9月も先月に続いて記録更新となりました。皆さま、今月もどうぞよろしくお願いします。☆2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:112冊 読んだページ数:16604ページ ナイス数:47036ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/157091/summary/monthly/2024/9
私は、『ぐりとぐらの1ねんかん』を、図書館に飾って、季節感を味わっていまうs。11月は、落ち葉のカーペット、あか、きいろ、オレンジ色の落ち葉があたり一面、落ち葉に囲まれて楽しい秋の一日です。(^▽^)/
⇒ミルウォーキー美術館もなかか、アブダビのルーブル・アブダビ、ドーハのカタール国立博物館、オルドス(内モンゴル自治区)のオルドス博物館あたりはミュージアムの外観だけでも一見の価値がありそうな建築物である。
⇒物語の終幕では、これもそうではなかったことがわかる。彼の生は最初から本質的に人生とは相容れなかったのである。三浦しをんの小説の中では、最も純文学寄りの作品だろう。
私は基本的には打ちっぱなしのコンクリート建築は好まないのだが、これらの2邸に関しては、少なくとも見た限りではその斬新さに圧倒される。もちろん、ジャングルの中に屹立するという条件があってのことだ。
本書にはまた、守り通された『天地始之事』も併録されている。これは、旧約聖書の天地創造とアダムとイヴの楽園追放にはじまり、これに続いて新約聖書の内容を(すべてではなく、抄訳気味だが)語ったものである。そして、これまた随所に日本化が見られるのだが、それはかつてのこの地の人々の信仰の拠り所であり、証そのものだったのだろう。画、文ともにきわめて貴重な資料。
⇒それでも、ローズガーデンやカントリーガーデンなどは鮮やかだし、ことにトロピカルガーデンが興味深く眺められた。もっとも、これももっと他に伝え様はあるだろうにとも思ったのだが。
ヴェネツィアさん こんばんは!🌃 河野裕子さんは、他界する直前まで、短歌を詠んで居た其の生きざまは、感嘆に余りあります。 最後の短歌『手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が』、、、私は此の短歌を読み返す度に、溢れる涙で目が霞みます。 歌歴だけを重ねて仕舞って来た、短歌に今一度、真摯に向き合おうと思います!✨ 何時も、学びや気付きを頂く、レビューを有り難うございます!🙋 宵待草
客間の大きく開けた窓からは、緑なす斜面の向こうにクライド川を見渡せる。住んでみたくなるという点では、これまでで一番か。ただ寂しそうなので、マナーハウス・ホテルとして、1週間だけ滞在させてもらえたら最高だろう。
⇒戦争構造学(これも小川によるフィクションだろう)によって、日中戦争を解析してゆくのであり、あの時期になぜ日本が戦争に突き進んで行き、そして敗れたのかを小説の形を通して語ってゆく。このあたりは実に小川哲らしい方法かと思う。これなら直木賞、山田風太郎賞受賞も当然。600ページ強に耐えられるなら、小川哲ならコレと推薦!
もう一つのタリアセン・ウエストはアリゾナ州メサに建てられ、さらに広大であり、もっと荒々しさが強調されている。アリゾナの自然を強く意識しての建築である。また、室内空間のデザインも奇抜なというくらいに大胆を極めるものである。
斎宮は神と婚姻する女性です。平安宮廷や大奥などカミに生涯を捧げる女性は存在しました。禁欲イコール善ではなく、理趣経のようなものもあります。麻原彰晃はそれを曲解していたようですが。
獺祭魚の食客さん、斎宮は修道僧とは立場も違い、生涯を神に捧げるというわけではないでしょうし、自らの意思という点でも違うとは思いますが、そうした存在はどこの文化にも見られるでしょうね。
yominekoさん、おはようございます。仕掛け絵本とはいっても、いたって単純なものです。へんにゴテゴテしてなくていいかもしれません。Simple is best?
毒蛾のエピソードそのものは「ポラーノの広場」だったかに登場しますね。キャンベラには今の時期から毎年蛾が渡ってくる(毒蛾ではありませんが)のですが、最初の年に賢治に毒蛾の話があったなと思ったものでした。
おはようございます。そうですね。図書館でググったら、大量に出てきました。今後、少しずつ読んでいきたいと思っています。ご紹介いただき感謝しています🙇♂️
⇒神林長平の『膚絵の下』のような、震えるような世界観の展開が得られないのである。それは、私のSF観、あるいはSFに求めるものが古いのであるかも知れないとも思う。篇中から、しいて1篇を選ぶとすればアレステア・レナレズ「人形芝居」か。なお、渡邊利道の解説に見られる分析は見事である。
PIE Internationalの写真集は往々にして編集が大雑把なのだが(例えばフランスとはいっても、ブルターニュとアルザスとプロヴァンスでは全く違うだろうに)今回は一応は撮影地を明記していた。ただし、それでも依然として大雑把感は否めないが。
私が自分で所有しているのはブータンの「ゴ」(ブータン旅行のお土産にもらった)と、バリ島の正装(これはお祭りに参加するために買った)と、チロルのジャケット(これはザルツブルク音楽祭に着ていくのに買った。ジャケットを持って行っていなかったのだ)。
本書は日本図書館協会選定図書、第42回産経児童出版文化賞JR賞受賞、第26回講談社出版文化賞絵本賞受賞と、なかなかに華々しい経歴を誇る。読み聞かせなら、続編を用意しておかないと、子どもたちが納得しそうもない。
これらは安部公房の晩年に属する作品だが、彼の小説の一つの到達点を示すものであるかもしれない。『壁』からは遠くまで来たようでもあり、やはりそこに回帰したようでもある。
中には図書館のレファランスに聞くのは、お門違いなのでは?というような質問も。Q12「さっき見た鳥の名前を知りたい」ーもちろん、一緒に鳥を見ていたわけではないのだが、それでも正解にたどり着く。Q9「サンタクロースのそりを引いているトナカイはオス・メスどちらか?」。
ヴェネツィアさん こんばんは!🌃 興味深くレビューを拝読しました!💫 3年前の秋に、五島美術館『国宝 紫式部日記絵巻』の公開時に鑑賞した折に、国文学者:小谷野純一の『紫式部日記の世界へ』を既読・レビューしました。 源氏物語にしても紫式部日記にしても、かなりの書籍が発刊されて居て、選書&既読には迷います。 宮崎荘平の本書は📝させていただきますね!🍀 何時も沢山の良書の、ご紹介・レビューに学びを頂き、有り難うございます!🙋 気温が下がり始めていますので、お互いに体調に留意したいと思います!✨ 宵待草
この表紙の絵、もしかしたら、その国の言語が左から書き始めるのか、その反対か、でも、見え方が変わってきそうだよね。芝居の上手下手から考えると目の動きは向かって右から左に行くよね。その場合はウサギさんに見えそう。これは、右利きの人の目線かもね。
ヴェネツィアさんのレビューに惹かれて読んでみました。恐竜といえばゴジラのように尻尾と後ろ足で直立していたと子供の頃刷り込まれた世代には隔世の感のある内容で、胃石の話や翼の進化など、興味深い内容を楽しく読むことができました。良い本をご紹介いただき、ありがとうございました。
ヴェネツィアさん、おはようございます😊作者名をタップすると、読メは、作者の著作が、出るようになっていますので、文字本と違い絵本だと、表紙が表れてどんな作品なのか、なんとなく作風がわかったりしますね。これと言って傾向が掴めない未熟者ですが、魅力的な絵が並んでいました。図書館で探してみたいです。
どうして選ばれているのか、自分の感想を見なおしたところ【持ち込みした出版社に全部断られて、仕方ないから戯曲化して上演したら大ヒットしちゃって、出版社の手のひらクルーで「小説版出しませんか!」とお声が掛かって出た本】という事だからだと思います。学びがありますよね。(個人の感想です)
良いレビューを有難うございます。この本をぜひ読んでみたくなりました。演劇が好きなので歌舞伎にも関心を持っていましたが、どこから始めたらよいか分かりませんでした。この本をきっかけにしたいです。
⇒紹介されるが、多様な形のターバン以外はあまり見るべきものもなさそうだ。男性の衣装が華やかなのは中米である。形は違うが、女性のそれと色遣いや刺繍のセンスは同じようだ。
⇒夢の国ともいうべき、再びの「楽園」である。バワの建築の実物はアフンガラ(スリランカ)のホテルを見たが、なんとも独特の様式であり、これがバワかと、ただただ見惚れるばかりであった。
Robin Mayは70年代に歴史関連の本(子供向け?)を何冊か出版した方のようです。https://www.thriftbooks.com/a/robin-may/491921/?srsltid=AfmBOopIBwzwPgEDac5_c2DMAAtOd_8pMp0MUv925eXhIrXHrY9H_9JB
⇒外部はいくつもの丸屋根を持つことと、個人宅にしてはかなりに大きなこと以外にはそれほど変わったところもなさそうに見えるが、内部空間はあたかも絵画のようだ。しいていえばダリの絵、あるいはマグリットの絵(ただし、マグリットの曲線に対して、こちらは直線が多用されているので似ていないのだが)か。なんだか、迷宮に彷徨いこんだかのような気分に捉われるのである。一方"Y"ハウスの外観は開拓部落のパヴィリオンのようだ。こちらの内部空間は存外に機能的なようだ。
ツェねずみというタイトルが可愛すぎてすぐ読みました。宮沢賢治は短編でも独特で読み進められないことが多いのですがこの作品は絵本にもありそうでとても読みやすかったです。
⇒だと言えばそうだが、手に汗握る面白さが読んでいる間ずっと継続し続ける稀有な小説。そして、これは共和国、また日本の海上保安庁や自衛隊(それはすなわち日本政府ということでもあるが)の構造の持つ本質を浮き彫りにする小説でもある。エンターテインメント小説としてはお薦め。
⇒ものでは、イスファハーン(イラン)の食器類が、色合いといい、形といい、これまた他には類を見ない風合いである。なお、この文化圏はタシケント(ウズベキスタン)あたりにまで及ぶようだ。
原題の"SQUAWK TO THE MOON, LITTLE GOOSE"に対して邦題は『おつきさん どうしたの』。もう少し、現代の趣きを活かせなかったものだろうか。
2011年4月からの参加で、14年目にはいりました。一番よく読んでいるのは日本文学、次いでは翻訳文学です。読むジャンルの幅は広い(半ばは意識的にそうしています)のですが、何でも手当たり次第に読むというわけではありません。特に誇れるものはありませんが、連続読書日数は初日から4969日(2024年11月12日現在)、冊数は6988冊になりました。胃癌で入院中も、海外旅行中も毎日読んできました。さて、どこまで伸ばせることやら。
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ナイスありがとうございます。今回は島崎影が薄かったですよね。
ようさん、こんにちは。そうですね。次回には復活するのではないでしょうか。第3弾は間違いなくありそうですから。