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踊る猫
さんの感想・レビュー

踊る猫
新着
町山智浩氏にとってはあるいはあまり嬉しくない評言/表現かもしれないのだが、彼のジャーナリストとしての(悪く言えば、映画評論家としてではない)資質/美質が良く現れた一冊。ホットな問題意識を表現しており今でも読むに耐え得る強度を孕んでいる。この本を読めばかなりアメリカが分かると言っても過言ではないだろう。本書を片手に、未だ観ていない『ゼロ・ダーク・サーティ』のような映画を観たくさせられてしまった。クリント・イーストウッドについて分析しているところが白眉だろう。個人的な勉強不足を痛感させられ、その情報量に唸った
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踊る猫
さんの最近の感想・レビュー

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ベンジャミン・クリッツァー
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思い出袋 (岩波新書) (岩波新書 新赤版 1234)

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期待と回想 (ちくま文庫)

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ノルゲ Norge

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これといってドラマティックな山場を持つわけでもなく、なにか崇高なテーマを問い直…続きを読む

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読書データ

プロフィール

登録日
2015/07/15(3535日経過)
記録初日
2015/07/15(3535日経過)
読んだ本
1675冊(1日平均0.47冊)
読んだページ
553340ページ(1日平均156ページ)
感想・レビュー
1616件(投稿率96.5%)
本棚
5棚
外部サイト
URL/ブログ
https://backtolife.hatenablog.com/
自己紹介

踊ります!

#「あ~ん」を好きな文学作品で埋める

あ 『アウステルリッツ』W・G・ゼーバルト
い 『異邦人』アルベール・カミュ
う 『ウインドアイ』ブライアン・エヴンソン
え 『M/Tと森のフシギの物語』大江健三郎
お 『終わりと始まり』ヴィスワヴァ・シンボルスカ
か 『火山の下』マルカム・ラウリー
き 『奇偶』山口雅也
く 『苦海浄土』石牟礼道子
け 『化粧』中上健次
こ 『孤独の発明』ポール・オースター
さ 『さようなら、ギャングたち』高橋源一郎
し 『シンセミア』阿部和重
す 『好き好き大好き超愛してる。』舞城王太郎
せ 『Self-Reference ENGINE』円城塔
そ 『訴訟』カフカ
た 『第三次世界大戦秘史』J・G・バラード
ち 『血の熱』イレーヌ・ネミロフスキー
つ 『罪と罰』ドストエフスキー
て 『天国が降ってくる』島田雅彦
と 『道化師の恋』金井美恵子
な 『夏と冬の奏鳴曲』麻耶雄嵩
に 『246』沢木耕太郎
ぬ 『ぬかるんでから』佐藤哲也
ね 『眠れる美女』川端康成
の 『ノヴァーリスの引用』奥泉光
は 『箱男』安部公房
ひ 『日々の暮し方』別役実
ふ 『ブエノスアイレス午前零時』藤沢周
へ 『ペニス』津原泰水
ほ 『ホテル・アウシュヴィッツ』山口泉
ま 『マルテの手記』ライナー・マリア・リルケ
み 『三つの小さな王国』スティーヴン・ミルハウザー
む 『村上龍映画小説集』村上龍
め 『冥途・旅順入城式』内田百閒
も 『もうひとつの夏へ』飛火野耀
や 『夜間飛行』サン=テグジュペリ
ゆ 『夢十夜』夏目漱石
よ 『夜の子どもたち』芝田勝茂
ら 『楽天記』古井由吉
り 『リトル、ビッグ』ジョン・クロウリー
る 『ルビコン・ビーチ』スティーヴ・エリクソン
れ 『恋愛のディスクール・断章』ロラン・バルト
ろ 『ロリータ』ウラジーミル・ナボコフ
わ 『若き日の哀しみ』ダニロ・キシュ

(2024年9月29日時点)

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