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2024年11月の読書メーターまとめ

sleepy
読んだ本
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741ページ
感想・レビュー
2
ナイス
478ナイス

2024年11月に読んだ本
2

2024年11月のお気に入り登録
2

  • 塩崎ツトム
  • rico

2024年11月のお気に入られ登録
1

  • のこ🐈

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

sleepy
本書は74年時点で邦訳されていない短編を日本オリジナルで編んだもの。43年~53年に書かれた短編10編収録。ブラッドベリはいつも間に居る。SFと幻想、夢と現実、過去と未来、死と生。懐かしくて恐ろしいもの。彼には「十月はたそがれの月」という短編集がある。ブラッドベリには10月の収穫と滅びの匂いが、風がよく似合う。輝かしき夏と薄暗き冬の間。安息と焦燥、希望と絶望。「10月はブラッドベリの月」といってしまおう。本書にはとりわけ禍々しき短編が多い。しかし美しい。美しいものへの憧憬が、それを失う恐怖が、続く⇒
sleepy
2024/11/15 23:41

続き1 失くしてしまったため息が漂っている。個別には、「十月のゲーム」の後味の悪さは特筆もの。「休日」「過ぎ去りし日々」の大事なものが永遠に失われる寂しさ。「夢魔」「そして岩が叫んだ」の引き延ばされた焦燥。「天使よ故郷を見よ」で有名なトマス・ウルフが主役のタイムトラベル・宇宙もの「永遠と地球」は避け難き死とその安らぎと悼みが溢れる。ウルフの著作を読んだことがない私にもひと際胸締め付けられる郷愁が伝わってきた。壮大でありながら墓に手向けられたまま枯れた花のような。続く⇒

sleepy
2024/11/15 23:41

続き2 87年の段階で他のどの邦訳短編集にも収められていないものは「休日」「対象」「過ぎ去りし日々」「ドゥーダッド」「夢魔」の5編。ハヤカワ文庫2016年(初文庫化87年)、単行本大和書房74年刊。10月には読了できなかったがなんとか今月に読み終えることができた。最後にトマス・ウルフが本編でいう言葉を。「宇宙は十月に似ている」。

が「ナイス!」と言っています。

2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

sleepy

元ポリスのドラマー、スチュアート・コープランド。以前はあまり良いとは思わなかったがとりわけコープランドのドラムの凄さに気づいた。DRUMEOというドラム特化のtube ch.。彼のドラムレクチャー、実演がある。本人出演のオフィシャル。オリジナル動画。 名曲「Message in the bottle」の実演。https://www.youtube.com/watch?v=lQGdh0kg6gA 気難しいひとかと思ってたら冒頭からむちゃくちゃで笑う。 実演は4分18秒から。ここからだけでもぜひ 続く⇒

元ポリスのドラマー、スチュアート・コープランド。以前はあまり良いとは思わなかったがとりわけコープランドのドラムの凄さに気づいた。DRUMEOというドラム特化のtube ch.。彼のドラムレクチャー、実演がある。本人出演のオフィシャル。オリジナル動画。 名曲「Message in the bottle」の実演。https://www.youtube.com/watch?v=lQGdh0kg6gA 気難しいひとかと思ってたら冒頭からむちゃくちゃで笑う。 実演は4分18秒から。ここからだけでもぜひ 続く⇒
NICK6
2024/11/19 19:41

ジャズというか高速ファンクのリズムでシンバルワークが優雅繊細な凄まじい人います。あまりにも手数が多いとグルーヴを見失う人が多いんですかジョジョメイヤーというドラマーはすごいと思ってます。 https://m.youtube.com/watch?v=jc8j8Ti8W2k&pp=ygUdYmFyYmFyYSBkZW5uZXJsZWluIGpvam8gbWF5ZXI%3D

NICK6
2024/11/19 19:42

オルガンはちなみにバーバラディナーリンです。

が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
2

sleepy
本書は74年時点で邦訳されていない短編を日本オリジナルで編んだもの。43年~53年に書かれた短編10編収録。ブラッドベリはいつも間に居る。SFと幻想、夢と現実、過去と未来、死と生。懐かしくて恐ろしいもの。彼には「十月はたそがれの月」という短編集がある。ブラッドベリには10月の収穫と滅びの匂いが、風がよく似合う。輝かしき夏と薄暗き冬の間。安息と焦燥、希望と絶望。「10月はブラッドベリの月」といってしまおう。本書にはとりわけ禍々しき短編が多い。しかし美しい。美しいものへの憧憬が、それを失う恐怖が、続く⇒
sleepy
2024/11/15 23:41

続き1 失くしてしまったため息が漂っている。個別には、「十月のゲーム」の後味の悪さは特筆もの。「休日」「過ぎ去りし日々」の大事なものが永遠に失われる寂しさ。「夢魔」「そして岩が叫んだ」の引き延ばされた焦燥。「天使よ故郷を見よ」で有名なトマス・ウルフが主役のタイムトラベル・宇宙もの「永遠と地球」は避け難き死とその安らぎと悼みが溢れる。ウルフの著作を読んだことがない私にもひと際胸締め付けられる郷愁が伝わってきた。壮大でありながら墓に手向けられたまま枯れた花のような。続く⇒

sleepy
2024/11/15 23:41

続き2 87年の段階で他のどの邦訳短編集にも収められていないものは「休日」「対象」「過ぎ去りし日々」「ドゥーダッド」「夢魔」の5編。ハヤカワ文庫2016年(初文庫化87年)、単行本大和書房74年刊。10月には読了できなかったがなんとか今月に読み終えることができた。最後にトマス・ウルフが本編でいう言葉を。「宇宙は十月に似ている」。

が「ナイス!」と言っています。
sleepy
1922年発表。英の田舎町のスタビンズ少年が出会った、動物たち(鳥、魚含む)の言葉を話せる医者・博物学者ドリトル先生。先生に弟子入りした少年はドリトル先生と世界を知る航海に出る。本作にほれ込んでいる翻訳の福岡伸一氏が少年時代に感じたワクワクが訳に溢れていて楽しい。航海に向かうはどこにあるかはわからない浮島、クモサル島。福岡伸一氏がいう「フェアネス(公平性)」。どのひとにもどの動物にもそしてどのような事態にも同じように、謙虚に泰然とことにあたる。情熱と好奇心。そう、ワクワクは伝染するのだ。続く⇒
sleepy
2024/11/08 23:55

続き そしてどの動物も人間と同じように読者へ紹介され、語られ、彼ら彼女らが動物であることを忘れてしまいそうだ。他の方も挙げられている言葉を。「旅にたくさんの荷物などほんとうは必要ない。(略)人の一生は短い。荷物なんかにわずらわされているひまなどない。いや、実際、人生に荷物など必要ないんだよ、スタビンズくん」。そう、探求心という喜び、何にも同じく耳を傾ける心持、心配しすぎない心の余白があれば。著者の二人の子へ書かれた物語だが大人こそ読むべき本。新潮文庫、2014年刊、原著そのままの著者による挿絵全点所収。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/11/20(2572日経過)
記録初日
2017/11/22(2570日経過)
読んだ本
87冊(1日平均0.03冊)
読んだページ
25849ページ(1日平均10ページ)
感想・レビュー
82件(投稿率94.3%)
本棚
0棚
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