一昨日のニチアサの影響で食べたマトンカレー。マトンはクセがあるけど、それがクセになります(魚で言えばマグロの血合い)。
『グリーン家』は“館もの”の元祖であると同時に、“ある典型的な犯人像”の元祖でもあると思うんです😌 そういう意味で、僕個人としては「2時間サスペンスの元祖」だとも思っています(笑)(←だって、こういうタイプの犯人が多くないですか😁?)
駒田世津子(1959年産まれ)。本編の主人公で34歳でミステリー新人賞を受賞しデビュー。 現在文庫書き下ろしの時代小説を年3回出版。印税250万ほど。後見人を小説の題材にしたことがある。死ななければならない人物を膵臓ガンにしたりした。本編のカギになる老人ホームを舞台とするドラマ化された「ウバステ」は7作目(主人公の女子大生は作者がモデル)。
概要は作中冒頭にて。「そして誰もいなくなった」のパターンを踏襲。シバヤマは歳の離れた後妻に捨てられた復讐で莫大な借金を残し自殺する(他のエピソードはもやもやする感じでイヤーな終わり方だが「よっしゃ。ざまーみろ」となるとか)。死者からハガキが届いたがそのひとが犯人。隠れて悪いことをしていたため携帯を処分し、行旅死亡人になるように自殺した老人。の話がある。結末もあるが次第に現実とリンクしてくため真梨さんの作中本ではかなり詳細が書かれてるがゾッとさせられる。・・・しかし、真梨さん作中の作家の本は書かないのかな?
わかります。芦辺さんを全作読んだ訳ではないですがここまでバカミスに走ったのは・・・なかったかも(芦辺さんは多彩過ぎますし・・・とりあえず「保瀬警部」図書館の横断検索で頼みました)。いや、あの小説家、名探偵Zに遭遇するんだな。としか思えないじゃないですか!いきなり被害者なんて予測出来ませんでした!
原作犯人たち総登場(101巻以降は裁判中)の30年お祝いは圧巻!・・・うわ、懐かしい。こんな犯人もいたわー。「祝わせるな!!」言うなよ初代ファントム(そっちは金田一少年だから)!?
これを読む前に再読したデビュー作は若さゆえの勢いと暗黒、突き放す感に溢れたけど、17年後(出版月を考慮して)に出版された本作は雨乞くんと椿さんを始めとした他者の関係含めエグいところもありながらも何処か落ち着きと優しさ、救いを持った作品となっていた。改めて、若さでしか書けない作品もあれば、齢を重ねてしか書けない作品もあることを実感。そして、椿さんの「海底のひまわり」を読んでみたいとともに、雨乞くんの小説も読んでみたくなる1冊。
椿依代。雨乞の敬愛する覆面作家。「海底のひまわり」でデビュー(他作品不明)。寡作だがもうすぐ新作出版予定。 「海底のひまわり」幼少期両親に命じられるがままにカルト宗教の細菌テロの手伝いをした青年がひとりの女性と交流し、恋心に近いものまで芽生える。ところが、女性の父親はテロのせいで、植物状態にあり姿や名前を隠していた自分の正体を知っていたことが判明する。・・・書き出しやエピローグ、経過も細かく描写されている。内容が明らかになるにつれ雨乞くんと重なってくよなあ・・・。
漫画は少年、少女両方読みます。小説はミステリ中心で(国内は新本格やメフィスト賞、鮎川哲也賞より、海外はウォーターズ以外は古典ばかり)ファンタジーや百合、魔法少女、幻想物、料理などを嗜好してます。昔読んだ本の感想も時折書きます(読み終えた本は読了日忘れてるの結構アリ)。まほいく民でゆゆゆ民(感想には上記2つを含めコナン、金田一、ひぐらし、なのはさん、まどマギ、ニチアサネタなど含みます)。
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駒田世津子(1959年産まれ)。本編の主人公で34歳でミステリー新人賞を受賞しデビュー。 現在文庫書き下ろしの時代小説を年3回出版。印税250万ほど。後見人を小説の題材にしたことがある。死ななければならない人物を膵臓ガンにしたりした。本編のカギになる老人ホームを舞台とするドラマ化された「ウバステ」は7作目(主人公の女子大生は作者がモデル)。
概要は作中冒頭にて。「そして誰もいなくなった」のパターンを踏襲。シバヤマは歳の離れた後妻に捨てられた復讐で莫大な借金を残し自殺する(他のエピソードはもやもやする感じでイヤーな終わり方だが「よっしゃ。ざまーみろ」となるとか)。死者からハガキが届いたがそのひとが犯人。隠れて悪いことをしていたため携帯を処分し、行旅死亡人になるように自殺した老人。の話がある。結末もあるが次第に現実とリンクしてくため真梨さんの作中本ではかなり詳細が書かれてるがゾッとさせられる。・・・しかし、真梨さん作中の作家の本は書かないのかな?