アガンベンについての記述が大きな学びだった。 公衆衛生に「権威主義的な支配と抑圧」を勝手にくっつけて、声高に反マスク反ワクチンを叫ぶ人達の論拠の一つはアガンベンの主張だったのか。 本書も全体を通して公衆衛生の重要性と恩恵を軸にしているのに、それに反対する反マスク勢力にも一言言及してほしかった。
日本とケルトの昔話に共通のモチーフとして「コブ取り爺さん」と「仕立て屋の話」があるのは既読だったが、本書で「浦島太郎」と「オシーンと常若の国」の類似を知ることができたのはとても楽しかった。
歴史政治小説や心理関連本をよく読んでいたけれど、ファンタジーやミステリーも好き。
文学作品も好きで憧れつつも読めてないもの多し。
最近読むスピードが遅くなった。
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日本とケルトの昔話に共通のモチーフとして「コブ取り爺さん」と「仕立て屋の話」があるのは既読だったが、本書で「浦島太郎」と「オシーンと常若の国」の類似を知ることができたのはとても楽しかった。