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2025年1月の読書メーターまとめ

くものすけ
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感想・レビュー
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2025年1月に読んだ本
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2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

くものすけ
日本林業は何も知らない事ばかり。林業に関する知識の宝庫で非常に勉強になった。また、日本の林業がヨーロッパの林業大国に比べ見劣りする状況であることが分かった。しかも、旧態依然とした林業界の状況は改善することで明るい未来に希望が持てそうな提案もあるのが嬉しい(問題山積乍らやりがいはありそう!)しかも、国土の70%が森林であり手つかずの資源がすぐ目の前にあるというのも何とも不思議。人材育成、10年、20年単位の長期的なプランの作成等々人智を尽くし取り組むべき分野だと思う…俄然行実が湧いてきた!
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
19

くものすけ
世界一病床数の多い日本、医師の数は先進国32国の下から2番目という。病院経営は黒字化対策で常に満床を目指す。この事が緊急入院患者を受け入れ拒否の原因で、たらい回しのケースが頻発しています。国家の医療予算は拡大の一途、高齢化が進む中、高齢者の入院患者は増える一方…矛盾だらけの医療の現状が良く理解出来、更に日本医療が将来進むべき手本となる欧州医療の実態などの理想的な例が多数示され、進むべき道がはっきりと分かって来たものの、やはり足元の状況改善にはかなりの労力・時間と先頭に立つ改革者が必要な気がします。
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くものすけ
こんな事まで出来るのかと驚きの連続。質問分さえしっかりしていれば的確な応答を貰えるChatGPT,理想とする人工知能に近づきつつあるような感じがします。文章を書いたり、絵を描いたり出来るなどは得意。その為、既存の職業の49%は10-20年内に従事者が不要となるとは新聞記事にもなった通り…
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くものすけ
自家用車の個人所有程無駄なものは無いかも知れません。本書でも触れられていますが、近い将来カーシェアリングが本格化するような気がします。また、再エネよりも省エネがまず重要、太陽光発電でもパネルの寿命は20-30年程度でパネルを生産・廃棄する際にも大きな環境負荷が掛かる事が予想されます。自動車も燃費が良くなると今まで以上に走行距離が増え、結局燃料の消費量は減らなかったとの話もあり。
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くものすけ
戦前戦後の台湾の様子が分かるものと期待して読んでみました。 前半は鴎外の長男於菟氏が幼少期に経験した鴎外と思い出(楽しい思い出はそれ程語られていません)一癖あった継母との辛い関係などが詳細に語られます。後半鴎外の遺品が東京→台北→東京へと引っ越しを繰り返す顛末が語られます。それらは戦時下にも関わらず散逸する事無く、しっかり守られた事は奇跡に近いのではないかと思いました。開設された文京区鴎外記念館に行って展示されている鴎外の遺品の実物を是非見てみたいと思います。
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くものすけ
リンの重要性を初めて認識出来ました。人間は生きる為に毎日欠かさず1グラムのリンを摂る必要があるとか。植物、動物が生きる為にもリンは必需品!しかも、日本には地下資源としてのリン鉱石などはゼロ、全量を輸入に頼っている…リンの世界的な遍在は著しく地下資源としてモロッコの地下に70%以上、更にイラク・中国など。輸入に頼らずリン資源のリサイクル(汚泥・糞尿他)を徹底すれば大幅な輸入節約が出来そう。生命の根幹を為す最重要元素(P)にもかかわらず、人々の認識が余りに低い事を著者は嘆いている…
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くものすけ
日本林業は何も知らない事ばかり。林業に関する知識の宝庫で非常に勉強になった。また、日本の林業がヨーロッパの林業大国に比べ見劣りする状況であることが分かった。しかも、旧態依然とした林業界の状況は改善することで明るい未来に希望が持てそうな提案もあるのが嬉しい(問題山積乍らやりがいはありそう!)しかも、国土の70%が森林であり手つかずの資源がすぐ目の前にあるというのも何とも不思議。人材育成、10年、20年単位の長期的なプランの作成等々人智を尽くし取り組むべき分野だと思う…俄然行実が湧いてきた!
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くものすけ
海上自衛隊と海上保安庁の違いが良く分かった。また、尖閣列島での中国海警局(海警)との軋轢は海上保安庁だからこそ出来る役割があることを改めて認識させられた。自衛隊は「国の防衛」が役割で、海保は「公共の秩序と維持」そして重視するのは法とルールの支配…憲法に戦争放棄を謳っている日本にとっては海保の様な組織こそ存在価値が大きいのではないかと感じた。構成員も1.5万人、年間予算は2500億円前後と少ない。しかも守っている海域はとてつもなく広く周囲は独裁国家の中国、北朝鮮、ロシア…もうちょっと補強した方が良いのでは!
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くものすけ
地球温暖化の影響で地球は今後どう変わっていくのか気になったので、地球環境の変化の歴史の本を読んでみた。現在分かっている部分、まだ推測の域を出ていない部分も多いものの驚く程深く研究されている分野である事に驚いた。全球凍結(スノーボール)の状態の経験があった事、二酸化炭素(温暖化ガス)が現在よりももっと濃かった時代があった事なども次々と解明されているそうです。しかも、それが10数億年過去の出来事であったりと…しかし、最近1,2世紀の急速な温室効果ガスの濃度変化が地球環境に与える影響については不明…これは残念!
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くものすけ
日本鉱工業での省エネ化は欧米を凌ぐ程度まで技術レベルがアップしているという話、日本は中国他まだ技術的に環境関連技術で送れている地域への技術支援で低炭素社会実現に向け貢献する必要がありそう。なお、著者は原子力発電の将来的可能性を高く評価しています。(この点、燃料廃棄物処理のめどが立っていない段階での見切り発車に同意しかねる)一方産業界ではなく一般家庭でのエネルギー消費及び小江中の余地が非常に大きい事を再認識。断熱・省エネ暖房、太陽光発電の普及は最大の急務であると…
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くものすけ
減反政策廃止は安倍政権のフェイクニュースに今更ながらびっくり仰天、逆に減反(稲作を止め転作を奨励、補助金支給も継続)は強化されていると!?こんな見え透いた嘘がまかり通ってしまう不思議な世界、得体の知れない闇の深さを感じるのはわたしだけではないのでは…減反を”継続”、稲作を止めさせ、挙句の果てはコメ不足、コメ価格急騰…食料自給率(カロリーベース)は37%と政府は自給率アップを目指すが20年間全く成果が上がっていないという農政の大デタラメ振りに唖然とさせられます…貧農という言葉は今や死語、農民は皆富裕層!?
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くものすけ
前半で日本の防衛力強化=国内軍需産業の興隆で経済成長云々の話が出て来て、いったいこの著者は何を考えているのだろうと思いました。一方、安倍第二次内閣、岸田内閣で今まで安全保障戦略を持たなかった日本が漸く、戦える体制作りに舵を切ったとべた褒め(経緯はわかり易いが…)自民党の軍拡路線を批判する前に安保三文書でも読めとの指摘があったので、読もうとしたが「国家安全保障戦略」だけでも33ページ!(断念)さらに「官邸主導政治で国防力向上」と絶賛するが、現場を知らない官僚に国防を本当に任せられるのか不安は増してしまった!
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くものすけ
医師の残業時間1860時間は”正常”なのか?夜勤明けの翌朝から平常勤務を行い連続30時間以上勤務し診察、手術を行う医師がいることにも驚いた。医師不足、地域による偏在の理由はわからないでもないが、それにしても責任感の強い医師程疲弊してしまう実態は異常。病院の独立行政法人化(公営→独立採算制)して儲けるように指導する行政、厚生労働省にも開いた口が塞がらない。本書がコロナ禍の真っ最中に書かれたことからも、現場からの切迫感が伝わってきます。多くの病院関係者には黙って従わず声を大にして頂きたい。
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くものすけ
日本の農業を外観する前半は非常に勉強になった。しかし中盤以降は30,40代の脱サラ、農業新規参入者向けと思われる内容が大半、これらは実際に脱サラして農業に身を置いた人間で無ければ知り得ぬ貴重な生の情報の宝山。農業は高齢化し、就農者の新陳代謝も大切、一方で新規参入を希望する若年者もいるが、それが考えている程簡単ではないという話には納得しました。また、コメ作は一般人が考えるほど”難しい”ものでは無く、最近は手間が掛からずコメ作りは可能だと、それが小規模な新規参入者の障壁になっているとか…中々難しい問題多数
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くものすけ
自衛隊を殆んどが戦争はしない(出来ない)組織と信じて入隊する若者が大半なのではないかという気がします。海上勤務ではスマホの電波が届かないので海上自衛隊の希望者が少ないというのもどうなのだろう。著者が制服組のトップ(戦前の連合艦隊長官)だったこともあり、防衛省の背広組に対する反骨精神を随所に感じます…確かにこんな組織で日本を本気で守れるのか本書を読む限り心配になってしまいます。戦後80年間、戦争が無かった平和な国日本にとっては束の間のハッピーアワーだったのかも知れません…このまま戦争が起きない国を堅守したい
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くものすけ
「人間国家」は小さな政府ではなく、大きな政府に基づく社会ビジョンを描くと。かなり難解な部分も多かったが、すんなり理解出来る部分も多く一通り読み通す事が出来た。中央政府、地方政府、そして第三の政府「社会保障基金政府」という壮大な構想は面白そうだが余りピンと来なかった。財政学者の泰斗という事です。国債増発による政府の借金が膨らむことに対し、国債の引き受け手の多くが日本国内の為、上手くやりくりさえできれば財政破綻の懸念は少ないという見解に幾分ほっとした。しかし、今後大量の発行済国債の処理など問題山積だと…
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くものすけ
明瞭に日本農政の間違いを指摘されており、非常に分かり易い内容でした。昨年末にスーパーからコメが無くなり、在庫が戻っても価格の大高騰で大問題となっています。(一揆が起きないのが不思議)問題の主因は農林水産省、JA農協、農民票で当選している議員などの既得権益者と指摘。彼らの政策は国民の食料安保など一切考慮せず、ひたすら目の前の権益にしがみ続ける”悪”と指弾しています。即時に減反を止めて、無駄な補助金数千億円支出停止、万一に備えコメ増産、麦等の二毛作を復活させ食料自給率アップの必要性を説いています。真に必読書!
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くものすけ
台湾に対する認識を再覚醒させられた。昔1年間住んでみて、感じた居心地の良さの背景がそういう事だったのかと懐かしく思い出されました。チャイナの一党独裁に対する、現在の厳しい批判は全ての台湾人が抱く懸念だと感じました。また、台湾の自由・平和無くして日本の自由・平和も無いという考え方に同感!更に50年に及ぶ日本統治時代を振り返る記述では日本人が忘れ掛けている(もはや忘れてしまった)戦前の日本人の精神があります。お涙頂戴物、感動的な話ばかり…この部分を少しでも日本人は学び直す必要があるのではないかと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
くものすけ
ツールドフランスの随行観戦記。クリスマスに贈られた本。あまり興味無くTV観戦も一度もしたことが無かったのですが、読み始めたら面白く一気に読了。3週間ぶっ通しでフランス一周3500㌔走破する超過酷なレース。22チーム196名が出走するという。圧巻はピレネーやアルプスの山岳地帯の激坂最大勾配24%…レース勝敗のみならず、通過する小さな町の風情・食事・人情・歴史・景観なども仔細にレポートされており、ガイドブックさながら、パリ観光では決して出会うことのない「フランス」(含むバスク他)のガイドブックとなっています…
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くものすけ
かなり刺さる内容の指摘が多く大いに勉強になりました。戦後から高度成長期を通じて曲がりなりにも順調にも順調に見えていた社会も分断、不平等、格差の拡大などなど問題噴出で、全ての人が将来に大きな不安を抱えてしまう状況におちいっています。それに加えて東アジアの安全保障問題もクロースアップされています。世の中を一新するようなガラガラポンも出来るはずもないことから、変革に向けての確実な第一歩から始める必要がありそうです。著者(ら)が主張される所得格差にまったく関係の無い現物給付(現金)の支給も良い提案と考えます…
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/17(4384日経過)
記録初日
2013/02/17(4384日経過)
読んだ本
676冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
211048ページ(1日平均48ページ)
感想・レビュー
622件(投稿率92.0%)
本棚
0棚
性別
外部サイト
自己紹介

最近は、日本農業(食糧)問題、憲法改正問題、相続税(節税,マンション投資など)関連の書籍を中心に読書しています

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