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HANA
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HANA
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前巻に引き続き、村中に張られた二重丸の意味、正体不明の社、そして主人公の身内の謎を追っていくミステリとなっているのだが…。やはり三分の二ほどが文献の調査となっている。その為学術調査の過程を見ているようで、ダイナミズムが感じられないような気がする。肝心の村の秘密についても、田舎ホラー読みなれている身としては大人しすぎるし、最後の反応についても現代までそういう祭儀を守ってきたにしては、うーんと考えるような反応しかしないし。合う人には合うんだろうけど、個人的にはのめり込めない一冊でした。京極は合うんだけどな。
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HANA
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読書データ

プロフィール

登録日
2010/01/31(5568日経過)
記録初日
2010/01/31(5568日経過)
読んだ本
3880冊(1日平均0.70冊)
読んだページ
1161067ページ(1日平均208ページ)
感想・レビュー
3858件(投稿率99.4%)
本棚
12棚
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