読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

洋書好きな読書モンガー
読んだ本
27
読んだページ
12208ページ
感想・レビュー
27
ナイス
279ナイス

2024年4月に読んだ本
27

2024年4月のお気に入り登録
2

  • ぶんこ
  • 水無月

2024年4月のお気に入られ登録
4

  • 昏良川暗渠
  • 水無月
  • Huuro
  • ずっきん

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

洋書好きな読書モンガー
300頁一晩で読んだ。映画もTVドラマも良かったけど本はもっと良い。辞書作りという世界どれ程取材したのかいう詳しさと登場人物達の人間模様の描写が良い。私も関西生活長いので笑える所がいっぱいのこの本は好きだ。映像化された作品を観て女性編集者が主人公だと思っていたのは前半と13年後の後半で主人公が代わっていたのか。業界事情の物語は面白い。週間TVアニメ業界を描いた「ハケンアニメ!」週刊ジャンプの連載に挑む高校生二人組を描いた映画「爆漫」。次は何が出て来るのか楽しみだ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

洋書好きな読書モンガー

The Time Traveller's Guide to Medieval England: A Handbook for Visitors to the Fourteenth Century (Ian Mortimer’s Time Traveller’s Guides) (English Edition) >> Richard Swanが彼の著書The Justice of Kingsを書くにあたって中世14世紀の英国の様子から当時の人々の暮らしを参考にしたとインタビューで書いている。

洋書好きな読書モンガー
2024/04/25 15:56

ゲットした。旅行ガイドブックの形を取っていて、14世紀の社会構造、ロンドンや田舎の様子、人口分布(ワシントン・ポーが活躍するカンブリア、14世紀後半、6人/平方kmしか居ない。現在のおよそ1/10か)。橋の通過や都市に入る時料金が要るとか。いろいろ面白そうだ。タイムトラベラー・ガイドブック・シリーズは100年毎位に5冊ほど出版されている。エリザベス1世の時代つまりシェークスピアのいた時代の版は日本語訳が出ている。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
27

洋書好きな読書モンガー
下巻はナポレオンのモスクワ侵攻からプーチンの大統領就任まで。クレムリンは18世紀半ばから北方戦争でスウェーデンから奪った地に築いた新首都サンクトペテルブルクに皇帝の居城を取って代わられたがモスクワはロシア最大の都市(人口27万人)だった。19世紀はナポレオンの侵攻も有ったけれどロシア皇帝の暗殺が2回もあった。1人目はエカチェリーナ大帝の息子フュードル。廷臣による暗殺。2人目は農奴解放をしたアレクサンドル2世。彼は改革派だったのに反帝政派の爆弾テロで死んだ。二度の暗殺の後には反動派の強権皇帝が即位する。↓
洋書好きな読書モンガー
2024/04/28 23:19

→何故西欧の様に立憲君主制に移行出来なかったのだろう。ロシア革命も無かったかも知れないのに。ロシア革命後共産党が権力を握る。ここでも革命勢力の中の民主派は何故権力を握れなかったんだろう。共産主義というのはこの後独裁主義と同義語になって圧政を行っていく。帝政の圧政に対する革命の筈だったのに。革命後の共産党による帝政と帝政を支えてきたロシア正教に関する建物の破壊と略奪。これもとても残念な事だ。

洋書好きな読書モンガー
2024/04/28 23:51

メリデールさんは「イワンの戦争」でも思ったけどすごく詳しく取材して書いている。レーニン、スターリン時代の汚点も詳しく書いている。最近ロシアは強いロシアを求める勢力が権力を握っていて、もうこういう暴露本に近い本は書けないのではと危惧する。

が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
Time Traveller’s Guideシリーズの著者による中世を説明した本。著者の定義する中世は西暦1000年から1600年。題のHorizonは「知識、経験、興味の広がり、限界」の事である。イギリス民話のリップ・バン・ウィンクル(農夫が山で昼寝をして起きたら数百年が経っていたという話)が西暦1000年に眠り込んで1600年に起きたら変わっている事変わってない事は何だろうという話。西暦1000年はアングロサクソンとヴァイキングがイングランドの支配権を巡って争っていた時代。この後↓
洋書好きな読書モンガー
2024/04/28 20:34

→英国の奴隷はあまり語られて来なかったが18世紀の米国と同じくらい居た。人口の10〜20%。ノルマン・コンクエストでサクソン人領主から土地と奴隷を取り上げ、奴隷制はに反対を唱えた。博愛や平等を謳うはずの教会の反対で50年後まで奴隷制は続く。農奴は土地に縛られて結婚相手も領主が決めた。農奴は大陸では先に廃止された(ロシアでは19世紀半ばまで続く)英国では黒死病で人口が半減し、労働力の価値が上がって14世紀に廃止になった(植民地と黒人奴隷は続く)。8世紀から始まった太陽活動の活発化による温暖化が14世紀に↓

洋書好きな読書モンガー
2024/04/28 20:38

→終わり世界は寒冷化する。人口の回復と農業生産の低下で賃金の半減、土地の賃貸料の倍増、食料品価格の4〜5倍化で中世末期の農民達の生活は困窮していく。230頁の英文です。数字をあげて詳しく英国の中世を説明しています。興味ある人はどうぞ。

が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
レビューを見て読みたいと思った。料理が出て来る小品集。1、2時間で読める。京都府や兵庫県はほとんどが低い山。だから関西の松茸シーズンは東日本より1ヶ月遅い11月。なんて事など思いながら読んだ。作者と教えてくれた人ちょっと切ない感動をありがとう。
が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
歴史好きな人にたまにはこんな歴史if物語を。アステカやインカを滅ぼしたものは鉄器、馬、病原菌と言われているがもしアメリカ大陸に既にあったらという話。グリーンランドの発見者エイリークの娘が率いるヴァイキング船がアメリカ大陸沿岸を南下、カリブ諸島と南米インカに鉄器、馬、疫病をもたらした500年後。アメリカからヨーロッパへピサロのインカ帝国征服の逆パターンが起こる。でもなあ、ヨーロッパ諸国が強いのは5ヶ国くらいで絶えず政治駆け引き戦争があって鍛えられたという説がある。まあ純粋に楽しんで読もう。
が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
モスクワに築かれた城塞=クレムリンの約1000年の歴史からロシアの歴史書。ロシアの始めに出て来るルーシ。ヴァイキングを示す言葉だったのか。8世紀から11世紀、ヴァイキングがブリテン諸島や北フランスを侵略していた時代、東方ではバルト海から黒海までロシアの川沿いにヴァイキングが進出し町を築いていた。10世紀頃キリスト教化し地元民に溶け込んで町毎に勢力争いをする。クレムリンの木造の城壁は12世紀頃にはあったらしい。13世紀にモンゴル人がやって来る。200年タタールのくびきと呼ばれる属国扱いが続く。↓
洋書好きな読書モンガー
2024/04/25 19:41

ロシア内部の勢力争い、モンゴル等の外部勢力による侵略破壊など武力的な争いと共に、ビザンティン帝国ありし日にはキリスト教上大した地位に無かったモスクワがビザンティン帝国の後継者として地上の権力と共に宗教上の地位(正教の本山)を確保する争いも描く。

洋書好きな読書モンガー
2024/04/26 08:19

クレムリンを中心に書いていて同時期の西欧のお城の10倍くらいの面積のある城塞というか町。戦火でも焼けるけど、石造りになってもかなりの頻度で火事で丸焼けになる。迷信深い民衆が暴動を起こして王宮にまで押し寄せて責任者の大貴族や司教が犠牲になる。こういうのはびっくりだ。江戸城も天守閣が焼け落ちる大火に見舞われているけど、ロシアだったら江戸幕府が転覆する位の暴動が起こるかも。日本人は昔から落ち着いている?

が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
傑作ファンタジーの続編という事で1冊目と一緒に借りたけど、うーん私にはこのシリーズの面白さが分からなかった。
が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
300頁一晩で読んだ。映画もTVドラマも良かったけど本はもっと良い。辞書作りという世界どれ程取材したのかいう詳しさと登場人物達の人間模様の描写が良い。私も関西生活長いので笑える所がいっぱいのこの本は好きだ。映像化された作品を観て女性編集者が主人公だと思っていたのは前半と13年後の後半で主人公が代わっていたのか。業界事情の物語は面白い。週間TVアニメ業界を描いた「ハケンアニメ!」週刊ジャンプの連載に挑む高校生二人組を描いた映画「爆漫」。次は何が出て来るのか楽しみだ。
が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
題名のダークライドは遊園地の乗り物の1つ。遊園地で働く青年が市役所に交通反則金の支払い延長をしに行き虐待されている幼い姉弟を見つける。当局に通報したが何もしない当局に代わって素人探偵として家庭の事情を調べ始める。弁護士事務所を経営する父親には犯罪の影が。読んで思った事は次の3つ。(1)交通反則金支払い延期出来るんだ。米国の交通反則金期日迄に支払いましょう(日本からも払えるらしい)。払わないと米国の裁判所への出頭命令か米国へ二度と入国出来なくなる。(2)昔米国出張の中日の休日に行った遊園地まだ営業してる。↓
洋書好きな読書モンガー
2024/04/21 13:28

→さすが米国だなあと思ったのはゲームの景品のぬいぐるみの大きさ。高さ2m位横幅も大人位あるピンクのフラミンゴ🦩車社会の米国でなくちゃありえない景品。もし当てたら帰りの飛行機もう一席予約が必要だった。(3)米国の児童保護サービスもっと強力なのかと思っていた。無職になった父親が子供を取り上げられて取り戻す為に奮闘する映画とか有ったよね。物語の主人公の青年は子供時代孤児になり養父母の家庭で過ごした経験が虐待されていた子供達を見逃せなかった様だ。作者の2作目。1作目は評判良い様だけど図書館に無かった。

が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
Gentleman Bastardシリーズ1冊目。ヴェネツィアの様な水郷都市が舞台。主人公は言う「この街の神々は犯罪を愛している。スリは一般人から盗み、商人は騙せる相手から盗み〜貴族は誰からも盗み〜。盗人中の盗人の俺達は用心深さが足りない金持ち貴族から税金を盗るのさ」義賊?現在と子供時代の話が交互に語られて物語は進む。子供時代孤児を集めてスリなどの犯罪をさせる集団に居た。そこで弱い者いじめをする年長者を嵌めたのが主人公の原点だ。ファンタジー世界のオーシャンズ11の様な詐欺集団のクライム小説だ。
洋書好きな読書モンガー
2024/04/20 23:02

ハヤカワ文庫から出ている「ロック・ラモーラの雅なるたくらみ」の原書。翻訳は1冊目だけだが原書は長編7冊、短編集1冊に近々なるらしい。2冊目3冊目も持っているので楽しみに読もう。

洋書好きな読書モンガー
2024/04/21 19:51

最後の最後に主人公の秘密が㊙️読んだ人のお楽しみ🤫

が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
作者の長編デビュー作。作者の経歴(北アフリカ人の父とアメリカ人の母の間にアメリカ南部で生まれ北アフリカで英語教師をし、アメリカへ戻ってアフリカの言語と文学の博士号を取る)が影響しているのか異文化ミックスのような世界観がある。ファンタジーというと中世ヨーロッパの様な世界が多いけど、まるで東南アジアを思わせる世界である。題名の図書館島が出て来なくてどうなるかと思うと物語が終わっている。不思議な世界不思議な物語と言うのは同意するけどどうしてファンタジーの賞を4つも取る傑作なのかわからない。
洋書好きな読書モンガー
2024/04/20 15:21

ネタバレ防止になるべく書かない様にしているけど、余りにも後書きと違うので書きます。船旅で一緒になった同郷の病気の少女が主人公の夢にたびたび現れる。少女の死を悟った主人公は少女の埋葬地を探し故郷のやり方で弔い直す旅に出る。そこで2つの宗教の争いに巻き込まれる。こんな筋なのだが図書館島は何処?オロンドリア帝国をより説明した続編を読んでから訳者は翻訳している。続編でも図書館島出て来ないけど(≧∀≦)

が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
本棚から。第二次世界大戦中の英国第七機甲師団の戦記。ページの2/3は北アフリカでの3年に及ぶ戦い。その後イタリア、ノルマンディーからベルリンまで。ノンフィクションなので英語は平易だ。
が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
ポー&ティリー4作目(既に6作目まで出ているらしい。楽しみだ)。カンブリア州で開催予定の首脳会議会場の準備中に起こる殺人でポー達が呼ばれる。凄い話に広がっていく4作目でもワンパターン化して無くて楽しめる。9.11で要人警護が凄く厳しくなったんだなと感じる。9.11前EUの閣僚会議が開催されてるホテルに知らずに泊まったことがある。特にボディチェックも持ち物検査も無かったし、朝朝食を摂ろうとレストランに行こうとして早朝の記者会見会場に入りそうになった。マスコミ用のドリンクとサンドウィッチがあった。↓
洋書好きな読書モンガー
2024/04/18 20:43

→すぐ間違いに気付き無事不審者と逮捕されなかった。前にも泊まった事があるホテルだけどそれで信用されたとは思わない。ホテルへの道には警官がたくさん居たけど。物語中出て来るデザートラット。第二次世界大戦中の英国第七機甲師団戦記Robin Neillands著THE DESERT RATSは本棚にある。ノンフィクションなので小説の様に英単語の言い換えを駆使して無いので読み易いかも。ポーシリーズ毎回違うパターンを使っており続きが楽しみだ。

洋書好きな読書モンガー
2024/04/30 09:22

今年6月5日にハヤカワ文庫から出るM.W.クレイブンの「恐怖を失った男」はワシントン・ポーシリーズじゃ無くて新しいケーニッヒ主人公の「Fearless」の訳みたいですね。5作目「Botanist」原書を買って読んでみようかな。

が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
ミステリのような題名だけどホルムヘッドはイングランド北西部カンブリア州のカーライル北東郊外の村はずれのB&B(簡易ホテル)である。今回リンボウ先生は日本とヨーロッパ主に英国のいろいろな比較を書いている。丁度ワシントン・ポーシリーズを読んでいる所なのでその舞台周辺が話題になっており読んだ。Google map便利だな。30数年前にリンボウ先生が迷い迷い辿り着いたHolmhead Guest House見つかった。農家を改造したB&B、辿り着くのが大変そうな小川と農地に囲まれた様子、外観も見れちゃう。
が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
ポー&ティリー3作目。今回もこのでこぼこコンビが活躍する。このシリーズ、あちこちにクスリと笑いを誘う文が散りばめられている。関西生活の長かった私には引っかかる。楽しい。時々登場するポーの愛犬スパニエル犬エドガーもほっこりさせてくれて良い。家に犬が常に居る子供時代を過ごした私には此処も惹かれる。
洋書好きな読書モンガー
2024/04/17 11:17

物語に出て来るウォルニー諸島。アイリッシュ海に島々を探すと見つからない。Google mapを航空写真モードにして、カンブリア州の中心都市カーライルからM6道路をペントス、ケンダルと南下し南西のバロー=イン=ファーネスの岬状になっている所にウォルニー海峡が有り、岬の西部分がウォルニー島だ。ウォルニー島の南半分は潮の満ち干きで消えたり現れる広大な干潟が有るらしい。地図モードでは干潮時の地形を表しているらしくピエル島等は干潟の中にある。ウォルニー海峡の南の出口に架空の島モンタギュー島がある設定。

洋書好きな読書モンガー
2024/04/17 17:10

訳に時々出て来る「タールマク舗装」無茶苦茶違和感。この訳者の人は自動車レースに興味無いんだね。ラリーのような公道や道無き道?を走る自動車レースでは私が知ってる限りで4、50年前から「ターマック=舗装路」<>反対語の「グラベル=砂利道」という用語が使われて来た。カタカナ日本語って便利だけど既に日本で長く使われているカタカナ訳語が有るのに別の新カタカナ訳語を使う人が居るのを見掛けると凄い違和感を感じる。確かに辞書にはアスファルト舗装の事を「タールマック」と書いている。辞書作成者も知らないんだなと思う。

が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
ワシントン・ポーシリーズ2冊目。昔ポーが刑務所に送り込んだ事件が冤罪の可能性が出てきた。ポーは他の捜査員と違う観点で捜査をする。そこが彼の強みなのだが、人は異質なものを嫌う生き物だ。冤罪だと元同僚達はポーを非難する。救いは彼を嫌っていたが1冊目の活躍で見直してくれた元上司の存在。出来る上司はたとえ親の仇でも能力は正しく評価して使いこなす。それとポーの秘密兵器ティリー分析官。IQ200近いと凄く住み難いのは想像出来る。ポー、元上司、分析官、謎の多い今回の事件を洗い直していく。
洋書好きな読書モンガー
2024/04/14 14:08

ポーの活躍するエリアはイングランド北西のカンブリア州。ここが湖水地方なのか。ベアトリス・ポターの伝記やNHKの湖水地方特集なので知っていたが、もう少し南だと漠然と思っていた。湖水地方のイメージは羊とピーターラビット(穴ウサギという種類で千年前にノルマン人が狩猟の獲物として大陸から持ち込む。それまでは穴を掘らない野ウサギしか英国には居なかった)だけどこのシリーズで重大事件が多発する危険地帯になった😵。作者の出身地と言う事で土地勘がありそこに違和感が無いのは良い(距離感が変という作品も世の中にはある)。

が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
何度も検索すると出て来るここの検索機能の謎仕様これはなんなの?ISBN検索でも見つからなくて兎に角何度も検索。実家の本棚にはラングレーは無かったので初ラングレーか。1989年日本語訳出版。「羽毛服」ダウンジャケットって言葉は当時無かったの?と疑問に思う本だ。ちょっと後味の良い本じゃ無かったな。チベット絡みの本といえば映画にもなった「セブン・イヤーズ・イン・チベット」本棚の何処かにあった筈。
が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
メキシコでの活躍、何の話?3作目が図書館に無くて飛ばして4作目を読んでいるのか。CIAの「見つけ次第射殺」指令で世界中の組織から追われるグレイマン。何故か追う側の組織の一員に助けられる。こいつはグレイマンの名を語って暗殺請負で大儲けを企んでいた。グレイマンの信条「本当にいなくなるべき悪党以外暗殺しない」に反する男との戦いを描く。何故CIAの優秀な駒だったグレイマンにCIAは処刑指令を出しているのか。グレイマンが無条件で言う事を聞か無いことに怒りを感じている所謂「○○の穴の小さい」上司が居るのか?謎は続く。
洋書好きな読書モンガー
2024/04/12 09:51

グレイマンに対するCIAの処刑指令。(1)元上司の個人的恨みなのか(2)グレイマン達CIAが作り出した殺人マシーン達が関わった秘密作戦の暴露を防ぐ為にグレイマンを処刑して無かったことにしようとしているのか。グレイマンシリーズは10巻ほど出ているらしい。4巻目の時点ではどちらとも言えないが今後(2)に繋がるドス黒い闇が出てきそうな気がする。

が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
初クレイヴン。ワシントン・ポーシリーズ1作目。主人公ポーとフリン警部、ティリー・ブラッドショー分析官はなかなか面白いチームだ。ティリーというと17世紀の宗教戦争30年戦争の一方の傭兵司令官を連想してしまう。ここではクセ強女性分析官の愛称だ。ポーとティリーのコンビが良いね。次回作以降でもチームを組んでいくのだろうか。私は基本的にシリーズ物が好きで、このポーシリーズは図書館に既刊の4冊とも有った。続きが楽しみだ。
が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
暗殺者グレイマンシリーズ2巻目。暗殺者は仕事の仲介とサポートをするパトロン?窓口が必要だ。前作でロンドンのフィッツロイと揉めた主人公は今度はロシアマフィアを窓口としてスーダン大統領暗殺を請負いアフリカへ飛ぶ。物語の最初でアイルランドのバーでギネス(ビール)を頼むシーンが出て来る。慣れて無いとバーテンが泡を減らす為に2回に分けてグラスに注ぐのを待てない。ドイツの空港の経験を思い出した。入国ゲートを越えるとセルフサービスのビールのサーバースタンドがあった。日本のバーにもあるレバーを2段階に傾けるとビールや泡↓
洋書好きな読書モンガー
2024/04/08 17:21

→を注げるやつである。流石ビール大国ドイツの人はみんな慣れてる。私はいつもバーテンに注いで貰っていたので上手くできなかった。物語とは関係無いけどそんな事を思い出した。

が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
Maliceから続く四部作の130年後を描く三部作の1巻目。Banished Landsの世界は悪の陣営に滅ぼされた10余の王国、地方が、統合された西の王国、天使族が支配する中央エリア、それ以外の辺境エリアに三分割されていた。前四部作の最後で7個の宝物の魔力でアザーワールドと接続され悪魔族天使族がこちらの世界へやって来て決戦をして善の陣営が勝利し、7個の宝物を破壊してアザーワールドとの接続を切った後、勝利した天使族が平和の守護者として世界を支配していた。天使族は各地から若者達を半ば強制的に善の軍団に↓
洋書好きな読書モンガー
2024/04/08 11:53

→徴募し、従わない辺境の騎馬部族を攻め従わせていた。今シリーズのメイン主人公は辺境の町に住む罠師の少年ドレム。父オリンと共に天使族の徴兵から逃げ各地を転々と移り住んでいた。父子は伝説の黒い金属を見つけ剣を作る。各地で絶滅したはずの悪魔族の活動が起こる。平和を守ろうと人族、巨人族に対悪魔族部隊参加を押し付ける天使族。天使族の行き過ぎた支配に反発する人々。7個の宝物と共に滅びた筈の黒い謎の金属の発見。悪魔族の蠢き。天使族、悪魔族、巨人族は長寿命で前シリーズから生き残りが居る。展開が楽しみである。

が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
単語を覚える時発音から覚える。古英語由来の単語とラテン語由来の単語の話。単語のうち母音を含む子音+母音の塊を発音から覚える。文の中で強弱短長の発音とか色々ためになる。アメリカへ行った時彼らはこっちが英語が話せると分かるといきなり3倍速で話し始めるのだが、そういう時の聞き取りのポイントや通用する様に発音する(強弱短長)事などなるほどと思った。洋書を読むには単語の95%は理解できるレベルの本を選んで読みなさいとあった。一応そのレベルには達しているかな。洋書を読む時、英会話をする時は英語のまま考えている。
洋書好きな読書モンガー
2024/04/06 20:00

初めて海外に行った時にイタリアのホテルでコーヒーとコーク私も間違えられたな。「コーヒーとクリーム」と言えば良かったのか。フムフム( ´Д`)y━・~~

洋書好きな読書モンガー
2024/04/07 20:01

発音から覚えるのが大事という説明で英語話者がある音を聞いた場合頭の中で次に来るべき音を絞り込んで予測しながら聞いているという説明があった。canを弱く発音すると肯定の意味のcan、強く発音すると必ずnotが続くと理解して日本人が聞き取りにくいnotを補って否定のcannotと理解する。こういう文の意味で強弱短長をつけて発音する事が英語らしく話せ、聞く時も何処を強調しているかで意味が理解出来る。なるほどだった。

が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
アイスランド生まれの主人公がヴァイキングとして活躍する物語の2巻目。ダブリン王国の元王女、ウルフコート戦士団の生き残りと共にノルウェー王の命令で北欧神話の主神オーディンが授けたと言われる「レイブン(鴉)旗」を盗みにイングランドへ行く。オーディンの使いである鴉の旗は味方に勝利をもたらす魔力を秘めていると言われる。新たな敵登場、サクソン人の王と彼に与してノルウェー王位を窺うノルウェー王の異母弟。オークニー領主の陰謀で全滅しそうになるが抜け出し、彼らを殺そうとしたノルウェー王に復讐を誓う。ここで2巻目はお終い。
が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
人類だけが多くの動物の中で唯一ここまで進化(進歩)したかその要素を4つ挙げ説明して行く。その内の1つ火。進化の大前提=脳の大型化、火の使用により食物の消化吸収を大きく改善し大きな脳に必要なエネルギーを摂取できる様になった事。生肉は消化に時間がかかり草食動物は食物の摂取と消化に起きてる時間のほとんどを費やす。つまり人間以外は脳を大きくする余裕が無い。なるほどの意見だった。大きな脳を持った人間は出産時未熟状態で産まれる。出産も子育ても人類は共同養育(一部の猿や犬科のオオカミやジャッカルもするけど)をする。↓
洋書好きな読書モンガー
2024/04/05 13:02

→大抵の動物はオスは子育てに参加しない。爬虫類の多くは産みっぱなし。大きな脳は共同生活社会性を持つために役立つと同時に大きな脳を持つ子供を育てる為に社会性が必要。両方とも人類進化に必要だったという。近年共同保育が難しくなっている。都会では隣近所と交流の無い生活。出産は病院で出来るけどその間上の子はどうすればいいかという悩みが世界中で聞かれる様だ。この本を読むと人類を進化させて来た重要な要素の共同体のあり方が問われている様に思う。

が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
最近の本のせいか読んでる人が多くてびっくり。読んで感じるのは2点。(1)英語圏生まれで白人だとどこでも移住出来て良いなという事。カル・フーパー ケネディでもオコナーでもマクなんちゃらでも無いアイルランドにゆかりの無さそうな名前(スコットランドにはあるらしい)。シカゴは行った事あるけど、あそこから田舎に行くとすればモンタナとかワシントン州とか行きそうなのに先祖の地ぽく無いアイルランドに行っちゃうのか。(2)アイルランド北西部のスライゴ周辺の田舎村。田舎のコミュニティの閉塞感が全編に。
洋書好きな読書モンガー
2024/04/04 23:16

アメリカの警官はアイルランド系が多いとは聞くけど。

が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
本棚から。あらすじは他の皆さんが紹介しているので割愛。映画「王になりたかった男」や「アフリカの女王」と同じ匂いがする物語なのに映画化されてないのか。残念。
が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
本棚から。主人公はオーストラリア南西部の大都市パースの弁護士事務所の一番下っ端弁護士。北部ダーウィン近くの田舎町のはずれにある牧場の遺産相続を担当する(近くと言ってもお隣さんは300km先、移動手段は飛行機という土地)。遺産を残した老婦人が祖母の姉に当たるという若い英国女性がやって来る。ニコール・キッドマン主演映画「オーストラリア」みたいな展開かと思うがこの土地には何かある。牧場を売って英国に追い返せと言う事務所のボス。標識無しの飛行機でやって来て主人公と女相続人を砂漠へ拉致して放置し遭難死させようと↓
洋書好きな読書モンガー
2024/04/03 09:03

原題のHoney Antは砂漠に居るミツツボアリの事である。一族の最後の一人である独身の女相続人はこの土地を狙う謎の存在達からはおいしいミツツボアリに見えるらしい。彼女が死ねば相続人無しとなり牧場は国の物になってその後の競売で安く手に入ると砂漠に慣れていない相続人達を事故死に見せかけようとしたらしい。主人公の弁護士の古い友人は女相続人と結婚する様に勧める。彼の大勢の親族が陰謀の妨げになると言うのである。同じ歳の二人のロマンスと陰謀、謎解きの冒険が進んでいく。

洋書好きな読書モンガー
2024/04/03 11:33

オーストラリアの南西のパースの弁護士事務所が2000kmも離れた北部の牧場の案件を扱うのに変な気がしたんだが、パースも牧場のあるキンバリー高原周辺もおなじ西オーストラリア州なんだ、1つの州でオーストラリアの西1/3を占めているなんて広いな。物語の中盤から謎が明らかになりつつあり、凄く面白くなって行く。お薦めの一冊だ。

が「ナイス!」と言っています。
洋書好きな読書モンガー
10代の頃良く読んでいたホーンブロワー・シリーズとSFのペリーローダン・シリーズ。歴史フィクションが好きになった。工学系の学生だった事もあって、帆船の構造、操船、帆船時代の海戦など興味津々だった。アーサー・ランサムのツバメ号とアマゾン号シリーズやアレグザンダー・ケントのボライソー・シリーズやフィリップ・マカッチャン作品等船物を読み続けた。初めて読んだ時は「ホレイショ」という名前に違和感があったけどハムレット等で英語圏では馴染みの名前と知った。定価320円に約半世紀経つのを感じる(ボライソーは260円)😵
洋書好きな読書モンガー
2024/04/01 09:01

このシリーズで印象的なのは長く副官を勤めるブッシュとの関係。この二人の関係性が物語の幅を広げている様に感じた。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/02/23(90日経過)
記録初日
2018/05/10(2205日経過)
読んだ本
132冊(1日平均0.06冊)
読んだページ
55487ページ(1日平均25ページ)
感想・レビュー
131件(投稿率99.2%)
本棚
11棚
性別
自己紹介

海外作家の本の訳が以前より出版されなくなったので、洋書を買いまくって読んでいる。英語はひとり旅が出来るくらいには得意。

最近読んだ物の他に家の本棚にあるこの10年20年で印象深い本についても書いて行きます。宇宙生物考古学歴史工学など科学書が多い。もう一度読まねば書けない。

4月から「天色のインク瓶」に設定。よろしくお願いします。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう