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2024年10月の読書メーターまとめ

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感想・レビュー
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280ナイス

2024年10月に読んだ本
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2024年10月のお気に入られ登録
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  • nizi
  • ゆう

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Ab
現実逃避読書19 某新古書店にはこの一冊だけあった。110円だった。どうやらシリーズの三冊目のようだが特に問題はないと思う。客の方は増えたり入れ替わったりすることもあるかも知れないが舞台は変わらない筈なので楽しめるだろう。 こういう古い技術は効率も悪く、品質も扱う人間の技量によってずいぶん違いが出るもので廃れてゆくものに違いないが、逆に個人の感性や技量によって味のようなものが出せるという魅力がある。さてこれは4話入りなので9話目~12話目になるのにまだ活版印刷の魅力が語られるので前の話も読むべきだろうな。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

Ab

家内の転院後、最初の外科的処置を行ってから二週間以上過ぎたが次の外科的処置を行える状態にないまま、三段階目の外科的処置を来週行うこととなった。それはうまくいく見込みが高く、術後一か月程様子を見たら転院可能となる希望が出てきた。二段階目の外科的処置を行わない状態でも在宅介護されている人もいると聞くが、個人差はあるもののそれはおそらく発症から5年~8年で亡くなる平均的な罹病者の場合であって、外科的処置なしに20年過ぎて奇跡的と言われた家内にも私にも未知の領域だから在宅で介護できる自信が持てないのが辛い。

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2024年10月の感想・レビュー一覧
14

Ab
現実逃避読書29 先日積読本の整理整頓をしたら林譲治の未読了シリーズの既読分を含め20冊ほどが積み上がった。そして四年半前に読んだこれが出てきたのだが、高重力の記述を含め、本筋すらほとんど記憶にないことに気付いたのでちょっと冒頭を捲ったら結局再読してしまった。危惧は当たって、「2.4Gでも慣れることはできる」そうだが一日二日なら可能でも二週間は無理だろう。私のような60キロの体重なら常に肩の上に90キロのバーベルを載せているのと同じ状態ですべての動作を二週間! 不可能だね。話は面白いのでお薦めですよ。
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Ab
現実逃避読書28 図書館本。私はミステリは好きだがそう詳しくはない。有名ミステリ作家の傑作らしい数々の話も1/10も読んでいないだろう。ホームズ全集だけは読んだ。一番好きな島田荘司は結構読んだ方だと思うが現在全集のⅧまで読了済み、目の前には先日借りてきたⅨがある。厚さ5センチ超、八百頁超、ほぼ1キロは楽しみだ。ところでこの本でも島田荘司の「斜め屋敷の犯罪」はバカミス認定だ。それはそうだろうなと思うくらいの大技でそこも島田荘司の好きなところだ。 さてこのバカミス・アンソロジー、バカミスばかりで楽しい!!
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Ab
現実逃避読書27 図書館本。新シリーズの触れ込みだが「関西篇」のようなもので「下町和菓子」というより「伝統和菓子」寄りになりそうな気配。まあ残るものは残る理由があるし廃れるものは廃れる理由があるものだ。私としては安価な代替品でもいいから「下町和菓子」であるほうが嬉しいね。さて「太子の蘇」は話の種としてだけだが食べてはみたい。「わらび餅」は馬鈴薯澱粉の自作品で満足できる。「栗饅頭」は本気で食べたくなった。値段次第では常備菓子にしたくなるかも。私の常備菓子には「虎屋の栗蒸し羊羹」も「百均の準チョコ」もあるよ。
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Ab
現実逃避読書26 そう興味がなくてもミッシングリンクは落ち着かないので図書館で借りた。水羊羹、きんつば、水饅頭の三篇。私的には蒸し羊羹最高、水羊羹満足、練り羊羹駄菓子。特に有名どころの硬い練り羊羹は全て噛まないと味がしないので論外。三百円の安物のほうがマシ。きんつばってそうなのか。私は冷えてちょっと硬くなったくらいのやつが好き。水饅頭は好きだが変なエピソードは要らないなあ。もっともミッシングリンクになってる因縁の説明のためのネタにされてるだけなので水饅頭に失礼だ。食べたくなったけどね。まあ仕方ないわな。
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Ab
これは現実逃避読書として片手間に読める程軽い本ではない。660g、A5サイズ34ミリ、ほぼ600頁ある。図書館本で借りた日に60頁ほど読んで中断、返却期限延長してひと月近く、明後日には返却しかない状況でやっと時間がとれた。さて再開したら簡潔な記述がとても読みやすく三時間程で読了。これは労作です。光瀬龍がこれほど濃密な生き方をしていた人だったとは。凄い。私がまだ覚えている百億の昼と千億の夜の最終行の「そこを離れられず、あしゅらおうはその球体のまわりをなんどもまわった。」はSFMのみの記述だと初めて知った。
Ab
2024/10/23 22:21

これは58年前の私が中二の夏、SFマガジンの存在を知った翌月の8月号に載った連載最終回の最後の一行だが、今これを読んで気付いたことがある。それは「小松左京程ではないが、百億の昼と千億の夜については光瀬龍も他の作家と違ってひらがなを多用している」ことだ。最近買い直した文庫本を確認したが、ひらがなの多用は明らかだった。

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Ab
ネタバレ現実逃避読書25 軽く読める話として110円で買った中のシリーズ5冊目。4冊目は置いてなかったのだが、こういう食べ物話のストーリーは添え物が普通なので現実逃避読書だし、まあいいかと5倍の金を出して新刊書店で探すこともないだろうと考えたのだが誤算だった。このシリーズは食べ物が添え物に過ぎず4冊目でかなり過激な展開があったようだ。若鮎は知らなかったので食べてみたい。さて「秘伝の大福」がこのシリーズの真打ネタだが、トリックスター富樫瞬は子供時代に父親から「秘伝」の根幹を聞いているのだから再現は難しくない筈だが。
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Ab
現実逃避読書24 図書館本。特殊なくくりのライトミステリーは面白い。主人公香月玄太郎の造形はてっきり断罪される側だと思ったほど口八丁手八丁のセクハラパワハラ野郎の爺いだ。読み進めると善人であることがわかってまあ最後には許容できるようになった。五編入りで面白い。お薦めする。続篇もあるようだ。さて引っかかったところだが、警察に顔が効く理由として署長とは派出所勤務時代に関わったとあるが、巡査が警視正まで出世できるとは思えないぞ。艦尾スタンウォークで三笠の知識はわかったが、戦艦赤城の予想形の模型などないだろう。
Ab
2024/10/22 05:51

おお! ご教示ありがとうございます。 コメント一つを削除し元コメントを訂正します。 私の不明により私は赤城の当初計画による「巡洋戦艦赤城」が製品化されていたことを知りませんでした。 誤った言説を表明したことについてお詫び申し上げますm(_ _)m

Ab
2024/10/22 06:12

ということは、ひょっとしたら空母海鷹に改造された大阪商船の「あるぜんちな丸」の模型も商品化されているかも知れないと思い、ググったらこれがあったのですね!  日本の貨客船史上、最も美しいフネだと思います。 残念ながらもう完売のようですが、これがあるなら欲しかった。 戦後再建されたあるぜんちな丸のモデルも存在するのですが、それは合併した「商船三井」(大阪商船三井船舶)のフネなのでファンネルマークが違うのですよ。

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Ab
現実逃避読書23 軽く読める話として110円で買った中のシリーズ3冊目。あんみつ、みたらし団子、金平糖の三篇。私はオホーツクの港町で育ったので、街には大判焼き店くらいしかなく、家で「みつまめ」の缶詰を食べることはあっても見たことのない「あんみつ」には憧れのようなものがあったが都会に出て食べられるようになると魅力は失せてしまっていた。みたらし団子もしょっぱくする意味がわからない。金平糖は「ワザあり!にっぽん」で製造方法を知った。今、本で紹介されたサイトを見るとその工夫の凄さに感心した。話はいつもの水準か。
Ab
2024/10/21 06:38

スーパーでクリアパックに入ったあんみつを見つけたが、みつまめの中身に餡子のパックが付いただけのそれを食べることを想像するとコストパフォーマンスが悪すぎると思った。みつまめの汁は飲まない私は、汁に溶かした餡子の大部分を食べずに捨てることになるからだ(>_<)

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Ab
現実逃避読書22 軽く読める話として110円で買った中のシリーズ2冊目。雷おこし、饅頭、桜餅の三篇。私の和菓子のベストスリーは、練り切り、蒸し羊羹、小布施落雁(長野で作られている赤豌豆を使った栗風味の薄い落雁)だ。私はおこしはあまり好みではないが饅頭は普通に好きで、桜餅は好物です。おこしと饅頭はライトミステリーとして程よく感じた。桜餅は北海道なので当然道明寺であり、長命寺は食べたことも見たことも無いが、食べる気はない。だって餅じゃないし。それと桜の葉は食べる派食べない派があるのでそこも書いて欲しかった。
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Ab
現実逃避読書21 軽く読める話として110円で買った中の一冊。豆大福、どら焼き、干菓子の三篇だが最初からシリーズ化を意識して主人公が効果的に動ける設定にするための店の立地や従業員、相棒役の造形等よく考えられている。雷門をライモンと読む東京人はいないと思うが。ライトミステリーだがちょっと人情もの寄りで、和菓子蘊蓄も程よく、楽しめるシリーズだと思う。他でもよく見かける「豌豆」にわざわざもう一つ「豆」を追加して「豌豆豆」と表記するのは如何なものか。「えんどう豆」表記は「だいず豆」「あずき豆」呼ばわりと同じだ。
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Ab
現実逃避読書20(図書館本)紙の本で読むべきものという言葉につられ借りた本。ありゃ。普通のミステリ好きであることが最低条件らしいがホームズ全集(全9巻)こそ読んだものの、高校時代にポオ選集というような全集とかXYZの悲劇程度しか読んでないので到底資格に欠けるが作家名くらいは知っているし「コナン」ではなく「ドイル」が先に出てきたので安心した。これはミステリ好きがネタを楽しむ本なのだろうが充分に楽しめた。パラドックスの方は私はこの宇宙の時間も連続的ではなく離散的だと思うので私的にはパラドックス足り得ない。
Ab
2024/10/14 22:27

そうそう、「本を壁に叩きつけたくなる」というのはミステリ好きの人にはよく知られたお約束の表現らしいということをこれを読んで感じた。私は「床に叩きつけたくなる」と言うほうがしっくりくるミステリ素人なのでどなたか出典をご教示いただければ幸いです。

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Ab
現実逃避読書19 某新古書店にはこの一冊だけあった。110円だった。どうやらシリーズの三冊目のようだが特に問題はないと思う。客の方は増えたり入れ替わったりすることもあるかも知れないが舞台は変わらない筈なので楽しめるだろう。 こういう古い技術は効率も悪く、品質も扱う人間の技量によってずいぶん違いが出るもので廃れてゆくものに違いないが、逆に個人の感性や技量によって味のようなものが出せるという魅力がある。さてこれは4話入りなので9話目~12話目になるのにまだ活版印刷の魅力が語られるので前の話も読むべきだろうな。
が「ナイス!」と言っています。
Ab
図書館本。読友さんの感想で読みたくなったので現実逃避読書18として借りたがサクッと読める話で楽しめた。話がちょっと上手すぎる展開ではあるが、障子を模したレーザーカットの紙小物や螺鈿を箔押し風に使った紙小物など、現実に使ったりはしなくても持っているだけで心が豊かになるものと分かるので、それらが欲しいと思わせる発想にこのシリーズを読んでみたいと思った。屋上の子象の話は実話のようだが、それが本になっているのかまではググってもわからなかった。この作家の他のシリーズも面白そうなものがあるのでいずれは読んでみたい。
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Ab
現実逃避読書17だったが結構没入できた気がする。 しかし舞台となった時代は皆が仕事に夢を追い求めるような、もうそんな時代だったのか違和感がある。私は主人公よりひとまわり上の世代だが、まだまだ安定志向のころだったように思う。まあそんな人物の話を書いても売れる訳はないから仕方ないのだろうな。業界の仕事のやり方をこの本で初めて知ることになったが非常に面白く読んだ。ただ、卸値より安く売るなんてことがある訳はないと思う。そうせざるを得ないなら必ず闇カルテルでも結ぶ筈だろうから小説には出来ないわなあと愚考した。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/07/29(2674日経過)
記録初日
2014/11/15(3661日経過)
読んだ本
655冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
221733ページ(1日平均60ページ)
感想・レビュー
644件(投稿率98.3%)
本棚
4棚
性別
年齢
71歳
職業
無職
現住所
北海道
自己紹介

小6で父の「オール読物」に載った小松左京の「紙か髪か」を読み叱られる
この頃「ボーイズライフ」に時々載る第一世代のSFを読む
中1で創元の火星シリーズが発刊、「火星のプリンセス」は確か160円
EEスミスのスカイラークシリーズもこの頃発刊だったか
中2の夏にSFマガジンを書店で発見し以来三十数年買い続ける、SFMはこの頃200円
高1の夏にクラブ顧問の教師が創刊以来買い続けていたSFMを全部捨てたと知る(捨て残った十数冊は貰ったがそれまで双方ともSFファンであることを知らなかったのだ)これが人生で三番目くらいに残念だったこと
SFは2000~3000冊くらい持ってると思っていたが、最近SFM全部を含む1500冊を失ったので500~1500冊に訂正します(T_T)
バクスターまでは楽しんで読んだがイーガンは読むのが面倒になった
ここ数年前までは図書館中心で年100~200冊くらい読んでいたが諸般の事情で激減した
ベストセラーには飛びつかない質で、数年後読んでみて気に入ったらその作家の本はあらかた読む
今までに宮部みゆき、小野不由美、恩田陸、池井戸潤、有川浩、横山秀夫、東野圭吾、海堂尊はそうして読んだ
現在皆川博子をお試し中→検討中→あまり合わないらしい
理由があって読まない作家は村上春樹氏、百田、古野まほろ
十年程前に介護退職するまではIT系技術者
現在の趣味は読書のほかは東欧製の紙模型制作(設計はしない)、折り紙原理主義者(不切正方形一枚折りを至上とする、設計や展開図折りはできないので中級かな)、フォルクローレ(最近は聴くだけ、チャランゴ2本所有、うち1本はアルマジロ製)

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