読書メーター KADOKAWA Group

2025年1月の読書メーターまとめ

遠い日
読んだ本
228
読んだページ
14490ページ
感想・レビュー
228
ナイス
1215ナイス

2025年1月に読んだ本
228

2025年1月のお気に入られ登録
1

  • オルレア

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

遠い日
自然や科学の知見を絡めた5話の短編集。都市部ではなく地方が舞台なのがいい。自然と共に生きることで人間はさまざまなことに気づきを得るし、それを糧に暮らしていける。屈託を抱え、葛藤に疲弊し、自分の内面とうまく向き合えない時に、ふと訪れる一抹の光芒にこの先の自分を託す。甲乙つけ難い5話ですが、タイトルになっている「藍を継ぐ海」の沙月の揺れと呪縛を手放す瞬間に打たれた。
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2025年1月の感想・レビュー一覧
228

遠い日
わたしの愛犬モモ。モモと過ごした幸せな時間。モモのすることが気になって、わたしはモモをしっかり見てる。モモの気持ちを考えて、あれこれ想像したりする。わたしより先に年を取って、言ってしまったモモのこと、ずっと大好きだよの気持ちが溢れている。
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遠い日
Love Letterって懐かしい響き。恋する時のときめきやどきどきが、いっぱい詰まっている。「好き」の気持ちが止まらない。どうしようもないその人への思いを、ことばにする幸せ。自分だけが知っているその人のこと。胸に抱きしめて、またときめく。
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遠い日
にぎり寿司、巻き寿司、軍艦巻き、いろいろなお寿司の作り方を紹介。魚を獲って、仕入れ、捌くところから見せてくれるので、にぎり寿司の作り方がよくわかります。大人気のお寿司の裏側を知ることができます。
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遠い日
「たびよみ観光絵本」シリーズ。こめたくん一家6人と1匹が京都旅行をします。京都府全域を対象とし、京都の魅力を食べ物、寺社、鉄道、祭りや行事、京都らしい有名な景色などなどで紹介していきます。全ページ折りたたみのページを広げるというしかけがあって、何が描かれているか楽しみながら進みます。旅行者の目線で発信しているのがいいですね。
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遠い日
小ぶりのボードブック。オノマトペで進みます。まるんぱの探しええ本でもあります。このまるんぱが大きくなったり、ちっちゃくなったりするのが楽しい。どこにいるかな?と声かけしながら読んでみたいです。
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遠い日
『だんごだんご だーんご』唯野元弘/文 ひだきょうこ/絵 落語にもなっている昔話です。おばあさんのお使いでおじさんの家に行き、そこで団子をご馳走になった男の子。帰ってまたおばあさんに作ってもらおうと「だんご」を唱えながら帰るのですが、お決まりの茶々が入り、違う単語を唱え始めます。おもしろかったのは、そのまちがいを二度繰り返すこと。そのとぼけた味わいが笑いを生みます。
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遠い日
『とどけ!ニモツくん』ミノオカリョウスケ 作・絵 毎度お世話になっている宅配便ですが、この荷物にもしも意思があったなら。どうなるでしょうか?ニモツくんはまさにそんな荷物。自分で届け先に向かおうとします。それはもう大変な苦難で、いろいろな人に助けてもらって、その思いを成し遂げます。しかし、宅配便の車からいなくなったのがわかった時には、ドライバーさんは真っ青になったことでしょう。
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遠い日
『うちのすきやき』たーもしらい/作・絵 子どもの頃、よその家の設えや食事を、自分の家とはずいぶん違うと感じる体験はちょっとしたカルチャーショックだったのを思い出す。このターくんもよその家のすき焼きが牛肉であることや、異様に広い子ども部屋、高そうなおもちゃにびっくりして、自分の家や暮らしとの差に悲観する。そんなターくんが、なんでもぶっちゃけのシンちゃんに感化され、よそはよそ、うちはうちと納得していく。そのまんまの暮らしにぼくがいると気づいていくのです。
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遠い日
譲り受けたカメレオンを世話し、観ながら気持ちに差し込んでくる片付かないことごと。教師としての己を恃みにもできず、人間観察をつらつらするに、鬱々として晴れることのない思惟。体調の芳しくないことが追い打ちをかける。灰色の世界が動かない。中島敦「かめれおん日記」。自転車の練習を始め、少女に教えてもらいながら、さまざまなことを脳裏に過らせつつの日々。焼け落ちた藕花先生宅を見て、孤高の翁の胸中を思う。石川淳「明月珠」。敗戦を知ったことで心騒がす軍人の生への渇望をリアルに描く、島尾敏雄「アスファルトと蜘蛛の子ら」。
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遠い日
再読です。このはちゃめちゃな世界観が大好きです。乗り込むものがそのままバスの形を変えていく。どんどん乗って、どんどん変わっていく、その不条理、そのナンセンス。「だんどん だんどん」が不穏な響きに聞こえてきます。
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遠い日
再読です。星のきれいな夜、望遠鏡を覗いて楽しみます。そんなある夜に、ルラルさんの望遠鏡に映り込んだものが!すわ、宇宙人か⁉︎と身構えるみんなとルラルさん。地球を侵略にやってきたのか?あるいは友だちになりにきたのか?ともかく、探すべし!と出かけていったルラルさんたち。まるで地球防衛軍になったかのような高揚感の中で、盛り上がるだけ盛り上がって、判明した事実。でも、ルラルさんは自分の胸の中にだけしまって、みんなには伝えませんでした。夢があったほうがいいですからね。
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遠い日
再読です。1日の目安を持って仕事をするルラルさん。順調に屋根を修理して、雨漏り対策もばっちり。さて、次の仕事をと思った時にハシゴが倒れてしまいます。庭のみんなにハシゴを立て掛けてと頼みますが、みんなはハシゴを汽車にして、森の方へ遊びに行ってしまいました。どうすることもできないルラルさん、今日の仕事は諦めて、屋根の上でのんびり雲を見ながら、心を広げて過ごしました。こんな思いがけない時間が持てたことも、案外楽しいものです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
再読です。ルラルさんの誕生日を、庭のみんなの誕生日にしてもいいですか?というみんなのことばに、いつも胸を掴まれます。家族のこと、親のことを知らない庭のみんな。それでも、ルラルさんがお母さんに産んでもらったからこそ、ここにいるんだよということを伝える、そのことばが温かい。感謝の気持ちは誰もが自分を大切にすることと結びつく。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
大好きな8人の絵本作家さんたち。まだまだこれからも読めるであろう方々ばかりなので、通過点としてのまとめとして読みました。それぞれの個性や特徴的な世界が際立って、興味深い。
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遠い日
再読。見立て、組み立て。大きなページをじっくりと見ていく楽しさ。いろいろな想像が広がって、ついついにやにや。世界はいろいろなものでできているんだな。
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遠い日
ネタバレサム・アッシャーの絵を求めて。これは『あめのひ』、『かぜのひ』、『ゆきのひ』のおじいちゃんと孫のぼくのコンビですね!おじいちゃんの器用さとぼくと同じくらいの冒険心を持っていることで、進むお話。ぼくのペンギンの大冒険を追いかけてどこまでも!このダイナミックな航海がおもしろい。頭の中では逃げ出したのはぬいぐるみのペンギンだとわかっているのに、ついついどんな子が現れるのか心待ちにしてしまう。オレンジ色のくちばし!なるほどね!
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遠い日
ネタバレリンデ・ファースの描く雪景色が幻想的でとても美しい。クリスマスだというのに、パパは仕事で忙しくいっしょにクリスマスを楽しむこともできない。ひとりぼっちの寂しいソフィーは雪の世界に出て行く。吹雪がソフィーに襲いかかり、世界は雪嵐に包まれる。どこからともなく現れたヘラジカにいざなわれてたどり着いた森の中。そこで生きる動物たちと作るとびきりのクリスマスツリー。ソフィーの孤独が慰められた時、心は平穏を取り戻しました。パパもオーロラも、ちゃんとソフィーを認めているとわかるラストが圧巻です。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『のってみたいな』たむらしげる たむらしげるさんのたくさんの作品のあの人たちが登場。奇想天外な、自由な発想の乗り物は、いかにもたむらしげるさんらしい。ユニークで、ファンタジックで、冒険心に溢れている。
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遠い日
『ゆうちゃんとひよどり』いまきみち さく 鳥寄せ。餌のない冬の時季、庭に鳥を呼ぶのは比較的簡単。甘いくだものや脂身の肉片など、好んで鳥はやってくる。ゆうちゃんの家の庭にもお腹をすかせたヒヨドリがやって来た。ゆうちゃんたちと少しずつ距離を縮めていく段階が楽しいな。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『ちいさなはりねずみ』八尾板洋子 文 ナターリヤ・チャルーシナ 絵 絵がすてき。小さなはりねずみの冒険。家族に遅れて、ひとりであちこち。怖い目にも合いますが、助けてくれるひともいて、どきどきの冒険の首尾はよし。背中のおみやげさくらんぼ、嬉しいね。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『ひよこはにげます』五味太郎 3羽のひよこが逃げます。ひたすら逃げて、どうやら冒険めいてきた。どこへ行くのか、危険も回避、必死のシーンも挟まれる。得心したら、はい、逃げ帰る。赤い小鳥が始めからずっとあとをついて来ているよ。『きんぎょがにげた』と対になる本。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『なんのくるまにのるのかな?』小輪瀬護安 さく 小輪瀬護安さんの絵を求めて。働く人々。働く車。働く人の服装、ユニフォームを見て、どの車に乗ってお仕事をするのか考えていきます。みんな日常的によく見かける人と車ばかり。こんなふうに暮らしは、働く人のおかげで成り立っているんだね。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『ねられんねられん かぼちゃのこ』やぎゅうげんいちろう さく かぼちゃの子とお月さまのかわいい会話。寝られない理由を気ままに上げていくかぼちゃの子。それに対してやさしくアドバイスするお月さま。ちょっと勝手なことを言って甘えるかぼちゃの子。お月さまは全てのことばをゆったり受け止めて、眠くなるまで付き合ってあげます。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『なつをみつけたよ』平野恵理子 さく 夏を感じるものがたくさん登場します。食べ物だったり、植物だったり、生き物だったり、着るものだったり、風物詩だったり。季節がある国でよかったなぁと思います。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『どこいくの』やぎゅうまちこ さく そぞろ歩きと言う言い方がぴったり。「どこいくの」とき聞かれて、「ちょっとそのへん ぶーらぶら」と答える軽妙さが楽しい。なんかちょっと着いて行ってみたくなりますよね?
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『すずめさん おはよう』いまきみち さく おばあちゃんと春のお散歩。いく先々で出会う小鳥たち。鳴き声もオノマトペで紹介してくれているので、聞いたことのある鳴き声があるかもしれません。いずれも日常的にいる小鳥たちなので、本当に出会えたらいいですね。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『はるのひるねうた』松野正子 ぶん 降矢なな え 春の暖かさの中で気持ちよくお昼寝。「ひとつ」から「とお」までの数え歌になっています。さて、寝過ぎたのは誰でしょうか?
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ固め読み。野菜がお高いので目で味わってみました。ナスの季節が恋しいな。焼くのも好きですが、わたしは茹でナスにして、生姜を効かせて、ちょっぴり酢を入れた出汁で食べるのが好きです。夏場は冷やして食べると最高です。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ固め読み。野菜がお高いので目で味わってみました。トマトも高止まりで値が下がりませんね。赤いトマト、甘いトマト、大好きな野菜です。お気に入りは、桃太郎トマトも好きですが、アイコトマトがいちばん好きかな。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ固め読み。野菜がお高いので目で味わってみました。天ぷらに、バター焼きに、秋冬は登場回数の多いサツマイモ。わたしはオレンジジュースでコンソメといっしょに煮るのが好きです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ固め読み。野菜がお高いので目で味わってみました。ちょうど今、大好きなスナップエンドウが出始め、嬉しい季節になりました。軽く塩茹でして、ポリポリと齧るのが大好きです。何もつけないで食べます。豆の甘みがいい感じ。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ固め読み。野菜がお高いので目で味わってみました。いつでも常備、玉ねぎは年中切らすことがない野菜。何にでも合って、便利な玉ねぎ。時々無性にスライスオニオンが食べたくなるのは、わたしだけ?
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ固め読み。野菜がお高いので目で味わってみました。大根もこの冬は高くて、気軽におでんもできませんね。わたしはおでんには大根1本派なので、買うのに躊躇してしまいます。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ルイスが見舞われた災難を、お姉ちゃんのサラが懸命に回収していく。次々起こるとんでもないことをものともせず、果敢にチャレンジ。頭の回転は早く、サラが状況に応じて改造し続ける元自転車の乗り物たちも、みごとな出来栄え。ピンチに次ぐピンチに、決して諦めないサラがかっこいい。きょうだい愛に支えられ、最後はふたりで怪獣たちをやっつける。痛快なスピード劇が楽しいお話。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『ほわほわさん ぴかぴかさん』おくはらゆめ 作 おくはらゆめさんの描く大きなお目々の動物たちがとてもかわいい。ほわほわさんはどんな子?ぴかぴかさんはどんな子?読みながらいっしょに、ほわほわさん探し、ぴかぴかさん探しをしてみるのもおもしろそうですね。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『ゆきがふってきたの』南塚直子 さく 冬の本が読みたくて。陶板画の質感、存在感がとてもいい。オリジナリティーあふれる絵で、やさしい世界を醸し出しています。動物の子たちが聞く「あれ なあに?」の質問に答えるお母さんたちの声が静かに聞こえてきそうです。繰り返されるやり取りに、静かに降る雪が重なっていく。寄り添って、安心して眠る温もり。雪の本としても、おやすみ絵本としても秀逸。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ6。クリスマスに浮かれる暴食城では、守が囚われ、宗介、葵、ひなたの3人もそれぞれ呑み込まれてしまったプレゼントの箱から必死で脱出し、守を助けに向かう。書き換えられ、搾取された物語が世界を歪めないように一刻も早く守を救出しなければならない。アンデルセンが今回もぐずぐずごねるが、彼なりの矜持がグライモンに立ち向かわせる。イッテンの本領を見られたのは嬉しかった。クリスマスらしい空気を少しでも取り戻せたのもよかった。そしてまたもや、あめのが暗躍する気配を残しているのが気がかりだ。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ5。前巻でコロンがPESを退めようと決意していたので、すわ最終巻か⁉︎と思いましたが、物語は思いもよらない方向に向かいました。コロンは腹を括っているせいか、いつもより強気で、ミッションに臨んでいる。これまでより早いスパンで始まってしまった実習。蒸気で産業を推進しているイギリスに送り込まれ、シャーロック・ホームズを探し出すという課題に取り組む。しかし、すぐに直面する不穏な子どもの連れ去り事件。時代も歴史も飲み込んで動き出す、コロンたちに不可解さばかり先立つ成り行きが重い。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
再読です。ナメクジとカタツムリの違い。これもまたそれぞれの進化の上で変化を遂げてきた。ナメクジが元々海で暮らす巻貝であったこと。それが陸上で暮らすことを選んだ時、自分の体を作り変えていった。初めは殻を背負ったカタツムリとして。その中の1グループがまた新天地を求める冒険をするために、少しずつ少しずつ殻を小さくしていく。ついに殻を捨て去ることができた時に、ナメクジが誕生。そして、殻がないからこそどこへでも自由に擦り抜けて行けるようになったのです。冒険野郎という言い方、決して大袈裟ではありません。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
再読です。ぐるぐる渦巻きは探せば、身近にたくさんあって、自分の体にもちゃんとあって、不思議。敷衍すれば宇宙にもぐるぐる渦巻きがあるし、世界中の大昔の土器土偶、遺跡の石にも、入れ墨にもある。ヒトはぐるぐる渦巻きに何かパワーを感じていたのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
再読です。オウムガイとアンモナイトの関係の進化の過程の差が、彼らの違いを産んだことが非常にわかりやすく設されています。生き延びるために、自分の体を作り変えていく進化。オウムガイにもアンモナイトにもそれぞれの理由があるのです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
その名の通り、蜜の壺を体にもつアリ、ミツツボアリ。オーストラリアのアボリジニの家族に先導されながら、今森光彦さんが自分の目と足で向かう。アボリジニの人々が自然と共存し、なんとも心豊かに暮らしているようすはわたしには神々しくさえ映る。自然から、要るだけのものをいただく。取り尽くさない。どこでどうやって、そのようなものを口にするのか、それは感謝に満ちていた。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『みっつのふえをもらったヤーノシュ』洞野志保 再話・絵 ハンガリーの昔話。昔話で「みっつ」は不思議な魔法の数。ヤーの種が助けてあげたアリ、カラス、魚からもらった小さな笛が、のちにヤーノシュのピンチを救います。王さまの要求は理不尽ですが、切り抜けた先にご褒美が待っています。それにしても、お姫さまも身分もいらないと言い切ったヤーノシュはなんと賢明な若者でしょうか。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
昆虫の擬態について、ムシムシ新聞社の自然科学部の記者の七星あまみち(テントウムシ)が取材する形で、調査します。読者からの質問ウィ解決するために、出かけました。進化の形が擬態を作っているようです。天敵に見つからないように姿を隠すため、あるいは天敵を欺くためにド派手な生き物に擬態したり。なんて不思議な進化でしょう。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ネタバレどっち?どっち?と聞かれて、選ぶのに困るほどの楽しい選択。「ぎゅーってしちゃう せんせい」、「そらのおさんぽ」、「ジャングルみたいなジャングルジム」、「カメといっしょに みずあそび」、「まいにち アイスがでてくるきゅうしょく」、「トントンしてくれる おふとん」、「たべほうだいの まわる おやつ」、「ぜんいん あかちゃんになる おままごと」、「くものうえから すべりだい」、「まほうつかいの ともだち」、「ぞうにのって おむかえ」。以上がわたしが選んだ答えです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
「はりねずみハリー」のシリーズ。ハリーたち子どもは、森の奥のみどりが池にはひとりで行ってはいけないとお母さんに言われています。なのに、ハリーはこっそり木の実を取りに出かけて、池に落っこちてしまいました。溺れかけるハリーを助けてくれたのは、なんと恐竜の国のステゴザウルス。弱ったハリーを介抱してくれて、元気になるまで世話してくれました。すっかり仲よくなった恐竜たちと別れを惜しんで家に帰ったハリーは、実は今でもこっそりと恐竜たちに果物をプレゼントしに池に通っています。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ネタバレふとしたきっかけで旅に出る動物たち。どこへ行くのだろう?何を目指しているのだろう?みんな同じ方向へ向かい、ズンズンズンと進んでいく。目の前に現れた、海!初めて見る海だったのかな⁉︎
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
再読でした。ハンドブックが好きすぎて、見れば手にしてしまいます。日本の豆の種類、185種(在来種)。知らない豆の方が多い。子どもの頃は豆類が苦手でしたが、今は大好き。豆は季節感があるので、その意味でも惹かれます。そしてまたあの花が大好きなのです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
台湾発。お国柄がうかがえる大晦日のお話でした。お正月より、大晦日のその日を送るための準備が本当にこまごまと描かれます。子どもたちももちろん手伝うのですが、そこは子どものことゆえ、飽きてしまったり、失敗してしまったり。でもそんな失敗も叱ったり、責めたりせずに、この日1日は悪いことば、きついことばを使わないという慣習に、台湾の人々の大晦日への思いの深さを感じました。書影が出ませんが、真っ赤な表紙がとてもおめでたい雰囲気を醸し出しています。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ぱっくんおおかみ、今度は恐竜たちの世界に行ってしまいます。ニワトリさんの卵が転がって、追いかけた先にあった初めての世界。そこで、見失った卵を探すのです。みんな親切にしてくれて、友だちもいっぱいできて楽しい時間を過ごしました。おしまいに見つけたのは生まれたひよこ。無事に連れて帰ることができて、ニワトリさんにも喜んでもらえました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
白のファンタジー。子どもの望み通りに、白絵の具で水の上に絵を描くペンキ屋さん。船の形になって、空に浮かんでいく。空飛ぶ白い船は、ぶつかった黒い雲を白く塗りかえていきます。そして、雪雲となって雪を降らせました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ11。七五三の行事を園のみんなで祝います。5歳になったみんな、大きくなったことを自覚して、誇らしげ。体が大きくなって、今までの洋服が小さくなったと感じる子どもたち。弾けて飛んでいったボタンがいい仕事をします。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
大串ゆうじさんの絵を求めて。これはとても楽しい、よくできたことわざ絵本です。ことわざに沿った絵が添えられ、そのシチュエーションがよくわかります。うまく場面を、ことわざで繋げて、お話が進んでいきます。にやりとする場面も再々。そして、タイトル通り「無限」に繋がっていくのでした。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ひとりぼっちの子うさぎが見つけた楽しみ。人間のお母さんと赤ちゃんのほほえましく美しいやり取りに、心を慰めていました。落ち着いた世界が大きな物音と共に変わり始め、動物たちが新たな場所を求めて去っていった後も、子うさぎは畑の近くから動けません。自分で決めた約束事を貫きたかったからです。その時を待って待って待って……。でも、それが叶うことはありませんでした。静かに光るように咲いた白い蕎麦の花だけが、子うさぎの向かった先を知っているようでした。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
冬眠から目覚めたくまくん。だっこが大好きで、だっこできる物を早速探します。でも、何をだっこしてもピンときません。いったい何を抱っこすれば落ち着くのでしょうか?探しに探したくまだっこ。ちゃぁんとありましたよ。ラストのポーズは親子でどうぞ!
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
丁寧な切り絵が楽しいおばけのパン屋さん。それはもう意外なパンがいっぱい。おばけですからいろいろ自由に作っちゃう。パンの名前もおもしろい。どん味かな?おいしいかな?失敗作の新作パンも、ちゃんと店員さんになって働いていて、よかったです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
とても自由な発想で、ユニークなお弁当が勢揃い。栄養のことは二の次。楽しい、自分好みのお弁当を作って見たら、こんなふうになるかもしれません。「白弁」とか「めんめん弁当」とか、どんなだかわかりますか?
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
1月第3週の復習。Posso chiedere una cosa?(私は)ひとつお聞きしてもいいですか?/chiedereは「聞く・尋ねる」、una cosaは「あるひとつのこと」を意味する。親しい相手にも、敬語で話す相手にも使える/許可を求める表現 Posso…?/secondo teは「君の考えでは」「君によれば」という意味。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ラッキーとぼくの楽しい毎日。ぼくはラッキーが大好きで、ラッキーもぼくのことが大好き。何をしても楽しくて、何をするのもいっしょ。ぼくはラッキーのことをよく見ているし、ラッキーを常に気遣っていることがよくわかります。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
トリスタン・ギオンの絵がすてき。本ばかり読んでいるお姫さまを心配する王さまとお妃さま。このままでは国を任せられないといろいろ策を講じるけれど、本から得た膨大な知識で、どんな問題もさくっと解決してしまうお姫さま。勇気があるし、行動力もすごい。本を読み続けるためならどんな困難も排除する。ある時現れたモンスターにさえ、怖気もせずに、とうとう本のおもしろさを叩き込む始末。本の魅力を知れば国は落ち着き、平和が戻るとわかったお姫さまの行動は早かった!
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『しごとをみつけたサンタさん』続編。プレゼントを用意し、出かけるまでに時間がかかり、出がけにバタバタしてしまうサンタさん。手伝いの小人たちの中にそんなサンタさんへの不満を募らせ、ついには効率重視の宅配飛行船を完成させて、自分たちがプレゼントを配ってやるという者が出てきました。マックルが先導して、サンタさんに勝負を挑み、迅速に配ることができるということを証明しました。しかし、効率重視のマックルは現実を読めませんでした。サンタさんに頼んで、配ってもらう事態が出来してようやく気づいたことがお互いを変えました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ネタバレ「泥棒」、「盗む」ということの意味がおもしろい解釈で、人間の真の豊かさとは何かをじゅうぶんに読み手に考えさせてくれるお話です。読みながら、この大泥棒が目指すのは貧困のない世界。即ち、SDGsの目標をこうやって示し、解決策を講じてくれているのです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
5話の短編集。絵本と青に纏わる物語はどれも大人の胸の内を切々と描く。死の気配と匂いも纏って、人生の緩急も世知辛さも散々我と我が身で引き受けてきたそんな潔さも感じさせる。登場する絵本はみな架空のお話だが、絵本も書かれている紫乃姐さんだからこその思い入れも感じられた。また過去作の人たちの今を垣間見られる物語もあって、静かな再会に、ああこうやって生きてきたのかと感慨を覚えもした。表題作「青い絵本」では死と生の厳しい鬩ぎ合いに胸奥を押され、人が生きることの核心を突き付けられた思いがする。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ75。今回はゾロリもイシシ、ノシシも灰汁が薄目でサクッといいお話で終わっちゃいました。もっとごねてふんばって、お宝が欲しい!と騒ぐゾロリの方が好き。そして、タイトルの表記に初めから違和感ありありだったわたしの勘が当たりました。リスの子たちが登場してきた時は確信しました。でもまあ、定石通り、傍目には「いい人」と思ってもらえる親切をしたのだからよかったのですね。また次巻まで一年待っています〜。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
雪が積もった日は外がいやに明るくて、世界の音は雪に吸い込まれているように静かに思えます。そんな朝に、身体中で思い切り雪と戯れながら、男の子が思うこと。雪と自分の心の対話が、とても自然な形で描かれる。雪と自分とで作られる音の妙。普段聴くことのない珍しい音に心は敏感に反応する。それを雪の声と捉える感性がすてき。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
戦時下の望まない形での生活を強いられる子どもたち。空腹や恐怖に怯え、戦火に惑う。世界中の子どもたちがみな平和のもとで、安心して暮らせますように‼︎という切なる願いが響いてきます。みんなが手を携えて楽しい暮らしを手に入れることができる日を、作り上げましょう。吉田尚令さんの心からの祈りがここにあります。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
松田奈那子さんの絵がかわいらしい。くまくんとこぐまくんバナナ屋さんを開きます。しかし、バナナは森にあるので誰も買いに来ません。そこで一計。お客さんの購買意欲を掻き立てるような工夫を凝らすのでした。商売はアイデアと実行力。くまくんもこぐまくんも、それぞれのアイデアでみごとにお客さんの気持ちを掴みました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
100匹家族のシリーズの中から、ピンクとキイロだけをピックアップして、よく似ているけれど、違うところはしっかり違うよという紹介。ピンクはピンクが好きでたまらない子。キイロは黄色が好きというより、何よりもバナナが大好きな子。バナナを食べるのも、バナナ型の物を集めるのも、バナナの皮を数えるのも、大好き。片時もバナナを手放さないキイロです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
特集は「見たい!知りたい!カラ類」。カラ類はその体の小ささがなんと言っても魅力。かわいい声で囀るし、動きの愛嬌のあることといったら、本当にいつ見ても見飽きない鳥たち。シジュウカラ、ヤマガラなどを家の近所ではよく見かける。ゴジュウカラもウォーキングコースのある場所でよく見る。冬の小鳥の混群を思う存分見て見たい。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『つぼのぼこちゃん』おおはしえみこ/作 ささやすゆき/絵 焼き物作りのおじさんの店に長く置かれている壺のぼこちゃん。売り物ではなくただ置かれているだけ。ぼってりとした少々歪な壺です。他の器はうすくてすべすべ。よく売れていきます。ある夜、おじさんの店にやってきたねずみの親子。寒差を凌げる場所を求めてやってきたふたりに、ぼこちゃんは自分の中に入っていいよと声をかけます。一晩休んでお礼を言って帰ったねずみたち。おじさんはその小さな声をちゃんと聞いていました。ぼこちゃんも自分が役に立ってとても満足です。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『うみのむこうのディーンくん』もぎあきこ/作 鈴木びんこ/絵 遠い国から園にやってきたディーンくん。日本語は話せないけれど、元気いっぱいで身振り手振りで英語の単語を言って、ユウタとどうにか意思を交わす。ユウタも繰り返し単語を聞き、日本語で返すうちになんとかお互いの言いたいことがわかってくる。木登りが得意で、園庭の高い木に登っては遠くを見ていたディーンくん。ユウタは誘われても怖くて登れない。そしてあっという間にまた帰国してしまったディーンくんはあるメッセージを残してくれた。ユウタが勇気を出す時が来たのです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『おおかみ ぱっかーん!』乾栄里子/作 カワダクニコ/絵 カワダクニコさんの絵が最高!寒くて寒くて、くべる薪もないので薪割りを始めたおおかみ。いい具合に体があったまったところに通りかかる動物たち。おおかみの姿に恐れをなし、震え出す始末。それを見て、このおおかみ、「寒いのか⁉︎」と、割った薪を全部あげてしまいます。寒さで凍えた小鳥まで拾い、看病するおおかみはもうやさしさの塊です。薪をあげた動物たちからたくさんお礼の物をもらい、小鳥のために割った薪で暖をとり、満足そうなおおかみの表情が本当にすてきです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『おひとつどうぞ』正高もとこ/作・絵 「かく、かく」という童歌をもとに作られたお話。残念ながらこの歌は知りませんが、楽譜付きなので、子どもたちに読む時に歌ってあげるのもいいかもしれません。たくさん作ったお菓子をおすそ分けしようと出かけたリスさん。出会うネズミ、出会うネズミみんなが「全部ちょうだい!」、「早くちょうだい!」と勝手な言い方でねだります。リスさんは、童歌を歌いながら、歌が終わったところの子どもの頭を撫でで、ひとつお菓子を渡します。順番にそれをしていくと、みんなひとつずつ分けられたのですよ。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
専業作家前夜を、軽快な筆致で描く。ただし、その内容は国内でも少ない羊飼いとしての手探り状態の仕事の難しさに触れている。実家の酪農家を手伝い、その片隅で羊を飼うことを許され、試行錯誤の時間が河﨑秋子を大きく強くしていった。それ以前に単身ニュージーランドへの羊飼い修行に飛び込んでいくフットワークのよさと肝っ玉には恐れ入る。後半は父親の介護要員として尽くすし、作家への道を踏みだしてからは生活の細切れの時間が詰まっている。命に向き合い、食べることで全うするその実直な気持ちに打たれました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
思い出や記憶は人を作るよすがだと、常々わたしは思っています。その意味では土地や場所にも、そのような蓄積がなされても何の不思議もないように感じます。この物語の舞台となる「まほろ公園」は60年前に洪水で町が流された時に、思い出たちがたどり着いた場所。時折見える不思議なものや人は、そんな思い出たちから立ち返ってくるのです。山茶花が咲き誇る神社の跡は、そんな思い出たちと繋がった人々と過去とを結びつける場所。時間は堆積し、過去は今と繋がっていることに安心もし、ちょっぴり寂しかったりもするのです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『小さな小さな粒、素粒子のはなし』藤本順平 文 倉部今日子 絵 原子、原子核、陽子、中性子、素粒子。電子、光子。ニュートリノ。見えないものが世界を作っていることの不思議。原子の中はスカスカで、空気さえない真空。ついていくのがやっとでしたが、現実の生活に塗れているものとしては、はっと目の覚めるような科学の話でした。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
何もかもがいちごに染まる、いちごの世界に、いちご好きのわたしはうっとり。鬼頭祈さんの柔らかな絵に、幸福感が漂います。いちろうくんとちいこちゃんがした夢のようないちごだらけの冒険。どっちをみてもなにをみても、いちごいちご。きっときっと甘い甘いいちごの香りに包まれていたのだろうなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『あさのどうぶつえん』藤島由美 お腹を空かせて、朝ごはんを待っている動物たち。朝の空腹は元気の証拠。みんな自分の好みのごはんをもらって、おいしそうに食べます。誰がどんなごはんを食べるのかを知ることができます。レッサーパンダはササも食べるのでしたか?パンダはここではタケノコをもらっていました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
失ってみて初めてわかること。ネコのニャゴマロも、今の自分の生活に我慢できずについ家を飛び出してしまった。あんなにかわいがってもらっていたのに、外での暮らしがうまくいかなくなって、やっと家がどんなに温かでいい場所だったかと思い知る。どうにかして帰ろうとがんばるニャゴマロ。その必死の姿に本当の気持ちが表れています。エミリーが自分をどれほどだいじに思ってくれているのか、今はもうじゅうぶんにわかっています。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
懸賞好きなお母さんが当てた物。なんだか不思議な大きな缶詰。しかも、「春になったらあけてください」という注意書き付き。一体何が入っているのか?春だと決めるのはいったいいつなのか?いろいろ疑問を抱えながらその時を待ちます。結局、お母さんの趣味のガーデニングに即したいい物だったのです。おかげで今年はきっと美しい花が咲くでしょう。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
取らぬ狸の皮算用。頭の中の妄想を逞しくしながら、5匹の子猫に振り回され、だんだん当初の目論見とは離れていく展開に笑いが出ます。でも、このオオカミ、お人よしでいいやつなんだとわかります。頼まれれば嫌と言えず、ついつい一生懸命やってしまう、そんなやつ。おまけにお母さんがたに感謝され、お礼のことばももらって、嬉しくなってしまういい意味での単細胞。そして、自分の意外な才能に気づくことができたのですから万々歳です。表、裏表紙見返しの違いがとっても楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
美しく大きな写真で、花のつぼみを紹介。 この本を持ってフィールドワークをしたら楽しそうです。知っている花も、つぼみとなると案外はっきりと覚えていなかったりするものです。 わたしがいいなぁと思ったのは、園芸種の花以外に、身近な春の野山の花のつぼみも紹介されていたこと。 実際に観察することで、記憶が定着するでしょう。 巻末の調べ学習用のカードもコピーして大いに活躍しそうだと思いました。#NetGalleyJP
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『まるのこ』殿内真帆さく 赤、青、黄色のまるたちが賑やかにオノマトペとともに動く。リズミカルに繋がったり、転がったり、輪になったり、飛んだり……。少しだけ色が重なるところがあるので、三原色からできる色を子どもといっしょに確認してもいいかもしれません。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
星型の穴あきの小さなボードブック。絵はドット絵と呼ばれる特徴的なもの。双子のあひるのお出かけは、遊園地へ。いろいろ遊んで、空へ海へ。意外にスケールのでかいお出かけになりました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
1月第2週の復習。Secondo me,…私の考えでは…→自分の意見を伝える表現。/secondo me,は「私の考えでは」「私によれば」という意味の聖句表現。/Lei che ne pensa?あなたはそれについてどう思いますか?
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
他の仲間たちに比べて出動の機会がない、ハシゴ車ののびるくん。なんだかつまらなくて、みんなが羨ましくて、元気が出ません。でも、いざという時に備えて、きちんと点検をして、よく働けるように準備しておくことがだいじと気づきます。自分でなければできない仕事をやり遂げた時、誇らしい気持ちでいっぱいになりました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
大したことのない痛みや小さな怪我でも呼び出され、心が疲れてしまった救急車のぴーとくん。人の役に立つということの意味がわからなくなって、消防署を抜け出してしまいます。他の働く車を見て、ますます自分にがっかりするぴーとくん。自損事故をして、周りのみんなに助けてもらって、自分の仕事の意味が初めてわかりました。溺れかけた子どもを救急で病院にはこんっだことで、ますますしっかりと自分の仕事の大切さを知りました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ネタバレ『ともだちしりとり』乾栄里子 文 西村敏雄 絵 動物の名前で繋がっていくよ。次に登場する動物の体の一部が右ページにちらっっと見えているのがヒントです。名前のおしまいに「ん」がつく人が出てきた時にはどきっ!でも、特別ルールでおしまいの2文字で乗り切りました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ネタバレこうたろうくんは、眠れない。頭の中でぶたを数えても眠れない。お母さんを数えても、まだ眠れない。怪獣を数えても、まだまだ眠れない。そして、ぎゅうぎゅうになった、ぶたもお母さんも怪獣も、みんなして「早く寝て!」と言う。余計に眠れないこうたろうくんが、反撃する。「早く寝てよー」。これじゃどっちが主導だかわからない。結局疲れ果てて眠ったのでした。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
バーナデット・ワッツの絵を求めて。グリム童話。こんなに清らかな心の持ち主がいるのかと思わせられる、究極の自己犠牲、それも一切の見返りを求めないあり方にただただ驚きを禁じ得ませんでした。身ひとつになった時に、やっとご褒美のように星からの贈り物が降りてくる。奇跡が起こるのです。親切を尽くした末の、幸せな暮らし。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『こうえん』とともに読む。都会的なセンスを感じる緩い諧謔にくすっ。もっともっと読んでいたかった。続きが出ればいいのにな。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
詩画集のような味わい。しゃれた感覚でさらりと差し出されることばの含蓄がいい。24のワンシーンに、思わず引き込まれる。「ゴミぶくろ」なんか、その喩えが秀逸です。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
植物園にはない植物も含められていて、なかなか楽しい。子どもにもわかりやすい基礎の基礎のようなだじゃれです。でも、おもしろい!この本を以前読んだ時には、なかなか辛くハードな日々だったことを、以前の感想を読んで思い出しました。出口のない穴に落ちたような気分の毎日でした。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
帽子好きなポットルさん。代々のこだわりの収集癖を持つ3代目。帽子が好きで、悲しい時には重ねて帽子をかぶって気持ちを保たせる。悲しい時にわたしはどうするだろうとここで考える。年を取ると悲しみに陥ることに対して鈍くなってしまったかもしれないなぁ。とまれ、ポットルさんは、大好きな帽子屋さんに行って、またとない幸せを掴んだのでした。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『たまごがあるよ』とともに読む。「いっぱい」という概念。その「いっぱい」の中から、テキストに従って1羽を探し出す。いろんな鳥がいるのが楽しいね。最後のページは開放感いっぱいでわくわく。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
参加型絵本としても読めるかな。でも、小さい絵本なのでお膝に抱っこで読むほうがいいかな。たまごを「とんとん」。すると生まれてくるいろいろな鳥。小さいたまご、大きいたまご、色付きたまご、長いたまご。みぃんな「とんとん」して、生まれさせてあげましょう。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
旅行中に逸れてしまった少年を探し求めて、旅を重ねたこぐまのぬいぐるみとブランケット。長い時間の間に、少年は成長し、もうぬいぐるみもブランケットも必要としなくなっていたという現実に直面したショックを乗り越えて、第二の世界にちゃんと行けてよかった。僻んだり、しょげたりすることなく、楽しい暮らしを満喫しているようで本当によかった。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
お願いです。わたしにもこんな力強い夜の眠りの味方が来てほしい。眠ったつもりなのに疲れが取れないし、怖い夢ばかり見るし、全然眠ることに対して満足感が得られない。ああよく寝た!スッキリだ!という朝を取り戻したいなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
手作りケーキは、材料を混ぜ、オーブンで焼く間の緊張とわくわく感、さらには、クリームを塗ってデコレーションするまでがご馳走の時間。どんなふうに飾り付けをしようかな?と、フルーツの色合いを考えたり、切り方を工夫したり、その全部が楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ぴったんこは楽しいね!ちょうど「ぴったんこ」の前のページで思い切り想像を膨らませて、ぱっとめくる!当たっていたら嬉しいし、盛り上がる。最後は親子で「ぴったんこ」をぜひ!
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
1〜4までの数と、「いっぱい」という概念、4分割の割り算も学べます。おいしいものをみんなで食べる。その楽しさを読みながら追体験。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
あいうえおをしりとりで、文章で繋いでいく。ちゃんとその場面を絵で表現する、はたこうしろうさんもすごい。リズムもよく、声に出して読むと、強調したいその五十音の一音が際立っているとわかります。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
踠く、ぼやく。町屋良平のダダ漏れるひとり語りが延々続く。もう付き合いきれへんわ!と読むたび思うのに、出れば読んでしまう町屋節。私のオンパレードであり、文体論であり、小説への憧憬と実験。私小説の枠組みを用いた、純文学チックなエンタメとも取れる。しかし、この人は読み手を試してはいない。難解な内面の声を出来うる限り再現し、ひとりああかこうかと逡巡し、ことばに挑戦する。フィクションの可能性を極限まで求めてほしい。求め続けてほしい。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
石田夏穂さん、だんだんいい具合にこなれてきた。ボディビルダーの後藤は係長に昇進したて。大会に向け、減量期に入り思うように体を絞れないジレンマに陥っている。そんな彼に降りかかる社内の「ブヨヨ」。チームの改編と自分の体が同期していることに気づくや、すぐさま人を動かし、デブを排除し、効率を上げていく。すると停滞気味の減量がうまくいく不思議。仕事と減量のための筋トレの狭間で踠く後藤。憎き脂肪を排除すれば、チームの人材も不足していく皮肉。そして、キレ過ぎた体は失格の烙印。後藤はまだ、「塩梅」がわかっていない。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
就眠儀式のあれこれを時間を追って辿っていく。子どもたちは毎夜自分もしていることを重ねて、親しみやすく感じるはず。夜、次々と訪れるお友だち。みんな気持ちよく眠るための準備だったんだね。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ2。相変わらず掴みどころがなくてわがままな神さまスーさんと、ガンちゃんの掛け合いが楽しい。クラスのお願い係のガンちゃんに、芽亜里ちゃんの、死んだペットのうさぎに会いたいという件を巡っててんやわんや。スーさんの友だちの神さま、クニさんまで連れてきての問題解決。死を巡る解釈を子どもたちに自ら考えさせる方法はなかなかデリケートで、個々人の経験値やこだわりの差で一律の答えを導き出すのは難しい。それでも、芽亜里ちゃんが自分で決断したことは一生彼女の宝になると思う。ますますわたしはスーさんが好きになりました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
斎藤隆夫さんの絵がすてき。いろいろな生き物がとっても楽しそうに、「いないいないばあ」をしています。ページを捲りながらいっしょに「ばあ」とするのもおもしろそう!今村葦子さんによる作詞・作曲の「いないいないばあのうた」の楽譜もついているので、歌いながら読むとまた違った楽しさを試せるかもしれません。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
野原に落ちていた青い帽子を巡って、動物たちが次々かぶってみながら、だれの帽子かな?と想像します。かぶってみることで、一応の満足感が得られたのでしょう。持ち主が現れた時には混乱なく渡すことができました。だって、とっても似合っていましたからね。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
うさぎのエマはピンクが大好き。持ち物もお部屋もピンク、ピンク、ピンク。確かに子どもたちが色へのこだわりを見せる時期というのはあると思います。少しずつ、世界が広がり、お友だちの好みなどを知ったり、意識したりするようになると色の好みが変わっていったように思います。エマも、お誕生日のプレゼントにピンクではなく「緑」のものをもらって、ふと気づくその色の美しさ。こうやって成長していくのですね。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
「みることば さわれることば 手話絵本」シリーズ3。オノマトペ(擬態語・擬音語)を手話で表現する。風でもその吹き方によって「サーッ」、「ヒュー」、「ビュービュー」、「ゴーッ」などなどいろいろなオノマトペを使います。それを手話で表すのです。手の動きがイラストで描かれていて、同じようにやってみました。なかなか難しいものです。マンガのオノマトペ、「ガーン」とか「シーン」なども紹介されていて興味深かったです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
8場面の紙芝居。参加型で読むと盛り上がれそうです。手と手を「はい タッチ」とタッチし合うだけのことが、リズムがあったり、音がしたりするとなんだか楽しい。タッチするもの同士が変わっていって、おやおや、どきっとする場面もありました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
つちだよしはるさんの絵がやさしい。ひろくんとわたしが見たもの、感じたこと。周りに目をやれば、風の音も川の音も、土の中の音もみんなちゃんと気づくことができるし、感じることができる。そんなことがひろくんとわたしは嬉しかったのです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
冬眠から早く目覚めてしまったクマさん。もう春が来たと勘違いしてしまったのです。外はまだ冬。知り合いのみんなはクマさんを気遣って、いろいろ親切にしてくれました。もう一度眠れるように穴まで掘ってくれました。そして、二度寝をしたからでしょうか?クマさんは春になっても起こされるまで眠ってしまいました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
旅から帰ったどじょうおじさんが、荒れた田んぼ跡を見て一念発起。土を耕すことから始めて、田んぼを作り直していきます。苗を植え、稲に良い環境を作るのは一苦労。でも、おいしいお米のためならがんばれます。田んぼには、生き物がいっぱいやってきて、命の集まる場所であることを示してくれます。実れば嬉しい収穫祭。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
敬語に関しては、知っていなければ恥ずかしい思いをする場面が多々あると思います。思い込みも恥ずかしい。正しい尊敬と謙譲の表現、丁寧語でじゅうぶんな場合など、対話形式で、子どもたちによくわかるように解説。イラストの豊富で、構えずに読めるのもいい。大人でも難しい言い方もあります。例えば、「食事」を尊敬語で言うと「ご馳走」。謙譲語で言うと「粗餐」。この粗餐ということばをわたしは恥ずかしながら知りませんでした。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
大英自然史博物館の昆虫標本3400万点の中から、特別に厳選された126種を色別にまとめた写真で紹介。赤・ピンク、黄 金色、緑青紫、茶黒白の4つの色別にまとめられている。これまでも昆虫図鑑などで見てきたけれど、これはまたなんという美しさでしょうか⁉︎簡潔な解説も易しいことばでわかりやすい。自然の色はどうしてこんなにも目に焼き付くような印象をもたらすのでしょうか?
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
誰でも「イエスマン」になるのは簡単。他人との軋轢を避けるためであったり、人に嫌われないために、心にない「イエス」をいうことはままあります。しかし、自分を守るために言う「NO」は、勇気もいるし、覚悟もいる。子どもたちに「バウンダリー(境界線)」の考え方をきちんと伝えるのは大人の役目ですね。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
鹿目佳代子さんの絵はどことなく外国の絵本を思わせる。みーちゃんといっしょに散歩に出たモップ。ある場所で工事の音に驚いて走り出してしまい、迷子になってしまいます。一晩を知らない子犬と明かし、怖い思いをした後で道路に出て歩き続けます。心ある人に連れられて、保護してもらい、飼い主探しもしてもらい、ようやくみーちゃんに会うことができました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ジャンニ・ドマンスカの黄色を効かせた絵がポップ。読みながら、デジャヴに襲われ、よくよく思い返せばイギリス民話の『めんどりとこむぎつぶ』や『おとなしいめんどり』と同じお話でした。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
おやおや、これは困った雪だるまですねぇ。寒い寒いと言い続け、何をしても、どんなに温めてあげても、震える雪だるま。どうなることかと思ったら。思った通りにお話が進んでいくので、読み手はだんだん、え?まさか?本当に?と、心配になりました。そして、その心配はその通りになリました。嗚呼。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
トニー・チェンの少しレトロな絵がすばらしい。汽車に乗って世界の各地を巡る。空想は広がるばかりで、気持ちは高まるばかり。いろんな体験が女の子をわくわくさせる。「ヘブリデス」だけがどこなのかわかりませんでした。(後で調べました)
遠い日
ネタバレシリーズ2。多様性について正面から取り組むシリーズは自由で、大らか。ジュリアンの個性もいっそう際立つ。お呼ばれしたウェディングパーティーは、ふたり花嫁の結婚パーティー。大人たちが祝う間にそこで出会ったマリソルと抜け出して、空想を思い切り羽ばたかせて遊んでいるうちに、マリソルがドレスを汚してしまう。とっさにカバーしようとするうちにまた楽しくなって、空想は広がるばかり。ジュリアンとマリソルの楽しそうなことったら‼︎美しいパープルの衣装が似合うジュリアンもすてきだし、何よりおばあちゃんたちの懐の深さがいい。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ9。今回は海の中の冒険&戦いが待っていた。「リューグウじょう」のオトヒメたちが陥った危機を、へーへーとともに跳ね除ける。海の中での活動はオトヒメがかけてくれた時間制限付きの魔法で切り抜ける。相変わらず「失礼こかせていただきます」のひと言と共にぶっ放すオナラは最強の武器だ。迷路におしり探し、定番のおまけ遊びも楽しい。
遠い日
江戸の出版文化の礎を築いた蔦屋重三郎。吉原の発展を願い、豊富なアイデアと逞しい商魂で、浮世絵を世に知らしめ、歌麿や写楽、北斎を仕掛け育てた出版人。その魅力的な人たらし気味の個性が印象的。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
1月第1週の復習。Dove sei?(君は)どこにいるの?/Sono a casa.(私は)家にいます。/Dove +essereの活用形(+[主語])?〜はどこにありますか/どこですか?/Ho capito.(私は)わかりました。=近過去 相手の説明やある状況について、自分がそれを理解したことを伝えるフレーズ。
遠い日
ネタバレシリーズ4。相変わらず人と人を結びつけるコンビニ、テンダネス門司港こがね村店。第一話は、親からの呪縛からようやく逃れようと踠く離婚したての百合。これからも常連客で登場しそう。第二、三話は熱いヒーロー論ともいうべき語りが迸る。ヒーローに憧れ続ける舞人とその友人高木の過去が明かされていく。高木の辛い現実と舞人への感謝が胸を打つ。それにしても、店長ミツの悪霊付きはどこ由来のものだったのか⁉︎ちらりと見えた長男の、曰く付きの過去は次巻で明かされるのか⁉︎早や5巻が待たれる。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
2023年ボローニャ・ラガッツィ賞ノンフィクション部門優秀賞受賞作品。絵のディナラ・ミルタリポヴァさんはウズベキスタン生まれ。織物の歴史を感じさせつつ、世界各地の織物が発展してきたようす、織物に込められた人々の願いや祈りまで、きちんと言及しているところに、文化の馥郁とした薫りを感じさせます。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
実話に基づくお話。1854年、ロンドンのブロード街で蔓延するコレラの原因を飽くなき探究心と的確な推理とその裏付けで、解いた医者ジョン・スノウ。エビデンスは人々の行為の中にある。そのことを明かすために、徹底的な聞き取りを行なった。誰もが納得できる証拠こそが、終息への手立てだったのだ。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
かわいいおばけ、オバケーヌたちの14問のまちがい探し。まちがいの数が10個以上になってくるとけっこう手間取って、数日かけてやりました。絵がふわふわとしてかわいいので、見飽きません。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
これまでの、ポコポコが主人公の「ちいさなちいさな」シリーズから一場面ずつ取り出して、12のまちがい探しとなっています。思い出せる場面もあり、忘れている場面もあって、振り返りながらのまちがい探しでした。そんなに難しくはなかったです。巻末に答えあり。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ネタバレちょっとたけがみたえさんを思わせる楓真知子さんの絵、明るくてパワフルで好きです。山の野原にできた大きなトランポリン。次々動物たちがやってきては、ポーン!と跳ねて弾んで遊んでいきます。いつでも誰かしらがやってきては、ポーン、ポーン。誰もいない夜、ポーンと跳ねてみたのは、空のあの人。きっといつも見ていて、一度やってみたかったのでしょうね!
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ネタバレまた新しいおすし絵本が登場。のりちゃんの誕生日のお祝いにやってきた回転寿司店で、とんでもない冒険が始まった。活きのいい魚たちがたくさん登場。のりちゃんはどんどんレーンと共に進んで、海の中を冒険していく。ダジャレで歌う魚の楽しそうなこと。ヒールも出てきますが、ナイスな機転で即撃退。今した冒険がそのままおすしになったスペシャルなおすしを堪能しました。お父さんお母さんからは、プレゼントももちろんもらいましたよ。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ネタバレ『オレは「最強」だったから』と共に読む。小さくて弱虫のワニのビビリ。みんなに軽んじられ、嫌な目にあってきた。そんなビビリがある時雷に打たれ、最強の恐竜キングと入れ替わってしまった!自分を見てひれ伏すみんな。自分の言うことをなんでも聞くみんな。強いということはこんなにも周りがちやほやしてくれるのか⁉︎と内心びっくり。でも、ちっとも楽しくなかった。強いということがそんなにもすばらしいこととは思えなかったのだ。そんな強さは偽りだ。そして怒りに任せて自分を奮い立たせ、告げた。「これからはみんなともだちだ!」
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ネタバレ『ボクは「弱虫」だったから』と共に読む。最強の恐竜のティラノサウルスのキングが、弱虫でちいさなワニのビビリと入れ替わってしまった!自分より強いものはいず、やりたい放題の暮らしは一変。ビビリがされていたように、自分もビビリにやっていたように、同じことを周りからやられる。それでも残る矜持が、ビビリとなったキングを突き動かし、ワニのビッグをやっつける。でも、気分は一向に晴れなかった。立場が入れ替わってわかったことが、キングを変えた!
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ネタバレ生活のためにバイトをしている高校生たちのために、好きに使っていい部屋を提供してくれる〈カラオケdondon〉の店長。みんなが緩く繋がり、自分たちの居場所となる部室、クラブ活動のように決まりはないけれど、働くことでお互いに通じるものはある。そんな彼らがガッツリと絡み合うように交錯せざるを得ない事件が起きた。そして、自分たちの周りでも人間関係が絡まっていたことを知る。後半はみっちりとした群像劇の様相を呈する。青春のさなか、助け合い、大人から恩を受け取り学んだことは、彼らの一生の宝となるはず。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
12月第4週の復習。12月のおさらい。La ringrazio di cuore./Sei bravo.Sei brava./Facciamo un giro?/Non ti preoccupare./Che profumo!/Si mangia bene./Che fatica!
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ぞうの3きょうだいのまねっこ遊び。オノマトペも楽しく、進んでいくよ。這ったり、パタパタしたり、ひらひらしたり。どろんこ遊びで泥団子にも変身。ポーズをまねしながら読むと楽しさ倍増かも!
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『ぼくのやぎさん』もろはらじろう/作・絵 ぼくが画用紙いっぱいに描いた緑の草原と白いやぎさん。あれあれ⁉︎不思議なことが起こったよ。やぎさんが絵の中で、草を食べ始めたんだ。むしゃむしゃおいしそうに、どんどん食べていく。絵が動いていくのが楽しいお話。1987年に「こどものくに」で発表され、その後単行本として刊行されていた絵本のリバイバル版だそうです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ4。ねんねトレーニング。就眠儀式は人それぞれ。みんな自分なりの眠りやすいやり方があって、それをねずみくんが順番に見せてもらいます。こうすれば安心なんだということがわかって、小さな子どもさんも、自分に引きつけて考えてみやすいですね。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ネタバレシリーズ4。はらだよしこさんのやさしい絵が大好きです。うさぎくんとりすくんといっしょにかくれんぼをしていたはりねずみくん。うまく隠れようとどんどん進んでいったのはいいけれど、帰り道がわからなくなってしまいました。怖かったけれど、うさぎくんとりすくんに出会えた時には喜びでいっぱい。このギャップが楽しいのでしょう。明日も遊ぶ約束をして別れました。子どもの心のアップダウンがいきいきと描かれています。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ3。今度は水族館へ。いつもながらお題付きで、何かをしている子を探します。表表紙見開きにある100匹の名前と服装をいちいち確認してはページに戻り、必死で探しました。個性豊かな100匹。楽しく水族館を巡りました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
泣いて我を通す妹のやり方にほとほと困りながらも、毎回いうことを聞いてあげるやさしいお兄ちゃん。でも、そんなお兄ちゃんだって、思い切り泣きたいことはあるんだ。でも、泣いたお兄ちゃんをちゃんと気遣ってくれる妹も、やっぱりやさしい子。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
荒井良二さんの絵が美しい。引き込まれるような世界が広がっている。ジャンニ・ロダーリのテキストは簡潔で詩のようだ。空を見上げて物思う少年。大地の線引きで争いは絶えない。せめて空は誰のものでもなく、いつまでも広がっていてほしい。地上の平和を願いつつ、空に目をやる少年の目は悲しみでいっぱいだ。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
十二支のみならず昔の時間や方角についての解説も詳しく、絵本ながらすごい情報量です。十二支の仲間に入れなかったねこが手伝いと称して潜入し、密かにリベンジを企むのですが、十二支の動物たちと交わるうちに心を収めていくのもよかったです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ3。いつもどこかをケガしては元気いっぱいで、はりねずみ先生の病院に駆け込んでくるさるくん。誰かの役に立ちたい!というすばらしい夢を持って日々自分の理想を追いかけては、失敗ばかりしているのでケガが絶えないのです。そんなある日に起きた事件。こねこが高い木の上から降りられない!さるくんを励ます先生やお友だち。今ここでできることの精一杯をしようと決断したさるくんは、かっこよかった。失敗を恐れる気持ちより、助けたいという気持ちが前に出たのです。さるくんのしたことは、憧れのヒーローそのものでした。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
メイクの道具は昔からおもちゃとして存在しましたが、表紙のあまりにもラブリーでリアルなメイク道具に思わず手が伸びました。樹脂粘土、フェルト、レジンの3つの方法で、いろいろなメイク道具の作り方が紹介されています。今はリアルのメイク道具もプチプラになって、メイクはすっかり子どもにも浸透しましたね。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
やさしい魔女だし、機転の効く魔女です。いっしょに暮らすうちに情が移った白猫に黒い編みぐるみを着せて、パーティーに連れて行く度胸も好きだ。魔女には黒猫という定番の組み合わせもなんのその。おまけに編みぐるみを着せるのが流行ってしまうという魔女たちのゆるさも楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
毛糸はいいな、編み直せるところが柔軟でいい。ルリの大好きだった、お母さんが編んでくれたセーターがもう小さくなってしまい、今年は着られません。そんな大好きだったセーターをほどいて、お母さんはマフラーに編み直してくれたもです。ルリが、巻いた毛糸玉を「たまご」と見立てることで、セーターへの執着心が形を変えました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
木村泰子さんの絵が大好きで、ずっと新刊を待っているのですが、もう描かれないのでしょうか?調べても同姓同名の方のことしか出てこず、こちらの木村さんのことは過去作でしか情報がありません。怪物を追っ払おうと、みんなで怪物になったのに、周りの厳しい目がそうさせたのか、もう元の自分たちには戻れなくなってしまった悲しい結末。怪物ってなんだろう?と考えさせられるお話です。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
冬の本を読みたくて。みんな自分たちのマフラーが自慢で、それを巻けば北風にも巻けない気持ちになれる。だからこそ、寒い寒いと嘆くヘビのきょうだいたちに温かな心をかけてあげたのでしょう。余り毛糸で編んであげたお布団。ちょっぴり早いサンタクロースになってしまった自分たちが誇らしいような、くすぐったいような……。読み手の心も温めてくれるお話です。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
カリジェの町の大時計の奇跡は、大時計を大切に思う町の人々の気持ち、そして誇りを持って大時計を守ってきた時計屋のイーゲルさんたちの努力の賜物だと思います。まさに時間の魔法。朝と夜のそれぞれの時間を守る双子の切なる願いを叶えたイーゲルさん。一年に一度の奇跡は、イーゲルさんの指先から起こったもの。点検するその夜の、仕事を超えたイーゲルさんのやさしさが心に沁みます。ぬまのうまきさんの柔らかな色使いの絵がすてきです。#NetGalleyJP
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『十七八より』の、あの景子が作家になり、家を出て2年。弟の結婚式に出席するため仙台に赴く。5年前に他界した叔母への喪失感はそのまま。叔母との間の多くは語られず、景子の抱く焦慮もちらほら挟まれる。新しく親戚になる人々の晴れやかで浮き立つようすとは裏腹に、景子の内面は昏く沈む。気難しい一面も作家ゆえのことと受け取られる安易さにも辟易する。そこかしこに感じる仙台の街の叔母との記憶に不意に掴まり、心が波立ちもする。「二十四五」の若さが歯痒くもあるが、大学生の夏葵との出会いにどこか明るい風穴が見えた気がした。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
12場面の紙芝居。節分に豆を巻くようになったその所以を語ります。昔話仕立てで、いくつもの昔話が混じっているような印象です。菜の花の種を落としながら、鬼のところまで行くという件は記憶にあります。豆の持つ生命力を理解して初めて成り立つお話かな。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
特集は「絵本ギフト」。赤ちゃんから幼児まで、本をプレゼントする時の参考になります。ついつい自分の好きな本ばかりが思い浮かぶものですが、年齢やその子の興味に従って検討するのも楽しい迷い。付録絵本ははらぺこめがねさんの「おにぎり ぱく!」。いつも通りのインパクトのある食べ物絵本でした。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
おばあちゃんのうちに預けられて、ピヨピヨたちはおばあちゃんのお手伝いをいろいろします。こういう経験は絶対自分の中に残るもの。初めてのこと、知らないこと、興味津々で取り組むそのわくわく感。手作りのおやつなんて、最高ですね。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
こんなワンピースがあったなら、一年中来て楽しめますね。模様がどんどん変わっていって、その度に気分もきっと変わるはず。好きなお洋服を着た時の心の弾みが伝わってきます。1969年発行の古い本ですが、今でも人気のある本です。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
自由でのびのび、ねこはそこがいい。オノマトペも楽しく、ねこの暮らしを描いています。松田奈那子さんの線が活きた絵がすてき。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
大好きな本。ゴリラのすることには感心しませんが、「しーらんぺったん」ですまそうとする読みの甘さににやにや。だから、こうなる!英語と数も学べます。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
アコちゃん絵本シリーズ。よしむらめぐさんの絵がなんともかわいい。痛い時のおまじない。こんなやり方もあるのですねぇ!このやり方だと、年の数が多いほど痛いのが消えそうですね。長く数えているうちに痛みが引きそうです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
アコちゃん絵本シリーズ。よしむらめぐさんの絵がとってもかわいい。アコちゃんやトラトラちゃん、クマちゃんみたいに、早く暖かくなって、ぽかぽかぐ〜んってしたいなぁ。わたしは半袖のTシャツの時季がいちばん好きで、元気がいいの。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
アコちゃん絵本シリーズ。よしむらめぐさんの絵がなんともかわいい。ねこになりきる遊び。みんなでまねっこしながら読むのもいいね。お母さんまでいっしょにやりきっちゃうところがすてき!
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
冬の本を読みたくて。雪の中のファンタジーが、父さんに借りたチョウの図鑑を破ってしまった少年の後悔と葛藤を、癒してくれたのです。美しい世界に丸ごとくるまれて身を置くことで、少年は自分の心を洗ったのです。荒井良二さんの絵がすばらしすぎて、うっとりしてしまいます。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
大好きな本。冬の間に読めてよかったです。この本の最後が好きすぎて、知っているのにそこまでゆっくりゆっくりページをめくります。ファンタジーってこういうこと。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
みんながひとつずつ材料を持ち寄って、ホットケーキを作ります。楽しいオノマトペでリズムをつけて、まぜまぜ、焼き焼き。久しぶりにホットケーキを食べたくなりました。パンケーキと言うより、ホットケーキと言う方がわたしは好き。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
故事成語を思い思いのレビューでツッコミ、ぶった斬っている印象。そんなふうに分析し、いじるのか⁉︎と新鮮な目線をいただきました。そして、故事成語をありがたがらない低評価の星ひとつのなんと多かったことか。小気味よいとはこのこと。いちいちの「教訓」コーナーのコメントにも笑いました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
巳年にちなんだ本を。なかなか意味深で考えさせられる展開です。頭と尻尾、どちらも自分であるのに、あまりにも長すぎるゆえに、まるで自分自身が乖離したかのような塩梅で、頭は尻尾を、尻尾は頭をしみじみ思いやる。わたしは自分の尻尾ってなんだろうな?と感じました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ヨシタケシンスケさんのイラストに惹かれて。五つのコンテンツに分けて、日常生活の中で出会う「あの現象」を「ふしぎ」と捉えて解明する本書。全てちゃんとした名前が付けられていることに驚きました。へえ〜〜〜‼︎そんなふうに言うんや⁉︎とわくわくしながら読みました。人間の心理や物事の捉え方など、ふしぎ現象に現れているのがおもしろかったです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
時系列を遡りながら、ここに登場する人々のいつ、何が、起点だったのか?どこが綻びだったのか?が徐々に見えてくる。しかし、誰ひとりとして好きになれない人間ばかり。綾も、涼も、音村も、涼の妻も、みんなどこかしら歪だ。過去を引きずり、後ろばかり振り返る。束縛と愛を混同し、自分を正当化するかのような言動は醜い。綾は最後、何を告げたのだろう?表紙装画は牧野千穂さん。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
江戸は天保の頃。定町廻同心の惣十郎。その仕事ぶりは罪を犯した者への透徹した目だ。役所内での人間関係は出来うる限り避け、日々の事件に傾注する。火付けが起こり、犯人は捉えたがどうも今一つ納得がいかない惣十郎は地道に洗い出しを続ける。次々と煩瑣な人・ことが連なり、朦朧とした状態に陥るが手を引くことはない。ことばの端々、目線ひとつ、人の思いの厄介さが浮かび上がる。仕事への向き合い方も、人それぞれ。言えぬことばを呑み込んで動けばどこかしら齟齬が出る。とんでもない真実の前で堪える惣十郎の義が見えた。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ4。あちらの世界に帰ってすぐまたやって来たホーライ。手に余る問題を抱えて、サヤことヤマネ姫に泣きつきに来たのだ。ベビーシッターに最高の幽霊をこちらの世界に探しに来たというわけ。とんでもない赤ちゃんにどのシッター幽霊も歯が立たずに逃げ帰るという。またまたややこしい問題を人頼みで、相変わらずのホーライだこと。魔法は下手だし、すぐ泣くし。ひょんなことからたぬきのショウウンジも巻き込んでこちらの世界で世話するはめに。すったもんだはあったけれど終わりよければ全てよし。いちぼんの心根がわかったのもいい。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
再読でした。もくべえが逃げるうなぎを追いかけて着いたところは天の上。まるで下界と同じような人々がわさわさいる。年に一度の天の川祭りに遭遇し、雷のごろぞうに誘われるままにいっしょに参加することに。楽しい関西弁についつい引き込まれ、オチまで一気に。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
男の子きゅうちゃんと、その飼い猫みみはいつもいっしょ。そして、きゅうちゃんはみみのことを、楽そうでいいなぁと思っています。そんなきゅうちゃんがうたた寝の時に見た夢。みみと自分が入れ替わってみたら、猫はそんなに楽しいものでもなかったという夢。やっぱり自分がいちばんいいなときゅうちゃんはわかったのです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
絵本ですが物語性の高いお話です。わたしは読みながら、あの、猫と女の子の成長を描いた窓のCMを思い出していました。まあちゃんと小鳥のピッツの心通う愛情物語。まあちゃんの涙を止めるピッツの呪文、「イタイイタイ トンデケ」。慰めのことばでもあり、励ましのことばでもあるのでしょう。まあちゃんを忘れなかったピッツがいじらしくてなりません。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
雪に振り込められた夜の秘密のできごと。孫のむーくんと動物たちは、おじいさんが居眠りを始めたら、いつもこうやってそっと仕事を仕上げているのでしょうか?やさしいお話でした。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ワイルドスミスの絵を求めて。巳年にちなんだ本を。ですが、日本の干支とは全然関係がないので、ここに登場するへびくんはずるくて意地悪なだけでした。だめですよ、友だちを騙しちゃあ。いくらお腹がぺこぺこだとしても。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『ちいさなショベルローダ』のさかゆうさく さく 雪が積もる地方では朝の光景として馴染み深いものなのでしょうか?ショッピングセンターのようなところの駐車場をせっせと雪かきする小さなショベルローダ。一箇所に集めて、お客さんの駐車場を確保するために働きます。運転手が乗るところは寒さを防ぐためか、囲いがしてあります。柱周りなどは人の手で雪をかきながら、効率よく雪集めをする姿、小さくてもかっこいいです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
『マッコウクジラ』加藤秀弘 ぶん 大片忠明 え マッコウクジラの生態を美しい青の世界で描く。メスのマッコウクジラより、オスの成長と単独オスの行動が大変興味深かった。まず成体になるまでにとても長い時間が必要だということに驚き、大人になれば一頭だけで暮らし、群れないということ。その体の仕組みも不思議に満ちています。ダイオウイカを狩る時にはサウンドビームという大きな大きな音を出して、体を痺れさせて捕まえること、初めて知りました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
小さな田舎町の廃校目前の小学校を舞台に、最後の秋祭りの1日を過去・現在を行き来しながら描く群像劇。閉塞感漂う町の、慣習やら同調圧力やらに蹂躙された人々から漏れ出す不満や諦観。息苦しい建前と煮え滾るかのような本音が交錯する。狭い人間関係の逃げ場のない苦悶。かつての人間関係が縺れ縺れて、今を縛る。大人も子どもも縛られる。それでも明日はやってくるし、過去は変えられない。ならば今を、せめて今を自分らしく生きるしかない。「家路」が響く夕暮れに思いを新たにする人々が愛おしい。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ3ですが、なぜかこれだけ「SDGsシリーズ」と銘打たれているのが不思議。内容やテーマに沿ったものだと読めばわかるけれど、同じシリーズなのに唐突な印象は否めない。ぴーぽっぽがじーさんと暮らし始めたその出会いから始まる。じーさんとの穏やかな時間と、じーさんが知らない間にぴーぽっぽが外の鳥や渡り鳥から学んでいたこと。小さな鳥の視点で、この地球を考察する。当たり前の毎日がどんなに大切で幸せなことかを、改めて思い知りました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
「森の人」と呼ばれるオランウータン。強くて大きなオスのオランウータンが自分たちの暮らしや特徴を語ります。縄張りを持たない暮らしですが、程よい距離を保って争い事をさけていること。賢明なやり方です。これも一種のSDGs関連の本でしょう。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
「フルコース」とあるので、はらぺこめがねさん、またまた来ましたね!食べ物三昧なんでしょう⁉︎と期待値をあげていたら、思わぬ方向からぶっ飛んできた壮大な”フルコース”ではありませんか!なんとまぁ、そういうことですか⁉︎とひとり盛り上がることしばし。食材も壮大ならいただく時間も壮大で、いやはやおみごと!
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
藤城清治さんが2024年4月に100歳を迎えたことを記念して、雑誌「暮しの手帖」に連載していた作品の中からカラー影絵を3点、モノクロ影絵を1点、傑作選として編んだものが本書。(外国の民話がカラー影絵として3点、日本民話がモノクロ影絵で1点)異なる味わいの民話で、絵の世界に引き込まれながら、子どもの頃ブラウン管のテレビで見た、ちょっと怖さをたたえた藤城さんの絵のあれこれを思い出しました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
赤ちゃん絵本。ゾウのルネちゃんが紐状のものを次々引っ張ってみます。何がその先にあるのか、どきどき。何かな?何かな?と言いながらページを捲るのが楽しいでしょうね。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ2。1巻目は未読ですが楽しく読めました。かメタはひょんなことからカメの小学校の校長先生をしている。せっかちで小狡いうさぎの小学校の校長から運動会を持ちかけられます。のんびりのんびり迷って、のんびりのんびり返事をしました。始めから勝つ気はなし。参加することに意義があるとか言って。うさぎ校長の狡さが裏目にばかり出て、おまけになんだか知らないけれど、かメタは飛べるカメだったので、マラソンに勝ってしまいました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
すばらしい!小学2年生のしゅんくんの夏休みの自由研究を絵本化した作品です。15歳になる柴犬のチャコを改めて観察し、獣医さんなどにも教えを乞うて、研究しました。生まれた時からいっしょにいるチャコへの愛情がいっぱい。チャコへの疑問をひとつひとつ解決して、これからも自分が世話をしていくことを誓っています。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
あらま、再読でした。かわいいぬいぐるみが精一杯いきがって、生意気な態度で迫ります。そのギャップが楽しい。口も態度も悪いけれど、かわいいところもあるのです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
自然や科学の知見を絡めた5話の短編集。都市部ではなく地方が舞台なのがいい。自然と共に生きることで人間はさまざまなことに気づきを得るし、それを糧に暮らしていける。屈託を抱え、葛藤に疲弊し、自分の内面とうまく向き合えない時に、ふと訪れる一抹の光芒にこの先の自分を託す。甲乙つけ難い5話ですが、タイトルになっている「藍を継ぐ海」の沙月の揺れと呪縛を手放す瞬間に打たれた。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ネタバレシリーズ2。おばあさんに寿命を伝えに来た死神。後悔を抱えて、しょんぼり暮らしていたおばあさんは、余命1ヶ月と知って、さっさと行動を起こす。死に際に後悔のなきよう、僅かばかりの時間を自分に正直に使うことができた。裏表紙の絵にほっとしました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ネタバレ家で寝てばかりの、孤独を愛するかのような暮らしのクマダさんが、小さなアクションを起こします。ふと思い出したふるさとのどんぐりコーヒーを淹れてみたのです。すると香ばしい香りに釣られてやってくる人がぽつり、ぽつり。みんな堂々とどんぐりコーヒーを所望します。断れずに淹れてあげるとみんなは喜び、飲んで帰ります。お店じゃないからお代は取れないというとそれなりのお礼の物をくれます。クマダさん、とうとう心が動きました。誰かのおいしい顔がクマダさんを突き動かしたのです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
「空となかよくなる天気の写真えほん」シリーズ。荒木健太郎さんの写真がすばらしく美しい。青い空から、ゴールデンアワー、マジックアワーへと変化していく空の色。マジックアワーも好きですが、夕焼けが終わり、空の色が深い青に変わっていくブルーモーメントの短い時間が大好き。忙しくしている夕刻には見逃してしまうことが多いけれど。うまく遭遇できれば、その美しさに見入ってしまう。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ネタバレ家ではゴロゴロ、パンダ父さん。一体何の仕事をしているのかと聞いても、一向にわからない。人助けには誰より早く動くけれど、失敗ばかりのパンダ父さん。実は、カバンからちょろっと出ている赤いものがわたしは気になっていました。表紙〜裏表紙にもちゃんとヒントはありました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
エミリー・グラヴェットの絵を求めて。『よくばりなカササギ』を思い出しながら読みました。カササギの夫婦のメグとアッシュの止まることを知らない物欲は、卵を孵し、雛を育てるという本筋とかけ離れた所に向かってしまい、支離滅裂なことに。何事もやり過ぎは禁物。本質を見失わないことがだいじです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ネタバレ「まほうの絵本屋さん」シリーズ。このシリーズ、童話と絵本が混在しているのは、どういうわけなのかな?イラストの描き手が毎回変わるので、そこは楽しみ。今回は綿麻の布に手描き染めで絵を描かれる山口てつじさんの絵で嬉しい。ミアとこはるが森の中で見つけた、不思議な猫の絵本屋さん。絵本も猫の本ばかり。店長のお勧めの本には、ちょっとした秘密が隠されていました。ハチワレのもの言いたそうな顔、かわいいな。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
食にまつわるエッセイ漫画。井田千秋さんの力んだところのない絵がやさしくて、大好き。暮らしの中で食べることは大きな割合を占めている。食べずには生きられない。だからこそ、その関わり方がだいじ。メニュウに、味に、器に、気が行くといろいろな楽しみ方ができます。うちはわたしも夫も食器が大好き。お気に入りの食器に盛り付けるとその段階でちょっとハイになれるし、おいしさも倍増。ごはんが楽しみな毎日は健康的でいいものですね。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ネタバレシリーズ8。今夜やってきたのは、「おなやみ解決メニュー」を求めるおばあさん。思い出したいことがあるのです。らいおんシェフとひつじママは早速魔法の冷蔵庫に入り、求めるメニューを探しに行きます。難航したものの、ちゃんと答えはありました。魔法の冷蔵庫の提供してくれた材料で作れば、それは出来上がります。おまけに、食べたおばあさんは若き日の思い出まで蘇らせることができたのです。もちろん、思い出したいこともばっちり。おかげで、らいおんシェフたちはおばあさんの評価で9000ポイント貰えたのです。10000までもう少し!
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
「♪」を文末につけて、リズムを強調。オノマトペも楽しい。ジェントルパン(ジェントルマン)ですから、ふるまいも紳士的。頭が入れ替わっちゃ、大変だ!
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シンプルでいてへんてこりんなことば遊びがとても楽しい。このやり方だと、永遠にやっていられるなぁ。「凧」のどこにこだわるかでおもしろさが激増。#高畠jjコンビ、楽しい本を作ってくださいました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
なんだこいつは⁉︎正体不明の、変なやつ。オノマトペのみで展開するおかしな出来事。こうやってずぅーーーーっとループするのか?山﨑たかしさんの世界、ちょっと慣れてきました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
ルーシーが毎日行く学校とは何をするところ?ひとりでお留守番の子犬のぼく(ブルテリア?)はつまらない。道を走る子犬たちを見て、ついて行ってみる。なんとなんと「がっこう」がそこにありました。先生について習う犬の勉強。することはいろいろあって、学びは楽しかった。帰り道、迷子になりかけたけれど、ちゃんと習ったことを思い出してひとりで帰ることができました。ルーシーと同じことをしてきたということが誇らしいぼくです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
「写真絵本 はたらく」シリーズ。町の本屋さんのとある1日に密着。このような町の本屋さんは、本当に少なくなりました。大型書店はなんでも揃うけれど、少々味気ない。わたしの暮らす町にも、近所の人に愛される町の本屋はありません。思えば高校の頃も大学の頃も、毎日毎日本屋に寄って帰ったものです。日々入荷する本や雑誌を棚出ししながら開店準備。忙しい1日が過ぎていきます。閉店後の仕事も山積み。夜10時まで開けていてくれる本屋さん、なかなかないですね。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
白黒模様のダルメシアンの子犬が、体の色と模様で「あのこはだあれ?」と次々出会っていきます。出会った者が「わたしは〇〇よ」と答えます。白黒模様も点々模様もいろいろ。赤ちゃんたち、知っている動物はいるかな?
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
いつもは絵本でお世話になっている佐々木マキさんが20年ぶりに新作コミックスを出しました。7才半のナッティーの夢。溢れ出すイメージのままに世界は次々形を変えていく。ストーリーを超えた奔流がいっそ心地よい。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
木坂涼さんの児童向け詩集ですが、もちろん大人の鑑賞にも耐えうる世界。子どもの心を掬い取っているのは、しっかりと子どもをしてきたからだろうと感じる。そうそう、そんなこと思ったことがあったわと共感も多々。タイトルにもなっている「五つのエラーをさがせ!」は、お母さんと子どもの噛み合わない会話が最高におもしろい。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
お正月にちなんだ本を。七福神と宝船がどうやって揃ったのか。始めから7人いっしょだったわけではないところに、なにやらありがたさを感じます。わたしは、いつも寿老人と福禄寿がわからなくなります。シリーズ1とあるので、続くシリーズを探しても見当たらないのはなぜ?中川ひろたかさん、お忙しかったのでしょうかね?
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
「おかん、おかん」と繰り返し呼びかける男の子。お母さんに話したいことがいっぱいあるのです。おかんもやいやい突っ込みながら、この子をちゃんと見ている。そうそう、晩ごはん問題は、子どもにとってはだいじな問題なのよ。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
好きな本です。一本の棒切れの効用はありやなしや。2匹のカエルが繰り広げる妄想のような空想。怖い目に合って、命拾いした後の現実の、しれっとしたデジャヴのような展開。言霊があるということです。ゆめゆめ不穏なことを口にしてはいけません。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
再読。たむらしげるさんの絵に、棒針編みのメリヤス編みを色の配分を考えて、写真で当てはめているのでしょうか?なんでも編んで、自分の世界を広げていくニットさん。自在に編み上げ、心地よい世界ができました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
赤ちゃんが生まれて、お姉ちゃんになったなっちゃん。赤ちゃんのお世話で忙しいお母さんを見て、自分のことは自分でしようと「ちょっとだけ」がんばります。うまくできなくても、一生懸命やってみるその気持ちがいじらしい。自分に「もうお姉ちゃんだから」と言い聞かせるなっちゃん。でも、本当はお母さんに甘えたいし、構ってもらいたい。「ちょっとだけだっこして」と素直に言えるなっちゃんは、自分が愛されていることをちゃんと知っているのでしょうね。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
特集は「「母の友」と子どもの本の72年」。今では既に古典ともなった感のある名作絵本がいっぱい。懐かしさに胸掴まれます。錚々たる作家たちの絵本へのことばが、光っています。スズキコージさんのインタビュー、印象的でした。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
再読。表紙の女の子がわたしを呼びました。元気いっぱいの笑顔がかわいい。かわかみたかこさんの絵がとってもキュート。みかんが好きすぎて、とうとうみかん色のみかんちゃんになってしまったみこちゃん。触れるもの全てがみかん色に染まります。あふれるみかん色にわたしまで染まっていくようで、くすぐったかったです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
再読。『まあちゃんのみかんのき』西巻茅子 さく 西巻茅子さんの独特なピンクの使い方が大好きです。まあちゃんが生まれた時にお父さんが植えてくれたみかんの木に、実が5つ生りました。まあちゃんは4歳になって、自分の誕生木を大切に思っています。家族に分けて、味わって、残ったひとつも欲しいというヒヨドリにあげてしまったけれど、また来年を楽しみに待つことにしました。たくさん生るといいですね。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
冬の本を読みたくて。木内達朗さんの絵がお気に入りのシリーズの1冊。雪が降る前の、あの、なんとなくどことなく、「あ!」と感じる瞬間から、降り始めて、積もり、雪を触って遊ぶ時間全ての心の動きがここにあります。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
大人なのでほとんど読めますが、時として「む?」となりました。イラストたっぷりで、それがヒントにもなっていて理解しやすい。第3章「いろいろな名前の難読漢字」が、案外難しかったりしました。索引付きなので引きやすいです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
これまでのシリアスで厳格な世界観から一変。こんなにコミカルな文体も書けるのかと、河﨑秋子の懐の大きさを感じる。しかし、斬り込んでいくテーマは日本の農業の諸問題で、即時に片付くことではない。その意味で河﨑秋子の芯はぶれない。農業コンサルタントの森田繁子、そのビジュアルはわたくし的には、銭天堂の紅子さんを彷彿させられた。なにやら訳ありの過去をちらつかせ、仕事は手早く、食いっぷりはお見事!ビジネスライクかと思えば、お節介も焼く人情も持ち合わせる。帯に「新シリーズ開幕」とあるので、楽しみに待ちます。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
4人のアラフィフ女性の見た地獄。生活は一変。金も仕事も自力で掴まなければならない事態に、彼女らはおずおずと立ち向かい、そこでの立ち位置をどうにか微調整していく。離婚に、クビ、収入ゼロ、ライン一本で去っていった教え子。立場は違えど、信じていたものが音を立てて崩壊する恐怖は如何ばかりか。彼女たちに共通するのは、人のせいにしないこと。当初は恨んだり憎んだりしても、それを乗り越えてしゃかりきに日々を回すうちに、雑念が霧散していくさまはどこかしらかっこよかった。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
失敗や停滞を恐れなくてもいいとストレートに伝えてくれる物語。柔道整復師の春哉は新人としてなのはな整骨院で働き始める。患者さんたち、特に子どもたちに施術するうちに、春哉なりに自分の感覚を新たにしていく。元々人に触れるのが苦手だったのに、自分の手で患部を治療し得ることに手応えを感じ始める。春哉自身の語りによって、子どもたちの窺い知れない内面を慮っていくようすは、治療の閾を超えて人間同士の交わりに変わっていく。お互いの心が向き合い、繋がった時の充足感と、見えない部分への不安。それでも、一歩は尊いものだ。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
12月第3週の復習。感情を伝える表現。Che profumo!なんていい香り!/che +名詞!=「なんて〜!」と驚きや感動を表すことができる(感嘆表現)。/Si mangia bene.食事がおいしいです。/「Si +動詞の3人称単数形」を用いると、主語を「だれ」と特定せずに「一般に(人は)〜する」という表現ができる。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
新川帆立さんの新しい世界がまたひとつ開けた。思いもよらぬ交通事故で頸損となり四肢麻痺を患う体となった33歳のひまり。商社勤務の生活が断ち切られ、過酷なリハビリが始まる。回復するわけではない。24時間の介護が必要な者にできる仕事もない。幼なじみのレオの勧めで弁護士を目指すのは、無謀とも言える挑戦だった。ロースクールから司法試験までのひまりの戦いは読み手の胆力も試される。努力が形になるまでの準備から始めないとならないことだらけ。お役所の前例踏襲主義には呆れる。ことばの力の凄さ、重さを突きつけられ、光を見た。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
王さまシリーズを編み直した6話。楽しい世界に浸りました。 まるで子どものように、いいえ、子ども以上にわがままで自分本位で気まぐれな王さま、子どもたちはちょっと呆れるかも知れませんね。 この王さまの毎日は、けれども、きらきらして好奇心と興味に溢れて、ついつい覗き込まずにはいられません。次は何をやらかすか、どんなおかしなことを言い出すか、あらまぁ、あらまぁと思いながら気持ちがぴかぴかしてきました。 和歌山静子さんの力強く、でもかわいらしい絵にも魅了されました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
掌編を含む11の短編集。さまざまなシチュエーションを凝らし、人のことばがもたらす波紋を細やかに掬い上げているのはいつもながらの記久子節。タイトルにもなっている話は続きがあって、「うそ」を分析するかのような心模様が絶妙の塩梅で描かれる。嘘とは世界の再構築で、吐く側と吐かれる側との温度差が奇妙なマーブル模様になっていく。心の働きは実に唐突な一面を見せたりする。ラストの2編がとても読み心地がよくて、定年する会社員の諦観と到達感がちょっとユーモラス。学年の違う小学生の女の子ふたりのやりとりが美しかった。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ5。そして、完結編。ツキヨコンビニのクリスマスパーティーを滅茶苦茶にしたスターXコンビニの企みと正体が明かされていく。アサギたちを巻き込んで壊滅に追い込もうとしたその理由が、ツキヨコンビニの社長との因縁だったとはなかなか根が深い。アサギが持つ力をうめ也に懇々と説かれ、今、自分のこの先を選ぶことでしか解決しないと迫られたアサギ。自分が置かれた今の状況を、アサギは心して分析した。読み手にはどきどきの選択だった。選んだ道に悔いなし。アサギの経験はまた違う形で、アサギ自身の味方になることでしょう。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
くらはしれいさんのイラストがたっぷりで、物語の世界観を支える。季節外れの冬に咲いたたんぽぽ。去年は晩秋まで気温が高かったので実際によく通る小道にたんぽぽが咲いていたことを思いながら読みました。たんぽぽに寄り添い、友だちになった子犬のマールと街猫のミーシャ。三者のやり取りはちょっとちぐはぐで、なのに温かい。たんぽぽを知らなかったマールがその姿の変化に驚くようすがかわいくて、いじらしかった。友情というものがあるならばこんなふうにお互いを信じ、応援し、認め合うことだなぁとしみじみ感じました。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
「やさいのようせい」シリーズ。タイトル通り、今日はプチトマトの誕生日。プレゼントの期待にワクワクするプチトマトでしたが、みんな知らん顔。いえいえ、サプライズ狙いの知らんぷりだったのです。よくあるパターンの誕生日のお話ですが、野菜たちの個性的な表情がインパクト大で楽しかったです。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
断捨離流行りで、ものを捨てるのがいいことのように思われがちですが、捨てるには見極めが必要。すっきりシンプルな部屋は気持ちがいいけれど、自分にとって本当に必要なものまで手放す必要はないのです。全部処分してから後悔したあらいぐま。彼の手放してしまった宝物を探す、探し絵絵本。とんでもないところまで行ってしまっていたものもあって、まるで冒険のような探し物でした。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
シリーズ3。まちの先生が眠った夜間に猫のとらまるが開く「やまの動物病院」。今回先生は風邪を引いて体調悪しく、早々に就寝。さて、とらまるの出番です。まちの先生の診察を真剣に見て覚えて、腕を上げていくとらまるがいじらしい。そしてやまの動物病院はなかなかの繁盛ぶり。困った患者が次々訪れ、ラストは竹田さんの牧場の牛のクララがやってきた。昼間の患者とちゃんとリンクしているところにくすっ。すごいアイデアと診てもらった後の患者たちとの連携で、バッチリ解決。読んでいるわたしはひやひやしましたけれどね。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
サーカスの人気者、くまの子チャップは綱渡りに挑戦しています。そこにいるも邪魔をしにくるいたずらカラス。失敗しそうになるチャップに、団長さんが「歌うのじゃ」と声をかけます。というのも、チャップは歌を歌うとどんどん調子がよくなり、玉乗りだってすいすい。そのことを思い出して、チャップは自分のテーマソングを歌います。結果はやっぱり大成功。歌は集中力と勇気をもたらしてくれるのかもしれません。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
津田櫓冬さんの絵がすばらしい。京都丹後の海辺の村を舞台に、漁師さんたちがどのように雲を読んで、天候の変化を予測するかを語ります。特に、雪を積もらせる冬を連れてくる雲には注意。それを雪起こしの雲と呼ぶ。おじいちゃんが孫に語る知恵です。
が「ナイス!」と言っています。
遠い日
うーさんのお部屋から見えるあいたた山へ行こうと仲よしのとりたんに誘われたうーさん。途中にあるトゲラトゲラが怖いけれど、思い切って出かけることにします。順番にトゲラトゲラの影から3人の魔物が出てきます。そして、お題を出して話をせよと迫ります。ふたりは自分の一生懸命話し、無事通してもらいます。びっくりするほど怖かったけれど、びっくりするほど簡単でした。そして、てっぺんのてての木まで着くと、楽しい時間を過ごしました。はしもとゆうこさんの絵がとってもかわいらしい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/06/17(5725日経過)
記録初日
2004/01/04(7716日経過)
読んだ本
38935冊(1日平均5.05冊)
読んだページ
2710120ページ(1日平均351ページ)
感想・レビュー
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