2015年10月より読書記録として登録。
日本の古典文学を偏愛。特に古典和歌が好き。俳句、詩歌も。
歴史分野、民俗学、古典芸能、(能、文楽、歌舞伎)絵本、児童書、美術書にも興味があります。
好きな作家
堀辰雄・遠藤周作・福永武彦・井上靖・辻邦生・泉鏡花・谷崎潤一郎・梨木果歩・白洲正子・志村ふくみ・竹西寛子・幸田文・田辺聖子・堀江敏幸・須賀敦子・大岡信・折口信夫
★建礼門院右京大夫、立原道造・三好達治・リルケ・エミリーディッキンソン・陶淵明・クリスティナロセッティ・李賀
珈琲とともに読書することが至福の時間です。
《さくら花ちりぬる風のなごりには水なき空に波ぞたちける》
(読メには気が向いた時に書きます)
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能や歌舞伎などの古典芸能は、話の筋を解っていないと観るのに少しも面白くない。このような現代語訳で物語の内容を知り、実際の舞台を見たいと思うようになる。その様式化された美しさを体験し、素晴らしさを知ることによって、古典芸能が生き続けていけるように思った。訳者あとがきに、桜庭一樹が「古典劇再演の方法論として」内田樹の言葉を引用して、「凍結された教え」を「解凍」して「未来の生命」を賦活させるため~と書かれていたことに、この現代語訳の核心があるように思った。