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2025年2月の読書メーターまとめ

rosetta
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感想・レビュー
28
ナイス
1319ナイス

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2025年2月に読んだ本
28

2025年2月のお気に入り登録
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  • 広井啓
  • イケメンつんちゃ

2025年2月のお気に入られ登録
2

  • K
  • めろんぱん

2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

rosetta
ネタバレ★★★★☆第34回鮎川哲也賞。デビュー作で本屋大賞候補になるだけのことはあるわ〜。鮎川賞に相応しいトリックに加え社会性と感動的なドラマ。本業もお忙しいだろうけど是非とも書き続けていって欲しい。救急救命医の武田航の元に運び込まれてきた患者は航とそっくりの男だった。その不思議を中学の同級生であり同じ病院で働く城崎に相談すると出生の秘密に繋がってくる…当然人工授精ベビーを誰もが想像するだろうが、愛されて育ったか邪魔にされたかで子供の幸福に大きな差が生まれる。出産は親の問題ではなく子供を幸せにできるかの問題である
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2025年2月にナイスが最も多かったつぶやき

rosetta

2025年1月の読書メーター 読んだ本の数:26冊 読んだページ数:8427ページ ナイス数:1174ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/669097/summary/monthly/2025/1

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2025年2月の感想・レビュー一覧
28

rosetta
★★★✮☆父親の跡を継いでまだ二期目の新人議員ながら内閣の目玉として環境大臣を仰せられた若干33歳の早乙女美来。南海トラフ地震が発生し東海地方は壊滅、総理から名古屋視察を命じられ、避難所を見事に運営するAI企業の社長と知り合う。だが更に首都直下地震が発生、しかも超巨大台風にも襲われ日本は瀕死。死去した総理から指名されて臨時に総理大臣を就任。この難局を乗り切れるのか?シミュレーション小説として楽しめたがちょっ都合良すぎ?AI社長の先見性も出来すぎな感じ。自分が東京を捨てられるかと問われたらわからんかも?
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rosetta
★★★☆☆これを新しくシリーズ化するつもり?モンゴル出身の元相撲取りが蕎麦屋の娘と結婚して2年の修行の末新橋に店を開く。カウンター四席、テーブル四つの小さな店で夫婦とバイトだけでやっている。借金もあるだろうに近所で老女将がやっている酒場くらいならまだしも、よくもまあしょっちゅうオーセンティックバーや高級寿司に行けるもんだ。住まいも築地のマンションとかでセレブっぽい?人助けのためとはいえ万太郎はしょっちゅう仕事を放り出していなくなるし、安易に臨時休業するし。口で言うほど客を大切にしている店とは思えない
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rosetta
★★★✭☆いろんな顔を持つ人だが、これは温かい物で心が静かに満たされていく系の岩井さん。ただちょっと盛り上がりに欠けてイマイチ感動しきれなかった、期待が大きすぎたのかもしれない。東京で一人暮らしをする女子大生吉乃は、伯父遠藤の古本屋「深海」で買った本に感動した事で、深夜の読書会が始まった。集まった六人の面々の奇妙な交わり。それぞれが何かをなくして傷ついている、野球だったりバイオリンだったり夫婦関係だったり…数カ月に一度五回会っただけの関係なのに、同じ本を読んだ経験が感想の多様性に気付かせ、生き直させる
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rosetta
ネタバレ★★★✭☆シリーズ3作目だけど初読み。特に問題なく楽しめる。この人多作過ぎて追いきれない💦。渋谷の機捜のバディが今回は、埼玉選出の法務大臣への殺害予告に伴い川越に出張。ちょうど選挙の時期で秘書として潜り込んだ女性刑事が誘拐される。犯人の要求は大臣の友人の歌手を応援に呼んで歌わせること。それが選挙違反になるなんて知らなかった。なんだかんだあったけど事件は小粒で空騒ぎでした(笑)それぞれのキャラが特殊能力を持ち合わせて戦隊ヒーローものみたいで面白かった
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rosetta
★★★✮☆このQEDシリーズももう27年も続いているのか…物語の中では15年、2004年が舞台、やっと携帯が電話以外の能力を示し始めた頃か。安曇磯良や隼人らといった大和朝廷に逆らう側に焦点を当てた筆は今回も健在。九州を廻るつもりが対馬に足を伸ばしたタタルと奈々。台風の後に首切り殺人事件が連続するこの島で、歴史の謎を紐解きながら現在の事件にも解決を見出す何時ものパターン。いい加減飽きが来ない訳でもないけれど、いつまでも続けて欲しいシリーズではある
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rosetta
ネタバレ★★★★☆シリーズファイナルとの事だが初読み。当然前作までを読んでいれば1番いいのだろうが、この本だけでも十分に楽しめる。カエル男と呼ばれる猟奇殺人鬼。この本でも三人殺されるが生きたまま最高に苦しめて殺す手段が、それを考えた中山さんが怖くなるほどだ(笑)。心神喪失状態の犯罪はこれを罰しないという刑法39条は自分にも理不尽にしか思いない。その条文を盾に被告に無罪を齎した弁護士が殺されるのだが、恨むのならやっぱり犯人の方じゃないか?そこの所がどうにも不自然に感じる
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rosetta
★★★☆☆2022年第102回オール読物新人賞を最年少の19歳で受賞した作者が翌年、翌々年に発表した短編に書き下ろしを加え満を持しての単行本デビュー。子供の頃から芝居好きとかでかなりの知識をお持ちとお見受けする。若いのに随分と渋い趣味だこと。話は三世菊五郎、七世團十郎と鶴屋南北を軸に江戸の芝居小屋が舞台。特に仕掛けとかがあるわけではなく淡々と普通の物語
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rosetta
ネタバレ★★★★☆第34回鮎川哲也賞。デビュー作で本屋大賞候補になるだけのことはあるわ〜。鮎川賞に相応しいトリックに加え社会性と感動的なドラマ。本業もお忙しいだろうけど是非とも書き続けていって欲しい。救急救命医の武田航の元に運び込まれてきた患者は航とそっくりの男だった。その不思議を中学の同級生であり同じ病院で働く城崎に相談すると出生の秘密に繋がってくる…当然人工授精ベビーを誰もが想像するだろうが、愛されて育ったか邪魔にされたかで子供の幸福に大きな差が生まれる。出産は親の問題ではなく子供を幸せにできるかの問題である
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rosetta
★★✭☆☆まぁ面白ければ儲けものと思って始めから期待していなかったからこんなもんかという感想。時間の無駄だからオススメしない
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rosetta
★★★☆☆この作家さんの本読むのデビュー作の『桐島』以来かなぁ。何を言っているのかわからないかもしれないけど、語り手は生殖本能(笑)。誕生を発生、子供を次世代個体と呼んだりする。三十代の同性愛男性に取り憑いた?生殖本能がこの男性を観察して語る。いろんな生物を乗り換えて人間を担当するのは2回目。前回はムスリムの女性だった。同性愛者であることで社会から拒絶される事態を回避するために子供のころから擬態を覚えた尚成。成長、発展を目指す異性愛者の社会に一切貢献することなく生きてきた。面白いけど時々理屈臭い
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rosetta
酒を主食にする民族がエチオピアにいると新潟大の砂野先生の本で見た高野さん。だが調べてみても他の情報はアメリカ版Googleでさえ出てこない。これは現地に行くしかないと考えていたところTBS番組クレイジージャーニーで企画が通った!ギャラは出ないが高野さんの旅をテレビクルーが取材するということで手配、支払いはテレビ局持ち。さあいかなる珍道中が…相変わらず「カメレオン体質」の高野さん、あっという間に現地の生活に慣れてしまう。彼らを見ると本当に酒は健康に悪いのかと疑わしくなる、まぁ自分の仕事柄の期待を込めてだがw
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rosetta
★★★☆☆第15回アガサ・クリスティ賞。通った道を覚えているという写真記憶の持ち主である17歳!の運び屋の少女。今回頼まれたのは女性科学者からサンプルを運ぶこと。それがどうやら世界の運命を変える大発明らしい…ヤクザ、警察、スパイ、カルトなど次々と襲い来る絶体絶命のトラブルだが毎回都合よくも解決。だいたいいくらなのか知らないが運び屋の料金をもらっても、殺し屋をガードマンに雇ったら足が出るのでは?科学者の動機も取ってつけたよう。読んで楽しいエンタメではあるがもっと膨らみが欲しかったかな
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rosetta
★★★✭☆殺人の時効撤廃を受け警視庁に新設された《特命捜査対策室》。シリーズ物だが一話完結なので前作を読んでなくても問題ない。コールドケースすなわち迷宮入り事件を地層のように掘り起こす。27年前の秋葉原でのひき逃げ。その被害者が身につけていた腕時計が質屋に持ち込まれた。もしかしてあれは交通事故ではなく強盗殺人だったのではと遺族の訴え。丁寧に関係者を追っていく手順が地味なだけに余計リアル。本庁刑事と所轄の交通課刑事のやりとりや、互いの言葉の裏を読む緊張感など事件以外にも読みどころがモリモリ。そして意外な結末
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rosetta
★★★✭☆初版2007年、改訂版2022年。ガリバー旅行記か千夜一夜物語か、「百万」と書いてホラ吹きと読ませるのならいっそミュンヒハウゼン男爵と呼んでしまったほうが早いか?ジェノバの牢屋に五年も閉じ込められた捕虜の仲間に新たに加わったのは東方帰りのベネチアの商人マルコ・ポーロ。退屈を持て余した5人の先住者にマルコが語る(騙る?)13篇の謎とホラ。短くて読みやすく楽しい読書です。それと連載中は仕方ないけど、単行本にするときには毎回の同じ表現の繰り返しは刈り込んでほしいなぁ
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rosetta
★★★✮☆古本屋をやっていた頃の江戸川乱歩を主人公にした『三人書房』でデビューした作家の二作目。中山太郎という実在の民俗学者に話を聞いた記者が小説に仕立てるという体のストーリー。柳田国男や山頭火、宮武外骨、江戸川乱歩、三遊亭圓朝、そして南方熊楠といった時代の巨人たちが登場。推理と言うよりも怪奇な事件のタネ明かしといった趣き。さすが、七十を過ぎてデビューした作家さん、カバーにあるように「滋味あふれる」短編集。
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rosetta
★★★★☆辛く切ない、特に最近よく聞く虐待の連鎖の3話目の救われなさには言葉もない。どれもよくできた連作短編集。県警本部の若手刑事の主人公がコミュ障の女刑事とバディを組んで難しい事件に取り組む。どうにも非常に勘に優れた設定のこの美人刑事の存在に必要性を感じなかったのだが…介護職の若い男性が自宅で殺された事件では恨みの買いようもない被害者の不思議を探り、年増好みの恋人を殺した中年女性の真意が見当たらず、行方不明になった小学生男子の捜査では犯人の尻尾すら…それでもいいキャラが揃っているのでシリーズ化してほしい
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rosetta
これも友人が貸してくれた。趣味が分かっているからいつもストライクゾーンに刺さる本を選んでくれる、ありがたや。たまきとあまね、男でも女でも通用する名前だ。江戸時代から終戦後、70年代、明治時代、現代と、五つの時代に深く関わり合う二人。ある時は女学校の大切なお友達、余命の残り少ない看護婦とアパートの隣人の幼い男の子、復員して一緒に働く元上官と部下、幼馴染であり夫のかたきである男と女。とても切なく美しく、救われない話もホッとする話もあるがどれも人間の繋がりを描いて珠玉の作品。
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rosetta
★★★☆☆第四回京都文学賞受賞。甲子園京都予選決勝。私立名門の投打のエースが最近復活した公立校のピッチャーから頭部へのデッドボールを受ける。審判委員は危険球退場を命じる。この一球がそれぞれに与えた試練。そして半年後、あの夏の決着をつけに。いかにも大人が無理に作った感がしてどことなく物語に集中できなかった。審判委員の視点とかは余計な夾雑物だったかもしれないし、ぶつけた方のピッチャーの頑なさに共感できなかったせいかもしれない。帯にあるようには感涙しなかったし青春もどこか他人事にしか思えなかった。
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rosetta
友人が貸してくれた。江戸時代を舞台に職人の仕事を丁寧に、考証バッチリにビジュアル化してくれて、まるで博物館(自分が思いつくのは深川の江戸資料館)の中で芝居を見ているようで、こういうの大好き。また樽職人、刀鍛冶、紺屋、畳刺、左官の五つの仕事の中で、畳刺以外の四人の親方に女性を設定していることが特徴。リアリティたっぷりに描かれる江戸職人の仕事の内容だけでも興味深いのに、人情話にも仕上がっていて、時代劇好きには堪らない、バックにジプシーキングのインスピレーションが流れてきそう。かなりの下調べが必要だったはず
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rosetta
★★★☆☆小説として楽しく読んだのだが、いかんせん競技綱引きに興味が持てなかったのでイマイチのめりこめなかった。いや登場人物達には親しみを覚え、もし身近にこの競技をやっている人がいたら応援しようという気持ちにはなるけど、自分でやってみようとはまるで思えなかった。ゴメンただの運動音痴です。蒲田の商店街の綱引きチーム。かつては全国大会を制したこともあるが、メンバーの高齢化やコロナ禍などでここ数年活動休止状態。アイルランドからの留学生が起爆剤となり活動を再開するが…エンタメの王道を行く仲間やトラブルなど
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rosetta
★★★✮☆金城一紀ゾンビーズシリーズ13年振りの新作!って覚えているわけないじゃん😅そしてシリーズを読んでいることが前提になっている。ちょっと不親切?舞台は2005年、携帯もまだそんなに普及していなかった頃。高校の時の活躍を覚えている奴がいて、大学生になってからも相談事を持ち込まれた南方。行方の分からなくなった友達を探して欲しいと。これはシルバーキャノンがモデルのサークルなのかな。しかも今現在の中居正広問題を先取りしたかのようなテレビタレントの下のトラブルまで。どうかこのまま次回作も早く書いて欲しい
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rosetta
★★★✭☆気がついた時にちょこちょこ読んでいるシリーズもいつの間にか第二シーズン大団円。全作読んでいるわけじゃないし読んでても詳しく覚えてはいないから、そんなエピソードあったっけ?という場面も多々。商店街の謎の福引で後日奇抜な猫が送られてきたというところから始まって金沢刑務所に入っている猫弁の母の仮釈放から猫弁と亜子の今更の挙式、押し付けられた1歳半の子供、購入したはずの山中の家にまだ老人が住んでいた、など盛りだくさん。危機を乗り越え、というか諦め、猫弁はこれからも周りの人々の幸せのために生きていく
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rosetta
★★★☆☆太宰治賞。確かに令和の時代に太宰が生きていたらこんな話を書きそうではある(笑)。いきなり最寄りの地名が出てきて焦ったわ😅。まあ言ってしまえば便所の落書き。院卒2年目の社員でずっとリモート、やる気のない無能、出会い系でノンケの男を捕まえて食い散らかす、おとこの娘コンカフェで働いているがそこでもやっぱり無能。ただそれだけをダラダラと垂れ流す小説。ネットスラングが多用されていて意味わからん。『なんとなくクリスタル』並に注つけて欲しい。最初のうちは検索しながら読んでいたけどだんだんどうでもよくなった
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rosetta
★★★☆☆ミステリとしては凄くよく練られたトリックと言う訳では無いが、切なくて虚しく悲しい「物語」にはなっている。これだけ薄い内容をこのページ数で読ませる力量はさすが
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rosetta
★★✭☆☆七十回乱歩賞。同時受賞の『フェイクマッスル』といいどうも今回は小粒というか不作!?この本もズラズラと参考文献を並べているけどそれらの資料を消化した様子もうかがえない。外国人と日本人妻の関係のように思いが伝わりにくく表面的な気がする。設定はとても興味深いし、表紙裏のイラストにも出版社の力の入れ具合が感じられる。幕末開港したばかりの横浜で外国人の現地妻たる綿羊娘ラシャメンになる少女たち。吉原を真似て作られた廓島。父の汚名を雪ぐためラシャメンになった木挽職人の娘で石ころ屋の主人公は…
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rosetta
★★★✭☆潜入捜査中の潤子はジャンク飯屋で推しのアイドルと知り合う。病みつきになる要素てんこ盛りと、同じ趣味で意気投合した愛しい相手に自分が巻き込まれた事件を相談すると、推しは美しい顔だけではなく抜群の推理力を見せた。こうしていくつもの事件に二人は関わっていく。まぁ他愛のない軽い読み物ではあるが、一話目で闇月家に代々伝わる和歌って言うけど五七五なら俳句だろう?!文庫書き下ろしとは言え新潮社ともあろうものがこんなミスを犯すとは嘆かわしい
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rosetta
★★★★☆さすが薬丸さん、感動作!なんでこれが去年のランキングに入らなかっのかな〜?自分はかなりサイコパスだから屑のような人間を殺したとしてもまるで心に傷を負わないんだけど、登場人物の誰もこんなつまらない奴のせいで傷ついて欲しくない。最後には救いが残されてそれが本当によかった。幼い頃母親が自殺して他人と心を通わせることを恐れていた弁護士の快彦は20年も会っていなかった従兄弟亮介の仮出所の引受人になる。かつて積み重ねられた罪の連鎖。一人の屑の為に引き裂かれた幾つもの家庭。死んだ方がいい人間ってやっぱりいる
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rosetta
ネタバレ★★★✮☆吉田さんにしては軽い口調で普通だなぁと読んでいたのだが真相が明かされると、あんたそりゃ飛び道具だろ!感動せざるをえないじゃん!と上方修正。まあ小説手法としてアコギとも言えるが。没落しつつある九州のデパート王の一族。当主の米寿の祝いに長崎九十九島に所有する島に家族が集まる。一万年愛すという宝石を探しを頼まれた私立探偵も。45年前の東京の主婦の失踪に老当主はどう関わっていたのか?戦争孤児の強い繋がりは決して消えない。最後のホラーっぽいシーンはなくもがなと思うし途中シラケたので十分満足とはいかなかった
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/04/08(3292日経過)
記録初日
2016/04/08(3292日経過)
読んだ本
3149冊(1日平均0.96冊)
読んだページ
985419ページ(1日平均299ページ)
感想・レビュー
3034件(投稿率96.3%)
本棚
20棚
性別
血液型
A型
職業
サービス業
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

神楽坂でバーテンダーやってます。国内ミステリーの新刊を年間最低200冊は読むことを目標にしております。基本的にジュンブンとか現代詩は理解できません(笑) 読メは内容を忘れないよう備忘録代わり。手元に新刊がないときに旧作やノンフィクションなどを読んだりします。コメント残してもらうと喜びます

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