読書メーター KADOKAWA Group

2024年9月の読書メーターまとめ

rosetta
読んだ本
28
読んだページ
8554ページ
感想・レビュー
28
ナイス
1218ナイス

2024年9月に読んだ本
28

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

rosetta
★★★★☆一話ごとに視点人物が変わるがそれぞれ土門と関わる四つの事件の短編集。あれ、岩井さんの本で鑑定人の話し前にもあったぞ?と思ったら土門誠が科捜研に勤めていた時のいわばエピソードゼロだった。尊敬する副所長の加賀、科警研の技官尾藤宏香との関係など、前作との繋がりを読み返したくなった。博覧強記、知識の塊、こんな知性に憧れるなぁ。やっぱり岩井さん、何を読んでも満足満足。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
28

rosetta
★★★★☆2013年に表題作で第4回創元SF短編賞を受賞した作者の小説単著デビュー作。ガチガチのハードSFなんだけど、最初の3編は高校生が主人公のせいもあってか変に難しい言葉を濫発することもなく読みやすく、中高レベルの理科の知識でも理解しやすい。理系の部活動で地球に衝突する小惑星の軌道修正を図ったり、パンデミック下で顔を合わせられない機会に流星の観測をしたり、火山の冬に人類を救うためセルロースから糖を抽出したり。残り二篇の宇宙物でもAIが活躍。爽やかさと切なさと知的興奮と、ぜひもっとたくさん書いて欲しい
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★✮☆シリーズ二作目。やっさんもカヨも終わってしまって続いているのはこれだけか。今回もまさよのお節介が炸裂する。母国の葬式に出かけたまま帰国予定日になってもベトナム人の母親が帰ってこない小学生の少女。解散寸前のかつての人気バンド(リーダーが地元の帯広で店を出しているが問題山積み)のツアーでケータリング鮨を握る。甲府で高級劇場型寿司屋を始めた名店の2代目の店の2階で間借り。1軒の寿司屋で二つの店が同居。迷走する若手の気持ちも分からないでもないが、まさよのようにのほほんと笑って生きていこうよ
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★★☆創元ホラー長編賞のデビュー作。近所の戸山公園の地下にこんな施設があったのか?!笑。晴子と越野のオカルトに対峙する姿勢(まず物理的に分析して再現性を試みる)が自分に近くて説得力ある。大学サークルの怪談会に出かけたカレンの身の回りで不気味な現象が現れる。何とか問題に対処しようとしたリアリストのカレンだったが手に負えず、超常現象を研究するYouTuberの二人に依頼。晴子のコネクションで大学の研究者や探偵やESP能力者の力も借りて、調査の進め方はミステリーの王道のよう。次回作も楽しみな作家さんです
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★☆☆☆タイトルに探偵とあったから中身を知らずに図書館で予約。初読みの作家さんだけどもう読まないな。2007年デビューと言うから結構なベテランなのに文章は稚拙(p27「町子のマンションは…新しめのマンションだった」)だし、設定はゆるゆるだし(主人公と大学の同期の20代後半の埼玉県警の刑事が5年前の事件である画家と知り合いになったとあるけど、20代前半で県警の刑事になるなんてありえない)だし、ストーリも大して面白い訳でもないしどこにも優れたところがない、どうやってこの出版不況を生き延びてきたのだろう?
rosetta
2024/09/26 14:40

高校の同期なら警官になってから6年の24歳で刑事になるのも余程優秀ならギリ許容範囲かもだけど、大学の同期だから警官になったのはどんなに若くても22歳。そこから2年で刑事になるなんて無理、まだ交番勤務かもという時期のはず。そういったありえないユルユル設定が許されるのはギャグ漫画の世界だけ

るい
2024/09/27 08:34

🤣ズバリ忖度無し。大いに参考になります。 ☆*: .。. オヘンジフヨウデ~スアリガトウ .。.:*☆

が「ナイス!」と言っています。
rosetta
出先でたまたま手元に紙の本がなくなったのでbookwalker無料読み。無人島でのサバイバルに実際に役に立つのかな?笑
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
出先でたまたま手元に紙の本がなくなったのでbookwalkerで無料読み。まあ、坂本くん万能だわ笑
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★★☆やっぱりこの作家さんは最後にひっくり返すのが上手い。読み応えのある八つの短編集。ろくでもない毒親に支配される話が二篇。こんな親が作り事でなく本当にいたりするんだから、死んでもらう以外に実際にはどんな解決があるの?それから叙述トリックになるのかな、名前が仕掛けになった話。そうなんだよね、どんな漢字にどんな読み方をしてもいいのだ。ヤングケアラーの話や認知症の話など、現代の問題を鋭く突っ込んでるなぁ。引きこもりの本人も辛いのかも知れないけど家族はもっと辛いよね。せめて自責と感謝はあって然るべき
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
ネタバレ★★★★☆メフィスト賞作家の第2弾。ある場所に集められた老若男女様々な333人の石井が最後の一人になるまで次々に殺される。よくあるデスゲーム物と見せかけて、その真相は思わず膝を打つものだった!ドッジボール、しりとりと緊迫感のあるゲームが続き、最後のゲームまで残った6人の石井達が実はそれぞれ生きていた時代が違うことが判明する。タイムスリップ要素?と思いきや!なるほど、だから突然一晩で大勢の石井が集められることが可能で、有一は色々な役になり切れる憑依型の役者だったわけだ。こりゃデビュー作も読まなきゃだわ
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★☆☆タイトルと表紙のイメージそのまんま、軽〜い読み物。自分のチェック漏れだけど、松本清張賞受賞した人。ゴシップ暴露番組の生放送中に出演者の一人の死体が見つかる。統括プロデューサーのドジっ子が何とか番組を成立させようと、有能なADの助けを借りてドタバタ。芸能とかゴシップとか全く興味が無いしテレビも見ないしどうでもいい。今どきテレビなんかを見るのは主婦と年寄りくらいってのは本当にそう思う。リテラシー低くて馬鹿な話を簡単に信じちゃいそう。むしろここまで無茶苦茶になった番組の後始末の方が興味がある
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★★☆おー、面白い!まず表紙もいい。百合は女性議員、錦と黒の鯉は国会議事堂の中庭の池の鯉を表しているんだろうけど、そこに蝿取草や靫蔓の食虫植物が配されているところに他人を陥れる政治の世界への強烈な皮肉が効いている。政治家一族の国会議員お嬢が毒を飲んで死ぬ。自殺か他殺か。直前にやり合った野党の憤慨オバサンに避難が集まるが…政治家、特に国会議員なんてよっぽど面の皮が厚くなきゃ務まらない。相変わらずジジイがのさばる政治の世界で性的マイノリティが生き延びていく事は途方もない苦労の連続。老害はさっさといなくなれ
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★★☆地元の図書館ではタイトルと表紙からかこの本を児童書に分類してやがる、無能笑。季節限定シリーズもとうとう完結?寂しいなぁ。高三の推し詰まった12月雪で狭い堤防道路で小鳩君は轢き逃げされ長期入院を余儀なくされ勿論受験もパー。入院生活に紛れて三年前に同じ道でやはり轢き逃げされた同級生の回想が挟まり、それは小鳩君と小佐内さんの出会いでもあった…相変わらず切なさとユーモアのバランスが絶妙。米澤愛に溢れた解説も良くて、最近こんなに優れた解説は久しぶりに読んだ。最後の台詞の次善の意味も説明なきゃ分からなかった
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★✮☆指摘するのも嫌になるほどの誤植の山…話はなかなか面白いのに編集者の能力不足で味噌をつけられた気分。女三人の探偵事務所に娘を殺された母親から犯人を見つけて欲しいと依頼。同じ状況が連続殺人に繋がる。初音が初めて乃井に依頼した本当の母親捜しの結末は?そして初音が子供の頃に命を救われた優しいオバサンのその後の行方は?ご都合ではあるが三つの謎が最後に見事に纏まる。メンバーのゆかりの感想が差し挟まれるのがウザくはあるが、基本的にサクサク話が進みデビュー作としてはなかなかのページターナー。今後にも期待が持てる
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★✮☆連想したのは銀河鉄道999の装甲車両。戦争は嫌いでも男はこうしたギミックに惹かれてしまう?大戦末期、ノモンハンで部下を全滅させた生き残りの列車隊長の朝倉は巨大砲列車の輸送を命じられる。乗り込んできた赤十字看護婦のほのかの博愛精神に次第に影響されていく。ノモンハンの経験から部下を慈しみ命を惜しむ朝倉の正義感も、醜い上級将校との比較もあってとても気持ちいい。満鉄整備士の宮部老人、仏の井先任、拾われた赤ん坊ら脇役もいい。愚かな戦争という行為を許してはいけないという思いがひしひしと伝わってくる
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★✮☆もっと軽い読み物かと思っていたらラストはかなりエグかった!欧米を股にかけた大物詐欺師の藍は身を隠しに日本に帰ってきたが、両親の復讐に燃えるみちると知り合い彼女の手助けをすることに。大会社の横領の罪を被せられ殺された両親の恨みは創業家の生き残り喜和子に向かう。そこに生きたまま切られた両足の放置事件がそこにどう絡むのか?詐欺のため湯水のように金を使う藍と、1円の出費さえ嫌うみちるとの経済観念の差が時には滑稽みを醸し出す。最後はどうにも取ってつけた感が残るのが残念
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
ネタバレ★★★★☆あの、人をイライラさせる天才スズキタゴサクが再び!今回もノンストップの面白さで突っ走る。百人近い被害者を出した爆弾事件から1年、タゴサク裁判の法廷が占拠された。堂々と犯行を説くのは事件でクソな父親を殺された無敵の若者。犯人は何を狙っている?交渉役の刑事の助手類家の超絶的な知能で犯人との裏の裏まで読み合うような攻防。法廷に居合わせた警官やそれぞれの持ち塲で必死に力を振るう刑事たち。結局タゴサクは警察から逃れまた事件を起こすのか。実際にこんな奴がいたら御免蒙るが小説内のアンチヒーローとしては抜群
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★☆☆真藤順丈だしJOJOだし、と期待したのだが期待通りでは全くなかった。やっぱりJOJOと言えば脳天気なスタンド能力&丁々発止の頭脳戦を期待してしまうんだけど、世界で初めてのスタンド(ここではまだそのネーミングが確立していなくて「悪霊」とか「脅威の力」とか呼ばれていて)と波紋の競争?舞台は中南米で、例の矢を乱用するカルテルのボスとリサリサ率いるスピードワゴン財団との戦い。観念的で説明過多。まあ舞台設定からしてラテンアメリカ文学のオマージュとも読めなくもないが(スタンド名に「夜のみだらな鳥」とか)…
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★☆☆文藝春秋が出すのだからただのラノベではあるまい!と期待していたのだがただのラノベだった。ネットゲームで居なくなった友達を探すというのだが別に仕掛けもないし、ネットゲームだと思えばロウファンタジーですらないし…
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★☆☆タイトルはドイツ語で新たな故郷、あるいは母国の意味。色んな媒体に発表した細切れに書下ろしである高齢のドキュメンタリストとシリアのビデオジャーナリストとの友情を絡めて。難民問題をとりあげ、フィクションとして読者の身に沿う物語に仕立て上げる。独裁者に専横される国と自由に無政府主義が蔓延る国と、どちらが国民にとって住みやすく幸せを得られるか?国民が自分の住みたい国を選べるなら圧政を敷く国からは国民がいなくなるだろう。それらを阻止するために出国者を殺すなんて国家のそもそもの存在意義がない
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★✮☆装丁や目次などから、萩原朔太郎の世界をイメージしたのだが、まんまと編集者の思うつぼにハマった?塔のある街で名探偵として知られるオッドアイの除夜は、古本屋の六月に勧められた本の通り暴漢に追われ現れたミサキを手元に匿う。人が死んだ後にしか活動できない探偵という存在に悩み、人が死ぬのを幾度も阻止する。1話完結形式だが、この街では身体の何処かにアルファベットを刻印された死体が続き、連続殺人が疑われていた…ミステリー要素は軽くまぶす程度で文体といいとても優雅な気分で読める本。人の物語には終わりはない…
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★☆☆明治維新で活躍した甲賀忍者の末裔たち。服部半蔵など伊賀者は武士として取り立てられたのに農民として遇された甲賀者たち。徳川に組みせんとしたのに受け入れられず、武士の身分に憧れて新政府軍に加わる。忍者としての能力を試されることも無く即席の修行で戦に出ることに。まあなんつーか、表紙から想像つくとおりキャラ達が可愛くラノベかと思ったら、結構シビアにグロいシーンもあったり。忍者の第一義は生きて帰ること。忠に死ぬ武士とは対極の存在だ。修行を経て戦を経て、得たものは身の丈にあった幸せ?
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★☆☆面白くなりそうな題材てんこ盛りなのに、新聞連載だったせいかリズム、テンポが悪くて物語に乗れなかった。違法スレスレなM&Aを繰り返し大きくなったIT企業。部下に裏切られそうになった創業者は自ら身を隠すつもりだったがフィリピン出張の際に命を狙われ、いつの間にかフィリピン人として刑務所に。その恋人であるカテーテル技術の第一人者である女医。その幼なじみである北海道の馬産地の牧場主。夫々の息子と娘が付き合っていて。結局復讐の話なんだけどどうにもとっ散らかった印象で、ラストの纏め方も唐突
rosetta
2024/09/11 04:08

主人公のIT長者の刑務所生活が大きな部分を占めるが、波乱万丈のはずなのにそこに緊張感が感じられなくて退屈すら覚える。こいつのことを地の文で日本名で「山崎」と書いたりフィリピン名で「ホルヘ」と書いたり、甚だしくは「男」と書いたり、紛らわしくて叙述トリックかと思ったら全くそんな仕掛けもなくて、単に読み辛いだけだった

が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★✮☆「銀の鰊亭」シリーズの磯貝探偵事務所が有名女優から姉の失踪の調査を請け負う。気のいいおばさんキャラである北海道知事の特別秘書だった彼女は住んでいた部屋の荷物を整理屋に頼むわ、転居先の住所はデタラメだわ。調べるうちに姉妹の母親も30年前にやはり失踪していたことが判明。希少なトランクを母親と知事が偶然所有していたせいで薬物密輸事件巻き込まれたらしいと分かってくるが…何となくのんびりとした印象で捜査が進むが… 小路さんならハッピーエンドかと期待したのだが、全てが丸くふんわりとは着地しなかった!
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★☆☆野亜高校図書室シリーズの二作目らしい。宮沢賢治に特化した同好会イーハトー部。登校拒否になった先輩を心配する主人公がイライラするくらいはっきりしない。2ランクも上の高校を志望していたのならもうちょい成績が良くてもいいはずでは?そんでもってその程度の高校がこんなに受験に振り回されるかな?南関東の高校が修学旅行で毎年岩手に行くってのもわざとらし過ぎる。体調不良のせいもあったのかあんまり刺さらなかった
るい
2024/09/08 06:15

おはようございます🌞帯を読んでみると感動的ですよね。青春小説はめったに読まないですが、銀河鉄道の夜に惹かれる方々は多いでしょうね。私も、「ほんとうの幸い」という言葉を思い出しました。

rosetta
2024/09/08 22:45

るいさん コメントありがとうございます。主人公に全く魅力がないので、せっかくの感動作に共感できませんでした😭先輩も繊細すぎてもし自分がこの人と付き合うとしたらご勘弁って感じです。間違いに気付いて登校拒否になるのは勝手ですが、周りに心配させて迷惑をかけていることが間違いの積み重ねであることを自覚して貰いたかったです。

が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★★✮いい!大好き!九州の某県。「どんなに偉くなってもヤクザはクズだ!」ヤクザの父親を恐れて暮らす少年たち。打ち捨てられた河原のガソリン小屋が三人の少年少女の隠れ家だった…この地のヤクザを根絶やしにすることを違った彼らは大人になり、一人は大物ヤクザの隠し殺し屋として対立するヤクザを殺しまくり、一人は検察官として戻ってきた。まるでゴッドファーザーのような壮絶な殺しの場面が何度も出てくるが冒頭の指詰めシーンが一番グロテスク。少年の日の悲壮な誓いを守り続けここまで身を滅ぼさなければ行けなかったのか
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
ネタバレ★★★☆☆【ネタバレ】父親の冤罪を雪ぐため息子が仕掛けた26年目の迂遠な罠。
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★★★☆一話ごとに視点人物が変わるがそれぞれ土門と関わる四つの事件の短編集。あれ、岩井さんの本で鑑定人の話し前にもあったぞ?と思ったら土門誠が科捜研に勤めていた時のいわばエピソードゼロだった。尊敬する副所長の加賀、科警研の技官尾藤宏香との関係など、前作との繋がりを読み返したくなった。博覧強記、知識の塊、こんな知性に憧れるなぁ。やっぱり岩井さん、何を読んでも満足満足。
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
以前に出た新書をリライトしたものでとても読みやすい。妖怪や怨霊が実在するかどうかは問題では無い。実在すると信じる者たちが歴史を動かした事実に変わりはない。長屋王、崇徳院、菅原道真、平将門…なんで怨霊になるのは身分の高い人ばかりなのだろうかね笑?たかが政争に負けたくらいで。庶民はもっと悲惨な生活を送り苦しんで死んでいっただろうに。これこそ怨霊がフィクションである証拠に思えて仕方がないんだけど。ただまあフィクションとしては面白く出来ている。ヤマタノオロチが安徳天皇に生まれ変わって宝剣を取り戻したとか。
が「ナイス!」と言っています。
rosetta
★★☆☆☆高次元からのエネルギーを無尽蔵に取り出せるようになってあらゆる環境問題が解決された未来。人類の半分程は希望して体内にtimerという装置を埋め込むことで89歳まで肉体的にも知能的にも健康寿命を保証される。そのおかげで老人医療費、介護にかかる費用が激減し、その分豊かに暮らせるようになる。但しtimerを装着したものは90歳を迎えることなく必ず死ぬ。設定は面白そうなのに繰り広げられる思索が不可知論や五分前仮説の焼き直しでしかなく徹底的に陳腐。世に出すべきではなかった失敗作
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/04/08(3154日経過)
記録初日
2016/04/08(3154日経過)
読んだ本
3023冊(1日平均0.96冊)
読んだページ
945957ページ(1日平均299ページ)
感想・レビュー
2908件(投稿率96.2%)
本棚
19棚
性別
血液型
A型
職業
サービス業
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

神楽坂でバーテンダーやってます。国内ミステリーの新刊を年間最低200冊は読むことを目標にしております。基本的にジュンブンとか現代詩は理解できません(笑) 読メは内容を忘れないよう備忘録代わり。手元に新刊がないときに旧作やノンフィクションなどを読んだりします。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう