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ヴェネツィア
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タイトルとおおよその内容は知っていたが、読むのは初めて。想像を裏切られることはなかったが、直接話法の会話文以外は共通語で書かれていたのはやや意外な感がした。とことん「あかんたれ」の柳吉と、そんな男だからこそつくしてしまう蝶子。彼女もまた、ある意味ではダメ女であるのかもしれない。では読者はというと、男である私から見れば、どうしようもないヤツだとは思いながらもどこか憎めないのが柳吉である。自分の中にもそんな要素が潜んでいるからだろうか。いつだったか、大阪の劇場でジュリーの柳吉と藤山直美の蝶子で、この作品の⇒
0255文字
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読書データ

プロフィール

登録日
2011/11/30(4849日経過)
記録初日
2011/04/07(5086日経過)
読んだ本
7405冊(1日平均1.46冊)
読んだページ
1737580ページ(1日平均341ページ)
感想・レビュー
7315件(投稿率98.8%)
本棚
57棚
性別
職業
専門職
自己紹介

2011年4月からの参加で、14年目にはいりました。一番よく読んでいるのは日本文学、次いでは翻訳文学です。読むジャンルの幅は広い(半ばは意識的にそうしています)のですが、何でも手当たり次第に読むというわけではありません。特に誇れるものはありませんが、連続読書日数は初日から5058日(2025年2月3日現在)、冊数は7273冊になりました。胃癌で入院中も、海外旅行中も毎日読んできました。さて、どこまで伸ばせることやら。

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