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2023年6月の読書メーターまとめ

鉄之助
読んだ本
5
読んだページ
1343ページ
感想・レビュー
5
ナイス
907ナイス

2023年6月に読んだ本
5

2023年6月のお気に入り登録
2

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2023年6月のお気に入られ登録
2

  • くぅ
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2023年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

鉄之助
NHKで数々のユニークな番組をつくってきた佐々木健一が、「面白い」とは何だろう? を突き詰め、制作の極意を惜しげもなく明かした1冊。全編が金言集のようで、期待通りだった。最近のテレビに充満する「密着信仰」。一定期間、密着しさえすれば良いドキュメンタリーが撮れる、と思っていまいか? ”密着しない”ことを条件に制作した「冤罪弁護人」の話など、具体例が豊富で説得力があり、ストンと腑に落ちる。 お薦め本だった。
が「ナイス!」と言っています。

2023年6月にナイスが最も多かったつぶやき

鉄之助

2023年5月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:2810ページ ナイス数:1480ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/753469/summary/monthly/2023/5

が「ナイス!」と言っています。

2023年6月の感想・レビュー一覧
5

鉄之助
最近話題の「反社会的」集団、に興味があって読み始めた。祭りにはつきものの、屋台店を出す「テキヤ」は「7割商人、3割ヤクザ」と、テキヤさんたちが自ら言っているという。ちょっと危なそうだが、祭りの賑わいには不可欠、な気もする。全国の祭りの中にはテキヤ排除をうたう所もあるが、なかなか一概には、色分けできないようだ。その意味で「7割商人、3割ヤクザ」の表現がとても面白かった。ヤクザは極道だが、テキヤは神農道に従う。神農は、古代中国の農業や薬の神的存在。その違いが興味深かった。
ミカママ
2019/07/27 23:15

テキヤといえば「寅さん」ですよね?彼はトランクひとつで旅に出ますが、あんなのはあり得ない、とリアルの方が語っていたのを覚えています(笑)

鉄之助
2019/07/27 23:19

ミカママさん、ホントその通りですね。でも、寅さんの「結構毛だらけ、猫、灰だらけ~」口上は耳についていて、どうしてもそのイメージは消えませんね

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鉄之助
NHKで数々のユニークな番組をつくってきた佐々木健一が、「面白い」とは何だろう? を突き詰め、制作の極意を惜しげもなく明かした1冊。全編が金言集のようで、期待通りだった。最近のテレビに充満する「密着信仰」。一定期間、密着しさえすれば良いドキュメンタリーが撮れる、と思っていまいか? ”密着しない”ことを条件に制作した「冤罪弁護人」の話など、具体例が豊富で説得力があり、ストンと腑に落ちる。 お薦め本だった。
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鉄之助
「歴史のifを考えることこそ、本来の歴史である」。歴史に”もしも”を持ち込むのは邪道、というタブーに挑戦した1冊だ。明治維新のハイライト・無血開城の瞬間を多方面から分析。勝海舟が「終局的に江戸を焼き討ちしても構わない」という最終カードを用意していたことが面白かった。その裏付けとして、江戸の町火消し・新門辰五郎などにそのための「焼き討ち手当」250両を払う、と書かれた資料を見つけ出した。感動!「if」を考える力は、個人の人生の選択を向上させ、戦争防止や、防災にも必要だと、磯田氏は強調。大いに共感する。
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鉄之助
三島由紀夫の遺族が出版差し止め訴訟を起こし、文藝春秋が回収、9万部しか出回らなかったため、図書館本を読んだ。三島から著者が受け取った13通の封書、3通のハガキを全文掲載したので、三島家が提訴に踏み切ったという。文豪の手紙には著作権がある、との裁判所の判断だった。手紙の中身は、それほど重要だとは思われなかった。本は、のぞき見的な描写が多く。感動は薄かった。
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鉄之助
父親の身勝手な理由で、転校を繰り返す小学生が主人公。いじめられ、仲間外れにならないために、少年は行く先々で自らを「擬態」した。まるで、カメレオンのように。私にも同じような記憶がある。その世界に馴染むような演技をしていた。「バールのようなもの」で殺人を犯すバール怪人の話は、ミステリーを読んでいるようなワクワク感があった。「バール」の正しい使い方と、正しくない使い方が、テーマだが、ちょっと考えさせられた。読後感は悪くなかった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/03/18(2842日経過)
記録初日
2015/03/18(3573日経過)
読んだ本
857冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
247122ページ(1日平均69ページ)
感想・レビュー
673件(投稿率78.5%)
本棚
8棚
性別
血液型
O型
職業
専門職
現住所
青森県
自己紹介

 野山獄での1年2か月に618冊読み倒した吉田松陰、無実の罪で勾留された大阪拘置所での5か月半に164冊読んだ元・厚労省の村木厚子さんには、遠~く遠~く及びもつかないが、「本の虫」です。次に読む本が、手元にないと落ち着きません。
 宮沢賢治『注文の多い料理店』の「序」、に命救われた経験を持つ歴史小説マニア。特に、幕末から明治維新が大好物!!

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