09/04 16:13

(以下は例によって瑣末な覚書)①ペネロピーはメアリー女王の事件の現場に居合わせるが、彼女を救出しようとする貴族(アンソニー)の身を案じつつも、歴史の中に関与できない。現在の時点で発見される女王の肖像のはいったロケットすら過去には持ち出せないのだから、やはり歴史は変えられない。②300年以上の時間を隔てていても当時の人々とさほどの違和感なく交流できるのは、当時のイギリスならでは、か。③ペネロピーの身につけた腕時計が象徴的な役割を果たすが、20世紀初頭にはまだ普及していない腕時計を彼女が所有できたのは何故?

が「ナイス!」と言っています。
みつ
先に読んだツヴァイクの『メリー・スチュアート』で、『マクベス』が「意識的にせよ無意識的にせよ、メリー・スチュアート劇」の雰囲気から創られたものである」、「この相似、このおどろくほどのアナロジー」、「この作品のなかに、メリー・スチュアートの生活悲劇があるていど圧縮昇華していると考えることはできないだろうか」(p302〜303)との興味ある記載があり、久々に読み直す。訳者木下順二の別著書の引用が解説になっており、極めて詳細な内容。これを読んで改めて戯曲に戻ることでツヴァイクの言わんとすることも朧げながら理解。
が「ナイス!」と言っています。
みつ
スコットランド女王にしてフランス王太子の妃についたメリー・スチュアート。その後王妃となるが王はまもなく死去。スコットランドでの暮らしが始まる。同時代人のイングランド女王エリザベス一世と対比するかのように歴史は進む。三度の結婚をしたメリーと生涯独身を貫いたエリザベス。ふたりが対峙する後半に対立は最高潮を迎える。「リアリストのエリザベスは歴史において勝ち、ロマンティイストのメリー・スチュアートは文学と伝説において勝つのである」(p122)。それでもメリーの子ジェームズは、スチュアート朝のイングランド王となる。
みつ
2024/09/03 15:50

(追記)『フェルマーの最終定理』の著者サイモン・シンの『暗号解読』では、冒頭のエピソードで、メリー側の陰謀の連絡手段に用いられた暗号がエリザベス側の手に落ち、解読されることで彼女の運命が決することになるくだりを、息詰まる筆致で描いて本の中に誘う見事な導入となっている。ツヴァイクの本作では暗号解読について多くのページを割くことはないので、もう一度『暗号解読』の該当箇所に立ち戻り堪能したい。もともとメリー・スチュアートに興味を持ったのはシンのこの本であったのだから、どこに出会いがあるかわからない。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/01/02(3254日経過)
記録初日
2014/12/29(3623日経過)
読んだ本
1072冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
363398ページ(1日平均100ページ)
感想・レビュー
835件(投稿率77.9%)
本棚
13棚
性別
年齢
65歳
現住所
三重県
自己紹介

こんにちは。「読書メーター」で皆さんと交流できることを楽しみにしています。
 半世紀余り、手当たり次第に本を読んできました。愛読してきたのは、

・「モームの世界の10大小説」とその周辺
・いわゆる黄金時代の本格推理小説
・トーマス・マン
・ヘッセ
・プルースト
・チェーホフ
・O・ヘンリ
・ジャック・フィニイ
・マッカラーズ
・ジェイン・オースティン
・紫式部(数種の現代語訳「源氏物語」)
・夏目漱石
・寺田寅彦
・内田百閒
・中里介山(「大菩薩峠」)
・永井荷風
・谷崎潤一郎
・江戸川乱歩
・石川淳
・尾崎翠
・福永武彦
・北村薫始め「日常の謎」を扱ったミステリ
・恩田陸
・丸谷才一(いわゆる雑文を中心に)
・吉田秀和
・大島弓子(漫画家)
・新幹線網が張り巡らされる前の時刻表(宮脇俊三氏が健筆を振るった頃)
・和漢朗詠集
・新古今和歌集
・「折々のうた」他の詞華集
・歳時記


 感想文は遠い昔の学生時代から大の苦手で、これまで記録も投稿も断続的かつ一部に留まっていましたが、皆さんに触発され、以前読んだ作品も含め少しずつでも投稿していければと思っています。(追記。2020年10月頃、遅まきながら読書メーターに参加できる歓びを本格的に知ることとなり、読書のペースが上がるとともにほぼ全ての本に投稿するようになりました。)

 読書の他には、クラシック音楽(地味めのものを中心に)鑑賞と、筆記具(インク含む)集めが主な趣味です。

 これからに向けて「積読本」「読みたい本(再読したい本・・これがまた多い・・を含む。)」を徐々に整理していたら、まだまだ増えていくことに気付きました。残りの人生でどこまで読むことができるのか、時々不安になります。
 これからもお付き合いの程、よろしくお願いいたします。

  (2020年11月28日に一部追加修正しました。)
  (2021年1月18日から19日にかけ、書き漏らしていた愛読する作者、近況を追加をしました。)
  (2021年3月7日に、愛読本としてマッカラーズを追加しました。)
  (2023年8月27日に、愛読本としてオースティンを追加しました。)

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう