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近代日本美術の発展に尽くした岡倉天心。師フェノロサと共に彼の名は教科書にも載り広く知られているが、その思想についてはよく知らなかった。当時、日本は日清戦争の後、さらに大国ロシアと干戈を交えるという新生国家存亡の危機を迎えていた。本書は元文部官僚の天心が「アジアの文明と日本の文化」を欧米に伝えようと著した四部作『東洋の理想』『日本の目覚め』『東洋の目覚め』『茶の本』のひとつ。英語で書かれ米国で出版された後、日本に翻訳・紹介された。日本の立場を訴える目的で記され、刊行されるや米国の知識人の間で評判となった。
まーくん

現代の史観から見ると朝鮮半島への理解など疑問に思える点がないわけではないが、幕末からの日本の外交など非常にすっきりと書かれ、改めて目を開かれる思いもしました。本書は天心が文部官僚として設立に尽力した東京美術学校の校長座を追われ野に下ってから著された。後に米国ボストン美術館の中国・日本美術部長を務めた。

08/28 11:49
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読書データ

プロフィール

登録日
2016/08/29(3134日経過)
記録初日
2006/01/01(7027日経過)
読んだ本
1264冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
364876ページ(1日平均51ページ)
感想・レビュー
761件(投稿率60.2%)
本棚
17棚
性別
血液型
A型
現住所
千葉県
URL/ブログ
https://plus.google.com/116499574817220354366
自己紹介

先月(2016.8)このサイトを見つけました。
表紙写真が表示されるの気に入り、最近10年くらいに読んだ本を少しづつアップしてます。
似たような傾向の本を読んでる方のコメントなどおもしろく拝見してます。

読メ登録、一年たちました。気まぐれですが、ちょこっと感想も書き始めました。(2017.9)

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