読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

みや
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感想・レビュー
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865ナイス

2024年3月に読んだ本
31

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • 碓氷優佳💓

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みや
自ら決めた目標に全力で挑む成瀬の中二~高三を描く連作短編集。成瀬と行動理念が驚くほど似ていて、何度も自分に重なった。成瀬と一緒に良い200歳を迎えるためにワクワクしながら生きたから、読後の達成感が凄い。短編ごとに視点が変わって様々な一面を見られるのに、どの面でも成瀬は成瀬。コロナや年齢のせいで制限された窮屈な世界で開放的に生きる姿は、どんな状況でも人は挑戦できると教えてくれた。地道に努力するところ、"今"を真っ直ぐ愛するところが好き。島崎や大貫など脇役も魅力的。成瀬たちを温かく見守る母親たちが素晴らしい。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

みや

推しグループに初の既婚者!めでたい!!!!!嬉しすぎてニマニマがずっと止まらない。世界で一番幸せな三人組になってね。メンカラに合わせてマスカットのケーキにしました。

推しグループに初の既婚者!めでたい!!!!!嬉しすぎてニマニマがずっと止まらない。世界で一番幸せな三人組になってね。メンカラに合わせてマスカットのケーキにしました。
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2024年3月の感想・レビュー一覧
31

みや
同時代に中央政府の手で編纂されたにもかかわらず、明らかに異なった書き方で記される『古事記』と『日本書紀』を読み比べる。古事記は国内向けの天皇家の私史、日本書紀は海外向けの正史という違いが明解で分かりやすかった。最初に登場する神から早くも各書で重視するスタンスを伺えるのも、ヤマトタケルや雄略天皇の描かれ方が違うのも興味深い。成り立ちや変遷の比較も面白く、太安万侶&性別すら不詳の稗田阿礼コンビと一流の頭脳が集まった編纂チームが ライバルとして競い合っていたら…と想像がどんどん膨らんだ。関連本をもっと読みたい。
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みや
「古事記」と「日本書紀」を地図・系図を用いて時系列に解説し、違いを比較する。大学で勉強したが、すっかり忘れていた。久々に復習すると面白い。神話とそこから繋がる歴史が一冊の本に収まっているという構成が、改めて興味深く思えた。複雑な神の系図が比較的分かりやすく纏まっていて助かる。本来の伝承には無く、後に創作された説が濃厚な欠史八代が気になった。ツタンカーメンみたいに事実だと嬉しい。神功皇后は自ら船に乗って新羅まで行ったそうで意外にアクティブ。中国朝鮮側の文献では否定的らしいから、いつか真実が明かされてほしい。
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みや
ネタバレ幽助VS黄泉、蔵馬と桑原が勉強会、幽助・飛影・蔵馬は三回戦敗退、霊界が結界解除、雪菜が桑原家にホームステイ、幽助がラーメン屋兼始末屋を開業、螢子が女子寮の足跡の謎を依頼、幽助と蔵馬が解決、飛影が軀に痴皇を誕生日プレゼント、正聖神党が審判の門を占拠、4人が侵入、幽助がボタンを押下、幽助たちが幻海の墓参り、海辺で語り合い。3人の戦いも武闘会仲間の戦いもほぼカット!あまりの潔さに笑っちゃった。思っていた結末とは随分違ったけれど、色々な脇役たちのその後や初期のような微笑ましい霊界探偵の話を読めて嬉しかった。
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みや
ネタバレ飛影の過去、飛影と時雨が相討ち、軀が飛影に氷泪石を授与、蔵馬と黄泉の過去、空が蔵馬の弟に寄生、陣・死々若丸・鈴木・酎・鈴駒・凍矢が蔵馬の指示で特訓、蔵馬が鯱を返り討ち、幽助が雷禅と談話、雷禅死亡、幽助が黄泉を訪問、個人トーナメントを発案、雷禅の友人たちが墓参り、修羅誕生、予選開始、黄泉が修羅に勝利、幽助が全員を場外へ飛ばして突破。こんな終盤で飛影と蔵馬の過去が明かされるとは。武闘会組の再登場は熱いし、隣室で真面目に筆談する場面に笑った。こういう大会は大好きだから何度目でも嬉しいけれど、あと一巻で纏まるの?
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みや
世界遺産の軍艦島、九州最後の炭鉱として2001年まで操業していた池島、長崎市内の名所を紹介するガイドブック。立入禁止区域の写真も多く、見ているだけでワクワクした。実際のガイドツアーの宣伝を兼ねているようだが、もう無いのかな?池島は自由散策や坑道への入場が可能で、写真映えする場所も多くて楽しそう。軍艦島は設備や鉄材を再利用するため自主的に解体したから閉山の半年後には現在とほぼ同じ姿だったらしい。鉄筋コンクリート造に竈があるアンバランスさが面白かった。至る所にある蒟蒻煉瓦、内覧の難易度の高い占勝閣が気になる。
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みや
雪の日の校庭にできた巨大なミステリーサークルの謎をミステリトリオが解き明かす。この本で初めてミステリーサークルに出会う子がいるのだと思うと嬉しくなっちゃう。しかも雪の足跡トリックと暗号トリックまであって非常に贅沢。容疑者が少ないから読者への挑戦状の段階で犯人は当てずっぽうで分かったけれど、トリックを正確に推理できなくて悔しい。あれが伏線だったのか!と思わず笑顔が零れた。心温まる結末もとても良き。ナゾを、ミステリを、学校を、勉強を、好きになる子供達が増えてくれたらいいな。美鈴ちゃんの身体能力が何よりも凄い。
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みや
ネタバレ幽助とコエンマが魔界に到着、幽助と忍が一騎打ち、幽助が完全覚醒、操られて霊丸発動、再戦を希望、忍が死亡、樹が忍を連れて消失、幽助たちが人間界へ帰還、幽助が真田黒呼を訪問、家族でおもてなし、魔族3人が訪問、魔界で三つ巴の争い、北神が幽助を勧誘、幽助が螢子とお別れ、蔵馬と飛影が黄泉と躯から勧誘、幽助が螢子と3年後に結婚の約束、魔界で雷禅と対面。努力や知恵など積み重ねたものではなく、卑怯とも言える「覚醒」という方法で勝つのはちょっと残念。と思っていたら正に幽助が同じ気持ちでいてくれたからめちゃめちゃ嬉しかった。
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みや
ゼゼカラファンの小学生、父親、バイト先のクレーマー、観光大使の相棒、篠原。成瀬と関わって人生が変わった5人の短編集。私って成瀬じゃない?成瀬って学生時代の私じゃない?と思うのは自意識過剰だろうか。旧懐、共感、私ができなかったことを達成してくれる喜び。成瀬を見て自分の中に湧き起こる感情は、どれも澄んでいて気持ちいい。微笑ましく温かな成瀬父の物語は思ってたんとちゃう!な結末に爆笑した。クレーマーを「やめたい」と悩む人に初めて出会ったから衝撃。言実の心理的変化が興味深かった。篠原と観光大使を務める話が一番好き。
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みや
面白かった!その一言に尽きる。責任と自由、生と死、政治と戦争、差別と伝承、不治の病など様々な要素があるのに散らかってない。一冊に一つの世界が凝縮されていた。異国を旅するような何もかも新鮮でキラキラして見える感覚を楽しむと同時に、常に幾つも存在する問題から逃げ出したくなる。中盤以降の悲痛は凄まじく、だからこそ読む手が止まらない。ラスト一行まで味わい尽くした。読後に考えさせられたり、価値観が変わったりとかではなく、読んでいるその瞬間がずっと楽しい。この世界にいられる時間が幸せ。そんな読書だった。ホルト君推し。
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みや
ネタバレ桑原返還、樹が幽助以外を亜空間へ転移、幽助VS仙水、仙水が肉弾戦で優勢、幽助が形勢逆転、仙水がカズヤに交替して銃撃、コエンマが制止、おしゃぶり解除、幽助がコエンマを制止、忍が登場、聖光気を発動、コエンマが魔封環、忍が防御、桑原たちが脱出、幽助死亡、第一の扉が開放、仙水と3人が穴の中へ、ぼたんがエンマ大王に報告、霊界特別防衛隊が出動、4人が魔界に到着、幽助は魔族の末裔、防衛隊が幽助を攻撃、幽助が覚醒、コエンマと魔界へ。戦う幽助の顔がシンプルにかっこいい!と何度も思った。幽助の死に対する桑原の涙と覚悟が良き。
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みや
ジュリエットはまだ14歳だったの!?もう少し上だと思っていた。初対面の際にほぼ喋らず、どちらも顔だけで結婚を決めているのが恐ろしい。理解に苦しむ。会えなくなるのが寂しいと嘆く前に従兄を殺したことを怒った時はジュリエットの好感度が少し上がったが、これから2人で生きていくのに何やってるのよ的な意味での怒りだったら恐い。この二人のせいで死んだ人や不幸になった人が何人もいるのに悲劇ぶっている身勝手な二人が本当に無理。パリスが可哀想すぎる。二家族の憎悪が原因だと王子は言ったけれど、完全に二人と牧師のせいだと思う。
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みや
ネタバレ巻原と天沼が桑原を捕獲、幽助が自転車で追走、刃霧が幽助を追走、飛影が刃霧を殺害、洞窟でゲーム戦争開始、3人が勝利、海藤がクイズで敗北、天沼が蔵馬に敗北して死亡、幽助たちが中心部へ、蔵馬が巻原を瞬殺、巻原の中から戸愚呂兄が登場、蔵馬が勝利。戸愚呂兄は弟に粉砕された後、巻原に食べられたの?もう跡形もないの?地獄で弟との再会もないの?と思っていたら生きてた!この終わり方なら大満足。永遠に苦しみながら生き続けて。天沼が唐突に「君のクイズ」をやりだして笑った。衝撃の0文字解答。でも、その先に待つ未来は寂しすぎた。
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みや
ネタバレ飛影が離脱、2組で町内偵察、幽助が室田に圧勝、仙水が室田に遠隔攻撃、病院で虫が幽助たちをウイルス攻撃、城戸が神谷に敗北、幽助が神谷を殺害、幻海が蘇生、桑原が友達とライブへ、御手洗から襲撃、液体生物が友達を人質、体内で水没、空間を超えて攻撃、御手洗に勝利して捕獲、御手洗が黒の章を説明、コエンマが犯人を言及、仙水の過去、刃霧が御手洗を攻撃、幽助VS仙水。幻海の視力が6.0!羨ましい!一般の友達が目の前で痛めつけられるのはかなりしんどそう。人間は生きるべきか死ぬべきか。哲学的なテーマが出て、面白くなってきた。
が「ナイス!」と言っています。
みや
治したい部分を触れば回復すると噂されるカバのアニマルライドに願う人々の連作短編集。本当の痛い部分は心だった。華々しい過去と惨めな現状、理想と現実の自分。隔たりに傷ついて怯む彼らを救うのはカバじゃなく人で、その当人は自分が誰かを助けたことに恐らく気付いていない。こういう小さな救い合いが世の中を成立させているのかも。どれも有り触れた悩みで全体的に起伏は少ないが、退屈や苛立ちは無く穏やかに読めた。駅伝大会をサボるため怪我を装ったら実際に足が痛みだす少年の話が好き。嘘を吐いた罪悪感の痛みが、私には最も苦しかった。
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みや
ネタバレ戸愚呂弟の体が幽助の霊丸で崩壊、幽助勝利、左京がドームを爆破、戸愚呂弟が冥獄界へ、幻海とお別れ、幽助たちが幻海と再会、幽助が城戸に誘拐、ぼたんと桑原が蔵馬と飛影を捜索、目的地の家で海藤に対峙、海藤が禁句を言った飛影・桑原・ぼたんの魂を剥奪、蔵馬が1分ずつ減る禁句を設定、変顔で勝利、4人各自で2階へ、幽助と再会、一人だけニセ者、幽助が桑原を殴打して正解、黒幕は幻海、界境トンネルが開通。楽しかった大会が終わってしまって悲しい。戸愚呂兄弟のスピンオフ求む。肉弾戦から一気に頭脳戦となる振り幅の広さが凄い。面白い。
が「ナイス!」と言っています。
みや
所謂「いい人」の胸の内にも我儘や悪意や燻ぶりはある。そこを知ると懊悩の果てに外へ出てきた「優しさ」に異なる意味を感じて、「いい人」たちとの距離が少し縮まった。正論を言われて傷ついたり、正しさを主張して避けられたり、正しさは正しいはずなのに人の救いにはならない。マイナスの意味で描かれていたが、それでも私は正しく生きる。『春に翔ぶ』生まれながら恵まれている自分に罪悪感を覚える明日見と全く同じ思いがあり、彼女の真っ直ぐな言葉がグサグサ刺さって心が苦しかった。一番好き。『波を渡る』私はこの未来を知りたくなかった。
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みや
ネタバレ戸愚呂兄が桑原に切られた体を修復、桑原が地中から遠隔攻撃、木っ端微塵にして勝利、左京とコエンマが命を賭け、兄が復活、弟が兄を破壊、弟の妖気が客を溶解、幽助と弟が殴り合い、幽助が光る枷を開錠、弟が100%、霊丸を破砕、客の霊気を吸収、女性陣の近くを攻撃、プーは幻海、弟が桑原の心臓を鷲掴み、幽助が覚醒。戸愚呂兄が粉々になってしまって今後はもう出ないのか…と寂しく思っていたら、すぐに元気よく復活してくれて嬉しかった!そして喜んだのも束の間、すぐにぐちゃぐちゃに弾け飛んで海へ墜落して切なかった。また会いたいな…。
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みや
ネタバレ美しい魔闘家鈴木が蔵馬と桑原にアイテムを授与、決勝開始、コエンマ参戦、鴉が蔵馬を爆弾で攻撃、蔵馬が妖狐に変身、オジギソウで鴉のマスクを破壊、元の姿に逆戻り、吸血植物で勝利、10カウント後だったため鴉の勝利、飛影が武威の攻撃を回避、武威が面と鎧を取除、飛影が包帯を取除、黒龍で攻撃、武威が反射、飛影が黒龍を吸収、勝利して冬眠、6時間後に起床、戸愚呂兄が擬態で桑原を攻撃、人形劇を披露、キレた桑原が殴打。まさか鈴木が決勝を左右する男になるとは。一戦一戦をじっくり描いてくれて面白い。戸愚呂兄がやっぱり可愛くて好き。
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みや
小学4年生のミステリトリオが学校のプールに金魚が放たれた事件に挑む。探偵役はミステリ好きの帰国子女・天馬、語り手は平凡な男の子・陸、探偵助手は元気な人気者・美鈴。3人それぞれの特技を生かして謎を解き明かす様子は羨ましいほど楽しそう。児童書なので文章は易しくイラストも多いが、ミステリに手抜きは一切なし。現場の地図、読者への挑戦状、伏線回収などワクワク要素がしっかり組み込まれ、動機も作品に合っている。この本を読んでミステリ好きにならない訳がない!出版社に送る葉書も愛らしく、ミステリの魅力が一冊に詰まっていた。
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みや
エリート街道から転落した男が亡父の家がある限界集落で人生を立て直す。都内でありながら七世帯9名全員が高齢者の村。テンプレな“都会と田舎の価値観の違い”による諍いの中、個性的な老人たちをどう攻略するかという展開はRPGみたいで面白いのだが、主人公がとにかく愚かで笑っちゃう。地域に溶け込もうとする行為がどれもツッコミどころ満載で、特に朝のワルツ放送が無神経すぎてお気に入り。人間の汚い心やコミュニティを構築する難しさが剝き出しで描かれるのに、滑稽さが最前面に出るから案外爽やか。グロとミステリがもっと欲しかった。
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みや
物理学や化学に疎いため、初級英語なのに難しく感じた。恐らく日本語でも難しかったと思う。情けない…。怒りやすくて理系以外できなくて先生に注意されてばかりでも、バイオリンが弾けてイケメンだから女子に人気があったらしい。いつの時代、どこの国でもイケメンは正義。ノーベル賞の賞金全額を慰謝料にすると言って離婚が成立するのは、絶対獲れると確信しているアインシュタインも懐の広い奥さんも素晴らしいし、実現するのが凄い。彼がユダヤ人だと初めて知ったので、ナチスとの関係やイスラエルが彼を初代大統領に推薦していたことに驚いた。
が「ナイス!」と言っています。
みや
自ら決めた目標に全力で挑む成瀬の中二~高三を描く連作短編集。成瀬と行動理念が驚くほど似ていて、何度も自分に重なった。成瀬と一緒に良い200歳を迎えるためにワクワクしながら生きたから、読後の達成感が凄い。短編ごとに視点が変わって様々な一面を見られるのに、どの面でも成瀬は成瀬。コロナや年齢のせいで制限された窮屈な世界で開放的に生きる姿は、どんな状況でも人は挑戦できると教えてくれた。地道に努力するところ、"今"を真っ直ぐ愛するところが好き。島崎や大貫など脇役も魅力的。成瀬たちを温かく見守る母親たちが素晴らしい。
が「ナイス!」と言っています。
みや
ネタバレ裏浦島が死々若丸の刀で死亡、蔵馬が勝利、桑原VS死々若丸、桑原が消失、死々若丸が勝利、桑原が空間転移でぼたんたちに合流、幻海が帰還、幻海VS死々若丸、桑原たちが会場に帰還、幻海が死々若丸の霊気を使った反撃で勝利、怨爺が桑原を空間転移、怨爺の正体は美しい魔闘家鈴木、幻海が勝利、戸愚呂Tが3人で完全勝利、戸愚呂弟が幻海に勝利、幻海が死亡、幽助が戸愚呂弟に敗北。死々若丸の台詞は舞台役者みたいで大仰だし、鈴木は中二全開だし、とても良いチームだった。戸愚呂兄は自分で歩けるのに弟の肩に乗っかっているのか。可愛い。
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みや
黒死荘で悪霊を祓う降霊会の最中に密室殺人が起こる。外には南京錠、中には差し錠と鉄の横木、周囲に足跡は無し。徹底した密室にカーの醍醐味を堪能した。慣れない海外古典の文章に苦戦して疲労困憊だが満足度も高い。オカルト全開な前半が特に好き。H・Mの登場でミステリへ変貌するものの、探偵役に魅力を感じられないのは辛かった。真相を聞いた時は卑怯に思えたけれど、伏線は充分に用意され、調べてみたらちゃんと実現可能らしい。己の知識不足とミステリレベルの低さが悔しく、前向きな闘争心が湧いた。このトリックはきっと永遠に忘れない。
が「ナイス!」と言っています。
みや
ネタバレ幽助が陣に勝利、本部判断で引き分けに変更、桑原が復活、雪菜がぼたんたちと再会、桑原が雪菜を発見、吏将をぶっ飛ばして勝利、コエンマの卵から謎の生物が誕生、覆面戦士の正体は幻海、幽助が最後の試練に合格、最後の修行開始、準決勝開始、飛影が魔金太郎を瞬殺、黒桃太郎が団子を食べて変身、痛みを記憶、飛影が炎の剣で勝利、裏浦島が蔵馬を騙し討ち、蔵馬が玉手箱で妖狐の姿に回帰。シリアスな戦いの結末を桑原の笑いが一気に攫って行く緩急の巧さがすごい。妖狐という新たな属性が更に付加されて、蔵馬のハイスペぶりが恐ろしや。
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みや
ネタバレ覆面戦士がイチガキT3人を瞬殺、浦飯T勝利、幽助が変身したイチガキを瞬殺、師匠が観戦、3人が復活、浦飯T対魔性使いT、瑠架が飛影と覆面戦士を監禁、画魔が化粧で蔵馬を捕縛、蔵馬が髪で反撃して勝利、画魔が命懸けで蔵馬の妖気を封印、凍矢が不自由な蔵馬を氷で攻撃、蔵馬が傷口から植物を発芽、爆拳が気絶する蔵馬を攻撃、吏将が制止、幽助が爆拳に勝利、陣が飛翔術で翻弄、幽助が新技で陣に反撃。予告通りに見開きでぶっ殺した幽助に笑った。しかも本誌だと週を跨ぐ盛大な前フリ。凄い。画魔の化粧する技が面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
みや
冤罪で異動させられた敏腕編集者の元に、自分が殺される原稿が届く。SNSで文学賞を立ち上げたり、YouTuberが本を出版したり、オンラインゲームで見知らぬ人と繋がったり、現代的な要素が盛り沢山。かなりライトな読み口でテーマも文体も取っ付き易そうなのに、私はなぜだか苦戦した。主軸である原稿の謎だけでなく、話があちこちへ飛ぶので「これはどう繋がるの?何か意味があるの?」と常にきょろきょろしていたからかもしれない。かなり終盤に至るまでピンと来なくてしんどかったものの、結末自体は面白かったので最後に少し救われた。
が「ナイス!」と言っています。
みや
未解決の二児同時誘拐から30年後、被害男児の現在を知った新聞記者と元同級生の画商が再調査を試みる。2つの視点でそれぞれ進み、人物が多くて戸惑ったが、その分濃厚で激情的で熱量が凄い。過去の事件をわざわざ追い、なぜ伝えるのか?文字と絵で「伝える」2人だからこそ生じる問いが付加されて、一味違う充実した誘拐ミステリを楽しめた。どんな繊細な表現でも絵の姿を想像できず、そこにむしろ写実の深奥を感じられて実物が見たくなる。終盤で謎を解いた爽快感を味わえないのはちょっと残念。修学旅行の写真のエピソードがエモくて大好き。
が「ナイス!」と言っています。
みや
作者のイソップが紀元前5世紀の古代ギリシャに実在した奴隷だとは知らなかった。3編収録。『ウサギとカメ』Rabbit/TurtleではなくThe Hare and the Tortoiseなのか。山を上るルートだとずっと思っていたけれど、山を下って町がゴールだった。『オオカミと少年』いたずらではなく、臆病だから何度も呼んだという設定に驚き。それでこの結末は可哀想すぎる。『ネズミの委員会』若者の斬新な意見と年長者の的確な意見の対比は時代も種族も超えて今も身近に起こりうるから面白い。シュールな終わり方が良き。
が「ナイス!」と言っています。
みや
ネタバレ鈴駒が桑原に勝利、呂屠が蔵馬の母親を人質、蔵馬が呂屠の体にシマネキ草を蒔いて勝利、飛影が魔界の炎で是流に勝利、幽助VS酎、互いに全霊気を放出、ナイフエッジ・デスマッチ、幽助が頭突きで勝利、戸愚呂弟が一人で勝利、浦飯T3名対Dr.イチガキT3名の総力戦、イチガキTは洗脳された人間、蔵馬と飛影が敵の足止めを撃破、幽助たちに合流。特別読切は蔵馬と飛影の出逢いの物語。蔵馬も飛影も技がえげつなくて笑った。他のバトルも肉体破壊が当たり前。なかなかに残酷なグロで私は嬉しいけれど、観戦に来ている女性陣は大丈夫なの?
が「ナイス!」と言っています。
みや
ネタバレコエンマが雪菜救出を指令、垂金が戸愚呂兄弟を雇用、幽助と桑原が侵入、垂金が賭け開催、左京が大金をベット、幽助と桑原が闇ブローカーたちに勝利、VS戸愚呂兄弟、兄が武器化、協力プレイで勝利、飛影が垂金を殴打、兄が復活、垂金を抹殺、幽助を学校で出待ち、暗黒武術会へお誘い、予選会が船上で開始、助っ人の覆面戦士が圧勝、螢子とぼたんが会場入り、第一回戦開始、桑原VS鈴駒、鈴駒がヨーヨーで攻撃、場外へ飛んで相討ち。戸愚呂兄が可愛い。武器になっちゃうの気持ち悪くて大好き。暗黒武術会は色々なキャラが登場して面白くなりそう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/04/13(2937日経過)
記録初日
2016/04/13(2937日経過)
読んだ本
2338冊(1日平均0.80冊)
読んだページ
653570ページ(1日平均222ページ)
感想・レビュー
2338件(投稿率100.0%)
本棚
10棚
URL/ブログ
https://www.instagram.com/miya_horror/
自己紹介

スプラッタ、ホラー、ミステリ、歴史小説が好きです。血と狂気に満ちた作品を読むと心が穏やかになります。

好きな作家は、綾辻行人・白井智之・加藤シゲアキ・方丈貴恵・京極夏彦。

ナイス、お気に入り、コメントは自由気儘にやっています。
お気に入りさんとは、できれば交流を持ちたい派。
どうぞよろしくお願いします。

ベスト本
★2023年
「なれのはて」加藤シゲアキ
★2022年
「名探偵に甘美なる死を」方丈貴恵
★2021年
「兇人邸の殺人」今村昌弘
★2020年
「お前の彼女は二階で茹で死に」白井智之
★2019年
「隣の家の少女」ジャック・ケッチャム
★2018年
「壊れた少女を拾ったので」遠藤徹
★2017年
「アメリカン・サイコ」ブレット・イーストン・エリス
★2016年 
「白の闇」ジョゼ・サラマーゴ

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