ちなみに、MS(モビルスーツ)の元ネタは同じ著者の「宇宙の戦士」からみたいです。(岡田斗司夫談) 【宇宙の戦士】 https://bookmeter.com/books/568356
書中で取り上げられた武蔵浦和もそうだし、人気の流山おおたかの森(かつておおたかがいた森)のように、子育て世代が一気にガッと増えたエリアは、義務教育学校や小児科など特定のインフラの需要が一時的に高まっても、あくまでも一過性というところが厄介だ。デベは開発したらそれっきり、あとは区分所有者と行政に丸投げでどこ吹く風だから。多摩ニュータウンはもちろん、高島平や光が丘がどうなったかを考えると、都心5区でもない限り再開発タワマン群の街の将来は明るいとは言えない。マンションは住居というより「投資商品」なんですよね
2010年代後半に母校の高校に教育実習に行ったときは、教員の勤怠は出勤時に印鑑を押すだけで終了、つまりタイムカードなんてものはまったくないから誰が何時間勤務しているかは不明、もちろん持ち帰りサビ残も一切闇の中。これでも進学校だからまだマシな部類で、生活指導がゴリゴリに入ってくる小中高だと負担はより高い。先日後輩に話を聞いたけど、定時制や特支は部活動負担が少ないので比較的楽らしい一方、公立中学はマジモンの地獄らしいです。ですよねー
79年にブレジネフとホーネッカーが抱擁しながらキスをする、象徴的な写真も出てくる。ベルリンの壁にも描かれたこれは、「神よ、この死に至る愛の中で我を生き延びさせ給え」«Господи! Помоги мне выжить среди этой смертной любви»なんていうめちゃかっこいいタイトル。
20世紀に短命に終わった国で、スタート時点で既に前途に暗雲が立ち込めることが確定しているという時点で満州国よりも希望がない。本書ではそんな中でもかろうじて勝ち筋について、歴史のifを検討しているものの、実現したであろう可能性は低そうだ。
チャンドラーのフィリップ・マーロウものなかに「飲酒運転は重罪だ」ってありました笑。いや、あんた「ギムレット」なんて強めの酒飲んで運転してますやん!ってツッコミました。
シッダさん、コメントありがとうございます。森先生の日記シリーズでチャンドラーに言及していたものもあったので、もしかしたらそのオマージュなのかもしれません。
「創られた宗教観」というものにとても関心が強い。私たちは何気なく神社で現世利益にまみれた欲望を名前も知らない神に祈り、初日の出・ご来光をありがたく拝む。私たち日本人は実は神道のことをほとんど知らず、素朴な精霊信仰やぼんやりとした八百万の神々への崇敬がその正体だろう。とはいえ、山での/山への信仰の史的変遷をたどることで、一周回って、そんな曖昧さでもいいんじゃないか、という気持ちにさせられる一冊だった。
15年来の読みたい本。当時は文系クラスに属していて、統計に対して何か幻想を抱いていた節があったが、15年も経つと考えが世慣れてきてしまったのか、統計なんてしょせんツールのひとつっしょ、という割り切りをするようになった。一時期統計学ブームが来ましたけど、その分反動も大きかった
テーマとしては異母兄妹?の同級生の葛藤が主題となっていて、その周辺に堕胎とかNYに行った同級生とか押しの強い女の子とか複雑に絡まり合っている。しばしば語られるのは、ただ歩くだけなのに修学旅行よりずっとずっと思い出深い行事だし、頭のいい高校生たちなのでこの時間が永遠ではないこととか、あるいは意図的に孤独を避けるために恋愛をしようとするといったところに自覚的なところで、そのあたりに高慢さめいたを感じてしまう感じてしまうかも。私は男子校だったので、もっとアホばかりで気楽でした。1億積まれても戻りたくないけど
ちなみに筆者のご年齢は不明なのだが、長年非常勤講師をされていて論文は紀要がメイン、検索で出てきたお写真を拝見した限りだとなかなかのご年齢(少なくとも私より15~20は年上のはず)なので、人文系アカポスはなかなかしんどいなあ、と改めてしみじみしてしまった。宗教社会学だなんて、金周りからは最も程遠い部類だしなぁ……
日本語の研究をしていました。
読書傾向としては、新書を多く読みます。
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テーマとしては異母兄妹?の同級生の葛藤が主題となっていて、その周辺に堕胎とかNYに行った同級生とか押しの強い女の子とか複雑に絡まり合っている。しばしば語られるのは、ただ歩くだけなのに修学旅行よりずっとずっと思い出深い行事だし、頭のいい高校生たちなのでこの時間が永遠ではないこととか、あるいは意図的に孤独を避けるために恋愛をしようとするといったところに自覚的なところで、そのあたりに高慢さめいたを感じてしまう感じてしまうかも。私は男子校だったので、もっとアホばかりで気楽でした。1億積まれても戻りたくないけど