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2024年5月の読書メーターまとめ

Johnnycake
読んだ本
6
読んだページ
2126ページ
感想・レビュー
6
ナイス
1488ナイス

2024年5月に読んだ本
6

2024年5月のお気に入り登録
2

  • Timothy
  • Anemone Pink

2024年5月のお気に入られ登録
4

  • Timothy
  • Anemone Pink
  • くらげかも
  • Yodo

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Johnnycake
一気に読んだ。面白かった。社会に適応できない主人公だが、マニュアル通りにやれば重宝がられるコンビニでは上手くやっていける。彼女にとってコンビニが生きている生物であるかのような描写も面白い。商品の入れ替えが細胞の入れ替えと比喩されていたり。人の話し方や趣味は、周りからの影響でそうなっているのだという辺り、大きく頷いてしまう。だから夫婦は長く夫婦でいると似てくるんだよなと思ったり。明日の読書会用に時間ギリギリで読もうかどうしようか迷ったけれど、読んで良かった。
燃えつきた棒
2024/06/01 14:05

《人の話し方や趣味は、周りからの影響でそうなっているのだ》、ピエール・ブルデューの「ハビトゥス」(人々の日常経験において蓄積されていくが、個人にそれと自覚されない知覚・思考・行為を生み出す性向。)を想起させます。

Johnnycake
2024/06/01 17:37

燃えつきた棒さん、ご紹介ありがとうございます。

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

Johnnycake

ソープディッシュを新しくしたら気分上がった。

ソープディッシュを新しくしたら気分上がった。
きゃる
2024/05/20 14:23

美味しそうなゼリーに見えた

Johnnycake
2024/05/20 14:33

きゃるさん、確かにゼリーっぽい半透明…。

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
6

Johnnycake
Navarre国の軍隊はドラゴンに選ばれたライダー達で構成されているが、その養成機関は弱肉強食で結構死人も出る。Violetは将軍である母親に強制的に入れられ、周りから到底生き残れないと思われていたが…。アクション満載のYAファンタジー、結構過激なセックスシーンもある。ハンガーゲーム、ダイバージェントにアウトランダーの恋愛要素を足したような一見ありふれた話ではあるが、テンポが良くて読ませる。ロミオとジュリエットのような仇敵との恋も現代風に女性のほうが押しているし。このまま二巻へGo。
Johnnycake
2024/05/28 20:26

娘たちが読んで面白かったと言うので興味を持ったが、邦訳が出るということでネットでいくつか宣伝文句を読むうちに今回読んでみようと思った次第。娘たちと本について色々話ができるのは楽しい。

が「ナイス!」と言っています。
Johnnycake
摩訶不思議な物語。作者は英国生まれでメキシコに移住したシュールレアリスム画家・作家。題名となっている「耳ラッパ」は冒頭こそ活躍するが後半はほぼ出てこない(その意図は何だろう?)。息子夫婦に老人ホームに強制収容された92歳のMarianが老人ホーム仲間と「冒険」するが、それが事実なのか、Marianの脳内出来事なのか、判断できかねる。途中に挟まるRosalinda Alvarez della Cuevaの伝記も珍妙で、その後物語はさらにぶっ飛ぶ。訳わからない、でも笑える。声に出して笑った。婆ちゃん凄い。
浦島の亀@南メキシコ
2024/05/25 11:55

レオノーラ・キャリントン、名前だけは知ってましたが、面白そうですね。調べたら日本語訳も出てるみたい。読みたいなあ。

Johnnycake
2024/05/25 12:00

浦島の亀さん、私はとっても楽しみました♪ 機会があれば是非。舞台も一応メキシコ🇲🇽です。

が「ナイス!」と言っています。
Johnnycake
18世紀のフランドル地方を舞台に商家に養子となったヤンの一代記。ヤンが中心だが、商家の娘で恐ろしく頭の良いヤネケの視点も入る。女なので男の名義で論文を発表せざるを得ないヤネケだが、好きな事を好きなだけやらせてもらえる修道院が居心地良い。対してヤネケを愛するヤンは商家の男として社会の規範に乗っ取って生きる。他にも色とりどりの登場人物がいて壮大なタペストリーを見ている感じだった。聞いたこともなかったペギン会のこと、亜麻の生成・流通のこと、どれを取っても丁寧にしかし心躍る口調で語られる。解説がまた良かった。
Johnnycake
2024/05/25 08:06

「終わらない読書会」の課題図書。前回の「コンビニ人間」も面白かったが、こちらも秀逸。巻末の「覚書」には歴史的背景のことや参考文献も載っていて親切。

が「ナイス!」と言っています。
Johnnycake
暗い。重い。救いがない。イギリスの田舎の学校でいずれ大学に行きたいと望むジュードだが、独学で古典やラテン語を勉強してもお金もコネもないので大学に行けない。勉学への夢を捨てきれず、しかも二人の女性に振り回されるジュード。一見対極にいるアラベラとスーはどちらも違う意味で奔放でありながら19世紀の女性の生きにくさを体現している。二人ともに寛容で実直なジュードが一番割に合ってない。ハーディはThe Woodlandersを読んだだけだが、確かにあれにもそんな要素があった。でも、この作品の暗さは数倍。
燃えつきた棒
2024/06/01 13:59

マイケル・ウィンターボトム監督の『日蔭のふたり』(Jude)を観て、その救いようのない暗さに一遍で惹きつけられてしまいました。それ以来ハーディを少しずつ集めていますが、いずれも積読のままです。そろそろ読んでみたいと思います。

Johnnycake
2024/06/01 17:39

燃えつきた棒さん、もう少し若い頃はこういう暗い話が好きだったのですが、最近はもっと明るい話が良いかなと思うようになりました。ハーディは当時随分革新的だったのではないかと思います。

が「ナイス!」と言っています。
Johnnycake
一気に読んだ。面白かった。社会に適応できない主人公だが、マニュアル通りにやれば重宝がられるコンビニでは上手くやっていける。彼女にとってコンビニが生きている生物であるかのような描写も面白い。商品の入れ替えが細胞の入れ替えと比喩されていたり。人の話し方や趣味は、周りからの影響でそうなっているのだという辺り、大きく頷いてしまう。だから夫婦は長く夫婦でいると似てくるんだよなと思ったり。明日の読書会用に時間ギリギリで読もうかどうしようか迷ったけれど、読んで良かった。
燃えつきた棒
2024/06/01 14:05

《人の話し方や趣味は、周りからの影響でそうなっているのだ》、ピエール・ブルデューの「ハビトゥス」(人々の日常経験において蓄積されていくが、個人にそれと自覚されない知覚・思考・行為を生み出す性向。)を想起させます。

Johnnycake
2024/06/01 17:37

燃えつきた棒さん、ご紹介ありがとうございます。

が「ナイス!」と言っています。
Johnnycake
1979年に出版された作品で、ロサンゼルスに住む黒人女性が南北戦争前のアメリカ南部にタイムスリップして奴隷制度を体験するという話。前半は啓蒙的な話なのかと思って読んでいたが、だんだん奴隷制度の中でもがく個々の黒人たちがクローズアップされて惹きこまれた。プロローグがかなりショッキングで、どうしてそうなったかも知りたくて読み進めた。アメリカの黒人差別問題は現代でも大きな問題だが、70年代末のそれと南北戦争前の奴隷制度と比較できるのも興味深い。数年前にテレビシリーズ化されたそうなので、機会があれば観てみたい。
Hahtan
2024/05/08 18:45

これ読みましたー!数少ない私の洋書読了本の中で共読があって嬉しいです💕

Johnnycake
2024/05/08 21:24

Hahtan さん、コメントありがとうございます♪洋書の共読嬉しいです。中々ないのですよねー。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/01/01(3101日経過)
記録初日
2016/01/09(3093日経過)
読んだ本
371冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
137333ページ(1日平均44ページ)
感想・レビュー
366件(投稿率98.7%)
本棚
13棚
性別
職業
IT関係
現住所
海外
外部サイト
自己紹介

1987年2月からオーストラリアで暮らしています。メルボルンに4年住んだ後に首都キャンベラに引っ越して今に至ります。イギリス出身の連れ合いと二人暮らし。3人の娘たちは皆成人し、巣立っていきました。

無人島に持っていく本をひとつ選ぶとしたら、The Lord of the Ringsですが、Kindle持っていって充電できるなら、ありったけの本をダウンロードして持っていきます。

ハンドルネームのJohnnycakeは四半世紀前にネットを始めた頃使い始めてずっとそのままですが、イギリス民話のJohnny-cakeというお話に出てくるオーヴンから逃げ出したパンから取りました。現実世界からしばし逃げ出し、ネットを走り回るという気持ちで使っています。

リンク先に英語のお話が全文載ってます。
https://sacred-texts.com/neu/eng/eft/eft29.htm

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