読むこと、書くこと、居眠りすることが好き。生活のために仕事も。家事や庭仕事もなんとか。
読書は雑食系かな。でも、読めるのは月に十数冊なので、実際には幾つかのジャンルに限られてるみたい。
苦手なのは、専門書や法律、マニュアル本など。
小説やエッセイを書いたりしてます。
バイクでのミニツーリングを折々。
グルメ、スポーツ、コンサートも楽しみたいけど、仕事や家事でなかなか実現しない。昨年(23年)末、薪ストーブ設置。庭木の枝葉を焚き火代わりに燃やしてます。薪はなくて柴だけなので、心底寒い時だけ。焔と共に柴の燃えてはぜる音が心地いい。
外部ブログも20年以上になりました:
日々の日記:「壺中山紫庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/bushou/
創作の館:「壺中方丈庵」 http://atky.cocolog-nifty.com/houjo/
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これら国史は、天皇を中心にした記録である。国史が成らなかった一方、『源氏物語』は、ある意味、女性目線の史書を意識した面もあったようだ。天皇もだが、皇族貴族…宮中に関わる女性も描かれている。 『平家物語』となると、天皇もだが、源氏や平家の武士はもちろん、一喜一憂する女性群像も描かれている。かかなり卑しい身分のものも記録を成した人物の視野に入り始めていると言えそう。 実際、語り物として庶民に語る以上は、そうした目線も必要となったのだろう。
『平家物語』は、平家の栄枯盛衰の記録だが、平家などの武士の妻などの女たちの哀感がかなりり濃厚に描かれている。骨格は軍記物でありつつ、武士の本音も描かれていて、一気に近代への一歩を進んだようにも感じた。 さて、『平家物語』を読了し、今日からは、プルースト作の『失われた時を求めて 11 囚われの女II 』(吉川 一義 訳 岩波文庫)に取り掛かる。冒頭の数行から、いきなりプルーストの世界だ。
初めまして、Tamikoです。「失われた時を求めて」は光文社古典新訳文庫の2冊目「スワン家のほうへⅡ」で挫折したままですので、機会を見ていつかは……とは思っています。読み終えられたら感想を楽しみにしています。
吉川氏訳のプルーストは、既刊は全て読了しました。残るのはあと2冊。刊行されるのを待っています。