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2022年12月の読書メーターまとめ

やいっち
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感想・レビュー
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ナイス
5146ナイス

2022年12月に読んだ本
14

2022年12月のお気に入り登録
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2022年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

やいっち
大半を仕事の合間に車中にて読んだ。最近、マスコミに登場する機会も増えているようだ。ただ聞いていて発言の内容も主旨も理解が及ばなかったので、せめて本の一冊くらいは読んでおこうかと。
やいっち
2023/01/14 13:23

感じるのはある種の危うさ、政治に対するナイーブさ。データを弄ってるだけの知識人なんて、老獪なる政治家にあっさり取り込まれてしまいそう。

やいっち
2023/06/11 19:36

実際、政権には人畜無害な知的タレントになってるような。

が「ナイス!」と言っています。

2022年12月にナイスが最も多かったつぶやき

やいっち

先月もサイエンス系から文学系、政治ジャーナル、趣味本、再読本など、多彩な本が読めた。仕事もやや忙しくなっているし、ま、こんなものかな。  2022年11月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:4412ページ ナイス数:6389ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/556130/summary/monthly/2022/11

やいっち
2022/12/01 14:06

その読書量に圧倒されます。

yomineko
2022/12/01 14:41

いえいえ、絵本と雑誌ですから!!!

が「ナイス!」と言っています。

2022年12月の感想・レビュー一覧
14

やいっち
内容案内(古事記には「なぜ出雲神話は詳細に書かれたのか? なぜヤマトタケルは悲劇の英雄なのか? 古事記には「滅びゆく者を見守る」思いがある。そこに記された敗者たちの記録とは。」)にもあるように、「古事記」の「日本書紀」との大きな違いは、出雲神話が詳細に書かれていること(逆に言うと、日本書記からは出雲神話は削除された)。
やいっち
2023/01/02 03:07

情けなくも小生は「日本書紀」は一度も通読したことがない。正史としての資料的価値などは重いとしても、読んで面白くないのだ。藤原氏の都合のいいように歴史が改竄されている。その最たるものが出雲神話の抹殺なのだ。

やいっち
2023/01/02 03:07

それはそれとして、古事記は稗田阿礼(か誰か)の誦習(しょうしゅう)する「勅語の旧辞」が原点にあった。平家物語じゃないが、歴史に消されていった者たちの思いが濃く描かれているのだろう。  神々の名に出自たる朝鮮の面影が残っているだろうことも興味深い。その点を突き詰める研究もされているに違いない。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「ウーマンリブが台頭してきた時代、わいせつ裁判を通して、図らずも「反権力の象徴」に祭りあげられた一条。普通の生活がしたいと願うも、周囲はそれを許さず、本人もまた酒と嘘と男に溺れていく。」というもので、かなりな程度、想像が付くような人生。
やいっち
2022/12/28 13:47

興味深くはあったが、本人の天然ぶりがあってか、踊るストリッパーだが、時代や周囲の男どもに踊らされた感が強く、感銘深い本とは感じられなかった。  本書で戸次公正という傑出した僧侶を知ったことが収穫か。

やいっち
2022/12/28 13:47

著者の「小倉 孝保は、日本のジャーナリスト、ノンフィクション作家、毎日新聞記者。滋賀県長浜市生まれ。関西学院大学社会学部卒業。1988年、毎日新聞入社。(中略)2011年、『柔の恩人―「女子柔道の母」ラスティ・カノコギが夢見た世界』で、小学館ノンフィクション大賞・ミズノスポーツライター賞最優秀賞をダブル受賞。2014年に日本人として初めて英国外国特派員協会賞(特派員部門)受賞」(Wikipedia参照)。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
書店で発掘した本。なんよう文庫 2012年刊の再版とのことで、2020年の刊。  著者のことは全く知らない。著者は、「1954年西表島生まれ。琉球大学国文科卒。「水上往還」で九州芸術祭文学賞、「うんじゅが、ナサキ」で鉄犬ヘトロトピア文学賞を受賞。ほかの著書に「ゆらてぃくゆりてぃく」など。」  沖縄文学ということで、手にした。
やいっち
2022/12/23 04:05

共に語り手は、最初は観衆だったり、編集者仲間に引きずり込まれた挙句、自分がその編集者の仕事を引き受けると、つまりは端緒は受動的なのである。やがて本気で戦争体験に向き合うのだとしても、このような形でしか、主体的に取り組めないことを示唆(?)している。

やいっち
2022/12/23 04:05

自分の親や祖父母の思いは、例え語られなくとも、戦禍の爪痕は戦没者の何十万もの名前の数々に偲ぶしかなくとも、何処かしらで漏れ伝わり、自分の問題として血肉化する……のだろうか。そう、思っていいのだろうか。繰り返しになるが、「沖縄が沖縄であるための想像力を紡ぎだす」というが、成功しているか、微妙な気がした。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
小著だが中身の濃い本だった。書店で衝動買い。日本でもさすがに新自由主義や市場至上主義の経済は行き詰まりを示し、失われた30年のドツボから脱出すべく若手の経済学者らが台頭してきた。吾輩も何冊か読んできた。その極めつけであり先駆者が宇沢弘文なる傑出した経済学者だ。
やいっち
2022/12/20 02:33

著者の佐々木実は、フリーランスのジャーナリスト。「社会的共通資本の経済学を提唱した宇沢弘文に師事し、彼の生涯を描いた『資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界』(小社刊)で第6回城山三郎賞と第19回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞をダブル受賞した。」

やいっち
2023/02/01 13:04

2023.1.31の深夜、NHKラジオで佐々木実氏をゲストに宇沢弘文をめぐって話。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
本書の世評の高さは、実際、「人類の親戚としてのネアンデルタール人を、最新の研究の知見をもとに親愛をこめて描く。人間に関心のあるすべてのひとに――ユヴァル・ノア・ハラリ」という評が刊行された昨年早々と出たほど。
やいっち
2022/12/20 02:37

著者は、「英国の考古学者。中期旧石器時代、特にネアンデルタール人を専門とする。2010年、イギリスのネアンデルタール人後期の証拠をまとめて博論を提出。」「PACEA研究所にてマシフ・サントラル山地のネアンデルタール人および先史時代の遺跡に関する研究に従事。現在、リバプール大学及びボルドー大学の名誉フェロー。(中略)テレビ番組でサイエンスコミュニケーターとしても活躍」といった人物。

やいっち
2023/04/10 15:16

疑問: どうしてこんな地味な装幀(表紙のデザイン……絵など)にしたのか?

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「『その女アレックス』の原点となる恐怖のイヤミス。狂気に駆られて逃亡するソフィー。聡明だった彼女はなぜ全てを失ったのか。悪夢の果てに明らかになる戦慄の悪意とは。驚愕の傑作。」と出版社は謳うが看板に偽りなし。
やいっち
2022/12/19 18:51

息苦しい叙述が続くが、ピエール・ルメートルならではのとんでもない展開の連続。そう来たか…。結末の付け方に異論はあろうが、ここは作者の独擅場だから文句の付けようがないね。感想など無用。最高のエンタメ作品。

やいっち
2022/12/19 18:54

最悪のストーカー小説として読めそうだったのだが、実は……

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
ひょんなことでゲットした本。自伝。富山市出身の人物なので、馴染みの地などが出てきて、我輩も嘗て組合の執行委員長の職にあったこともあって親しめた。
やいっち
2022/12/19 18:50

市長選挙や知事選挙に立候補してきたが、オレがということでなく、推されての出馬。党派の苦境に已む無く。いろんな活動をされてきたが、縁の下の力持ち的な役割に徹してきたようだ。どんな交渉事をする際も、その心は、本書の表題にあるように、「人として」が原点となっているとか。

やいっち
2022/12/19 18:51

大正13年の生まれなので、存命であるなら98歳のはずだが、詳しい情報がない。嘗ての社会党にはこういう人物が居た。しかも、富山市の人物。和田氏に勝手に親近感を抱いてしまった。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「ポーランドNo.1ベストセラー作家によるスリラーが満を持して日本上陸」だとか。そんな謳い文句に誘われたわけではなく、読書メーターで本書の感想を目にして手にした。ウクライナがポーランドに(誤って?)ミサイルを撃ち込んだ事件がまだホットな余韻を漂わせていた頃ということも読む誘因になった?
やいっち
2022/12/14 01:45

家庭という密室。男性の圧倒的支配。出口なしの状況。妻もだが、虐待の対象が子供だったりしたら逃げ道がなく絶望だろう。  ポーランドのルメートルという世評はともかく印象に残る作品だった。

やいっち
2022/12/14 03:09

[追記:ポーランドというと、シェンキェヴィチの『クォ・ヴァディス』や、スタニスワフ・レムの『完全な真空』『ソラリス』などを読んできた。未読だが、イェジ・アンジェイェフスキの『灰とダイヤモンド』などは有名だろう。こちらは未読。]

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
ひょんなことから入手した本。残念ながら楽しめなくて、最後は流し気味。昭和も遠き闇に沈みつつある…のか。昭和の半分は同時代に生きた自分として、個々の具体的事例や貴重な写真に懐かしさを覚えて楽しむことはあった…が、それが本書の味読の仕方ではないだろう。
やいっち
2022/12/14 01:42

「「昭和」を3つの時代に区分。写真、映画、民衆、運動、儀礼、犯罪、天皇観を通し、世相から昭和史を論究。柳田国男の名著「明治大正史世相篇」を引き継ぎ、新しい視線で考察」したというものだが、柳田の書にある常民の思想とか、南方熊楠風なこだわりも感じられなくて、どうにもとりとめがない印象。恐らく色川の本書に通底する着眼点が吾輩には嗅ぎ取れなかったのだろう。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
大半を仕事の合間に車中にて読んだ。最近、マスコミに登場する機会も増えているようだ。ただ聞いていて発言の内容も主旨も理解が及ばなかったので、せめて本の一冊くらいは読んでおこうかと。
やいっち
2023/01/14 13:23

感じるのはある種の危うさ、政治に対するナイーブさ。データを弄ってるだけの知識人なんて、老獪なる政治家にあっさり取り込まれてしまいそう。

やいっち
2023/06/11 19:36

実際、政権には人畜無害な知的タレントになってるような。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
書店の岩波文庫コーナーで見出した。同氏のことは全く知らない。インドネシア研究なる分野があることも知る由もない。ただ、読書でも欧米に偏りがちな傾向に偏頗さを感じ、日本の古今の本はもちろんだが、韓国や中国、東南アジアなどアジア圏の本も読まないと、という一環の読書。
やいっち
2022/12/09 02:13

本書については、既に言わずもがなな感想を呟いている:「本書には若い頃の近影数枚。美人。スタイルいい。読むモチベーション⤴⤴ (中略)怖いもの知らずなのか、研究のためだからだろうが、知らない地域へも若い身空で一人で飛び込んでいく。現地取材での研究。こういう方がいるんだな。女性学者の草分け的存在。

やいっち
2022/12/09 02:13

先覚者、まして女性というハンディを負っての奮闘ぶりは、今もってガラスの天井という厳しい環境にある若手女性研究者らにも励ましとなるだろう。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
書店で表紙画像を観て買った。吾輩が買った本の表紙には、北関東新聞の「日航ジャンボ機墜落炎上」なる大見出しの記事が一面となっている新聞画像が。御巣鷹山での墜落現場の写真が載っていて、まだ煙が燻っている。
やいっち
2022/12/08 18:44

ノンフィクション作家・後藤正治の解説によると、作者の横山秀夫はこの当時、地元群馬の上毛新聞の記者で、「事故の模様を、おそらくもっとも深く知り、受け止めたジャーナリストであったろう。」

やいっち
2022/12/08 18:44

横山秀夫は、事故から十七年後、渾身込めて作品化した。作品化するのに十七年! 多言は不要だろう。傑作なのは言うまでもない。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
二日、サッカーワールドカップのスペイン戦の劇的勝利の熱冷め遣らない日に読了。乃南アサ作品は初めて。書店で表紙画像に惹かれて手が出たかも。小生は女性作家の小説やエッセイを読むのが大好き。発想法の根っこや生理感覚を嗅ぎ取りたいのかもしれん。
やいっち
2022/12/05 02:20

その意味で本書は絶好の短編集だった。内容紹介に、「人体のパーツへの異様な執着が日常の殻を突き破る五つの物語」とあるが、自身肉体的不具合を抱えてきた小生には息苦しくなるほどにリアル感を覚えさせられた。肌感覚を絶妙に描ける作家なのだと思った。

が「ナイス!」と言っています。
やいっち
「狩猟採集民だった人間(ホモ・サピエンス)は、野生の動植物をそのまま享受するだけだった。やがて人間がいくつかの野生の種に手を加えて飼いならす(家畜化・栽培化する)ようになると、歴史は激変する。人口は増え、文明が興った。そしてそれらの種は人間の生存と繁栄にますます欠かせない存在となっていった…」ドラマを描くもの。
やいっち
2022/12/05 02:17

著者のアリス・ロバーツは、「人類学者。バーミンガム大学教授(「科学への市民の関与」講座)。1973年イギリス生まれ。テレビ番組の司会者や著作家としても知られ、BBC2で人類進化をテーマとするいくつかのシリーズに出演」という方。『人類20万年 遙かなる旅路』は広く読まれたようだ。

やいっち
2022/12/05 02:18

本書は書店で発掘したのだが、訳者が斉藤 隆央という小生には何冊も手にしてきたということも、安心して選ぶ材料になった。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/03/04(3582日経過)
記録初日
2005/04/30(7177日経過)
読んだ本
1828冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
639075ページ(1日平均89ページ)
感想・レビュー
1705件(投稿率93.3%)
本棚
12棚
性別
血液型
A型
現住所
富山県
外部サイト
URL/ブログ
http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
自己紹介

読むこと、書くこと、居眠りすることが好き。生活のために仕事も。家事や庭仕事もなんとか。
読書は雑食系かな。でも、読めるのは月に十数冊なので、実際には幾つかのジャンルに限られてるみたい。
苦手なのは、専門書や法律、マニュアル本など。
小説やエッセイを書いたりしてます。
バイクでのミニツーリングを折々。
グルメ、スポーツ、コンサートも楽しみたいけど、仕事や家事でなかなか実現しない。昨年(23年)末、薪ストーブ設置。庭木の枝葉を焚き火代わりに燃やしてます。薪はなくて柴だけなので、心底寒い時だけ。焔と共に柴の燃えてはぜる音が心地いい。


外部ブログも20年以上になりました:
日々の日記:「壺中山紫庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
創作の館:「壺中方丈庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/

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