読書メーター KADOKAWA Group

2023年1月の読書メーターまとめ

鉄之助
読んだ本
9
読んだページ
2794ページ
感想・レビュー
9
ナイス
1677ナイス

2023年1月に読んだ本
9

2023年1月のお気に入り登録
7

  • Toshi
  • toriaezkore
  • mushroom
  • れんこんのきんぴら
  • ぺこウィン
  • 知恵
  • はるまげどん

2023年1月のお気に入られ登録
6

  • Toshi
  • toriaezkore
  • mushroom
  • れんこんのきんぴら
  • ぺこウィン
  • 知恵

2023年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

鉄之助
「むかしむかしあるところに、~」の西洋版だった。赤ずきんが行くところ、行くところで死体と出くわす、シュールなミステリー。全くの荒唐無稽なフィクションかと思ったら、語源ともなっっている「灰」cinderとEllaが合体して、シンデレラになったとか、謎解きの伏線が至る所に張り巡らせてあったりとか、仕掛けが凝っていて楽しめた。マッチ売りの少女の栄華と没落。これも、一瞬の夢か? と思わせるエンディングは余韻が残る好印象。
が「ナイス!」と言っています。

2023年1月にナイスが最も多かったつぶやき

鉄之助

2022年12月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:5684ページ ナイス数:2815ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/753469/summary/monthly/2022/12

が「ナイス!」と言っています。

2023年1月の感想・レビュー一覧
9

鉄之助
江戸で一番の居酒屋「豊島屋」が、今なお、立ち飲み居酒屋として営業を続けているとは、恐ろしや。安酒の典型「四文二合半」を「しもんこなから」、と読む由来が分かって面白かった。酒と居酒屋の歴史が俯瞰できる好著。
が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
新選組は「一枚岩」自分で勝手なイメージを持っていた。が、とんでもなかった。組の公金をネコババしたり、酒癖が超悪い”大虎”や、スパイとして潜入して来た者…など。土方歳三が「どうしようもない隊だ」と、嘆くのももっとも。それが、逆に「新選組」を身近に感じさせてくれた。どうしようもない、けど魅力的な面々。隊士の中には、沖田、土方をはじめ、谷周平、伊東甲子太郎(かしたろう)などなど。今でいうイケメン揃い。「新選組女子」が群がるワケもよく分かった。(新選組は死んだ。だが、俺の新選組は死んじゃいねえ)と歳三は命を散らす
いこ
2020/11/15 16:14

コメント失礼します。鉄之助さん、心惹かれるレビューです~(*^-^*) いただいていきますね(^O^)/

が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
夫婦二人三脚で活躍する、脚本家の作品だけあって、粋な会話のやり取りが心地よかった。読んでいて、テンポが良くすんなり入ってくる。いかにも有りそうで、なかなかない場面設定。同感しながら、いつの間にか読み終わっていた。
鉄之助
2019/01/05 17:31

脚本家出身の作者だけあって、言葉のリズムが巧み。ギフ(義父)、ヘン、コトバ…、カタカナ書きの言葉がキワ立っている。

ジュン
2023/01/17 09:28

この本、心が温かくなる読後感で好きでした。ストレスにさらされてた時にじんわりと心を温めてもらった忘れられない作品です。図書館本で読んで手元に無いのが残念。またいつか再読したい本です。

が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
コロナウィルスが「東京株」として変異し猛威を振るう近未来小説。政府から首都を捨てて避難するよう命令が出されるが、避難できない”下級国民”が、棄てられた民=「棄民」。著者自身ホームレス体験があり、非正規雇用の実態を熟知しているだけに全編説得力があった。作家デビュー4年にして「15作目は初の文庫書き下ろし」だと言う。62歳で作家デビューを果たした彼から、勇気をもらう。これからも、話題作・問題作が次々と生み出されそう! 期待が高まる。
が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
「むかしむかしあるところに、~」の西洋版だった。赤ずきんが行くところ、行くところで死体と出くわす、シュールなミステリー。全くの荒唐無稽なフィクションかと思ったら、語源ともなっっている「灰」cinderとEllaが合体して、シンデレラになったとか、謎解きの伏線が至る所に張り巡らせてあったりとか、仕掛けが凝っていて楽しめた。マッチ売りの少女の栄華と没落。これも、一瞬の夢か? と思わせるエンディングは余韻が残る好印象。
が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
城山真一、得意の刑務所モノ。塀の中の事情を良く調べ上げて書かれていた。「看守部長」は偉そうだけど、下から2番目の階級だったとは初めて知った。副看守長のほうが上司なのだ。キャリア組とたたき上げの絶対的格差や「更生プログラム」の実態など興味深いシーンが盛りだくさん。中でも「6秒我慢ルール」が面白かった。カッとなったとき、6秒こらえましょう! 「6まで数えたら、怒りは不思議と消えています」という所内プログラムの教えは、シャバでも参考になりそうだ。
が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
銀閣をつくった足利義政の人生を、ユニークな角度から掘り下げた1冊だった。政治的には”無能”というイメージが強い義政は、「文化の力で政治に勝つ」と、東山の地で審美眼を以て世をおさめる! 「わしの才は、目の才じゃ」とも彼は言う。他人に創らせ、それを評価する能力に恵まれた義政が生き生きと描かれていた。「銀閣」は、実は銀を貼らずに”銀”をあらわした建物だったことにも驚いた。そこには、現代の日本人にも影響を与えている”侘び”の境地が、ここから始まっていることが強く感じられて面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
「”何を読むか”で人生がきまる」 カバーのそでに書かれた、この言葉に吸い寄せられて読んでみた。①精読・熟読 ②速読 ③超速読 と著者の3種類の本の読み方は、大いに参考になった。「超速読」=1冊を5分で読む。こんなマネはできそうにないけれど、多くの本を早く読むことは、「遅く読まなければならない本を見つけ出すために役立つ」。全く同感。本の中で紹介されている加藤周一の『読書術』を、無性に読みたくなった。
が「ナイス!」と言っています。
鉄之助
SONYの17年間にも及ぶ8万人もの「大リストラ」の物語。冒頭の「リストラ年表」で、その凄まじさがリアルに伝わってきた。この本の一番の特徴は、「リストラ部屋」に追いやられた登場人物、全てが実名で紹介されているところだ。清武さんの、取材力がものを言っている。長期赤字経営のさなか、社長を含め外国人役員の高額報酬(ストリンガー社長は年間8億円)には、驚いた。単行本タイトル『切り捨てSONY』が、文庫本化されて『奪われざるもの』に改題。リストラ組の、その後を読んで、しぶとさと、前向きに生きる力をもらった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/03/18(2850日経過)
記録初日
2015/03/18(3581日経過)
読んだ本
857冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
247122ページ(1日平均69ページ)
感想・レビュー
673件(投稿率78.5%)
本棚
8棚
性別
血液型
O型
職業
専門職
現住所
青森県
自己紹介

 野山獄での1年2か月に618冊読み倒した吉田松陰、無実の罪で勾留された大阪拘置所での5か月半に164冊読んだ元・厚労省の村木厚子さんには、遠~く遠~く及びもつかないが、「本の虫」です。次に読む本が、手元にないと落ち着きません。
 宮沢賢治『注文の多い料理店』の「序」、に命救われた経験を持つ歴史小説マニア。特に、幕末から明治維新が大好物!!

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう