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2024年1月の読書メーターまとめ

鉄之助
読んだ本
9
読んだページ
2825ページ
感想・レビュー
9
ナイス
1735ナイス

2024年1月に読んだ本
9

2024年1月のお気に入り登録
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2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

鉄之助
世界最速で「超高齢社会」に突入してしまった日本。「おばあちゃん大国」、「老老介護」、「認認介護」(認知症の高齢者が認知症の高齢者を介護)など暗い話ばかりが延々と続く。これが、近未来の日本の真実、「未来の年表」なのだ。実態が具体的統計などで裏打ちされている。肝心な処方箋で、おもしろかったのは、「低家賃の高齢者住宅」を国などが整備する。新天地で青春を取り戻す。「知の巨人村構想」など。いづれにしても、国や地方自治体を当てにせず、いかに元気で生き抜くかが、勝負だろう。
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2024年1月にナイスが最も多かったつぶやき

鉄之助

2023年12月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:2883ページ ナイス数:1621ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/753469/summary/monthly/2023/12

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2024年1月の感想・レビュー一覧
9

鉄之助
神のような心臓外科医が語った心臓のすごさに、圧倒される。握り拳ていどの大きさしかないのに、1日に7.5トンもの血液を送り出し、体を一周させる時間は、たったの20秒! 「平成の泣かせ屋」浅田次郎の凄みは、こんなデータをきめ細かく拾ったうえで、気の利いたリアルな会話が随所にちりばめられているところだ。
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鉄之助
今上天皇が徳仁親王だった約30年前、英国オックスフォード大学留学の際の思い出と、水上交通の研究をまとめた復刻版。だが、ちっとも古臭くは感じなかった。真面目なお人柄と、貴重な青春時代の人間交流が素直に語られ好感が持てた。私も大学の卒業旅行でイギリス・スコットランドを旅したことがあり、伝統の街並みに感動した昔を思い出させてくれた。今も、国内の治水施設や交通関係の視察の際、熱心に質問されている天皇を見ていて、”昔取った杵柄”という言葉をふと思い出してしまった。
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鉄之助
日本のインターネット産業の基礎を作った井上雅博を、全く知らなかった!ヤフー・ジャパンの創設者にして、社長引退後はクラシックカーやワインに情熱を燃やした趣味人に。アメリカで創業したヤフーが、当時の勢いがない現状でヤフー・ジャパンが本家を凌ぐ№1企業となったのはなぜか?そして井上さんの突然のクラシックカーレースにおける事故死…。ドラマ以上にドラマチックな一生に圧倒された。森功さんの、足を使った地道な取材力にも脱帽。
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鉄之助
車谷ワールド初体験! 大満足だった。長吉を「ちょうきつ」と読む名前からして、独特の世界。働き奴(はたらきど)、迦陵頻伽(かりょうびんが)、蛇(くちなわ)、併し(しかし)、大物(だいもつ)、これまであまり目にしたことのない文字の読み方に、浸りながら読んだ。匂いと湿度感が癖になりそう。
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鉄之助
タイトルがいい。「真実は真夜中に出てくる」は名言だ! ジャーナリストでなく「ジャーナル」に込めた筆者の思いが、伝わる。著者自身、産経新聞の本社・支局やスポーツ新聞記者の経験があるだけに、終盤の35ページはスクープ合戦の編集局内の雰囲気が超リアル。息をもつかせず一気に読んでしまった。この本を原作として、テレビ東京がこの春編成の目玉ドラマを制作するのはよくわかる。今から、ドラマが見たくなった。
むぎじる
2018/02/17 18:19

ドラマ化されるなんて知らなかったです?ハードボイルドなかっこいいものに仕上がるといいですね‼️

アジャ
2020/12/13 16:14

鉄之助さん、連続のナイスありがとうございます。現在、本城さんの「傍流の記者」を読んでいるところです。

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鉄之助
「吉原」を造った庄司甚右衛門と妻の物語。幕府と甚右衛門の駆け引きが、壮大なドラマになっていた。「綱紀粛正」を盾に、幕府から「夜見世」(よるみせ=夜間営業)を禁じられたため売り上げが8割減の苦境に立たせられる。まるで、現在の日本を見るような感じ! その時、甚右衛門らは旨い料理で昼の宴会を充実させたり、上方から細工切りができる職人を呼んできたり…生き残りの智恵を絞る。花魁道中も吉原のテーマパーク化の一策だ。「風呂屋」と「湯屋」の違いが描かれたりと、当時の風俗もふんだんに入って、読み応え十二分だった。
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鉄之助
世界最速で「超高齢社会」に突入してしまった日本。「おばあちゃん大国」、「老老介護」、「認認介護」(認知症の高齢者が認知症の高齢者を介護)など暗い話ばかりが延々と続く。これが、近未来の日本の真実、「未来の年表」なのだ。実態が具体的統計などで裏打ちされている。肝心な処方箋で、おもしろかったのは、「低家賃の高齢者住宅」を国などが整備する。新天地で青春を取り戻す。「知の巨人村構想」など。いづれにしても、国や地方自治体を当てにせず、いかに元気で生き抜くかが、勝負だろう。
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鉄之助
ガケ下でつくられる「流星新聞」。その編集室を訪れる人は、皆 物静か。静かな静かな、それでいて濃密な時間が流れていた1冊だった。印象深い単語が、味わい深い。ひともしどき=灯をともすころ(詩集の出版をしている書肆の名前)、鯨眠町=鯨が眠るまち、「どこからトモナク」やってきた編集長……。著者自ら描いたイラストをもとにした表紙も良い。登場人物のイメージが膨らんだ。
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鉄之助
足利尊氏と弟・直義の少年期から亡くなるまでの壮大なドラマだった。まるで二人のやり取りを見てきたように描写する垣根涼介。超長編作も、飽きずに一気読み。さすが直木賞受賞作。「中身のない虚無だからこそ~、頭の中が頭陀袋同然だからこそ、かえって人に受け入れられる」尊氏のとらえどころのない魅力が、ストンと腑に落ちた。
とみかず
2024/01/08 20:15

鉄之助さん。ナイスありがとうございます。暑さに負けず読み切れる面白さ。さすが直木賞ですね。

re;
2024/01/09 21:43

垣根涼介さん、こういうのも書くんですねぇ!!読んでみようかしらん。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/03/18(2839日経過)
記録初日
2015/03/18(3570日経過)
読んだ本
857冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
247122ページ(1日平均69ページ)
感想・レビュー
673件(投稿率78.5%)
本棚
8棚
性別
血液型
O型
職業
専門職
現住所
青森県
自己紹介

 野山獄での1年2か月に618冊読み倒した吉田松陰、無実の罪で勾留された大阪拘置所での5か月半に164冊読んだ元・厚労省の村木厚子さんには、遠~く遠~く及びもつかないが、「本の虫」です。次に読む本が、手元にないと落ち着きません。
 宮沢賢治『注文の多い料理店』の「序」、に命救われた経験を持つ歴史小説マニア。特に、幕末から明治維新が大好物!!

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