読書メーター KADOKAWA Group

2023年11月の読書メーターまとめ

ぱふぱふ
読んだ本
53
読んだページ
16497ページ
感想・レビュー
53
ナイス
5221ナイス

2023年11月に読んだ本
53

2023年11月のお気に入り登録
3

  • ossan12345
  • たかこ
  • みかん猫

2023年11月のお気に入られ登録
7

  • とと
  • ぴよぴよ
  • 蒼い猛牛
  • ossan12345
  • たかこ
  • ドリアンLove
  • 魅乃乎minoco19860125

2023年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぱふぱふ
直木賞受賞作。私としては何もこの作品(連作短編集)で直木賞でなくても,この作家さんなら他にもっといい作品があったのではないかな…と思った。読み心地のいい話が並んでいたが,特に印象が強いわけではなかった。1話目は「真夜中のアボカド」。私も今,アボカドを育てているので共感できるかなと思ったが,アボカドがメインになっている話ではなったのでちょっと残念。3話目の「真珠星スピカ」は亡くなったお母さんが視える話。気持ちがちょっぴりあたたかくなった。守られている感じがしていいなぁ。
ぱふぱふ
2023/11/19 19:05

けぴさん,コメントありがとうございます。『朔が満ちる』はたぶんまだ読んでいないので,読んでみようと思います♪

ぱふぱふ
2023/11/19 19:06

追伸です。調べてみたら,昨年,読んでいました。重た~い話でした…。

が「ナイス!」と言っています。

2023年11月にナイスが最も多かったつぶやき

ぱふぱふ

10月は,図書館で本を借りすぎてしまって,返却期限に追われて読書する日々となってしまいました。11月はもう少し計画的に利用しようと思います。一番印象に残った本は大好きな斜線堂さんの『本の背骨が最後に残る』です。★2023年10月の読書メーター 読んだ本の数:62冊 読んだページ数:20385ページ ナイス数:6083ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/572172/summary/monthly/2023/10

bura
2023/11/02 00:15

ぱふぱふさん、せっかく予約待ちの本が来たのに読みきれないのは悔しいですよね!😅今月もよろしくお願いします😊

ぱふぱふ
2023/11/02 07:25

buraさん,コメントありがとうございます。そうなのです。ついつい予約してしまい,その本が届いてしまい,期限内に読まなくてはいけない…というループが回ってしまいました。気をつけねば! こちらこそよろしくお願いします。^^

が「ナイス!」と言っています。

2023年11月の感想・レビュー一覧
53

ぱふぱふ
以前に読んだような気もするのだが,登録されていなかったので改めて読んでみた。各章のタイトルはアガサ・クリスティー作品から?(ちょっと変えてあるものもあるけれど。)東京高裁で判事を務めたこともある高遠寺静は,今では80歳だ。あちこちから講演を頼まれる日々。ある日出会ったのが,名古屋では有名な不動産会社<香月地所>の代表取締役の香月玄太郎(70歳)。足が不自由なので車いすに乗っている。この二人が,ひょんなことから一緒に事件を解決することになる。ほとんどは玄太郎のごり押しで片が付く。静さんの出番はちょっぴり。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
この作家さん初読み。冒頭で,国会議事堂に無人偵察機「グローバルホーク」らしき航空機が衝突。2021年9月11日だということからも,20年前の9.11を彷彿とさせ,「テロか?!」と慌てる人々。そこへ犯行声明が届く…。とにかく登場人物が多く,場面展開も多い。だから最初のうちは話がどこへ行くのか全く分からず,読むのが苦行だった。途中からは流れに乗って一気読み。なるほど…未来のテロはこんな風に起こる可能性もあるのか。国民としては,有事の際に決断できる日本になってほしい。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
この作家さんは『ゴリラ裁判の日』でメフィスト賞をとった人。2作目も表紙の雰囲気が似ている。今回は,近未来SF。あるIT企業の経営者,藤浪隆。自社開発だが日の目をみなかったカチューシャ型のBMI(ブレイン・マシン・インターフェイス)を使用して仕事中にちょっと仮眠しようとしたら,あら不思議。中国の女の子,張月(ジャンユエ)の意識と同期してしまい…。ネットワーク接続できないはずの不完全なデバイスでなぜそんなことが? よくわからないまま話は進み,藤浪は張月の夢を見続ける…。こ,これは新たな人類補完計画なのか?!
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ2作目。サスペンス作家で,常に締め切りに追われているフィンレイ・ドノヴァンが主人公。夫と離婚し,今は子供2人を育てている。シッターさんを雇うくらいだから,一応,作家としては成功しているのかしら。本作ではフィンレイの元夫,スティーヴンの殺人依頼がオンライン掲示板に載っているのを見つけるところから始まる。大変だ。元夫とは言え,子供たちの父親でもあるし,なんとか殺人依頼を阻止しなくては…。ホットな刑事や,ホットな大学生などとの三角関係も楽しめる。子供用のバスタオルって!
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ3作目。間が空いたから,1作目と2作目の内容を忘れてしまった。本作のあらすじに「ほんわか図書館ミステリのちょっぴり番外編」とある。ほんわか図書館ミステリって…たしか前作では白骨死体が見つかったりしていたような気がするけれど。本作では秋庭図書館の敷地を提供してくれた「秋庭家」という旧家に関わる人々をメインにもってきている。でももちろん図書館の司書さんたちも登場。的確なレファレンスぶりがすてきだ。『風と共に去りぬ』のメラニーについての解釈にはちょっと驚いた。そんなこと考えたことなかった…。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
山田風太郎賞受賞作。ヤングケアラーと東日本大震災をテーマにしているので,話はとても重たい。読んでいて暗い気持ちになる。だから落ち込んでいる人には薦められない。親がアルコール依存症だったり,家族に精神疾患があったりして,家族を支えている3人の高校生。宮城県に住んでいる。彼らには寄り添ってくれる存在があった。それが近所の中華料理屋さんで働いている青葉さんだ。しかしある日津波が起きて…一転。大人になった3人は東京で再会し,当時のことを語り合う。ヤングケアラーは1クラスに2人くらいの割合でいるらしい。切ない。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
先日読んだ恩田陸さんの『鈍色幻視行』の中で,映画化しようとしても事故などが起こって頓挫してしまう…という呪われた映画「夜果つるところ」の原作という設定で恩田陸自身が書いた小説。『鈍色幻視行』の中では,飯合梓という人が書いたことになっているが,文章はどう見ても恩田陸…。「墜月荘」と呼ばれているお屋敷(遊郭?料亭?)での出来事を,「びいちゃん」と呼ばれている子どもの一人称視点で語る。カーキ色の服を着た人々が出入りしているあたりから,昭和初期かなと予想しながら読んだ。この本単独でも読み応えあり。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ2作目。最初の『ドールハウスの惨劇』を読んだ時も思ったのだが,この作家さんの文章はちょっと私には合わない。読むのになぜか時間がかかってしまう。途中何度も中断しながら読んだ。ある高校の学内にある「たこ糸研究会」(つまりは何でも屋)には謎が持ち込まれる。今回は,いじめの告発動画を撮って自殺未遂をはかった高校生について,真相を突き止めてほしいという依頼。調べ始めると関係者がみんな何か秘密を抱えていて…。あとがきで作者が書いているように,いじめはこの世からはなくならないと私も思う。逃げて。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ2作目。転職エージェント<シェパード・キャリア>で働く未谷(ひつじたに)さんを主人公にした連作短編集。シェパード・キャリアにはいろいろな目的で転職をしたいという人々がやってくる。「あ~,わかるわ~」という理由の人もいれば,「えっ,そんなことで?」という理由の人もいる。一人一人に寄り添ってくれるのが転職エージェントの仕事だ。ドラマも観たけれど,転職業界という知らない業界の内情を知ることができたし,お仕事小説としても面白かった。今後の展開も楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
ある高校を舞台にしたサスペンス。プロローグは校庭での全校集会のシーンから。生徒たちの前で,校舎の屋上から何者かが飛び降りる。そしてあるクラスの黒板には「私が先生を殺した」という文字が…。その後の章では,飛び降り事件までの日々が,生徒数人の視点で順番に語られていく。ちょっと長いかなぁと思ったが,後から考えてみると伏線を張るにはこのくらいの長さや登場人物がないと厳しいかもしれない。最後のほうの先生の章ですべてがわかるのだけれど,暗澹たる気持ちになった。先生…。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
表紙がすてき。タイトルも良い。でも中身が残念なことに私には合わなかったようで,読み終わるまでに1週間くらいかかってしまった。なぜだろう? 文章が読みづらいのかしら。雑居ビルの中にある喫茶店を舞台に,お客さんの男子高校生と,店のマスターの娘の女子高生が,ご近所さんから持ち込まれる謎を解くという連作短編集。なぜか1作読むと疲れてしまって,サクサク次に進めない。謎を解くための情報が少なくて,別の解釈もありそうな気がするのに,作者に無理やり誘導される感じがするからかなぁ。うーん。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
『透明な夜の香り』の続編。シリーズと呼んでもいいのかな? とても鋭い嗅覚をもつ調香師の小川朔の仕事について語られる。前作では若宮さんという女性の視点で書かれていたが,今回はなんと若い男性の朝倉くんの視点。若い男性って調香師のアシスタントとしてどうなのだろう…体臭が強かったりしないかな?などと心配していたが,どうやら朔さんの作る自然素材をベースにしたボディシャンプーなどのセットがうまく機能したようだ。さすが。でも感情の起伏が激しいのがやっぱり気になるな…と思ったら,やっぱり。また別の人の視点も読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ2作目。1作目の『烏に単は似合わない』は若宮のお后候補の姫君4人を中心とした華々しい話だったが,本作では,一方で若宮はその頃こんなことをしていた…という裏面の話だった。主人公は北家ゆかりの少年,雪哉。ひょんなことから,一族のお坊ちゃんの身代わりとして宮廷に行き,若宮に仕えることになる。しかし,その若宮は最初から雪哉に無理難題をふっかけてきて…。若宮,雪哉,澄尾(警護担当)ら主従のやりとりが楽しい。シリーズの続きも読もう。読み友さんたちのレビューを見ていてアニメ化されるのを知った。NHK!
おとかーる
2023/11/24 20:44

あたしもたぶん、ビクビクしながら見ると思います(笑)。

ぱふぱふ
2023/11/25 10:17

まずは1話目だけ観てから考えましょうか。^^

が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ4作目。連作短編集。フレンチレストランの<ビストロ・パ・マル>にもとうとうコロナ禍が。継続中のシリーズ作品を持っている作家さんだと,コロナ禍とかウクライナ戦争とか,小説の世界に持ち込むか悩むだろうな…。本作では,時短営業を迫られた<パ・マル>が,テイクアウトを始めたり,まさかの料理教室を始めたりもする。そんな様々な試みの中でも,いつも通り,不思議な出来事が起こり,シェフたちが日常系の謎を解く。私は「幻想のフリカッセ」が好き。お母さんの気持ち,わかる気がする…。思い切ったね。
山猫
2023/11/22 21:48

同じように育てても、兄弟で大きな違いが現れたのが、とても切なく感じられました。

ぱふぱふ
2023/11/23 18:31

山猫さん,コメントありがとうございます。そうですね,親の影響って同じように受けるわけではないんですね…。

が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
ショートショートから,ちょっと長めの話まで,いろいろな長さの話が集まった短編集。共通するのはどれも後味が悪いところだろうか…。まあ,この作家さんだしね。私が好きなのは「満員電車」かな。確かに毎日同じ電車,同じ位置に乗っていると,だんだんに顔見知り(?)ができてしまうのはわかる気がする。私はそうなるのが怖くて,変則的に時間を変えたり場所を変えたりしていたな…。「さきのばし」は読んでいてイライラしたな~。言いたいことがあったら早く言ってよ!って怒っちゃいそう。カブトムシって…。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
[再読] この前読んだ本にこの本のことが出ていたので,再読。ミス・マープルものの2作目。ミス・マープルの友人のバントリー夫妻はセント・メアリ・ミード村のゴシントン館に住んでいる。ある朝,メイドが叫び声をあげる。「書斎に死体が!」 大騒ぎになり警察も来てミス・マープルも呼ばれる。どうやら近くにある観光地のデーンマスにある「マジェスティック・ホテル」からいなくなった女性らしいとわかる。早速,バントリー夫人とミス・マープルはホテルに宿泊し,宿泊者たちの様子を探る…。昔よりミス・マープルの良さがわかってきた。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
[文庫で再読] シリーズ1作目。だいぶ前に単行本で読んでいるのだが,2作目までしか読んでいなかったので改めて最初から一気に読もうと文庫版で。松本清張賞受賞作。読み直してみると世界観がしっかりできていることに改めて驚く。この後シリーズが続いていくわけだが,この1作目の時点である程度設定が決まっていたのよね,きっと。本作では,若宮のお后選びのために4つの家から姫君が集められる。それぞれ個性的だ。しかし,若宮は現れないし,事件は起こるしで…。ファンタジーと見せかけて実はミステリ。次作も楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
この本を書いている大江夫妻は年がだいぶ離れている。旦那さんの英樹さんが60歳で定年退職をして起業したとき,奥さんの加代さんはまだ45歳だった。加代さんは働いていた会社を早期退職し,英樹さんと一緒に起業する。思い切ったなぁ。生活,仕事,お金などについて,英樹さん,加代さんそれぞれの意見を述べているところが興味深い。私は年齢が近い加代さんの書いている内容のほうが共感できた。英樹さんは一昔前の「おじさん」という感じで…。年金を繰り下げ受給するかどうかなどのお金の話が勉強になった。iDeCo始めようかな。
おとかーる
2023/11/20 22:09

前の会社の人が、旦那さんが会社の確定拠出年金やってたんだけど怪我をして退職したのでiDeCoに移行したそうです。でも仕事があまり出来ない状態で運用資金を入れられなくて、それでも運用の手数料は取られてるのでこのままだとマイナスになりそう……って。でもiDeCoは60才まで解約出来ないからどうにも出来ないとか。確実に運用できるなら、節税効果大きいしオススメですけどね〜。

ぱふぱふ
2023/11/20 22:21

私は職場には確定拠出年金はなくて,個人でやることになると思うのですが,この本を読んだら元本が保証される「預金」という種類のiDeCoがあるらしくて。(でもあまりそこのところは説明されていません。)ちゃんと調べてみたほうがよさそうだなぁと。iDeCoもNISAもまだ勉強不足です…。

が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ3作目。前の作品ではシリーズではないかのような書かれ方をしていたが,今度は巻末の既出作品リストに「XXシリーズ」として載っていた。小川令子が所長を務め,助手として加部谷ちゃんが働く探偵事務所の話が続くのかなぁ。今回は,女性が雪の中で刺されて倒れている…という殺人事件が過去と現在でいくつか起こっていることがわかり,連続殺人事件として扱われる。依頼人が殺された小川令子たちは事件に巻き込まれていく…。雨宮さんの名古屋弁が読みづらくて時間がかかってしまった。次作は別シリーズの「ωの悲劇」だそうな。楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
起業家のお父さんの息子は,起業に抵抗がないのか…。私はサラリーマン家庭で育ったので,起業って聞くとギャンブル要素が高いように感じてしまうけれど,お父さんを見て育っている子は違うのね。そしてお父さんも自身の仕事を息子や娘に見せるようにしている。なかなか日本にはいないタイプじゃないかな。この本はいかにしてお金を稼いだかということよりも,起業というビジネスマインドをどう伝えるかという内容だった。IT系に強い人は真似できるかも?
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ3作目? 日本昔話とミステリがうまく融合された数々のお話が載っている短編集。私は1話目の「こぶとり爺さん」をモチーフにした話が良かったなぁ。こぶが取れるのなら,アレも取れるでしょう…という発想が驚き。3話目の「したきりすずめ」をモチーフにした話も斬新だった。まさかその3つの選択で結果がこんなに違ってくるとは! それにしてもチイチイ鳴いてうるさいから舌を切るって怖い。昔話って時々狂気に満ちた行動をとる人がいるなぁ。たしかにミステリと組み合わせたくなるのもわかる気がする。最後,なえちゃん,グッジョブ!
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ番外篇。連作短編集。<本篇>と<しあわせ宅配篇>をつなぐ,その間の出来事が書かれている。私はサブタイトルを見て,「おっ,もしかして二人の子どもが出てくるのか?!」などと期待してしまったが,そんなに先走った未来の話ではなかった~。<しあわせ宅配篇>ではすっかり夫婦感を出していたユウさんと千春さんだが,本作では,両家の顔合わせをしたり,婚姻届を出したりと,結婚への準備を着々と進めている段階。ラストのコロッケの実演販売がおいしそう。私も物産展みたいな所って好き。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ7作目。やっとこれでひと段落。1作目から裏表紙のあらすじに書いてあった「少女があいされてしあわせになるまでの物語」編がようやく終わった感じ。最近「溺愛もの」が流行っているらしいと聞いていたが,このシリーズに出てくる清霞はその代表だと思う。あまりの溺愛っぷりに何度おののいたことか。それだけ愛されている美世ちゃんの魅力があまり伝わってこないのが残念だったが,きっと素敵な女性なのだろう。さて,シリーズはまだ続くようだが,私はこのへんでやめようかな。とりあえず様子をみようと思う。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
おそらくこの作家さん初読み。ハードボイルドは苦手なので避けてきた。でもこれは女性が主人公らしいし…たしか前にドラマで観たことあるし…などと考えて読むことに。主人公は元刑事の,牧しずり。今では会社員としてひっそりと暮らしている彼女だが,前職をやめるきっかけとなったのが,先輩刑事の職務中の怪我とその後の死だった。お墓参りに行った先で,しずりは先輩刑事の息子とばったり会う。そこから過去の事件を追うことになり…。たしかに女性版ハードボイルドだったが,主人公が優柔不断でやきもきさせられる。そのせいで死人も!
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
主人公の朝倉暢光はお人好しだ。どのくらいかというと,相続した莫大な財産を,詐欺まがいの商法に次々とひっかかって失ってしまうほどだ。あきれた妻は息子と娘を連れて離婚する。しかし,ある日,息子が交通事故に遭って意識不明に。でもなぜかオンラインゲームだと息子に会えるということに気が付いた暢光。そしてそのゲームの世界大会で優勝すると現実に戻れる気がすると話す息子。それならば,と仲間を集めて息子を優勝へと導くべく努力する暢光だが…。ゲームの描写が多くて,読んでいてちょっと疲れた。イメージできる人は面白いかも。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
何,この表紙!怖すぎ!と最初に思ったが,読んでしまった。途中から先が気になって読み急いだが,読み終わって茫然。まさかそんな終わり方だなんて…。マッサージ師をしている女性が,お客さんだった男性と付き合い始める。でも彼は実はモラハラ男。それに気がついた彼女は別れようとするが,彼はストーカー化してしまい…。私もストーカーに付きまとわれたことがあるからわかる。私にも非があったのかな…などと遠慮せずに,はっきり拒絶しないとダメなんだよね。本気で逃げることも必要だし。世の中からストーカーがいなくなりますように。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
上巻から引き続き下巻へ。坂道を転がるように,平家が滅亡への道をたどる。どの合戦の話も,読んでいて胸が熱くなる。『平家物語』って学校の授業で習っただけでちゃんと読んだことはないので,これを機に読んでみようかな…。『吾妻鏡』は勝った源氏側の視点で書かれているが,負けた平家の側から書かれた『平家物語』がなぜ後世に残ったのか。それがこの本を読むとすっと胸に落ちる。今村さんの解釈だけれどね。いい話だった。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
今村さんが書く平家物語。平清盛の四男で最も愛された息子という設定の知盛を主人公にしている。去年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が記憶に新しいので,源氏のほうは大体は役者さんで脳内再生されるけれど,平家のほうがちょっと記憶が薄くて…。小泉孝太郎が演じた三男の宗盛だけが記憶に残っている。上巻では登場人物紹介と時代背景の説明,そして平家が木曽義仲に京を追われるあたりまで。源氏との全面対決は下巻みたい。結末がわかっているだけに,もの悲しい。義経さえいなければ…なのかな?
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
帯にある「ブロマンス」という言葉につられて読んだのだが,だいぶ思ったのと違った。これは普通に高校生の青春ものとして捉えていいんじゃなかろうか。最初のほうのわちゃわちゃぶりが読んでいて疲れる。途中で何度も読むのをやめようかと思ったくらい。でもタイトルの意味を確認したくて,なんとか読み切った。そこは予想通りの展開だった…。主人公の高校生,鋼太郎が出会ったのは,「せいしゅん」がしたいという「神威(かむい)」と名乗る少年。同じクラスに転入してきて一緒に学校生活を楽しむ。でも彼には秘密があって…。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
この本では,定年を控えた40代から59歳までの人たちを「未定年」と定義している。この世代の人にロールモデルを提供しようというのが本書の目的だ。そして,27人の生き方の例が載っている。細かく読んでもそうそう面白いものではないので,ざっと流し読みをした。最初のほうは,大学院に入学してさらに勉強をした人の例。著者の推しはこれなのかな。私も勉強は好きだが,大学院はお金がかかるからやめとこうかしら。あとは会社に居ながらにしてキャリアを磨く方法とか。転職も載っている。将来どうしようかな…。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
「どんでん返し」特集が読みたくて,バックナンバーを図書館で借りてきた。表紙の右のほうに縦書きされている「どんでん返し」はネタバレか?」という言葉に同意。読書メーターの感想に「どんでん返しが良かった~」といったことは書かないようにしている。それを書いてしまうとこれから読む人が「なるほど,意外な犯人なのね…」と思い,ネタバレになる場合があるかも…と思うから。でも私自身は返されるのは好き。これからも意外性のあるミステリがどんどん出るといいな。読みたい本が何冊か増えた。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
1週間くらいかかって,やっと読み終わった!(途中,疲れて他の本を読んだりもしていた。)650ページ近くもあったよ。でも読み終わって達成感。渡良瀬川の群馬県側と栃木県側の両方で,同じような女性の殺人事件が起こり,連続殺人事件だとして合同捜査本部が立ち上がる。しかし事件は迷宮入り。それから10年。再び類似の事件が起こる。今度こそ犯人を捕まえたいと意気込む警察。警察が頼りにならないとして自ら容疑者を見つけようとする被害者家族。容疑者は早くから絞られているが,なかなか決定打が見つからない…。ラストにモヤモヤ。
さいちゃんの母
2023/11/26 22:58

読者の推理を上手くかわそうって演出かな! 最初に10年前の事件と今回の事件の犯人は同じ!を印象付ける書き方。犯人探しの結末はモヤモヤとなりました。

ぱふぱふ
2023/11/27 18:54

さいちゃんの母さん,コメントありがとうございます。モヤモヤ仲間ですね~。^^

が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
この作家さん2作目。江戸川乱歩賞作家が書くミステリ。今回は大きく2部に分かれている。前半は孤島でのクローズドサークルもの。ある島に8人が集まる。その中の1人が,一緒に訪れた仲間たち全員を毒殺しようと試みる。しかし,何者かによって1人が殺され,続いてその第1発見者が殺され…。そして第2部。話は一転して,主人公はゴミ収集をしている女性。ある日,ゴミ捨て場で遺体を見つけてしまう。これが連続殺人事件に絡んだ遺体で,第1発見者が次に殺されるらしくて…。おや?どこかで聞いたような? 私は前半のほうが好みだった。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ9作目。史実にまあまあ忠実に書かれているこのシリーズ。ちょうど大河ドラマ「どうする家康」の復習にもなって良い。今回は秀吉のところに家康の次男,於義丸を差し出す話から始まり,一癖も二癖もある真田昌幸との出会いを経て,上田合戦にもつれ込む。於義丸の旅立ちは健気だなぁ。こういう人情話的なシーンも好き。そして真田昌幸。主人公の茂兵衛と同い年とは思えないほど,老獪という言葉がふさわしい。前作で押し付けられたポンコツな部下が今回もやってくれちゃう。茂兵衛,危機一髪!
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ8作目。ようやく史実的には「小牧長久手の戦い」までやってきた。といってもそれはこの本の最後のところだけれどね。今回は主人公の茂兵衛の中間管理職ぶりがメインかな。主人公の茂兵衛は,出来の悪い部下を押し付けられ,教育しなくてはならなくなってしまう。自分だけでは手に負えないから,鉄砲の打ち方を別の部下に教えさせようとするが…。将来的には上役になる立場の人にものを教えるのは下役としてはなかなか難しい。距離感がね。そういったところがこの本,参考になる。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
この作家さん初読み。芥川賞受賞作。うーん,やっぱり私の苦手な芥川賞だなぁ。タイトルがほのぼのっとしているので,これはいけるかな~と思ったが,1つのオフィスで繰り広げられる内面描写の数々。うわ~,けっこう陰湿。職場に手作りのお菓子を作ってくる女子がいたり,もらったお菓子を陰で踏み潰す人がいたり,それを敢えて拾って机の上に置いておく人がいたり…。大人だから言いたいことがあっても心の中にとどめておくのは当たり前だけれど,みんな鬱屈しすぎ!
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ4作目。警察庁所属の朝倉真冬がどこか観光地に派遣され,そこで警察内部の不正を暴きつつ事件を解決するこのシリーズ。北のほうから攻めている様子だが,今回は能登半島にやってきた。真冬さん,実家は金沢だったのね。そして警察官だった父親が銃撃によって亡くなったのは輪島妥当言うことが明かされる。そうなのか…。でも今回はその過去の事件は追わず,捜査が停滞している「鴨ヶ浦女子大生殺人事件」のほうについて地元警察の遊佐刑事とともに捜査する…。海の幸の描写がおいしそうだった。和倉温泉なら行ったことあるよー。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
直木賞受賞作。私としては何もこの作品(連作短編集)で直木賞でなくても,この作家さんなら他にもっといい作品があったのではないかな…と思った。読み心地のいい話が並んでいたが,特に印象が強いわけではなかった。1話目は「真夜中のアボカド」。私も今,アボカドを育てているので共感できるかなと思ったが,アボカドがメインになっている話ではなったのでちょっと残念。3話目の「真珠星スピカ」は亡くなったお母さんが視える話。気持ちがちょっぴりあたたかくなった。守られている感じがしていいなぁ。
ぱふぱふ
2023/11/19 19:05

けぴさん,コメントありがとうございます。『朔が満ちる』はたぶんまだ読んでいないので,読んでみようと思います♪

ぱふぱふ
2023/11/19 19:06

追伸です。調べてみたら,昨年,読んでいました。重た~い話でした…。

が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
10月も無事に最後までストリーミング放送を聞くことができた。よし,がんばったぞ。今月のテーマは「さまざまな応答・知識」だった。同意する表現や,逆に同意しない表現など。このところ文法ではなく,会話表現が多いので私はちょっと苦手。だからありがたい。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
この作家さん初読み。主人公は泉駒之介。祖父母が経営していた旅館「泉荘」にある家族が引っ越してくる。この家族はかつて,「離島のシェア家族」という番組に出ていた2組の家族で…。なんだろう,とても読みにくく感じた。流れがうまくつかめない感じかも。最後までモヤモヤしながら読みきった。赤ちゃんの取り違えが1つのテーマになっていた。あとになって,実は取り違えがあったなんて聞かされても困るよねぇ。今の家族と本当の家族…。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ3作目。今回は長編。中野という土地ととても相性の悪い白戸くん。今回もなんだかんだ言ってまた中野に連れていかれてしまう。そして,「松崎」という男と間違われ,賞金首になって町中の人から追われる立場になってしまうのだ…。とにかくずっと逃げている。そして,それを助けるのが,これまでの1作目と2作目に出てきた登場人物のみんなだ。あの人もこの人も出てくる。白戸くん,仲間に恵まれたね。これでこのシリーズは終わりかな。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ7作目。梔子(クチナシ)の実は不眠に効くらしい。前作から引き続いて,江戸の町には不眠や悪夢がひろがっている。とうとう公方様までもが…。そんな中,悪夢に効くというお札を配って歩いているという謎の若者とその従者たちがいるという噂が,主人公の竜晴(小烏神社の宮司)の耳に入る。不審なものを感じた竜晴はひそかに調べ始めるが…。表紙の犬は今回初登場の「獅子王」。刀の付喪神だ。ちょこっと黒が入った銀色の毛並みらしくて,かっこいい。ラストは不穏な終わり方で,鵺との戦いはまだ続きそう。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ2作目。主人公の亜季は「月夜野ドリンク」という会社の知財部で働いている。つまりは特許担当ね。前作では知財部に配属されたばかりの亜季が,右も左もわからずにおろおろしていた印象だったが,2作目の本作では急成長。他部署に堂々と説明もしちゃうし,特許庁の審査官とも議論しちゃう。かっこいいぞ。でも自己評価はかなり低めで,ミスするたびにへこんでしまう。それを励ましながら,よいところを伸ばしているのが上司の北脇(弁理士資格あり)だ。こういう上司に恵まれるといいね。次作も楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
この作家さんの2作目の『満天キャンプの謎解きツアー』を読んで面白かったので,1作目のこちらを読むことに。シリーズではない。法医学もののミステリはよく読むけれど,「臨床法医」という言葉は初めて聞いた気がする。法医学者の真壁はちょっと癖のある助教。解剖(と論文を書くこと)がメインの仕事なのだが,「臨床法医」を頼まれることもある。これは児童虐待の鑑定依頼を受けることだ。児童虐待の判断は難しいので,専門家に頼むらしい。縁がないから知らなかった…。この本は児童虐待がテーマだった。つらいね。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
表紙は映画『翔んで埼玉』の続編に絡めて。ちょっと買うのが恥ずかしい。私は第1弾は観たのだけれど,あまり響かず。ところどころ「埼玉あるある」が挟まれているのは面白かったのだけれど…。それはさておき,今回の特集は「手紙」と「Vtuber」。手紙は日常的に書いている。でも知らない人同士の手紙のやりとりを読みたいとはあまり思わないなぁ。だから書簡集,苦手。そしてVtuberは初めて正確に理解したかも。動画にCGキャラを使っている場合なのね。私の知らない世界だった。読みたい本はあまり増えず。残念。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
久々の辻堂ゆめさんの小説。今回のテーマは教育虐待のようだ。タイトルから受験がテーマなのだろうと想像してはいたが,読んでみてこんなつらい内容だとは…。主人公の染野くんは父親が東大卒で,両親から東大に入ることを要求される。(彼にはお姉さんがいて,やはり過去に東大に入るように無理強いされたが不合格で,今は引きこもり生活をしている。)一方で,染野くんの同級生の星さんは,シングルマザーに育てられ,ファミレスでバイトをしていて大学にはとても行かれそうにない。そんな二人が考え付いたのは…。教育とはいえ暴力はダメ。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
山本文緒さんの本はまだ『自転しながら公転する』しか読んだことがない。有名な作家さんだけれど恋愛小説が多いのかなというイメージでちょっと敬遠していた。でも亡くなってしまったのだ。まだそんな年ではなかったのに…。コロナ禍の2021年4月にすい臓がんが見つかり,余命宣告されてしまう。フミオさんは緩和ケアを選ぶ。そこから始まる日記。支えてくれている旦那さんの存在がとてもありがたい。でも寄り添っている間,つらかっただろうな。まだ読んでいないフミオさんの本をこれから読んでいこうと思う。ご冥福をお祈りします。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ2作目。連作短編集。1作目を読んだのがだいぶ前で,そのあとにTVドラマを観てしまったので,頭の中で天海祐希さんと松下洸平さんで脳内再生されてしまう。このシリーズは,硬派なイメージがある柚月裕子さんが書いているのにライトな感じで読みやすい。上水流(かみづる)エージェンシーでは,殺しと傷害以外は何でも請け負う何でも屋だ。メンバーは涼子と貴山の2人だけ。最初の事件は行方不明になった車を探してほしいというもの。大金を払って依頼するなんて,積み荷が怪しい? 「カラカル」という猫系,初めて聞いた~。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
まずショックだったのは,タイトルに「島」という字が入るミステリなのに,想像したクローズドサークルではなかったこと。そして表紙の絵の雰囲気と本文が全く違っていたこと…。西ヶ島,通称「治験島」で,SU-480というアレルギー治療薬の治験に参加したのは,主人公の坊咲を含む10人の被験者。しかし,治験の途中で,医師が転落事故に遭い,白骨死体が見つかり,ついには治験参加者が…。というハラハラドキドキなストーリーと思わせておいて,実際は坦々とした物語。読み終わって,少なくとも治験に関する知識は増えたかも。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
シリーズ7作目。前作が本能寺の変で終わったので,もちろん今回はあの有名な家康の伊賀越え。落ち武者狩りの目をかいくぐりながらも,領地の岡崎へと向かう。こう書くと簡単そうだが,その途中経過は散々なものだったらしい。大河ドラマでもやっていたけれど,伊賀は信長に攻められた過去があるせいで,家康を目の敵にしていたのね。簡単には通さんぞ…と待ち構えている。そこを知略と武力で乗り切る。主人公の茂兵衛は本多平八郎とともに大活躍。穴山梅雪の別行動についてはこの本ではこういう解釈なのね。終章はたしかに暗雲だわ。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
図書館の新刊棚で見かけて借りてみた。この作家さん初読み。主人公は向日葵町に引っ越してきたばかりの友里さん。まだ5か月の赤ちゃんがいるのだが,この子が泣き止まなくて毎日寝不足でふらふら。そんな時に迷い込んだのが近所の公民館の中にある相談所。そこにいたお園さんの手によって,泣き止まなかった赤ちゃんがあっという間に寝入ってしまう。すごい。実はこの相談所には,一芸のある人がたくさん登録されていて,町の人々の困りごとに対応しているのだ。ちょっと変わったシルバー人材センターみたいなものかな。連作短編集。ほのぼの系。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
タイトルにもある通り,これは「すごい世界」だと思う。腸と脳は密接な関係にあるそうだ。腸を整える(=腸内細菌を整える)ことで,いろいろな病気を改善することができる。どの病気には何を食べればよい…というところまで出ていなかったのは残念だが,まずは腸内細菌を増やし,その餌となる食物を食べればよいようだ。簡単なのはヨーグルトと納豆を食べること。私は両方ともやってるよ。それでも「腸漏れ(リーキーガット)」は心配。排出すべき悪いものを再取り込みしていないかしら…。この本は最近の研究結果を載せているのが良し。
が「ナイス!」と言っています。
ぱふぱふ
タイトルの「いつまで」について。実際は「以津真天」という妖の名前だったけれど,わたしは「いつまでこのシリーズ続くのよ!」と考えてしまった。シリーズ22作目。今回は長編。(私は連作短編集のほうが好き。)薬種問屋長崎屋の病弱な若だんなが主人公のこのシリーズ。今回は妖のいじわる(?)によって,噺家の場久(妖)と医者の火幻先生(妖)と一緒に5年後の世界に飛ばされてしまう。その世界では若だんなが作った便利な道具を奪われたせいで長崎屋が傾いている。大変だ! 若だんなは元の世界に戻そうとふらふらしながらも立ち上がる…。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/05/04(3436日経過)
記録初日
2015/04/23(3447日経過)
読んだ本
5878冊(1日平均1.71冊)
読んだページ
1860200ページ(1日平均539ページ)
感想・レビュー
5541件(投稿率94.3%)
本棚
5棚
性別
職業
技術系
自己紹介

・読書が大好きで、電子書籍と紙の本(特に図書館本)の両方を活用しています。
・よく読むジャンルは、ミステリ、サスペンス、冒険もの…など。読書メーターを始めてから、読友さんのおかげで読む本の幅が広がってきました。
・動物が出てくる話も好き。特にワンコ♪
・本棚は「○○好きにはたまらない」ということで、読んだ本のいくつかをジャンル分けしております。
 今のところ、○○の部分は「犬」「猫」「図書館と本屋さん」の3つ。
・洋書は英語の勉強を兼ねて読んでいます。
・お気に入りの登録と解除はご自由にどうぞ♪
・2023.6.16 とうとう登録した「読んだ本」が5000冊到達。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう