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2023年5月の読書メーターまとめ

鉄之助
読んだ本
8
読んだページ
2261ページ
感想・レビュー
8
ナイス
1462ナイス

2023年5月に読んだ本
8

2023年5月のお気に入り登録
8

  • くみ
  • キイロイネコ
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  • あおい
  • イアン
  • みこちゃん
  • るむ
  • ぶ~よん

2023年5月のお気に入られ登録
7

  • くみ
  • キイロイネコ
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2023年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

鉄之助
「貧困女子」は日本三大スラムの住人以下の生活を強いられている、というのが本書のテーマ。が、何も若い女子に限ったことでなく、中高年だってワーキング・プアは当てはまる。ただ「女子」のように風俗で稼げないから、「体を売る」精神的な躓きがないだけかな? 「まえがき」で述べられた、この本を書くにあたっての著者の立ち位置、支援者の目線で社会を糾弾するのでなく、「徹底した傍観者」として描くことには共感が持てたが、読んでいて、ズンズン気が重くなってしまった。
が「ナイス!」と言っています。

2023年5月にナイスが最も多かったつぶやき

鉄之助

2023年4月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2407ページ ナイス数:1856ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/753469/summary/monthly/2023/4

が「ナイス!」と言っています。

2023年5月の感想・レビュー一覧
8

鉄之助
車のトップセールスマンだった丹野さんが、39歳で突然「認知症」宣告。「人生もう終わった!」と思った瞬間からの逆転のドキュメント。表紙がすばらしい! 『笑顔で生きる』そのものじゃないか。弓道部の部活OB会での仲間の言葉。「大丈夫だよ。お前がみんなを忘れても俺たちがお前のことを覚えているから」。そこから、「忘れたっていいじゃないか!」と、考えられるようになったという。世間は認知症への悪いイメージしか持っていないが、正しい実態を知ることの大切さを実感した。最初は作り笑いでも、笑顔で生きよう!と強く思った。
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鉄之助
「貧困女子」は日本三大スラムの住人以下の生活を強いられている、というのが本書のテーマ。が、何も若い女子に限ったことでなく、中高年だってワーキング・プアは当てはまる。ただ「女子」のように風俗で稼げないから、「体を売る」精神的な躓きがないだけかな? 「まえがき」で述べられた、この本を書くにあたっての著者の立ち位置、支援者の目線で社会を糾弾するのでなく、「徹底した傍観者」として描くことには共感が持てたが、読んでいて、ズンズン気が重くなってしまった。
が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
あわよくば、起業したい、と狙っている者にとって、実に勇気りんりん、元気が出てくる一冊。よくもまあ、惜しげもなく編集術のテクニックを披露してくれるもんだと感謝。極意の一つ。タイトルは、「テキトー」に付ける。最初の違和感がそのうちに、新しさとなり意図せぬ意味が立ち上がって、「適当」になる。名づけて共有する醍醐味を実践したい、と切に思った。
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鉄之助
これは本当に見たい美術展か? テレビ局の「手っ取り早い」もうけ事業の宣伝に、踊らされていないか? 良く考えて展覧会に行く参考に、もってこいの良書だった。私にも経験がある。係員が「立ち止まらないで見てください」と叫んでいる展覧会。大混雑の企画展の横で常設展はガラガラ、というのが日本ではよくある風景だ。等伯の『松林図屏風』(国宝)などこそ、東京国立博物館の常設展で並んでいる時を狙ってじっくり見たい、と強く思った。
鉄之助
2023/05/15 15:24

ピラックマさん、とても貴重な情報ありがとうございます。いつか実物を見に行きたいです。

re;
2023/05/20 21:00

東京国立近代美術館の常設展示、岸田劉生道路と土手と塀(切通之写生)も座っていつまでもボーと見ていられる。。。私は子供時代来日したMOMAでもみくちゃにされながら見たシャガールが忘れられません。どちらかというと、悪い意味でw美術は<話題作>を見に行くのではなく、観たいものと向き合いに行く場所にしたい。と、それ以来できるだけ混雑しそうな展示は避けているのですが、、、どうしても行きたいときは平日の閉館間近を狙いますwでもちゃんと調べれば常設に素晴らしい作品、あるものですよね!

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鉄之助
ねっとり、まとわりつくような「エロス」と「匂い」が散りばめられた連作短編集だった。50過ぎ男が、歌枕に登場するような風韻な全国各地を放浪。指宿の砂風呂では、「見知らぬ女が覆い被さってくるのを想像させる。……このまま砂に埋もれて、白骨化するのもありだよねえ」。意表を突く”転調”も良かった。天井のスプリンクラーの影を見てアポロ11号の長い影を連想。ミニチュアのアームストロング船長が、天井を歩いて、月の石ではなく誰かの骨を拾おうとする。「生きていれば、へばりつくものだらけだ」。名言だなぁ!
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鉄之助
吉田兼好は「吉田」ではない、ことはわかったが、「真実」は見えてこなくてがっかり。自分にとって細々とした記述が多過ぎて、入り込めなかった。
ka2okawa
2018/06/25 18:23

ナイス、ありがとうございます。 確かに細々としていて、私なんか人物名の漢字の読みで混乱したりも繰り返したので、かなり読むのに時間がかかりました。

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鉄之助
太宰の”四角関係”に、まずビックリ! 妻と二人の愛人の間を同時に往来。まさに「酒と仕事と女性でメチャクチャ」だった。太宰と富栄が屋台のうどん屋で出会うシーンが強烈。その日は、愛人・静子から懐妊を告げられる10日後で、妻・美知子が出産する、なんと3日前。さらに後日、新旧の愛人が鉢合わせする。小説よりも現実がすさまじい。いや、ここからだからこそ『人間失格』が生まれたのか…。これまで、太宰を心中に引きずり込んだ”悪女”のイメージが多かった富栄の側から「玉川上水心中」を掘り下げた傑作。読みだしたら止まらなかった。
ちえちゃん
2020/07/01 20:07

昼メロの様な展開ですか?当時イケメンとされた太宰から「死ぬ気で恋愛してみないか」なんて囁かれたら、そりゃあキュンとしちゃうよ(チョロい…)。コレは気になります😆読んでみたい😁

TANIZAKI
2020/07/01 22:36

参照させて頂きました

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鉄之助
ネタバレ最初はコメディーかと思った。亭主の通夜の席に、浮気相手だった17歳の女が幽霊になって出てくる。白蟻駆除剤を一気に飲んで、服毒自殺したから「白蟻女」。本妻と、この白蟻女との会話が、すこぶる面白い。愛するとは? 金で人間はどんなに変わるか? 人生の奥深くに潜んでいる闇と光が交差する。読み進めているうちに、人間の業の深さと温かさに泣けてきた。「なんて馬鹿で、罪深くて、いい人なんでしょう。」と本妻が、亡き亭主の行いを知ってつぶやいた。身につまされるのは、私だけでしょうか。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/03/18(2843日経過)
記録初日
2015/03/18(3574日経過)
読んだ本
857冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
247122ページ(1日平均69ページ)
感想・レビュー
673件(投稿率78.5%)
本棚
8棚
性別
血液型
O型
職業
専門職
現住所
青森県
自己紹介

 野山獄での1年2か月に618冊読み倒した吉田松陰、無実の罪で勾留された大阪拘置所での5か月半に164冊読んだ元・厚労省の村木厚子さんには、遠~く遠~く及びもつかないが、「本の虫」です。次に読む本が、手元にないと落ち着きません。
 宮沢賢治『注文の多い料理店』の「序」、に命救われた経験を持つ歴史小説マニア。特に、幕末から明治維新が大好物!!

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