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2026年2月の読書メーターまとめ

nobidora
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感想・レビュー
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2026年2月に読んだ本
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2026年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

nobidora
傑作。数年前の読書会でおすすめされた記憶。当方グンマーなのだが、これは西毛の話だいね(東毛はもっと開放的)。民俗学ミステリと思いきや、作者が言語学畑らしく、途中の「芋掘り」の類推はさすが。史学の論証の仕方について作中のキャラに語らせるあたりも、作者の博覧強記を感じさせ、文学部民としては脳汁が止まらない読書体験。これがフィクションなのだとどうしても思えない、圧倒的な史料の数に感嘆を隠せない。裕と淳の物語が重なり、香織との別れ際に裕が取り出した形見が示す、後味がとても悪いラストももはや醍醐味と思える。
nobidora
2026/02/10 13:12

民俗学・日本史・宗教学・言語学の素養を広く浅く持ってないと、本書は楽しめないかも(入門書読む程度、通史を嗜む程度)。

が「ナイス!」と言っています。

2026年2月にナイスが最も多かったつぶやき

nobidora

新しく読み友になった人の感想を見ながら、そのコメントから次の読みたい本を見つけるあたり、いよいよ「読書狂(どくしょぐるい)」だな、という感想があります。

が「ナイス!」と言っています。

2026年2月の感想・レビュー一覧
20

nobidora
メフィスト賞受賞作、『まほり』が傑作だったので読む。重厚なファンタジーに言語学要素(ピジンとか仮定法から犯人探しとか)含む人文学要素が衒学の域に達しようがというところまで織り込まれていて、大ボリューム。デビュー作らしくところところ展開が苦しいところがあったものの、終盤のキリヒトとマツリカの葛藤あたりは読ませる。とはいえ井戸から地下水道探検のあたりまでは正直退屈だったので、よくも悪くも「スマホ前」の作品なんだなあという感想。もうこういう雄大な新人作品は出ないんすかね。
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nobidora
Kindle Unlimited。10時間で学べるシリーズ、キャッチーなタイトルとは裏腹に結構な学者が書いていて驚くし、これもその一冊。あとがきにある通り、近現代日本の宗教が厚めに書いてある一方、宗教とは何かから、現代の宗教的なものからこぼれ落ちている課題(グリーフケアとかスピリチュアル)もカバーされていて総論的でよろしい。日本の宗教観の薄さというか、家庭によってまちまちなのは教育でやってないのが大きな要因としてありそうで、これは全く無い観点だった。神道仏教儒教道教アニミズムのごった煮が日本人の宗教観か
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nobidora
Kindle Unlimited。歩道を歩いていたらほっそい道を車が猛スピードで走り抜けていって危ない思いをして憤った時に読む本。えら〜い経済学の大家も70年代に同じようなことを言って批判しているぞ。そういえば最近、自動車の排ガスが環境破壊するって話、まったく聞かなくなったな。むしろEVはガソリン車より環境に悪いかもとかそういう話。ついに歩行者を守るため自転車が歩道から車道に追い出されたけど、どうなるんかな。社会的弱者を守る視線は経済学者としては異質に思える。
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nobidora
Kindle Unlimited。(2026年の人間から見たら)泣けてくるほどの悪文のオンパレードで骨が折れるも完走。日本人はどこから来たのか?揚子江下流から沖縄経由じゃね?という話を晩年の柳田が論じたのをまとめたもの。となると、沖縄の文化で王朝以前から残っていそうなものというのは、私たちのルーツを現代に伝えるものであるし、ワクワクしてきますね。とはいえ、本書が書かれたのが南洋進出の夢がついに潰えた戦後というのを思うと、現代では批判的に解釈されるのもやむを得ないかという感想。
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nobidora
インターネットを徘徊してたら激賞する人がいたので読んだ。国際政治学に心理学の知見を援用した本で、政策決定者の意思決定に至るまでのプロセスや信念体系の構成、そして誤認知はなぜ起きるのかについて論じた古典。国際政治学に限らず、卑近な人間関係や職場でも援用できる論に思えた。クーンのパラダイム論も出てきて、同じ現象を見ているのに論者によって意見が真逆になって話が噛み合わないのはなんで?という疑問が氷解すること請け合い。"I'll Believe It When I See It."ですなあ。
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nobidora
記憶では読書会か何かで勧められた記憶。対象は小学校高学年から中学生とはいえ、それにしては出てくる用語や背景設定が難しい気もするので、対象年齢を選ぶ印象。女の子向けの話かな〜という感想はありつつも、依代の話と舞台設定の妙が面白かった。超自然バトル!
nobidora
2026/02/24 00:14

深行の泉水子に対する当たりの強さが少女漫画のテンプレ過ぎて草生えるという話をした。これからどうなっていくことやら。

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nobidora
数年前、自己愛人間に悩まされたことがあった頃からの読みたい本。境界性と同じで、自己を他者に投影するのが特徴。癇癪を起こしているあの人も実はままならない自らを他者に投影しているというのが真相のようだ。職場の同僚や上司程度ならともかく、肉親だったりすると対処は厄介だ。とはいえ、しっかりとした線引きをベースとして、相手に尽くし過ぎないのが基本戦略となろう。くれぐれも、自己愛人間のことを変えようなどとは思ってはいけない。それはどだい無理な話だからだ(境界性同様、当事者に変わろうという強い意志がない限り無意味)
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nobidora
十数年来の読みたい本。防災教育の話。釜石で子どもたちがほぼ津波で命を落とさなかったのはなぜか?それは主体的な行動にあった。今は行政がハザードマップやら避難情報やらを出してくれるが、残念ながらそれは絶対ではない。先の東日本大震災において、釜石市の予想津波到達ラインを遥かに超えて津波はやってきて、その予想ラインと現実の到達点の境目で1000を超える命が失われた。行政に自分や家族の命を預けきりにしてはいけないということを強く思わせる。ドライな回答になっちゃうけど、やっぱり水害も火災もリスクが無いところに住むよね
nobidora
2026/02/19 18:20

本書の伝えたいことは私の結論ではなく、「そういう平和ボケした姿勢が1番危険だぞ」という話である

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nobidora
2020年からの「戦い」の始まりに書かれた本であり、著者のそれまでの問題意識により「健康」って宗教っぽくね?自由に生きるのもありじゃね?って、異色のお医者さんが提言する本。残念ながら著者の願いはむなしく、本邦もエビデンス棒で相手を殴りまくれば勝ちみたいなのが恥ずかしげもなくメディアやインターネット空間を賑わせたし、あの頃の醜悪な「医療従事者様」たちの姿を一生忘れることはないだろう(し、社会保障支出の削減に全面賛成するきっかけとなった)。名郷直樹先生は書中で批判されてるのに推薦文を書いてくれるのえらいな。
nobidora
2026/02/18 22:55

がん検診は、利点はあるけど欠点も多い。過剰診断で却って余命が短くなったり、しばしばQOLが悪化することは医師は触れたがらない。ガイドラインも金科玉条ではなく、訴訟に勝ったり負けたりする弁護士程度のものだ。そして、医学は健康を定義できず、健康とは前世紀国家のための概念だった。そして2020年、それは新たな形をまとって私たちの前に現れて、「自粛」を「要請」し、多くの健康な人々を地獄の底へ叩き落とした。私たちが戦っていたのはウイルスではなく、自分の健康のためなら他者の死すら厭わない醜さだったのかもね。

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nobidora
世の平均よりは自治体職員の内情に通じているから、「まぁ、こんなもんでしょうな」と溜息が漏れた。悪徳ベンチャーが人手不足の過疎地域の自治体に先生として入り込んで、執行部から職員まで丸め込んで公金チューチューするスキームを河北新報の記者が暴くという話。と書くとガバナンス不足の自治体や悪徳ベンチャーを責めたくなるが、そもそも国の責任も大きいし、何より主権者たる私たち市民がだらしないから、こういうことになるのだと投げかけている。とはいえ未曾有の人口減は止められず、過疎自治体は今後どうなるのかと憂慮
が「ナイス!」と言っています。
nobidora
ネタバレ読書歴が長くなると、「あぁまたこのパターンね」と好みのハードルが上がっていくものなのだが、本書は我が青春の電撃文庫で堂々のエロレズ話を展開していてさすがにニマニマが止まらず、鏡で見たら自害しそうなくらいキモい表情をしていたことだろう。エロ本じゃねーか(もっとやれ)。ディルドで音々を貫くことを決意する鹿乃が「それが最高の終わり方で、最高の始まり方だと思う」と悲壮な覚悟を決めるところで感極まってしまった。自分キモいですね。(フィクション内の)JKのメイクや服の名前や価値観の勉強になってありがたかった。
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nobidora
REITについて学びたいので読んだが、先に読んだ同筆者の図説の入門書で十分と判断できた。こちらの方が模擬的な事例が載っており、より金融マンの実務的な内容か。「路線価のない土地に価値はありません」って書いてあって泣いちゃった。
nobidora
2026/02/18 10:25

こちらの感想にも書いておくが、不動産の価格を第一に決定するのは何を置いても「金利」なのである。デベロッパーは人件費や資材費の高騰を理由に、物件が高値圏にあることを正当化するが、それは金利、そして需給バランスの前には戯言に過ぎないのだ(そしてデベロッパーはもちろんそんなことは百も承知であることは言うまでもない)。

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nobidora
雨音りん先生の新刊だやったぁ!/朝起きて胸を開いて「ありがとう」、そして肩甲骨回し。不安が来たら「なるほど、私は〇〇が不安なんだな」←これ超重要、そして肩甲骨を10回回す。これで不安だらけの人生に終止符を打つわけなのだけど、その仕組みについてりん先生が解説している。とりあえず〇〇するのではなく、なぜこうなるの?というメカニズムを丁寧に説明してくれるのが、数多くあるHOWTO本やYouTube動画たちとの差異か。
が「ナイス!」と言っています。
nobidora
わーい雨音りん先生の新刊だやったぁ!/スマホ依存の解消法として、仕組みから解説して具体的な方法を述べている。よくある「アプリタイマー」とかが失敗しやすい理由について詳しく解説されている。その仕組みを説明したうえで、「それは本当に必要か?」とスマホロック画面に表示させる。また、電車やトイレといった余暇時間にスマホを見ないということで、減点法ではなくて加点法で「暇」を作り出している。慢性的な不安感や頭が回らない感じは、起きてる時間ずっとスマホ見てて脳が常時処理落ちしているから。
が「ナイス!」と言っています。
nobidora
著者の他の書籍を読むための入門書として読む。広く全体像を抑えつつ、新規トピックであるリース会計基準の変更についても押さえられている。不動産価格を決定するのは1に金利、次いで需給(人口)、為替レート、インフレ、景気、カントリーリスク。冒頭に「10年債は上がっても2%」って書いてあるんけど、本書を記した25年8月の5ヶ月後に2%はおろか2.4%にタッチしそうで、今も2.2%。レバレッジは有効だがやりすぎると危険。住宅ローンは繰上返済される可能性があるから、貸し手のCF的には安定しない(早く返し過ぎもダメ)
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nobidora
ピロチくん生存報告。自身を老人と認識されていて、私の親より年上だからそれはそうか、としみじみ。奥様とのデレ話はないのかと思いきや、ハイになった奥さまにノセられて(?)新車購入!何買ったのかな。浴槽掃除してたら奥様に「毎日洗剤使え」って言われたところかわいい。結婚生活継続のコツはなるべく会わないこと、一緒に楽しもうとしないこと。いつも近くにいるから反発する。「子供の育て方を心配するよりも、自分の育て方に専念した方が、幾分よろしいかと思います。」凄さを感じ取るのも凄さ。人に期待しないのが最も有効な失敗防止策
nobidora
2026/02/15 13:19

AIは皆得をするが、膨大に消尽されるエネルギーをどうするのか?という問題に帰着する、というのは、さすが工学者の視点だ。

が「ナイス!」と言っています。
nobidora
発刊当時に書店で平積みされているのをパラ見したものの放置し、2026年になり「戦い」のその後を迎えてから読む。そうそう、エビデンス棒で相手を殴りまくれば勝ちみたいな風潮ありましたね、というのを思い出す。文系の理系コンプも8割おじさんのような人物を増長させた要因とのこと。歴史学の役割を既に果たせていないのだから、人文系学部など前向きに解体されて他学部に吸収されちまえとは暴言が過ぎる気もする一方、現在進行系で母校の准教授が絶賛炎上中なことを思うと、「人文学なんて何の役に立つの?」というのも否定できない
nobidora
2026/02/13 20:06

歴史感覚の消失、似たような話を何かで読んだが、泉谷閑示の本だ。自閉的な人間が増えると、自分含む人間の価値を年収とか学歴とか資産価値とか数字でしか判断できず、人生を連続的ではなくスライドショーのような点々でしか識別できなくなる。だからこそ先週のことも忘れて近視眼的な怒りや悲しみに一喜一憂する。それって「生きている」っていうんですかねと思いつつ、自分自身もショート動画と転調を繰り返す曲と煽情的なpostに塗れた「ドパガキ」と化しており

が「ナイス!」と言っています。
nobidora
傑作。数年前の読書会でおすすめされた記憶。当方グンマーなのだが、これは西毛の話だいね(東毛はもっと開放的)。民俗学ミステリと思いきや、作者が言語学畑らしく、途中の「芋掘り」の類推はさすが。史学の論証の仕方について作中のキャラに語らせるあたりも、作者の博覧強記を感じさせ、文学部民としては脳汁が止まらない読書体験。これがフィクションなのだとどうしても思えない、圧倒的な史料の数に感嘆を隠せない。裕と淳の物語が重なり、香織との別れ際に裕が取り出した形見が示す、後味がとても悪いラストももはや醍醐味と思える。
nobidora
2026/02/10 13:12

民俗学・日本史・宗教学・言語学の素養を広く浅く持ってないと、本書は楽しめないかも(入門書読む程度、通史を嗜む程度)。

が「ナイス!」と言っています。
nobidora
KindleUnlimited。まだ取り崩すまでは30年以上あるのだが、確かにそりゃそうだなと思い読む。リタイア時に例えば現金とオルカンのように資産をシンプルにして、年3%で手動で取り崩しつつ、現金とオルカンの比率(not金額)を常に一定にするようリバランスする。これを死ぬまで繰り返す、という話。つまり証券会社の自動取り崩しサービスは使わない。DIEWITHZEROとはなかなかいかず、そういうときは配偶者か子に相続か、もしくはきょうだい、それもいなかったら母校にでも寄贈するように遺言でも書いときますかね。
nobidora
2026/02/03 18:20

オルカンやS&P500の投信を機械的に積み立てるのは、資産の最大化という観点では配当再投資を効率的に行えるために、最適解である。しかし、この戦略の最大の難所は出口戦略であり、それまで数十年にわたり積み立ててきたものを、今度は取り崩し続けなければならない、つまりまったく逆のことをリタイアと同時にやらないといけないのだ。今は高齢者を笑う若者も、資産が減少していくのに頭も身体も不自由になって追加入金はできない恐怖は未体験だ。本書はその対策も書いており、具体的にはリタイア前の数年で試しに売ってみる経験を推奨

が「ナイス!」と言っています。
nobidora
数年来の読みたい本。100人に1人のサイコパスは、遺伝的素因と生育の合わせ技で生まれる。つまり遺伝的にサイコパス家系でも、育ちで何とかカバーできるっぽい。自分はサイコパスの真逆であり、『アンドロイドは電気羊の〜』でヒトとアンドロイドを分かつものが共感の有無だとしたら、人の痛みを感じ得ないサイコパスもまたヒトよりアンドロイドよりなのかもしらんとか残酷なことを思ってしまう。定職はCEOとかファッション業界とかメディア業界とか。当事者が読んだらまぁまぁ救いのない内容なので、それもまた哀しい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/05/04(6167日経過)
記録初日
2007/11/28(6690日経過)
読んだ本
4001冊(1日平均0.60冊)
読んだページ
983483ページ(1日平均147ページ)
感想・レビュー
2963件(投稿率74.1%)
本棚
11棚
性別
血液型
A型
職業
IT関係
現住所
東京都
自己紹介

日本語の研究をしていました。
読書傾向としては、新書を多く読みます。

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