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2026年2月の読書メーターまとめ

JA
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感想・レビュー
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2026年2月に読んだ本
227

2026年2月のお気に入られ登録
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  • giz
  • 轟直人

2026年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

JA
本書で語られる他人に対する傲慢さと自己満足の善良さというものについては共感しました。 ただ、キャラクター設定しかり主人公の考えしかり作品のテーマしかり、文中であまりにも丁寧に説明されすぎていて、自分の頭で咀嚼する余韻が全くないのが残念でした。
が「ナイス!」と言っています。

2026年2月の感想・レビュー一覧
15

JA
収録されている短編目当てで読みました。 どの話も虐殺器官やハーモニー、屍者の帝国につながる考え方が詰まっているように感じられ、まさに伊藤計劃三部作のプロトタイプといった趣でした。 とはいえ短編集の最後に屍者の帝国のプロローグが掲載されているのですが、やはりこれは他の短編と一線を画す面白さで、ますます伊藤計劃氏のファンになりました。 これ以上新刊が増えないのが残念でなりません。
JA
本書で語られる他人に対する傲慢さと自己満足の善良さというものについては共感しました。 ただ、キャラクター設定しかり主人公の考えしかり作品のテーマしかり、文中であまりにも丁寧に説明されすぎていて、自分の頭で咀嚼する余韻が全くないのが残念でした。
が「ナイス!」と言っています。
JA
最近は地の文が多い本ばかりを読んでいたため、ここまでキャラクターの台詞が多い作品は久しぶりに読みました。そういうこともあり、最後の最後までノリも読み口も軽くてアニメ見てるみたいに読めるなぁと思っていたのですが、最後最後でタイトルコールまであり、思わず笑ってしまいました。 本作は本を読みながらにして、一種の映像作品を見ているかのような感覚になれる稀有な作品でした。
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JA
村田ワールド全開の作品でした。 人間は常に自分よりも不幸なものを犠牲にしながら生きており、犠牲にされる不幸なものたちは犠牲にされる部分が少しでも小さくなるように振る舞いや言動を工夫する。これが自分の周りだと、会社のなかの立場が上の人と下の人の関係性ととても似ていて、自分の立ち位置を客観的に考えるいい機会になりました。 ただ作品としての印象は、「主張が伊藤計劃のハーモニーと駄々被りで二番煎じ読んでるなぁ」感が強くあまり入り込めませんでした。本作も十分面白いので純粋に楽しめなかったことが残念です。
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JA
ネタバレ村田沙耶香総集編!といった内容で面白かったです。 第一章で語られる社会に対するやるせなさは、過去作の殺人出産や授乳といった作品を、第二章で語られるやるせなさを咀嚼しきって、世界に名前付けをしてドライにタスクをこなしていく様はコンビニ人間やミラクリーナといった作品を彷彿とさせました。そして上巻の最後でみんなの素を見た主人公の「人間なんてみんなおんなじようなものだよ」という考え方はタダイマトビラを想起させました。下巻でも過去の村田ワールドの想起が行われるのか、それとも全く新しいものが見られるのか。楽しみです。
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JA
ネタバレ1人の人間の中には優しい部分も、強い部分も、汚い部分も、弱い部分も存在していて、そんな人間が作り出している社会もまた多面性があり、唯一の正しさや正解なんてものも絶対にありません。 「僕たちに自分の弱さと向き合うためのほんの少しの勇気をください」というワタルの願いは、一見優しい願いのようでありながら、そんな正解のない世界と死ぬまで戦い続ける勇気をくださいという途方もない覚悟を要求しているようにも感じられ、その覚悟を示したワタルの決意に涙がこぼれました。
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JA
人類の文化はなぜ死後の世界を望むのか。という宗教的な問いと人が死を克服した世界というSF的な世界というあまりにもかけ離れたテーマがここまで綺麗に融合した作品は読んだことがありません。 人体は遺伝子を後世に運ぶための方舟であるように、遺伝子は人類の文化を後世に運ぶための方舟である。という筆者の考えがとても達観していて素敵です。 柴田勝家氏の本は他にも何冊か拝読しましたが、本作は唯一無二の完成度だと思っております。
JA
異邦の騎士と同様、当方あまりミステリーは読まないのですが、これは物語中盤に挟まる地球の引力についての論文が非常によくできており、その点が興味深いです。 正直論文の箇所以外の記憶がほぼ残っていない程なのですが、そこを読むだけでも本作を読むだけの価値があると思っております。 ミステリー好き以外にもSF好きにもおすすめです!
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JA
個人的に舞台装置やトリックよりも人間の感情の揺らぎや弱さに共感しながら本を読むのが好きなので、トリックや動機といった舞台装置が主題になりがちなミステリーはあまり読まないのですが、本作はミステリーながら記憶喪失に陥った主人公が恋に落ち、幸せな駆け落ちをする。そして失われた記憶の真相に近づくにつれ、愛する彼女と一緒にいられなくなるのではないかという不安が募っていく…。といったように淡い恋慕の移ろいを感じることが主題のように感じます。その切なさに心を打たれました。
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JA
ネタバレ主人公の責任感、正義感に胸を打たれました。 自分以外のみんなが幸せになるために不幸を全部肩代わりする、健気すぎて泣けてきます。でもいちいちかっこいい作戦名付けてるくらいだから意外とノリノリな部分もあったのでは?そうであると思いたい。
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JA
村田沙耶香作品からは「社会に違和感を感じているのはなにもあなただけじゃないよ。みんな自分の常識を社会の常識に擦り合わせながら生きているんだよ」という優しい歩み寄りを感じることができ、読んでいて心が楽になります。 ただ本作だけは毛色が違い、「社会に100%合わせなくても、ほんの1%くらい自分のやりたいようにやってもいいと思うよ。それはとても美しいことだと思うよ。」というさらに一歩進んだエールをもらえた気がします。 読了後に衝撃で言葉を失った本は今まででこの本だけです。
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JA
最高のエンタメ小説です。 地球に居ながらにして天の謎を解き明かすというスケールの大きな野望、それに伴う挫折、仲間からの激励、前作主人公の登場、そして勝利、と少年漫画のお手本のようなストーリーで読んでいて思わず胸が熱くなります。 ただ少年漫画とは少し違う点が、この話が史実上の人物の話という点です。ここまで熱い展開が本当にあったのかは分かりませんが、もしかしたらこんなやり取りが実際にあったかもしれないと思うと自分も彼らの歴史の延長線上にいる気がしてきて、元気をもらえます。
が「ナイス!」と言っています。
JA
中村文則の描くキャラクターは、いつも浅慮で愚かです。読み始めはいつも「こんなに人に対して残酷になれる人間や性欲や暴力に素直な人間なんてそうそういないよ」と思うのですが、読み進めるにつれそのキャラクターたちの中に見える、自分にも確実にある人間味のようなものを感じ始め、読了後には完全に自分もそんな愚かなキャラクターたちと大差ない汚らしい人間であると痛感してしまいます。 読了後、どうしても気分が沈んでしまうので、今では中村文則作品は努めて読まないようにしているのですが、とても好きな作家の1人です。
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JA
2人のあまり深入りはしないが興味のある範疇でなら謎を解いてやってもいい、くらいの気だるさが時間を持て余した男子高校生らしくてリアリティを感じる。 そんな中でも一際輝く最終章の堀川の言葉。なんの変哲もない高校生だからこそ、ボキャブラリーがなく、必死に絞り出した言葉というのが逆に切なさを加速させる一言で、大好きな本になりました。 人生でベスト10に入る名著です。
が「ナイス!」と言っています。
JA
多くの若者が感じたことがあるだろう「ここにいる人間たちと話が合わないのは、俺の方が頭がいいからなんだ」という現実逃避だが、太宰治の場合「俺は頭がいいからあなたたちと話が合わなくてごめんなさい」と逆のことを考えていそうだと感じた。斜陽もそうだが、頭の良い若しくは家柄の良い人間が感じる苦しさのようなものをよく書いている印象を受けるがどうしてもそこには劣等感が滲んでおり、太宰の自信のなさを感じさせる。そこがとても人間臭くて素敵だと思った。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2026/02/02(31日経過)
記録初日
2026/02/02(31日経過)
読んだ本
227冊(1日平均7.32冊)
読んだページ
81507ページ(1日平均2629ページ)
感想・レビュー
15件(投稿率6.6%)
本棚
1棚
自己紹介

社会人になってから読んだ本の内容をあまり覚えていられなくなり寂しいので、主に備忘録代わりに使用しようと思っております。
特に中村文則、柴田勝家、村田沙耶香、太宰治が好きです。

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